DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 神が投げた小石たち   作:大岡 ひじき

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感想欄にて「グエン」の名前をベトナム系だと勘違いしている方がいらっしゃいましたのでここでも説明させていただきますが、ここでの「グエン」は英語圏の女性名です。
そんなに珍しい名前でもないかと思います。
「グウェン」表記の方が発音的にも正解なんでしょうけど書くの地味に面倒なんdごめんなさいなんでもないです。
意味はウェールズ語の「白い」。
本来なら「グエンドリン」の愛称(スパイダーマンの悲劇のヒロインの名前でもあります)で、「グエナヴィア」ではないらしいですが。
そして「グエナヴィア」の意味は「白い妖精」らしいですwwwwww
ちなみにグエナヴィアはアーサー王のお妃様の名前。
王妃でありながら円卓の騎士のひとりランスロットと駆け落ちしちゃうあの人ね。
なのであんまりイメージのいい名前ではないという。


22・半魔の僧侶は魔剣戦士と駆けつける

 アルゴ岬。代々の(ドラゴン)の騎士が傷を癒す、“奇跡の泉”がある場所である。

 そこに立つ竜騎将バランは、次々に集まる自身の配下を認め、誰に言うともなく呟く。

 

「…来たかっ…竜騎衆!!」

 

 上空から、スカイドラゴンに乗った鳥人。

 

「竜騎衆が一人!空戦騎ガルダンディー見参!!」

 

 海から、ガメゴンロードの甲羅の上の玉座に腰を下ろしたトドマン。

 

「海の王者、海戦騎ボラホーン!参りました!!」

 

 更に地を駆けて、ドラゴンに跨った魔族の青年は、ひとっ飛びでその背から地に降り立つと、重々しい槍を構えて、姿勢を正した。

 

「陸戦騎ラーハルト推参…!!」

 

 それはバランの配下である、屈強の竜使い(ドラゴンライダー)達。

 

 ・・・

 

「戦の準備を整えてくる…ラーハルト、話がある。

 ガルダンディーとボラホーン、貴様らはここで、しばし待て」

 この先に待つ戦いの趣旨を説明した後、バランはラーハルトを伴い、一旦森の中に踏み込む。

 仲間達の姿が見えなくなってから、ラーハルトは父とも主君とも慕う男の背中に問いかけた。

 

「バラン様…お話とは、グエナヴィアの事では?」

「…何故、それを?」

「時折訪れて様子を見ていた故郷の山小屋で、一昨日、彼女に会いました。

 バラン様に、会ったと…自分は勇者一行の、少なくとも味方だと言っていました。

 …戦われたのですか、グエナヴィアと…?」

「…そうだ。

 生きる為とはいえ、あの甘い考えを持ったままでよくぞあそこまで強くなったと思わされた。

 …ラーハルト。彼女はあくまで敵対する気だぞ。

 私と共に戦う事は、彼女と戦わねばならないという事だ。

 おまえには、その覚悟はあるか?

 …彼女自身は既に、覚悟を決めているようだが」

 先ほど、他の仲間たちに向けたのとは違う、どこか温かみを含んだ視線に、ラーハルトは本当の気持ちを、包み隠さず口にする。

 

「…正直、自分でもわかりません。

 ただ、バラン様がディーノ様を取り戻そうとなさるのと同じように、オレも取り戻すつもりです。

 グエナヴィアを、うす汚い人間どもの手から」

「…そうだ。我々の大切な者たちを、なんとしても奴らの手から奪い返すのだ」

 同じ決意を認め、二人の視線が絡み合う。

 同じ憎しみと悲しみを抱き、支えあいながら共に過ごしてきた12年という月日、互いの中の負の感情を、互いに増幅し続けてきた事に、2人は気付いていなかった。

 

 ・・・

 

 バランが息子の気配に向けて真っ直ぐ進んで行くのに従い、彼の配下の竜騎衆も、それぞれのドラゴンを駆る。

 途中の岩山が立ち並ぶ地帯に差し掛かった時、視線より上の方から、明らかな敵意を感じて、バランはドラゴンを止めて上を見上げた。

 竜騎衆たちもそれに倣う。

 その視線の先の、高い岩山の上に、バランには見覚えのある、まだ少年の魔法使いが、厳しい表情で立っていた。

 

「ここから先は、通さねえ…!!!」

 

 ☆☆☆

 

 近隣の村に立ち寄って、とりあえずのわたしの装備と、ある程度の物資を調達してから、ヒュンケルを連れて森の中の小屋にルーラで戻ってみれば、そこはもぬけの殻だった。

 出る前にレオナ姫から、テラン王にお伺いをたてることがあるかもしれないと聞かされていたから、恐らく王城に向かったのだろう。

 わたしはテラン城には行ったことがないが、リリルーラで合流する事は可能だ。

 

「グエン、これを」

 と、ヒュンケルが小屋の中の丸椅子の上から、何か一片の紙を持ち上げる。

 差し出されたそれを見て、心臓が凍った。

 

 “グエンへ

 

 バランに仲間がいた

 感知したメルルが言うには、バランと同じくらいの力を持った奴が、ほかに三人いるらしい

 戻ったらすぐ、姫さん達と合流して、ダイを守ってやってくれ

 おれはできる限り奴らを足止めして、可能なら数を減らしておく

 死ぬかもしれないが、やるだけのことはやるから、後のことはよろしく頼む

 あんたが頼りだ

 

 

ポップ

 

 ダイたちは王城だ

 

 走り書きされた文字は読み辛かったし、最後のは書き忘れてた事に気付いて慌てて書き加えたものとはっきりわかったが、それだけ緊迫した状況が伝わってくる。

 しかも、バランの仲間…その中には、間違いなくラーハルトもいる筈だ。

 

「ポップとしては、王城に行ってダイを守って欲しいって事なんでしょうけど…」

 それだと、ポップを見殺しにする事になる。

 見るともなしにヒュンケルの方を見ると、彼はそれだけでわたしの気持ちを理解してくれたようで、こくりと頷いた。

 

「あいつ一人でなど、みすみす死なせるだけだ。

 グエン、オレをポップのところまで運べないか?」

 確かに、この時点のポップの構想には、ヒュンケルは含まれていない。

 

「単体じゃ無理よ。

 わたしが行くのに巻き込むくらいしか…いいわ、そうしましょう。

 ちゃんとわたしの手を掴んでて」

 ポップが足止めをするつもりならば、バランやラーハルトと先に出会うのはポップの筈だ。

 ならばわたしもそちらに行った方がいい。

 あの子がひとりで戦うよりも、わたしやヒュンケルと一緒に戦う方が、よほどダイを守るクロコダインやレオナ姫が楽になる。

 

「……リリルーラ!」

 わたしはヒュンケルの大きな手を掴み、呪文を発動させた。

 イメージは、今度は間違いなく、ポップの姿。

 

 ・・・

 

「ギャハハハッ!!いいぞ、その顔だっ!!!

 そのままの顔でいろよォッ!!!」

 着いた先で見渡すと、少し離れた場所に、ボロボロになったポップがいた。

 見れば身体中に何故か羽根が突き刺さり、一部は刺された箇所から血が吹き出しているようだ。

 そのそばに鳥の獣人が、手にした細身剣を、今まさにポップの首に打ち下ろさんとしているところだった。

 

「ポップ!!」

 だが次の瞬間ヒュンケルが、あの馬鹿デカイ剣をどうやってと思うほど素早く抜き放ち、その鳥人の背に向けて突き技を放った。

 それは鳥人の肩を貫き、あわやポップの首を斬り落とす寸前だった剣が、手から取り落とされる。

 ヒュンケルは止まる事なくポップに駆け寄ると、何故かポップの身体に刺さった羽根を、全て剣で斬り飛ばした。

 不自然に吹き出していた血がそれで止まったところを見ると、あの羽根はそういう作用を持った武器で、ヒュンケルはそれを一瞬にして看破したって事だ。

 

「大丈夫、ポップ!?」

 膝から崩れ落ちるポップを支えるヒュンケルに、わたしも駆け寄りながら声をかける。

 

「グエン!?なんで…」

 言いかけて、自分を支えている腕と、その持ち主を見上げたポップが、小さくため息をつきながら言った。

 

「…よりによって、一番助けられたくねえ野郎に助けられちまったぜ…!!!」

「そいつは悪いことをしたな……!」

 軽口というにはあまりにも無表情に、ヒュンケルはそう返しながら敵を見据えた。

 相手は例の鳥人の他に、トドマンと、そして…ラーハルト。

 

「グエナヴィア…!!」

 硬い声が、わたしの名を呟いた。

 

 ・・・

 

「一応礼だけは言っておくぜ…ヒュンケル」

 自分を支えるヒュンケルの手から、男の子の意地なのかなんなのか、ふらつきつつも身を離してポップが言う。

 その言葉に、相手方の三人が反応した。

 

「ヒュンケル…この男が…!!?」

「元魔王軍の不死騎団長でありながら、我らを裏切り勇者に寝返ったという…」

「魔剣戦士ヒュンケルとやらか…!?」

 まあ、魔王軍の一員であるならヒュンケルの強さは知っているだろう。

 …というわたし自身は、ヒュンケルの戦うところをまともに見たことがないわけだけど、この男は、かつて魔王だった、魔軍司令ハドラーと戦い、瀕死になりながらも勝った男なのだ。

 推して知るべし、というやつだろう。

 そのヒュンケルだが、相手の反応などどこ吹く風で、ポップに向かってちょっと呆れたように言う。

 

「…事情は粗方、グエンから聞いている。

 だが、随分と実力に見合わぬ無茶をやったものだな。

 …バランはどうした!!?」

「先にダイんところへ…行かれちまった…!」

 本来なら一番足止めしたかった相手だったろうに、悔しそうな表情で拳を握りしめるポップに回復呪文をかけてやりながら、わたしも相手を見据えて言った。

 

「そう…ならばこいつらをチャッチャと倒して、駆けつけてあげなきゃね」

「そうだ。

 こんなザコどもに構っているヒマはない…!!」

 わたしの言葉に同調してヒュンケルが続けると、どうも血の気が多いっぽいと一目でわかる獣人たちが怒りを露わにする。

 

「やっ…野郎ッ!!なめやがって!!

 元軍団長だかなんだか知らねぇが、たかが人間じゃねえか!!

 てめえもそっちの魔族の女も、そのガキと同じようにメッタメタに切り刻んでやるぜェ!!!」

 叫びながら鳥人の方が、さっき取り落とした細身剣を拾って構える。

 それを見たラーハルトが、少し焦ったような表情を見せたが、そのどれにも構わずといった(てい)でヒュンケルが、回復の済んだポップの背を、ポンと叩いた。

 

「…ポップ、こいつは貴様にくれてやる。

 やられた恨みを存分に晴らすんだな」

 その言葉に、てっきりヒュンケルかわたしが向かってくると思っていたらしい鳥人は、必要以上の驚きを顔に表していた。

 

「てめえら、本当にオレをなめてるのかっ!?」

 獣人の年齢や寿命はよくわからないが、この鳥人はひょっとしなくても相当若そうだ。

 むしろ先ほどのポップに見せた残酷な表情からは、幼児性のようなものすら感じさせる。

 比べても詮無い事だが、わたし達のクロコダインがどこからどう見ても大人の男である事も相まって、わたしにはこの鳥人が、他の二人に比べても格が落ちるようにしか見えなかった。

 恐らく、ヒュンケルの目にも同じものが見えているのだろう。

 …それに何より、こいつは手負いだ。

 

「貴様は、絶対にこいつに勝てん」

「そうね、万が一あなたがポップに勝てたら、今度はわたしが相手になってあげるわ」

 わたし達2人の挑発で、本気でブチ切れたらしい鳥人は、怒りに身を震わせながら、自身の身体から羽根を毟ってそれを握りしめ、跳躍する。

 一応体力は回復したが、どうやら魔法力が尽きかけているらしいポップは、それでも上から攻撃してくる鳥人を睨みつける。

 

飛翔呪文(トベルーラ)!!!!」

 攻撃を避けるでなく、逆に相手に向かっていったポップは、見る間に鳥人より高い位置まで飛んだ。

 鳥人がそちらに振り向きながら、翼を広げる。

 

「こざかしい!!

 空中でオレとやりあおうなどとはッ…なっ!!」

 次の瞬間、広げた翼の、片翼が千切れて落ちた。

 

「…言ったはずだ、貴様は勝てんと。

 ブラッディースクライドを受けた以上、ただではすまん…!!」

 そう、それは先ほど、ヒュンケルの鋭い突き技がもろに当たった箇所だ。

 あまりに鋭い斬撃だった為、痛みを感じてはいなかったのだろう。

 だが明らかにその時点で千切れかけており、もはや使用に耐えられる状態ではなかった。

 片翼のみで羽ばたいた為、鳥人は空中でバランスを崩す。

 その真正面から、ポップは魔法力を溜めた両手を、殴るように叩きつけた。

 

 

「残りの魔法力…全部てめえにくれてやらあッ!!

 

 

 イオ!!!!」

 

 

 呪文による爆発で、上空が真っ白く輝く。

 

「ガ…ガルダンディ───ッ!!!!」

 初級呪文とはいえ、攻撃魔力の高いポップの爆裂呪文を真正面からもろにぶつけられ、地面に落下した時には、鳥人はもはやその生命活動を完全に停止していた。

 

 そして、本気で魔法力が尽きたらしいポップが、トベルーラを維持できずに落下してくる。

 なんとか受け身をとって着地したものの、ポップはそのまま地面に膝をついた。

 

「や、やったぜ…!

 だけどよ、もう魔法力がカラッポだぁ…」

 …体力は回復した筈だが、それにしてはフラフラしてる。

 あ…この状態、以前マトリフ様に聞いたやつかも。

 攻撃魔力の高い者ほど出やすい症状らしいのだが、魔法力が底をついた状態の時に、急激な睡魔に襲われる事があると。

 なんでも生存本能的な理屈であるらしく、攻撃魔力の高い者は得てして肉体耐久力は低い傾向にある為、魔法力が尽きる事が即時の危機に直結すると肉体が判断して、その回復を優先させるのだそうだ。

 それが即ち睡眠を欲するという事で、それは体力が満タンであっても関係ないらしい。

 

『魔法力が底をつく事よりも、敵地で眠気に負ける方が、よっぽど危険だと思うんだがなぁ』

 と、マトリフ様が苦笑いしながら仰っていたところを見ると、偉大な大魔道士にも不覚を取った経験があるという事だろう。

 ともかく、今ポップの身体に起きてるのは、恐らくはその現象だ。

 ある意味、成長の証ともいえる。

 もっとも熟練の魔法使いになってしまえば、戦地で魔法力が尽きる事そのものがなくなるだろうけど。

 わたしが見る限り、この子は攻撃魔力の急成長に、魔法力の上限上昇がついていっていないと思う。

 というよりこの子の素質に密かに惚れ込んでるマトリフ様が、早い段階で大呪文を詰め込みすぎ。

 

「おまえにしてはよくやった…。

 心配せずに、あとはゆっくり休んでいろ」

 そんなポップに、振り返らずにヒュンケルが言葉をかける。

 

「ヘッ、心配なんざしてねえよ…おめえは性格は悪いけど…強さだけは…ピカ一だからな…!

 じゃあ、遠慮なく…休ましてもらうわぁ…」

 …いや、ヒュンケルは性格悪くないと思うよ?

 君たち弟妹弟子たちの前ではひねくれた事も言うようだけど、わたしやクロコダインといる時には結構素直な顔も見せる。

 君のヒュンケル観には多分に恋敵フィルターがかかってる。

 けどつっこむ間もなくポップがすうすう寝息をたて始め、わたしは彼の身体を抱えて、岩山の陰になるあたりに移動させた。

 …確かにこれは、強さに絶対の信頼がおける仲間が居ないと危険かもしれない。

 しかしまあ、今回のポップの行動がアレなだけで、本来魔法使いというポジションで、1人で戦うシチュエーション自体がないか。

 ふと、見るともなしにヒュンケルの方を見ると、彼がこちらを振り返って、ひどく優しく微笑んでいるのが目に入った。

 戦場で目にするには場違いだけど、心の中でポップの健闘をたたえたのが、つい表情に出てしまったというところだろう。

 

「さて…これで2対2ね」

 道中、急場しのぎに手に入れた棍を構えつつ、わたしはヒュンケルの隣に戻る。だが、

 

「あなたが戦う必要はない、グエン。

 オレ1人で充分だ。下がっていてくれ」

 ヒュンケルがそのわたしを制して、一歩前に進み出た。

 そのタイミングで、少しの間呆然としていたトドマンがこちらを振り返り、野太い声を張り上げる。

 

「おのれいッ!よくもガルダンディーを…!!

 ただでは済まさんぞ!!」

 ヒュンケルは、先ほど一瞬だけ見せた穏やかな表情が嘘のように、薄い青の瞳で敵を睨みつけた。

 鋭く薙いだ剣が、その剣圧のみでトドマンの牙を折る。

 

「ボラホーン!!」

 その衝撃と痛みに呻く仲間に呼びかけたラーハルトが、次にはこちらを驚いた顔で振り返る。

 …そうだろう。

 隣で見てるわたしでさえ恐いと感じるほど、ヒュンケルは凄まじい闘気を放っているのだから。

 

「ただでは済まさんだと?

 …それはこっちのセリフだ。

 貴様らがどこの馬の骨かは知らんが…、

 オレの弟弟子をいたぶってくれた礼は、そんな程度では済まさんからな!!!」

 ヒュンケルの身体から溢れ出す闘気が、紫色の光となって、彼の全身を覆っていた。




第20話にて、バランとの戦いで失ったグエンの武器、第4話で兄弟子のゲッコーさんに貰ったものですが実は「菩薩の棍」という、恐らく資料に使ってるドラクエ9の中ではほぼ最高ランクに位置する棍でした。
「あなたに差し上げようと思って用意していたもの」との言葉通り、プロポーズの小道具として万難を排して手に入れたものでしたが、友人達に「いや、それが結婚したいと思ってる女性へのプレゼントってどうなの!?」と言われて、その時点では出せなかったという裏エピソードがあります。哀れ。
それを失ってから今回、急場しのぎに近隣で買ったのは「樫の棍」。
ベンガーナでダイの剣を買った後、色々あって精算されてない為、グエンには持ち金がそんなにありませんでした。
あとやはり20話、クロコダイン視点だった為にサラッと流されてますが、最初のギガブレイクを受けた時点で実は上半身の服も斬られていて、ベホマラーで回復してからマントで急場の胸あてをつくるまで、実はおっ○いまる見えでした。
なので旅人の服も新調してます。

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