ガンドイルはエミリアを追いかけ、立ち止まったエミリアに声をかける。
ガンドイル「勝手な行動は慎め。今やるべきミッションはコウモリの霧の魔物だろう。」
エミリア「でも・・・!」ガン!
ガンドイル「ミッションが第一優先だ。」シュゥゥゥ
エミリア「いったぁい・・・何するんですか!」
ガンドイル
「 But he who is greatest among you will be your servant
(主人というのは最終的に周りを見回し、全ての役回りをこなさなければならない)」
ガンドイル
「加えて言うならば、クエストは依頼主がいて成り立つがそれをこなさなければ結果としてついてこない。」
エミリア「・・・!わ、わかりました、でも、どこに行ったんでしょう・・・。」
ガンドイル「・・・たまたま偶然だが、あの鎧の霧の魔物にマーキングできている。行くか?」
エミリア「・・・!はい!あ、でも・・・校則を破ってしまう・・・。」
ガンドイル「・・・俺がすべて責任を負う。行くぞ。」
エミリア「はい!」
ガンドイル「ここの街か。近いな。」
ハツネy
ガンドイル「ずいぶん早いな・・・。」
風子「どーも転校生さん。さっき連絡があって確認したんですが、本来の目的地とは離れてるよーですが?」
ガンドイル「ああ。霧の魔物を新しく発見した。鎧の姿をした人型の霧の魔物だ。」
風子
「・・・それはそれは。報告はきーてますが、何故人型の魔物を追っているんです?校則違反だってことわすれてねーですよね?」
ガンドイル
「すまん。洞窟のは俺が見逃してしまった。しかし、罠をいくつか仕掛けてあるから引っかかったら連絡する。
だが、一番被害が出そうな人型の魔物を討伐しなければならないと思い、判断を仰ぐ前に動いてしまった。」
風子「・・・はー。かえったらせっきょーですよ。それだけはご覚悟を。」
ガンドイル「すまない。」ピッ
エミリア「えっと・・・」
ガンドイル「とりあえず怒られるのは確定だ。まあ、鎧の霧の魔物を討伐してから撤退だな。」
エミリア「すみません。わたしのせいで・・・。」
ガンドイル
「It is more important to keep in mind the lessons of failure.
(失敗の教訓を心に留め置くことの方が大事だ。) 」
エミリア「・・・はい!」
ガンドイル「さあ・・・行くぞ。」
ガンドイルは街に向かって走り出す。
エミリア「ところで転校生君って・・・英語うまいんですね。」
ガンドイル「うまく伝わってるか怪しいがな。」
エミリア「大丈夫ですよ。っと・・・魔物ですね。」
ガンドイル「ああ。」
ガンドイルとエミリアは目をつぶり黙祷をし、戦いの祈りを始める。
エミリアがいた国イギリスでは魔物は人間が変化したものと考えられ、戦う前に必ず、追悼するという決まりがある。
エミリア「イギリス行ったことあるんですか?」
ガンドイル「クエストの時にな。その時の案内人から教わった。」
エミリア・ガンドイル
「すでに魔物になった人間が、討伐後、せめて安らかに眠れるように。」
エミリア「そこまで知っているんですね。ありがとうございます。」
ガンドイル「ああ。まだ魔物は気づいていないな。やるぞ。」
ガンドイルは弾を込め鎧の魔物を狙い撃つ。しかし、鎧は堅いせいかはじかれる。
エミリア
「固い・・・ですね。」
ガンドイル
「魔銃弾でも通さないのか。なら・・・」
ガンドイルは風を起こし、霧の魔物に近づき鎧を抑え撃ちこむ
ガンドイル「いくら頑丈でも0距離ならどうにもならんだろう。」ズドォン!
ガンドイルの表情が一瞬変わったところをエミリアは見逃さなかった。
ガンドイル「ふむ・・・まだいるな。人型は珍しいがこいつは弱すぎるな。」
エミリア「発見が浅いからなんでしょうか?」
ガンドイル「それもあるが・・・。知能がない。」
エミリア「えっ?」
ガンドイル「基本形は獣が多いんだよ。でも人型は人間と同じように知能を持ち、武器を持ったりする。」
エミリア「そうなると、連携とかもとることになるんですよね?」
ガンドイル「そうなるが、こいつはただ突入しただけ。それを考えるとまだ弱すぎると判断しかねん。」
エミリア「もし、この先・・・連携をとるとしたら、私たちは勝てるんでしょうか・・・。」
ガンドイル「それを考えるから弱気になる。それだったら俺たちが強くなればいいだけの話さ。」
そういいつつ街を探索する・・・・