ガンドイルの苦手なもの
―――――――――報道部室――――――――――
夏美「うう~ん・・・」
遊佐「おや、夏美。どうしたんだい?」
夏美
「あ、ぶちょー・・・転校生のプロフィールをまとめてるんだけれど苦手なものが全く見つからないのよねぇ・・・。ぶちょーは何か知っていますか?」
遊佐
「それはさすがに僕でも難しいな。転校生の謎はかなり深いし、張り込んでもすぐに気付かれたり・・・なかなか隙のない人だね。」
夏美「好きなものは見つけたんだけどね。たまたまなんだけど。」
遊佐「それは興味深いな。教えてくれないか?」
夏美「いいわよ。えーっと、転校生の好きなものはネコ・・・」
遊佐「・・・猫?それならこないだ行った夏美のおすすめのカフェかい?」
夏美
「こないだぶちょーと行っていた猫カフェで転校生は3時間くらいのんびりしてたわ。」
遊佐
「転校生は気づいていたけど、なぜか気にしてなかった・・・。僕は用事があったから早めに出たけど」
夏美「メチャメチャ幸せそうだったわよ。これが写真。」
遊佐「全身ネコだらけだね・・・。しかも気持ちよさそうに寝ている。」
夏美「この写真は自由に使っていいと許可もらっているから乗せるけど・・・。」
遊佐「転校生の苦手なものを調べてくる必要があるね。」
――――――――-翌日―――――
~リリィ部屋前~
南「きゃーーーーーーっ!!」
南の悲鳴に自由と転校生が来た。
自由「なんですか?・・・うわ・・・Gっすか・・・。」
ガンドイル「・・・・」ヒョイ ガララ ブォン
南「え・・・ちょっと転校生さん平気なんですか?」
自由「表情変えずにあっさりと・・・。」
ガンドイル「・・・」スタスタ
ガンドイルは無表情で手洗い場に行き手を洗う。
夏美「G作戦は失敗かぁ・・・。」
遊佐「それだったら僕に作戦がある。」
~~ガンドイルの部屋~~
ガチャ
???「ゲコゲコゲコゲコ」
ガンドイル「・・・」パタン
ガンドイルは部屋を間違えたのかと確認する。しかし自分の部屋だ。
ガチャ
カエル「ゲコゲコゲコゲコ」
ガンドイルは多少イラついたがもあっとで呼び出す。
ガンドイル「夏美。」ピロン
夏美「なに?」ピロン
ガンドイル「お前の仕業か?部屋中カエルだらけだが。」ピロン
夏美「なんでばれたの!?」ピロン
ガンドイル「防犯カメラの存在忘れてるだろ。」ピロン
夏美「あ。」ピロン
過去に転校生の部屋に無断で入るといった事件があり、防犯カメラを設置していたのだ。
その周知はすべての生徒に通知が入っている。しかし、いまだに犯人は不明だ。
夏美「えーっと・・・・。」
ガンドイル「とりあえず回収してくれ。さすがに沼くさい。」
夏美「トホホなんでアタシが・・・。」
ガンドイル「ところで。夏美さぁ・・・」ドンッ
夏美「キャッ!?て、転校生…!?」
ガンドイル「お前・・・」ズイッ
ガンドイルは夏美に急接近し、問いかける。
夏美「うううう・・・」
ガンドイル「そこにカエルがついてんぞ。」ゲコゲコ
夏美「へ?あ、ありがとう・・・」
ガンドイル「ああ、そうそう。苦手なもの探してんだっけ?」
夏美「ギクッな、なんのことかしら?ぴ~ぴぴ~♪」
ガンドイル「パターンを考えれば近くに夏美がいた。仕掛けたとしか考えられんだろう。」
夏美「うう・・・」
遊佐「そこまでにしてくれないか転校生。夏美には協力してもらっているだけだ。」
ガンドイル「遊佐か・・・まさか学級新聞で俺の記事を?」
遊佐「ご明察。まあわからなかったのは報道部としては痛いけどね。夏美。このまま進めよう。」
ガンドイル「・・・夏美。メディに聞いてみろ。俺は克服してはいるが・・・まだ慣れないのがある。」
夏美「メディ?ああ、施設強化担当のメディね。いいの?聞いて。」
ガンドイル「あいつは調べると言ったらとことん調べるからなぁ。確か交換してただろ。」
夏美「う、うん・・・。」
ガンドイルはメモを見せる。「T@YS@E>」
ガンドイル「これが俺のコードだ。まあそのままだがな。」
遊佐「・・・!たしかにそのままだね。」
夏美「え!?教えてくださいよ部長・・・。」
遊佐「じゃあヒントだ。ちなみに僕は「(XU>B」で表現できる
パソコン持ってる人ならピンとくるかもね」
夏美「パソコン?んー・・・。あたしの名前も出せるの?」
ガンドイル「まあ、わかったら拍手もんだがな。視聴者に解読してもらってくれ。」
夏美「ええ~・・・とりあえず送るわね。「T@YS@E>」っと」
ピロン♪
夏美「返信はやっ!?」
メイル
「おっひさー!夏美ちゃん元気なの!?」ピロン♪
「ガンドイルはどうしてる!?ねえねえ!教えて教えて!」ピロン♪
「あ、コードを送ったってことはガンドイルのこと知りたいのね!?」ピロン♪
「ガンドイル年齢不明・身長167㎝ 得意なもの筋トレ全般・苦手なものナメクジの
ぬるぬる系ただし食品は別以前はGも苦手だったが最近動画を見て克服済(ツマンナイ)」
夏美「すごい情報・・・。えっと・・・ほかにはあるの?」ポチポチ
メイル「エッチなこと?経験なし!むしろ年齢=童貞歴よ!」
ガンドイル「( ^ω^)・・・」笑顔だが夏美には般若の顔が見えたそうだ。
ガンドイル「メディ。後で覚えておいてくださいね。っと」
メディ「えっ・・・ガンドイルいるの・・・ひゃあああああごめんなさい!ごめんなさい!」
夏美「転校生・・・なにしたの?メディに・・・」
ガンドイル「え?そりゃ『拘束して縄抜け』とか「拘束して強制バンジージャンプ」とか。」
遊佐「・・・結構ハードなお仕置きだね・・・。」
そういい、遊佐は苦笑いを見せる。
ガンドイル「あいつには簀巻きだな。1時間くらいで十分か。」
ピンポーン
「簀巻きは嘔吐による窒息する可能性がございます絶対にマネしないでください。」
夏美「あれ?転校生。確かアタシと一緒に行ったときスライムだったよね?」
ガンドイル「あの時は電気と風の融合技で使ってたからなぁ。爆散したときは風のバリアで防いでたからな。」
夏美「一応聞くけどなんで苦手なのよ?」
ガンドイル「窒息死するからそれを考えると怖いんだよ。」
夏美「へぇ・・・。あれ?カメムシ・・・?」
ガンドイル「・・・・づけんな。」
夏美「えっ?」
ガンドイル「そいつだけは近づかせんな。」チャキン
ガンドイルは双剣を構え真っ二つに切り刻んだ。
メディ「ああ、忘れてたわ。カメムシを異様に嫌っていたわね。見つけたらなるべく遠くに逃がしなさい。」ピロン
夏美「えっ・・・・ちょっと・・・」
ガンドイル「エアショット!」
カメムシはガンドイルの魔法で吹き飛んでいった。
夏美「・・・て、転校生。」
ガンドイル「なんだ?」
夏美「苦手なの書いて(モガっ!?」
夏海に試作品のショートケーキを口に入れられる。
ガンドイル「いいが、試作品に付き合ってくれ。今度のデザートフェアで提供する。」
夏美「いいけど・・・あたしだけだとあんまり食べれないわよ?」
遊佐「ボクはいいのかい?転校生君」
ガンドイル「ああ。頼む。ついでに宣伝も。」
遊佐「ああ。もちろんだよ。」
こうしておいしくいただいたデザートは大好評にて、文化祭でも作成することが決まった。