グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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1-2 その魔物の名はミノタロウス

南智香・ガンドイル移動中・・・

 

ガンドイル「・・・・・。」タンッタンタタタタンッ

 

南「ま、待ってください転校生さん!」

 

ガンドイルは木の枝を伝わり南は地上でガンドイルを追いかける。

 

ガンドイル「・・・遅い。」スタッ

 

南の呼びかけに反応し、目の前に降り、南に話しかける。

 

南「て、転校生さん早すぎません?私、陸上部なのに追いつかないって・・・・。」

 

ガンドイル「別に普通だが。・・・休憩は終わりか?じゃあいくぞ。」タンッ

 

南「えっ・・・。ちょっと待ってください!転校生さん!」タタッ

 

ガンドイルが一足先に牛らしき魔物を発券し遅れて南が到着した。

 

ガンドイル「ターゲット確認。あれが・・・霧の魔物?思ったより小さいんだな。」

 

南「ハァ・・・ハァ・・・転校生さん早すぎ・・・」

 

ガンドイルは呆れ顔で

ガンドイル「これぐらいはついてもらわないと困るんだが・・・。

      まあいい。情報を頼む。」

 

南「えっ・・・?」

ガンドイル「・・・デバイスの使い方がよくわからんのだ。

      説明を受けてないしな・・・」

「えっ、あ!そ、そうですよね。えっと今回の討伐対象はあの魔物です。牛の魔物なんですけれども・・・。」

「ミノタロウス。」

「?」

「あの魔物の名前だ。パワーは大きいから接近は注意しないとならないな。遠距離ならどうにかなるかな。」

「えっと、私がやってみます。討伐は慣れていますから!」

「じゃあ、いきま・・・(ポトッ)えっ・・・?ひゃぁぁぁぁ!?ケムシ!?」

南の方にケムシが止まっており、その叫び声によりミノタロウスが気付いた。

そして叫んだ方向に突進してくる!

「・・・フン!」(ビュオッ!

彼の背負った大剣を一振りすると風が発生し刃に代わってミノタロウスに当たる!

「モ”ォォォォッ!!」

 

苦しんでいるが完全に霧に戻っていない。その時、南に向かって突進してくる!

その様子を見て南に指示を与える。

「南!スカートを押さえろ!」

「え?えっ!?」

風の力よ我に力を貸し対象者を風の盾で守りたまえ!

【ストームバリア!】

南の周りに細長い台風が4つ発生し、南の周りをぐるぐるとまわっている。風が強すぎるため、スカートを押さえてなければ下着が見えてしまうのが欠点だが。

 

ストームバリアを発動し、ミノタロウスは驚いた隙を見逃ず、一刀両断にて霧を散らせた。

 

「・・・ミッションコンプリート。」キャーキャー!

まだ南が慌てており、ケムシも落ちまいと踏ん張っている。

「・・・南。こっち見ろ。」ヒュォッ!

「えっ・・・きゃぁ!?」

ガンドイルはストームバリアを解除し、風の魔法を利用しケムシを吹き飛ばした。

 

「あ、ありがとうございます・・・。うう・・・クエストでは先輩なのに失敗しちゃった・・・。あ、あとなんであの魔法なんですか?」

「守るにはあれが一番だが・・・次回からはスパッツを着用しておいてくれ。ともかく帰るぞ。」

「えっ。待っ・・・キャッ!?て、転校生さん!?」

そういいつつ、南をお姫様抱っこで運びながら学園前まで戻るのであった。

「は、恥ずかしいです・・・」

「舌噛むぞ。学園から少し距離を取ったところで降ろす。」

「」

こうしてガンドイルのクエストは成功をおさめた。

 




魔法解説
【ストームバリア】
対象者の周りを風の障壁で守ることができる。しかし、風量が強いためスカートをはいていると簡単にスカートがめくれてしまうので要注意。
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