グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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怪奇!赤子の霊の正体を暴け!

~校門前~

 

鳴子「待たせたね。今回のクエストの確認だけど・・・」

 

ガンドイル「ああ。ここ最近森のはずれから赤ん坊の泣き声がすると聞いてる。」

 

鳴子「知っていたのかい。なら話は早い。【いるはずのない赤ん坊】がいるらしい。」

 

ガンドイル「霊現象は信じてるが・・・その可能性は?」

 

鳴子「おや。めずらしい。どうも幽霊の類かなと僕は思っているよ。」

 

ガンドイル「つまりお化け退治だな。」

 

鳴子

「転校生君が出したい空間と霊はかなり好評だった。そこを含めて取材を

 しながらクエストしてみたいと思う。さあ、いくよ。」

 

そのころ、魔法使い村では・・・・

 

アイラ「ええい!わらわの術式でも解除できぬとは・・・!いっそ・・・」キィィィン

 

アイラがイラつき闇魔法を放とうとする。

 

恋「やめんかバカたれ!」バシッ

 

アイラ「ぬぁっ!?術式の途中で止めるんじゃない!危なかろうか!」

 

恋「それはこっちのセリフじゃ!貴重な本と分かっているんじゃからもっと大切に扱わんか!」

 

アイラ

「うぬぬぬ・・・そもそもおぬしはまだ14じゃろう!?キャラがかぶっとるんじゃ!あんな、ロリでな、ババァ染みたしゃべり方するのはな・・・正真正銘のロリには許されんのじゃ。妾みたいな超長生きじゃないとのう・・・貴様は年相応に子供らしく喋れ!」

 

「何言っとるかようわからんが、物心ついてからずっとこれじゃからの。おぬしも年相応に墓に入ったらどうじゃ。キャラ被りのよしみで世話するぞ。」

 

アイラ「ぶはははは、言うではないか・・・ちょっと意外。」

 

「お主は300年生きとるとかいうとるみたいじゃないか。わっちはそういった妄言とは無縁じゃからな。あんしんせい。」

 

アイラ「なんじゃと!?お主がキャラをやめれば済む話じゃ!」

 

恋「こればかりは治らぬ!癖じゃからのう・・・!」

 

ギャーギャー

 

服部「・・・何の騒ぎっすか?これ・・・。」

 

風子「・・・ほっときましょ。魔法を使っていいと許可したのはうちらですから。」

 

そういいつつ風子は魔導書を解除する

 

アイラ「あっ!抜け駆けはずるいぞ!」

 

風子「仕事が溜まってるんですさっさと終わらせて見回りにいかないといけねーんですよ。」

 

アイラ「ふむ・・・じゃが、なぜ解除方法をお主が知ってる?」

 

風子「ああ、転校生さんに教えてもらったんですよ。私の得意な属性だからって。」

 

アイラ「むう・・・解せぬぞ少年。」ゴゴゴゴ

 

いっぽうそのころ・・・

 

ガンドイル「ゾクッ」

 

鳴子「どうしたんだい?」

 

ガンドイル「いや・・・・。何でもない。行くぞ。」

 

鳴子「・・・もしかして洞窟の調査グループかな?」

 

ガンドイル「・・・多分そうだろうな。アイラかな・・・。」

 

鳴子「君の苦労はよくわかるよ。まあ、素直に怒られに行くわけでもないんだろう?」

 

ガンドイル「わかってるじゃないか。さっさとクエストをこなすぞ。」

 

鳴子

「そうだね。クエストの再確認だけど、ここ最近、森のはずれから赤ん坊の泣き声がするって噂があった。それで調べたところ、いるはずのない赤ん坊がいるらしい。」

 

ガンドイル「幽霊の類か。」

 

鳴子「勘がいいね。・・・ああ、だからお化け役を快く引き受けたんだね?」

 

ガンドイル「ああ。あれは脅かしがいがあったなぁ。」

 

鳴子「今度もお願いするかもしれないけどどうかな?」

 

ガンドイル「その時は検討はする。」

 

鳴子「いい返事をもらえてうれしいよ。しかし、体験した人の話を聞いたけど、すごい仕掛けだね。」

 

ガンドイル「ああ。ところで・・・あれが目的か?」

 

目の前には大きな赤ん坊がふよふよと浮いている。

 

鳴子「どうやらそのようだね。」

 

ガンドイル「・・・でかいな。」

 

鳴子「僕も想像したのよりかなり大きいね。」

 

ガンドイル「・・・切るのに抵抗があるな。まあいい。安らかに・・・眠れ。」ザシュッ

 

ガンドイルは構えると一瞬で散霧させる。

 

鳴子「・・・抵抗あるんじゃなかったのかい?(夏美から聞いてたけどここまで早いとは。)」

 

ガンドイル「霧の魔物は別だ。何より赤ちゃんとはいえどあんな規格外な赤ちゃんがいてたまるか。」

 

鳴子「その気持ちはわかるよ。・・・っと。今度は僕がやるよ。」

 

鳴子がそういうと雷で敵の足を焼き、さらに雷で追撃する。

 

ガンドイル「なかなかやるな。」

 

鳴子「どうも・・・だけど、なんでこんな大きい赤ちゃんになったんだろうね。」

 

ガンドイル「・・・怨念の類かもしれんな。」

 

鳴子「・・・!(作り話を妨げられた!?)そうだね。その可能性も拒めない。」

 

ガンドイル「ああ。さっさと終わらせる。(油断できねぇ・・・いつも見抜かされてるなんてな。)」

 

ガンドイルの宣言通り、ボスらしきミスティックベビーを散霧させる。

 

 

ガンドイル「ミッションコンプリート。さっさと帰るぞ。」

 

鳴子「ああ。この後報告されるだろ?軍隊が確認して、魔物の残柄を確認したりする。」

 

ガンドイル「何のために?」

 

鳴子「理由は簡単さ。魔物の正体を知ること。魔物は急に現れたからね。それを知るのも軍隊の役目。」

 

ガンドイル「・・・ご苦労なこった。まあいい。さっさと報告して、少し遅めのお昼ご飯にするか。」

 

鳴子「賛成。じゃあ、校門前で待っててくれ。時間は20分後。」

 

ガンドイル「ああ。」




お久しぶりです!生きてます!コロナに感染してないんですが、スマホの調子がおかしくてぴえん・・・。
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