グリモア 疾風の刃とともに生きゆく   作:ウァルヅ

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ガンドイルの日常(施設強化契約その2)

-----------熊本----------

 

キィィィィン!ズザザザザザ!

 

ガンドイル「到着。熊本に着いたぞ。」

 

夏海「」ガタガタガタガタ

 

ガンドイル「あ。」

 

夏海「寒い・・・。」ガタガタガタガタ

 

ガンドイル「中に入ってろ。」フワサ

 

夏海「あ、ありがと・・・。転校生の中って暖かい。あ、こたつもある。」

 

夏海「・・・こたつ?」

 

ガンドイル「異次元の間に置いてあるのは自由に使ってくれ。」

 

夏海「え、ええ。転校生。異次元の間があるんだったら入れてくれてもいいじゃない。」

 

ガンドイル「一応、魔法使ってる時は異次元がつながりにくいんだよ。移動後だと30分は開かない。」

 

夏海「え?ってことは・・・」

 

ガンドイル「30分後に着くからそこでゆっくりしてくれ。」

 

夏海「・・・・テレビやパソコンもあるのね・・・。」

 

----------魔法耐久壁研究所前-------------

ガンドイル「到着。」ウヴン

 

ガンドイルは手を差し出すと異次元のホールが広がり、夏海が出てくる。

 

夏海「もう着いたの・・・?」フワァ

 

ガンドイル「ゆっくり休んでたみたいで何より。」

 

夏海「ここ気持ち良すぎでしょ。またお願いできない?」

 

ガンドイル「さすがに何度も入れるのは大変だがな。帰りは飛行機だから安心しろ。」

 

夏海「ええ~・・・」

 

 

???「ずいぶん仲がいいじゃないか。」

 

ガンドイル「メイル大佐。お久しぶりです。」

 

メイル「久しぶり。そこにいる子が魔法使いかい?」ナデナデ

 

夏海「岸田夏海です。あ、あの・・・なんで撫でてるんですか?」

 

ガンドイル「メイル大佐はかわいいものに目がなくてな撫でる癖があるんだ。加減はしてるがな。」

 

夏海「加減がないとどうなるの?」

 

ガンドイル「燃える。」

 

メイル「ええ。燃えるわ。」

 

夏海「えっ?えっ?」

 

ガンドイルは2枚の写真を夏海に見せた。

 

1枚目「リーゼントの男じゃない。」ペラリ

2枚目「バカ殿様ヘアー」ブフォッ!?

 

 

夏海「ちょ、ちょっとなんでこうなったのよ!?」

 

ガンドイル「メイルの好みは結構変わりやすくてな・・・。

      リーゼントかわいいとなでまくったらこうなったんだ。」

 

メイル「ちなみに殿様ヘアーにしたときはわたしが白塗りメイクしてあげたわ。」

 

夏海「だからバカ殿ヘアーなのね・・・。」ガタガタブルブル

 

 

ガンドイル「そろそろメイル。本題に入らせてもらう。あれの用意は?」

 

メイル「いつでもOK よ。アンタの魔法絶対耐えるように強化してあるからね。」

 

ガンドイル「ならはじめよう。夏海。録画よろしく。」

 

夏海「え?あ、うん。」

 

メイル「さあ始めるわよ。夏海だっけ?離れてなさい。衝撃破来るわよ。」

 

夏海「え?う、うん。」

 

ピロン

 

夏海のもあっとの通知音が鳴る。

 

夏海「転校生からだ。『モニター越しに録画しておくこと。』って・・・・。」

 

メイル「始まるわね。」

 

ガンドイル「・・・・あれか。」

 

ガンドイルの目の前にはピンクのクリスタルが浮いている。

 

ガンドイル・メイル

「まずは小手比べ・・・!」

 

「エアスラッシュ」ポウッ

「エアスラッシュ」ポウッ

「メガスラッシュ」ブォゥ

「合体魔法暴風刃!」キィィン!

 

発動した瞬間クリスタルが輝きいとも簡単に防いでしまう。

 

ガンドイル「ふむ。そうこなくてはな。」

 

「数多の炎と風よすべての力を我に貸したまえ!暴風炎!」

 

ズドン!

 

部屋が大きく揺れ、モニターで見ている二人は驚きを隠せない。

 

夏海「なによ転校生。あんな魔法使えるなんて・・・。合体魔法なんて

   どこで学んだのよ。上級クラスの魔法を簡単に出すなんて。」

メディ「うーむ・・・想定外な技を出してきたが・・・。耐えられるか?」

 

クリスタルが輝き防ぐがヒビが入るが耐えた。同時に、クリスタルが自己修復を始める。

 

ガンドイル「ほう。自己修復ついてるのか。」

 

じゃあさらにいくか・・・

 

数多の宇宙から降り注げ!メテオショット!

 

空中が地響きし、クリスタルに直撃する!

 

全部あたり、そしてクリスタルは砕け散った。

 

ガンドイル「ふう・・・・。」

 

メディ「ふぅ・・・!じゃないわよ!!!」

 

ガンドイル「なんだメディ。戻ってきたのかよ。」

 

メディ「あたしの大事なクリスタルを壊して!」キーキー!

 

ガンドイル「試作品だから思いっきりやっていいといったのは誰だよ・・・。」

 

メディ「あんな技出すなんて想定外よ!?」

 

ガンドイル「・・・一応まだ60%しか出してないんだが。遠距離ならあと2つあるんだがな。」

 

メディ「むー・・・と、ともかく、施設強化には使えそうよね?よね?」

 

ガンドイル「・・・保留だな。」

 

メディ「なんですって!?あんなに防いでたのに・・・。」

 

ガンドイル「この程度ならまだ許容範囲ギリギリだしな。」ヤレヤレ

 

メディ「・・・」

 

夏海「て、転校生・・・」

 

ガンドイル「なんだ?資料なら集め終わったし、後は執行部に確認と予算だな。」

 

メディ「見積もりならここよ・・・。」

 

ガンドイル「いつものごとくお前なら成し遂げれると信じてるさ。他の施設

      と比べても耐久はここが一番だった。」

 

メディ「・・・・!うん!」

 

ガンドイル「ふむ・・・施設強化とはいえどやはりこのくらいかかるのか。メディ。」

 

メディ「なに?材料収集するなら値引き考えるわよ。全材料でこれぐらいね。」

 

ガンドイル「・・・・予算面も問題なし。帰るぞ夏海。そろそろ飛行機の時間だ。」

 

夏海「え?う、うん。メディさんありがとうございました!」

 

熊本空港

 

ガンドイル「さて、自由時間だ。VIPルームでのんびりする前にお土産買っておかないとな。」

 

夏海「え?VIPルーム?」

 

職員「お待ちしておりました。ガンドイル様。夏海様。どうぞ、ごゆっくりくつろぎください。」

 

ガンドイル「いつもすまないね。いつもどおりの対応をお願いします。」

 

職員「かしこまりました。」

 

夏海「・・・・すごい。食べ物沢山ある。」

 

ガンドイル「ちなみに無料だから。好きなの食べてくれ。」

 

夏海「後で記事に追加しておこうかしら。」

 

ガンドイル「はは・・・」

 

ガンドイルは桂花ラーメンのカップめんを3つもらい、トルコライスを食べる。

 

夏海は・・・様々な食材を腹に詰めてるのだが・・・。職員引いてたな。

 

飛行機内

 

夏海「ふう。食べた食べた。いいレポートが作れそうだわ。」

 

ガンドイル「・・・・よく食ったな。妊娠したみたいに膨れてるぞ。」

 

夏海「もー食えないのよ。転校生。座席もすごいじゃないの。フルフラットにできるし、広いし!」

 

ガンドイル「はいはい。とりあえず到着までは2時間半ゆっくりしていってくれ。」

 

こうして夏海とガンドイルは飛行機を満喫し、学園へ報告した。

 

結城「報告ご苦労。ガンドイルの収集クエストをこなすという条件であれば値引きを考えると。」

 

ガンドイル「その面では簡単なクエストなので、設置開始を求めるならば早めがいいでしょう。」

 

結城「わかった。執行部予算でさらに強化できるなら前向きに検討しよう。御苦労だったな。」

 

ガンドイル「どういたしまして。」

 

 

その後スタジアムは強化され、虎千代と生田目の戦いでもびくともしなくなった。

 

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