DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 神が投げた小石たち 作:大岡 ひじき
忘れてるかもしれんがお前僧侶だからな。
「ヒドラが一匹…ドラゴンが…2…3…4…5匹…!!」
「こっちへ向かってくるぜっ!!」
海岸の護りを固めるベンガーナ軍自慢の大砲を、呆気なく蹴散して上陸してきたドラゴンの群れ。
それは一歩ごとに町を、建物を踏み、なぎ倒しながら、確実にこのデパートに向かって来ていた。
「ほかのモンスターと違って、ドラゴンだけはシャレにならねえ!」
オークションに参加していた戦士風の客たちが叫ぶ。
かつては神の眷属と呼ばれ、数々の伝説を残す存在は、今この瞬間リアルな形で、人々の心に新たな恐怖を植え付けていた。
神と肩を並べる叡智を誇っていた筈の、だが今やモンスターの一種族でしかないドラゴンは、それでも人間の意識の中でまだ別格なのだ。
「おめえ、ドラゴンキラーを買ったんだろ!
そいつでなんとか追っ払えよ!!!」
「あ…アホな事言わんといてや!!
これは財テクの為に買うたんや!!
わいは戦いなんか、まるでできへんねん!!」
更なるデパートの客たちの怒鳴り声が響く。
うん、知ってた。
「けっ…情けねぇの…」
思わず口に出てしまったのだろうが、そのポップの言葉を少しだけ嗜める。
「仕方ないわ。
この国は豊かな物資の恩恵で安全が保たれてきた。
そこで生きてる人たちに、戦いの経験なんてある筈がない」
「だな。
…とは言ったものの…おれたちもどうする!?
確かにドラゴンがあんなにたくさんじゃ、少々分が悪いぜ…」
ポップの言葉に、レオナ姫が少し考えてから、ハッキリと言う。
「戦いましょう!戦うべきだわ!
もしかしたらあの
一度は滅ぼされたとはいえ、やはり一国の王。
レオナ姫の、民を守りたいという信念は揺るがない。
それがたとえ自国の民でなくとも、また、先ほどまで自分たちを侮っていた相手であってもだ。
それを聞いてポップの目が、戦う男のそれに変わる瞬間を、確かに見た。
「…よっしゃ!」
気合い声を発しながら窓の枠木の上に立つ。
「…お姫さんよ、ちょっとあんたを見直したぜ。
やっぱ、人の上に立つ人間は、キメる時ゃキメるんだな…!!」
「…あたしはまだキミを見直してないわよ…!」
「…まあ見てな!」
レオナ姫の憎まれ口に、不敵に笑ってそう答えるポップは、本当は怖くないわけではないのだろう。
けど、精一杯強がって、その強さを本物にしようとしてる。
人間は確かに弱い。けど、強くなれる。
わたしはそんな人間と共に生きていこうと決めた。
…そうだな。わたしも腹をくくらねば。
ポップばかりにいいカッコはさせられない。
「ダイ、ドラゴンどもはおれに任せとけ!
おめえは…」
「じゃあポップはドラゴン5匹、わたしがヒドラを足止めする!!
倒そうと思わなくていいわ。
まずはお客さんと店員さん達の避難誘導をする時間を、わたしとポップで稼ぎましょう。
避難誘導はダイとレオナ姫にお願いするわ!」
「なんであんたが仕切ってんだよ!いいけどよ!!」
とりあえず一言つっこんでくれてから、ポップは窓枠を蹴って飛び立った。
「待ってよ、おれも…!」
戦う、というダイの言葉を、わたしは指先で制する。
「万一建物が損壊してお客や店員さんが閉じ込められた場合、救助できる人が要るわ。
レオナ姫一人でできるとも思えないし、そうなったらわたしも役には立たない。
だからまずは姫を守りなさい。
わたしの方も、一人じゃ時間稼ぎが手一杯だろうから、全員の避難が済んだら、駆けつけてくれると嬉しいわ!」
わたしの言葉に、ようやく納得してくれたのか、ダイが頷いた。
「…わかった!」
「さあみんな、早くここから逃げるのよ!!」
レオナ姫の凛とした指示が、フロアに響いた。
・・・
「スカラ!フバーハ!そんでトベルーラ!!」
補助呪文を自身にかけてから、棍を構えてヒドラに向かう。
「氷結乱撃ッ!!」
まずは先制攻撃。ヒドラの注意を建物から逸らす事にする。
こいつ首が5つあるから、その全部の注意を引きつけなきゃいけない。
こっちに攻撃しながら建物に炎吐くとか平気で出来るって事だから。
けど、生物的な効率はあまりいい生き物とは言えない気がする。
頭が5つあるって事は自我が5つに対して身体はひとつ。
本人?同士が意見を異にした場合、身体の使用権の指揮系統で混乱しそうなんだけど?
まあ、そんな事はどうでもいい。
地上ではポップが、ギリギリまで引きつけたドラゴンの初撃を躱し、すごい速さで逃げ出す…と見せかけて追いかけさせているのが見えた。
なるほど。
とりあえずある程度建物から引き離して、そこで始末する気ね…わたしもそれに倣うようにして、少しずつ攻撃を繰り返しながら、ヒドラをなるべく建物から引き離していく。
思った通りわたしの力と、棍という刃を持たない武器では、ドラゴン属に与えられるダメージは皆無と言っていい。
けどそれなりに癇には障るようで、全部の首の注意がわたしに向き始める。
今はこれでいい。わたしは時間を稼ぐだけでいい。
もう少ししたらダイが加勢に来てくれる筈。
ひとつの首が炎を吐き、別の首が噛みつこうとしてくる。
その噛みつき攻撃をなんとか躱し、身に纏った薄皮一枚のフバーハが、皮膚に到達する前に炎を散らしてくれる。
そして冷静に観察すると、一度に攻撃してくるのは5つの首のなかの2つだけだという事に気付いた。
そしてそれは常に物理攻撃と炎のセットで、どちらかを両方が仕掛けてくる事はどうやらない。
問題は、どの2つがそうしてくるのかが、事前にわからないって事だけど…。
「バギマッ!!」
ダメージ自体は表面を掠める程度しか与えられないのはわかっているが、風で全部の首の動きを封じてしまえばいい。
物理攻撃ができなくなれば、奴の攻撃手段は炎を吐くしかない。
そして炎は、標的がわたしだけならばフバーハで遮断できる。
魔力で風の動きを調整し、身体の動きを止めてから、全部の首を一箇所に纏めて絡みつかせる。
それにより思うように動けなくなったヒドラは、苛立ったような咆哮をあげた。
ダイが居れば一般市民の避難誘導にそれほどの時間はかかるまい。
このまま拘束し続けている間にダイが駆けつけて来てくれれば、いくらヒドラが強いモンスターだろうと倒せないなんて事はなかろう。
と、身体の中心から、魔力の波濤を感じた。
魔力暴走の兆しか。
だとすれば、普段なら使えないあの呪文が使えるかも。
後から考えるとその一瞬、わたしは確実に欲を出していた。
自分の力でこのヒドラを、倒せるのではと思ってしまった。
溢れ出す魔力を両手に乗せて、その両腕をクロスさせる。
「バギクロ……!!」
呪文は、最後まで詠唱しきれなかった。
瞬間、何もない空間から、大きな鎌が出現した。
それは正確に、わたしの首を狙って迫ってきて、反射的に身を躱す。
鎌の一撃から辛うじて逃れたわたしの手から、放たれなかった魔力が霧散した。
「しまっ……!!!!」
魔力による拘束から解放されたヒドラは、怒り狂ってわたしに首を伸ばしてくる。空中で体勢を崩していたわたしは、一瞬で全身を、その長い首に巻きつかれ、締め上げられた。
スカラで散らせる衝撃力には限りがあり、それ以上の力は普通に通ってしまう。
この締め上げる圧力は充分にその「それ以上の力」に相当した。
「ウッ……アアァァ─────ッ!!」
全身の骨が、ミシミシと軋むのが判った。
れ…冷静に考えろ。
とりあえずリリルーラで脱出…ダメだ、コイツの身体がこれだけ密着している以上、リリルーラをしてもコイツごと移動するだけだ。
というよりそもそもこの状態でイメージが頭に描けないから、呪文の発動そのものが不可能っ……!
わたしを締め上げている以外の首が次々と炎を吐いて、周囲の建物に被害を与える。
…気が遠くなる。どこかで女の子の声が叫んでる。
「お願い、ママを助けて…!!」
薄く目を開けて声の方向を見ると、倒壊した建物の破片と思しき大きな岩のそばで、小さな女の子と、先ほど見かけた占い師の少女が、それを持ち上げようとしている。
ひょっとして小さな女の子の母親が、その下敷きになっているのか?
更にそれに気付いたレオナ姫と、デパートの客も数人、そちらに駆け寄っていくところだった。
待って、その事態が予想できたからダイを残してきているのに、そのダイは何をしているの!?
「グエンッ!!」
聞き覚えのある声がして、反射的にそちらに目を向けると、炎を吐こうとするヒドラに、ダイが立ち向かっているところだった。
そうか、わたしのせいだ。
この子はわたしを助けようとしているんだ。
意識なんか失ってる場合じゃない。
☆☆☆
ドラゴンの攻撃を躱しながらも、奴らを引きつけて遠くまで導く。
ようやく邪魔の入らなさそうな広い場所まで逃げてきて、そろそろ始末をつけようと、おれは空中で静止した。
「こんなごっつい奴らと、一匹一匹やりあってたら勝負にならねえや」
ある程度の高さがないとドラゴンの炎が届くし、この後使う呪文に自分が巻き込まれる恐れがある。
しかし、ドラゴンから見える位置に居ないと、奴らはおれを諦めて街の方に戻りかねないので、そこらへんの兼ね合いは大切だ。
この辺でいいか。
師匠からもらった『輝きの杖』を握りしめ、そこに魔法力を集める。
魔法力の昂まりと共に、ジャキン!と音を立てて杖の柄が少し伸びた。
「…大地に眠る力強き精霊たちよ…今こそ我が声に耳を傾けたまえ………
詠唱と共に、魔法力をドラゴンたちに『投げ落とす』。
おれの魔法力は強力な重力の磁場となり、ドラゴンの巨大な体を圧し潰した。
「や…やりいっ……あらっ!!?」
フッと力が抜ける感覚があり、次の瞬間、おれの体は地面に落下した。
「あ…痛っっ…」
どうやら今ので魔法力が尽きて、トベルーラを維持できなくなったらしい。
もっと高度に居たら死んでるところだ。
危ねえ危ねえ。
ふとドラゴンたちの居た方に目をやると、自然法則を無視した重力の負荷が地面までもを割り、奴らの体は半分くらい、その地面の土に埋もれている。
「すっげえ…!
さすが大魔道士マトリフ直伝の呪文だぜ…お陰で魔法力を使い果たしちまったけどな…ハハハハハッ…!」
なんていうか、ホッとして乾いた笑いしか出てこない。
ていうか、ちょっと体がふらついてる。
今はいいとして、この後はもう少し、魔法力を上げる修行が必要だな。
だが安心したのもつかの間。
ドォン!!
おれの全部の魔法力を込めて潰された筈のドラゴンの群れの中から、2頭が目を覚まして、おれの目の前で立ち上がった。
「ハァッ!?」
修行は確かに必要だ。だが、今は間に合わない。
☆☆☆
まだ無事な建物の壁や店の看板などを足がかりに跳躍して、ダイが放った大地斬は、その勢いがそのまま剣に跳ね返り、握った破邪の剣ごと彼の身体を弾き返した。
新しい剣でこれならば、古い剣のままなら折れていた事だろう。
衝撃を受け止めそこねた掌から、剣が弾かれて地面に落ちる。
更に空中で体勢を崩した無防備なところに追撃の炎が吐かれる。
あわや全身火だるまになるところをレオナ姫がヒャドを放ち、すんでのところで勇者の丸焼きは避けられたが、やはりダメージは少なくない。
そして間の悪い事に、その場面に最悪の闖入者の存在があった。
「ドッ…ドラゴンだあっ!!!」
「姫さんすまねえっ!
2匹ばかりしくじっちまったっ!!」
5匹のドラゴンを担当してくれていた筈のポップが、歩くことすらままならない様子で叫ぶ。
岩をどけるのに協力していた客達が逃げ出し、レオナ姫にドラゴンの牙が迫る。
「レオナ───ッ!!」
瞬間、叫んだ勇者の身体が光に包まれた。
使えない筈のトベルーラを、わたしやポップでもまだ至らないような猛スピードで駆使し、あっという間にレオナ姫の前まで飛んで、襲いかかるドラゴンに蹴りを入れる。
それによりのびたドラゴンの尾を掴み、もう1匹が襲いかかってくるのに合わせて、その小さな身体で投げ飛ばす。
そこに間を置かず
同じようにして、女の子達が持ち上げようとしていた岩を砕く。
次にその場から飛び立ったダイは、わたしに巻きついたヒドラの頭に飛びついた。
「うおおおおお───ッ!!!」
気合い声と共に、ダイを包む輝きが激しくなる。
よく見ればその輝きは、ダイの額から発せられているらしい。
フレイザード戦の後で塔に登ってきて、わたしとレオナ姫を助けてくれた時と同じ文様が、その額にまた浮き出ている。
その輝きが最高潮に達した瞬間、ダイが掴んだヒドラの頭は、下顎から上の部分を引き千切られ、断末魔と血飛沫をあげていた。
加わっていた圧力が弛み、わたしの身体が宙に投げ出される。
そのわたしを空中で抱きとめ、一旦地上に降り立ったダイは、そこでわたしを下ろすと、
「…早く逃げろッ!」
と、普段見せない厳しい目をして言い放った。
…その瞬間、何故かまた、あの男の顔が脳裏に浮かび、背筋がぞくりとした。
いや、何故かは、認めたくないが判っていた。
ダイが今発している空気は、あの日心ならずもラーハルトを預けたあの男が内側に圧しこめていた、どこか獣を思わせる匂いに酷似していた。
あの男も、姿形は人間とほぼ変わらなかった。
ひょっとしたらダイはあの男と同じ種族で、人間ではないのかもしれない。
そんな想いが一瞬頭を掠めた。
「グエン、無事!?怪我人がいるの!」
わたしをその場に残して、ヒドラとまた戦うべく飛び出して行ったダイの背中を呆然と見つめていたら、レオナ姫がそう声をかけてきて、慌てて自分にホイミをかけてから、そちらに向かって駆け出す。
「おばあさま!あの紋章は、まさしく…!!」
「ウム…まさかこの目で拝めるとは…伝説の、
と、さっきの占い師の少女と祖母が、一点を見つめて身を震わせながら、そんな言葉を紡いでいる。
その視線の先には、ヒドラに向かっていくダイの姿があった。
まあでもそんなことより、と怪我をしているという女性に向かって手を翳そうとしたら、その側の少女の顔が明らかに引きつった。
「ひっ……!!」
その目は真っ直ぐにわたしを見ており、わたしは反射的に頭に手をやる。
案の定、帽子はどこぞに飛んでいっており、魔族の耳が完全に露わになっていた。
ひとつため息を吐いて、なるべく穏やかに言う。
「…わたしを怖がるのは構わないけど、回復呪文だけはかけさせて。
でないとあなたのお母さん、本当に死ぬわよ?」
わたしの言葉に、少女はビクッと身をすくませたが、次には表情はそのままに、こくこくと頷いた。
ダイは縦横無尽に飛び回っては、次々に襲いかかるヒドラの首に、拳や蹴りを放つ。
少しずつダメージは与えているようだが、剣を取り落とした無手のままでは、やはり限界がある。
いずれ疲労が蓄積して動きが鈍れば、たちまちヒドラに捕らえられてしまうだろう。
少女の母親にベホマをかけて傷を治療した後、どこかに落ちたダイの剣を探した。
インパスを唱えて指の三角窓を覗き、青い光を頼りになんとか発見する。
ついでにわたしの棍も発見したが、帽子は見つけることができなかった。
多分だがわたしの身体を離れた途端、奴の吐く炎に焼かれたのだろう。許すまじ。
あとはどうやって近寄ろうかと思っていたら、不意に地面の下を一瞬だけ、赤い光が横切った気がした。なんだ?
だがダイは地面に落ちていた武器、さっきの商人が落としていったドラゴンキラーを見つけると、右腕に装着していた。
額からの輝きがまた強くなる。彼は両腕を広げて跳躍すると、一斉に向かってくるヒドラの長い首をかいくぐり、その身体にドラゴンキラーを突き立てた。
鋼鉄よりも硬い鱗が易々と貫かれ、
ダイはそこから休む事なく指先を天に向け、そこに集めた魔法力が、天の怒りを引き寄せた。
「ライデイ─────ン!!!!!」
体内に直接電撃を撃ち込まれたヒドラは、しばらくビクビクと身体を震わせたあと、その巨体を大地に落として絶命した。
同時に、ダイの身体から輝きが消える。
危なげなく地に降り立ったダイは、なぜかまったくの無表情でこちらに歩いてきた。
「や、やったなダイ。すごかったじゃねぇか」
少しだけ顔を引きつらせて、ポップがダイの肩を叩く。
その瞬間、ようやく自分を取り戻したようにダイが顔を上げた。
一瞬周りを見回した後、先ほど母親を助けようとしていた少女に目を止め、笑いかける。
「…大丈夫だった?」
だが、少女は先ほどわたしに対した時と同じように、否、それ以上に引きつった表情を浮かべダイを見て、レオナ姫の後ろに身を隠す。
「こわあい!!お兄ちゃんこわいよおっ!!!」
…よく見れば少女だけではなく、わたし達勇者パーティー以外のそこにいる全員が、同じ目でダイを見つめていた。
「なんでみんな、おれのことをそんな目で見るんだよ…!」
…その視線は、わたしにとってはある意味馴染んだものだ。
だが彼にとってはそうじゃない。
それ以上その視線に彼を晒す事に耐えきれず、わたしは周囲の人たちを睨みつけながら、ダイを引き寄せて抱きしめる。と、
「キミが人間じゃないからさ…!
キミのあまりに人間離れした戦いを見てビビっちゃったのさ。
勝手な奴らだよねえ、人間って」
どこからか不気味な声が聞こえ、全員が声の出どころを探し始める。
「誰だっ!!?どこにいやがる!!?」
「…そこだっ!!」
ダイはわたしの腕から離れ、手にしたままだったドラゴンキラーを、近くの壁に撃ちつけた。
その壁から、まるで沼の水面ででもあるかのように手が出てきて、突き刺さったドラゴンキラーを抜き取る。
「…ボクの名は、キルバーン。
クチの悪い友達は、“死神”なんて呼ぶけどね」
含み笑いのような声を上げながら、壁の中から姿を現したのは、その声そのもののような仮面をつけた、体格と声からは男のようだが、どこか無機質な空気を感じさせる人物?だった。
原作よりちょっと戦闘描写がえぐかったかもしれん。
正直すまんかった。