街を探索しているとガンドイルがふと気づく。
ガンドイル「・・・・」クィクィ
エミリアの肩章を引っ張りエミリアを呼ぶ。
エミリア「・・・なに?」
ガンドイル「」チョイチョイ
霧の魔物に指を指し教える。
エミリア「あれね・・・転校生君魔力お願い。」
ガンドイルは手をかざし、エミリアに魔力を注ぐ。
エミリア「んっ・・・ちょっとくすぐったいけどこれなら・・・・!」
エミリアが駆け上がり霧の魔物を討伐しようとするが・・・!
霧の魔物が二体いたこと気づかず突撃するエミリアは戸惑いを隠せれず、攻撃をしたが
よけられた。霧の魔物が剣をエミリアに向け刺そうとする。
その瞬間!
「タァン!」「タァン!」
まるで銃撃のような音が鳴り響きエミリアの意識が薄れていく。
エミリア「ああ、私ここで死んでしまうんだな・・・レティ・・・ごめんね・・・」
その後静かな時間が経っただろうか。
エミリア「ううん・・・・あれ?私・・・生きて・・・ええええ!?」
エミリアが目覚め気づいたらなぜかガンドイルがおんぶしている。
ガンドイル
「やっと起きたか。まさか魔散弾でエミリアが気絶するとは・・・。スマン。」
そう。ガンドイルが魔法の散弾銃を使って討伐していたのだ。あの発砲音に私はびっくりして意識をなくした・・・。
エミリア「それはそうと!!下してください!は、恥ずかしいですから!」ジダバタ
ガンドイル「そんなに暴れるな。攻撃くらうぞ。」
エミリア「えっ?」ヒュイン
ガンドイルは最後のボスと戦っていた。
ガンドイル
「起きるまで待っていたらボスが自ら来てな。いきなり攻撃したからこのままだと危険だからおんぶして戦っていた。」
エミリア
「そ、それってきついんじゃないんですか!?」
ガンドイル
「ああ。きついが俺が軍隊にいた訓練とはまだ軽いもんだしなぁ。」ヒョイ
エミリア「しゃべりながらよけてるって・・・しかも私をおんぶしたまま・・・」
ガンドイル
「だがこいつはかなり固くてな。戦い方を変えないと倒せそうにない。そろそろおろすぞ。」ブォン!
そういいつつガンドイルは無詠唱で風の壁を作りエミリアをおろす。
エミリア「わ、私も戦います!」
ガンドイル「離れてろ。魔獣化は俺の人格をなくすからな。」
エミリアはガンドイルの鋭い目つきに固まってしまった。
そして風の壁がなくなった瞬間ガンドイルが消えた。いや、のそばにいたが・・・
エミリアの発した声は「・・・えっ・・・?な、何あれ?」だった。
それもそうだ。ガンドイルの姿はなく、獣のような魔物が1体いるのだ。
ガンドイルは『魔獣化』していたのだ。
ガンドイル「ウォォオオーン!」
ガンドイルが吠えるとまばゆい光が周囲に浮き出て鎧の霧の魔物に集まってくる。
まばゆい光が鎖となって霧の魔物を縛りガンドイルは霧の魔物の鎧をいともたやすく噛み砕き、とどめをさした。
魔物はガンドイルの首を絞めたが、霧が散るスピードが速く、そのまま消えていった。
その瞬間にガンドイルは魔獣化を解除した。
ガンドイル「・・・ふう。」
エミリア「・・・終わったんですよね?転校生さん。」
ガンドイル「驚かせてすまなかった。ミッションコンプリートだ。」
エミリア「は、はい!」
ガンドイル「・・・ああ、そうだ。」
エミリア「ひゃ、ひゃい!?」
ガンドイル「この魔獣化はまだ内緒にしてくれ。頼む。」
ガンドイルは頭を下げ、エミリアに頼み込んだ。
エミリア「え、ええっと・・・後で詳しく教えてくださいね。そしたら内緒にしますから。」
ガンドイル「ああ。報告終わったら話そうと思っていたからな。じゃあ、さっそく報告に戻るか。行くぞ。」
エミリア「はい!」
ガンドイル「よし、行くぞ。深いところまではいってしまったからな。」
そういうとエミリアをお姫様抱っこし、運んでいく
エミリア「きゃっ!?て、転校生さん!?ちょっ・・・!はやいいいい!!!」
エミリアの悲鳴がこだまし、ガンドイルたちは学園のところへ戻っていった。
ガンドイルはこの先強くなってくる魔物をどう対処すればいいかを考えていた。