グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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第7侵攻  第1話『黒き獣』

ドンドンドン!

 

氷川「起きてください!転校生さん!」

 

風子「おや?転校生さんまだ寝てるんですか。しかたねーですね。」

 

氷川「あ、委員長・・・。」

 

風子「風紀委員の特権で部屋のカギを借りました。転校生さんおきてくだせー。」カチッ

 

氷川「あ、委員長待ってくださ」ガチャ

 

風子「・・・・!?誰です!?アンタさんは!?」

 

氷川「え?どうしたんですか?」

 

黒い獣がうなり声をあげ吠える。

 

???「チカヅクナ・・・・!」

 

そう言いつつ獣は窓から逃げ出した!

 

氷川「待ちなさい!」

 

風子「・・・なんですかあの黒い物体は・・・獣の形をしてましたが。」

 

氷川「あれ?手紙があります。」

 

『手紙』

 

「これを読んでいるということは黒い獣にあったようだな。安心しろ。俺はこいつの正体を知っている。だが今はそれどころではない。後で説明する。第7侵攻も近づいているのはわかっている。早朝から見回りに行ってるので定期的に連絡を入れる。」

 

その時、緊急連絡用のチャイムが鳴り、アナウンスが流れる。

 

『報道部から緊急連絡。全生徒は戦闘の準備をしてすぐに校門前へ集合してくれ。』

 

 

氷川・風子「行きましょう」

 

校門前

 

虎千代

「生徒諸君!生徒会長武田虎千代だ。みんなニュースで霧の魔物が大量発生したことが報道されているが、報道はあくまで避難命令だけだ。だが、ついさっき政府から霧の魔物が近付いていると連絡を受けた。よってここに第6侵攻を宣言する!

 

生徒たち「マジかよ・・・」「ついに来たんですね・・・」「大丈夫かなぁ・・・。」

 

虎千代

「静かに!現在、転校生と腹部が先に偵察している。報告によると「規模は50倍。タンコンテロガ多数あり。」とのことだ。この先厳しい戦いとなるが、生徒一人絶対に死なせはしない。危なくなったら私の名前を呼べ。すぐに駆け抜ける。以上だ!各部隊戦闘準備の上、持ち場へ着け!解散!」

 

――――――――――――精鋭部隊待機室―――――――――――――――――

 

守屋

「ちょっと!エレン!転校生を先に行かせるってどういうことよ!?前までは精鋭部隊が確認するんじゃなかったの!?」

 

エレン「なんだ守屋。心配なのか?」

 

守屋「なっ!?し、心配なんてしてないわよ!」

 

エレン「心配してないならいい。早速だが、新しい転校生を紹介する。」

 

円野

「円野真理佳です!よろしくお願いします!ボクが来たからには魔物をあっという間に全滅させます!」

 

守屋「大した自信だけど・・・クエスト初めてよね?」

 

エレン

「今回は先に偵察している転校生と腹部の補助を精鋭部隊でサポートする。タンコンテロガが多く発生してるからな。それまでは守屋。お前がリーダーとなって指揮してみろ。これまでの訓練のまとめとして確かめてやる。」

 

守屋「・・・わかったわ。」

 

メアリー「このヒョッコがリーダー?納得いかねぇな。なんでアタイじゃないんだ?」

 

エレン「転校生と合流後、チームをさらに分ける。その時にお前と私で指揮を執る。守屋。お前は転校生と一緒にいろ。今のところ相性がいいのはお前だけだ。」

 

月詠「円野はどうするの?」

 

エレン「必要であれば一緒につれていってもいい。どうする?」

 

月詠「・・・わかったわ。連れて行く。」

 

エレン「よし。ミーティングは終わりだ。各自準備の上、校門前で待機。全員揃ったら出発するぞ。」

 

メアリー「焔。オメーは朝梨の監視な。」ニヤニヤ

 

焔「・・・なんで俺が。」チッ

 

守屋「焔・・・気を付けてね。」

 

メアリー「ああん?問題あんのか?オメーが適任なんだよ。」

 

焔「・・・・わかったよ。」ナンデダ?

 

――――――――10分後―――――――――――

 

校門前

 

朝梨「お待たせしました。」

 

焔「」ゼーハーゼーハー

 

エレン「・・・遅いぞ。体制を整えすぐに出る。」

 

守屋「アタシの苦労わかった?」

 

焔「なんで近道で森に入るんだよ・・・くそっ。」

 

メアリー「さあ始めるぞお前ら。きちんとついてこい!」

 

精鋭部隊と円野はガンドイルのいる持ち場へ向かった・・・・

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