DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 神が投げた小石たち 作:大岡 ひじき
聖水は原作でロモスからの船旅で出てきたシーンに描かれる通り、並のモンスターには触れるだけでダメージを与えるもの(だから弱いモンスターは怖がって近寄らない)であるのに対し、トヘロスは害意のあるモンスターの意識に作用し、自分の存在を認識できなくさせるいわば精神的な結界です。
ド◯えもんの「いしころぼうし」を思い出していただければ間違いないかと。
本当なら作中で、いつもの通りグエンさんに説明させるところですが、いま彼女それどころじゃないので。
「や、やめろッ!!」
…気がついた時には頭を鷲掴みにされて吊り下げられて、体重が一気に首にかかってくる苦痛に無理やり覚醒させられた。
首と頭にかかる負荷による苦痛が邪魔をして、魔力の集中もできない。
この状態から下手に抵抗すれば、首の骨を折る可能性もある。
眼下には、そんなわたしの姿に明らかに動揺しているヒュンケルが叫んでいる。
流れ的に、わたしを殺されたくなければ、抵抗をやめろというパターンか。
こんな形で足を引っ張るとか最悪だ。
ひとまず苦痛を逸らそうと別な事を考えようとしたら、視界の端を、まだ倒れたままのポップの姿が掠めた。
わたし達が戦っている間、無防備である彼を岩陰に隠した際、一応念の為トヘロスをかけておいて良かったと思う。
そうでなければ、ここでこうされているのが彼だった可能性もあるのだから。
「…オレを殺せば、本当に彼女を見逃してくれるのか…?」
打開策をなんとか考えようとして、思考がまとまらずにいる間に、ヒュンケルの声がおかしな言語を形成しているのが耳に入ってきた。
…は?馬鹿なの?
「…んっなワケないからっ!」
反射的につっこみを入れてしまう。
わたしの言葉に、普段から割と白目部分の多いヒュンケルの目が見開かれたけど、そんな事構っちゃいられない。
「こいつ、あなたを殺したらすぐに、わたしやポップもあっさり始末するに決まってるわ!
冷静に考えればそんな事すぐ判るでしょう!?」
「黙れッ!!」
トドマンが指に力を込め、頭骨がみしみし音を立てて軋むのが判った。
声なんか上げてやるもんかと歯をくいしばる。
けど、歯の隙間から洩れる息と呻き声は止めようがなくて。
「……きゃうぅっ!!」
「止せ!」
圧力が弱まり、わたしからは見えないのに何故か、トドマンがニヤリと笑ったのが判った。
「…いいだろう」
言いながら、ヒュンケルが剣を構えていた腕を下げる。
「だ、駄目、ヒュンケル!
わたしなんかに構わず、このトドとっととブッ倒しなさい!!」
この動きは剣を捨てようとしているのだと理解して、わたしは思わず叫んだ。
だがヒュンケルはそんなわたしに一瞬哀しげな目を向けてから、一言言い放つ。
「……そんなことはできん!」
…その瞳に一瞬顕れて消えた感情に、わたしはハッとした。そして、
「ばか!あほ!脳筋!残念イケメン!!
おまえのかあちゃんでーべーそ!!」
反射的に、思いつく限りの罵詈雑言を、眼下で諦めきった友に浴びせる。
ほら、こんな酷い事言う女の為に、命捨てるとか馬鹿馬鹿しいでしょう!?
…なのに、ヒュンケルは一瞬「ハァ?」みたいな顔をした後、何故かその唇に謎の笑みを浮かべた。
…って、だから剣を捨てるなと言うのに!
ヒュンケルの手から放物線を描いて落ちる剣の動きがやけにゆっくりに見え、それが地面に落ちた音が、乾いて響いた。
「ちょ…マジで頭おかしいわ!最低!!
まぬけ!あんぽんたん!おたんこなす!!」
「グフフフッ…いい心構えだ!!動くなよッ!!!」
そしてトドマンがわたしを鷲掴んだまま、もう片方の手で武器を、ヒュンケルの頭上に振り上げる。
ヒュンケルはやや頭を下げて、その瞬間を待っている形だ。
「死ねェ〜〜い!!」
そしてその腕が振り下ろされるのにも、まったく抵抗を見せない彼の姿に、もう完全に終わったと思った。
「ヒュンケル〜〜ッ!!」
ドガッ!!
思わず目を伏せたわたしの耳に届く、肉と骨が砕かれる…というにはやけに鋭い音。
掴まれていた頭からゆっくりと力が抜かれ、落下するわたしの身体。
なんとか体勢を整えたわたしの目に映るのは、一本の槍を口から喉に打ち込まれ、その巨体を仰向けに倒して絶命するトドの姿だった。
「ラーハルト…!!?」
ヒュンケルの声に、ハッとしてそちらに顔を向け、それから彼の視線の先に目をやる。
「無事か……グエナヴィア?」
そこにいたのは、うつ伏せに倒れながら、苦しげにわたしの名を呼ぶ魔族の青年。
その顔は…微笑んでいた。
子供の頃に何度も見た、邪気のない微笑みだった。
「…ラーハルト!!」
もつれる脚を必死に動かして、わたしは彼の元に駆け寄った。
手に回復魔力を集中させ…ようとして、止める。
診えてしまった。理解したくなかった。けど。
…この子にはもう、回復を受け付けるだけの生命力すら残っていない。
最後の力を振り絞って、わたしを助けてくれたんだ。
それなのに、わたしはもう、この子を助けられない。
回復呪文をかけるかわりに、その頭を抱きしめて、金色の髪を撫でた。
懐かしい匂いと感触に、胸がしめつけられる。
「……会いたかったんだ。ずっと。
やっと戻ってきてくれた…オレの…グエナヴィア」
腕の中で、ため息のような声が、子供の頃と同じ口調で、呟いた。
・・・
「なぜオレを助けた?」
わたしの膝に頭を乗せて、来るべき瞬間を待つのみであるラーハルトに、ヒュンケルが問う。
いつのまにか目を覚ましたらしいポップもそばに来ていた。
「…ヤツがグエナヴィアに、危害を加えようとするのを阻止しただけだ。
それに人質をとるなど、誇り高き竜騎衆の名を汚す愚行…ましてや人間相手に、な…!!」
「…どうしておまえは、それほどまでに人間を憎むんだ…ラーハルト…」
そのヒュンケルの問いには、わたしがかわりに答える。
「…この子もわたしと同じ、人間と魔族との混血児よ。
わたしと初めて出会った頃、彼は人間たちに虐げられ、村を追われて山の中に、病気の母親と2人で暮らしていたわ」
わたしの説明に、ポップは驚いた顔をしていたが、ヒュンケルは特に表情を変えなかった。
予想はついていたのだろう。
訊ねたのは、言葉にする事で昇華させようとする、せめてもの思いやりだ。
死にゆくラーハルトに対しての。
それがわかったのだろう、ラーハルトは意地をはることなく、自身の境遇を口にする。
そうしてひと通り話し終えて、甘えるようにわたしの手を握ってきたラーハルトは、最後はこんな言葉で締めくくった。
「オレの悲しみをわかってくれたのはグエナヴィアと、バラン様だけだった…」
だがその言葉が、わたしには受け入れられず、思わず声を荒げてしまう。
「違う!あの男は、自分の憎しみにあなたを巻き込んで、利用したのよ!」
わたしが言うのを聞き、ラーハルトが哀しげに首を横に振る。
「言うな、グエナヴィア…!
それでもあの方は、オレに愛情を注いでくださった」
…その顔が、彼の母親の面影を忍ばせて、鼻の奥がツンと痛くなる。
わたしがラーハルトの役で、あの頃の再現をしているかのようだ。
「そんなの愛じゃない…なんでわかんないのよ…馬鹿」
それでも言葉を止めることが出来ずに、そんな事を言ってしまう。
ふと、ラーハルトの視線がわたしから外れた。
つられてわたしもそちらを見ると…、
…ポップもヒュンケルも、二人して涙ぐんでいた。
ちょっと、やめてよ…わたしは我慢してるのに。
「フフッ…甘いやつらだな。
そう言うラーハルトの目尻にも涙が滲んでいた。
「おまえたちのような人間には、はじめて会った。
おまえたちなら、バラン様の悲しみをわかってやれるかもしれん。
…バラン様と…ディーノ様を、頼む…!」
その声はか細く消えそうだ。
だがそれから少し間を置いて、ラーハルトはまだ言葉を続けた。
「ヒュンケル…もう一つだけ、頼みがある」
「なんだ?」
「…オレの鎧の魔槍を、グエナヴィアに託す。
彼女を、守ってやってくれないか…オレの、代わりに…」
「…!」
その言葉に、わたしとヒュンケルが一瞬顔を見合わせる。
わたしの手を握っていない方の手を、ラーハルトがヒュンケルに向けて伸ばした。
「おまえになら…任せられる」
死にゆく者の願いを無下にできなかったのだろう。
ヒュンケルはその手を取ると、力強く頷いてみせた。
ラーハルトが、安心したように微笑む。
「たとえ戦場でとはいえ…最後に…おまえたちのような人間に出会えて……よ…かっ…た……」
握られた手の指から、全身から、力が…消えた。
・・・
「っ……ううっ……!」
力を失い、冷たくなっていくその身体を抱きしめながら、わたしは嗚咽が止まらなかった。
この子をこうしたのはわたしだ。
わたしが無力だったから、彼はますます人間を憎み、だからあのバランの憎しみに呼応した。
あの男がなんと言おうと、わたしはこの子を手放してはいけなかったんだ。
「ラーハルト……!」
☆☆☆
ラーハルトの亡骸に、とりあえずマントを被せて立ち上がる。
後で迎えに来て、彼の母親の隣に葬ってあげよう。
けど、今は無理。後で、必ず。
「…グエン」
と、背中からわたしに呼びかけるヒュンケルを見ずに、言葉を返す。
「…まさか、謝るつもりじゃないでしょうね?
わたしの弟同然のこの子を、間違いで死んだ間抜けにするつもり?」
振り返って目を見返すと、少し戸惑ったような視線が返ってきた。
その後ろで、ポップも似たような表情を浮かべている。
「あなたも、彼も、互いに譲れない信念をぶつけ合って戦った。
その結果、あなたの想いが彼の想いに勝った。
…それだけの話でしょう。
それが間違いでないと思うなら、謝ったりしないで。
……あと、一発だけ殴らせて」
「え?」
「………っ!?」
了承も得ずに、頬に平手を叩きつける。
わたしのビンタくらいでダメージは食らわなかったろうが、ヒュンケルは明らかに、何が起きたのかわからない顔をした。
「ちょっ…グエン!?…ヒュンケル!?」
そんなわたしとヒュンケルの顔を交互に見比べて、ポップがあたふたしている。けど。
「わたしを口実に、死のうとなんかしないでよ!」
半分八つ当たりに近いが、我慢できなかった。
「…トドに命を握られた、あの時のあなたの目には、どこかホッとしたような感情が見えた。
…確かに、消えない罪を背負いながら生きる事は、辛い事もあるでしょうね。
レオナ姫があなたに下した裁きが、その点では最も残酷と言える事も判ってる。
…でも!あなたはレオナ姫に裁かれる事を自ら望み、それを受け入れたわ!
受け入れた以上、それは守りなさい!!」
言ってるうちに怒りがこみ上げてきて、その怒りに任せて言い放つ。
横でポップが、落ち着けとか言ってるのも目には入っているが、聞いてはやれなかった。
「グエン、オレは…!」
言いかけるヒュンケルを遮り、アンダースーツの胸ぐらを掴んで、揺さぶりながら更に怒鳴る。
「忘れてるんならもう一度思い出させてあげる!
わたしは一語一句、違える事なく覚えてるわ!!
『あなたには、残された人生のすべてを、アバンの使徒として生きることを命じます。
友情と、正義と、愛のために、己の命をかけて戦いなさい。
そしてむやみに自分を卑下したり、過去にとらわれ歩みを止めたりする事を禁じます』
最後の部分ちゃんと覚えてた?忘れてたでしょ!?」
勢いで至近距離に引き寄せたヒュンケルの顔が、ハッとしたような表情を浮かべる。
あの時、わたしの命を握られたヒュンケルは、明らかに己の命を軽視していた。
それは、かつて犯した罪の重みを、実感していたからに他ならない。
彼は、罪を背負って生きるには真っ直ぐ過ぎるのだろう。
けどその彼に敢えてわたしは、一番残酷な言葉を投げつける。
「あなたには、後悔することすら許されていない。
罪を背負いながら、それでも生き足掻くしか。
…だから、もう二度としないで。
最後の最後まで、生きる事を諦めないで。
死ぬ理由なんか…死に場所なんか、探さないで」
言いながら、ヒュンケルの空色の瞳を睨みつける。
あなたが死んだら悲しむ人がいる。
その心を無視して、勝手に命を投げ出すことなんか、絶対許さない。
わたしの事なんか憎んでくれていい。
嫌ってくれていい。
でも、あなたに生きて欲しいと思ってる人たちの、その心を、手を、振り払わないであげて。
…そう思っていたのに。
「そうだったな…ありがとう、グエン」
少し悲しげに、けれど、どこか嬉しそうに笑みを浮かべ、ヒュンケルはわたしの目を見返して、言った。
「…な、なんか、入っていけねえ…!」
ポップの呟きがようやく耳に届き、わたしは慌ててヒュンケルから手を離した。
☆☆☆
ひと通り気絶している間の情報をヒュンケルに説明してもらった後、ポップにもわたし達がいない間の説明をしてもらい、あの手紙を書くに至った経緯を聞いて、さっきのヒュンケルとおんなじくらいの強さでぶん殴っといた。
「なんでヒュンケルには平手で、おれにはげんこつなんだよ!」
とか言われたけど知るか。
無視してたらぎゃんぎゃんうるさかったので、アタマ抱えて窒息するほどハグしてやったらおとなしくなった。
たく、うちの男どもはどいつもこいつも命を軽視しすぎる。けど、
「…ごめん」
って、ほっぺた赤くして照れ臭そうに言った顔がちょっと可愛かったので許してやることにする。
そんなこんなで落ち着いた頃、ポップが心配そうにこちらに目を向けた。
「グエン…あんた、怪我は?」
「わたしは大した事ないけど、ヒュンケルは酷そうね。
…ベホマ」
言いながら、どうやら負傷よりも闘気の放出によるダメージの大きいヒュンケルに、回復呪文をかけてやる。
「…ありがたい。これでまだ戦える」
ヒュンケルはそう言って一旦わたしから離れ、先ほど手放した剣を拾った。
ついでにトドの死体から、ラーハルトの槍を回収する。
わたしにはできそうもなかったので助かった。
「おれは、体力の方は大丈夫だけど…」
そう、ポップは体力は回復済みだったが、魔法力が底をついていた。
少し睡眠を取って僅かに回復したものの、あの時間内ではせいぜいメラ2発程度しかあるまい。
「そうね。ポップはこれ使いなさい」
言って、わたしは虎の子のアイテムを、彼の手に握らせる。
「これは祈りの指輪といって、これを指にはめて祈れば一度…運が良ければ二度三度、僅かだけど魔法力が回復するわ」
やってみて、と促して言った通りにさせると、ポップの全身を淡い光が一瞬包んだ後、指輪に付いている青白く濁った色の石が、音もなく砕け散った。
一瞬済まなそうな顔をしたポップに首を横に振る。
「そういうアイテムだから気にしなくていいわ。
バランは強敵だから、その程度じゃ心許ないでしょうけど」
「いや、充分だぜ。…でもグエン、あんたは?
バランとの戦いを考えたら、あんたの方が魔法力必要なんじゃ…」
ヒュンケルが回収してきてくれた槍を受け取りながら、わたしは答えた。
いつのまにか、鎧部分が穂鞘に戻っている。
「バランは強敵だって言ったでしょ。
あらかじめ補助呪文をかけておくくらいで、戦いになれば、回復してる暇なんか恐らくないわよ。
だとしたら、なんとか攻撃して、活路を切り開く方がいい。
…幸いにも、わたしにはラーハルトから託されたこれがある。
槍術は見よう見まねだけど、わたしには棍の基礎があるもの。
戦いの中でなんとか掴んで、使いこなしてみせるわ」
言って、わたしはその、大きな穂鞘のついた槍を握りしめる。
見た目の割に、重量はそれほどでもないようで、わたしでも何とか使えそうだ。
ヒュンケルの鎧の魔剣と違い、防御力よりも機動性を重視した性能なのだろう。
…これは形見であり、彼の魂でもある。
ラーハルトの魂が、きっとわたしを守ってくれる。
「グエン…」
「戦うな、とは言わないでね?
わたしはバランに、激しくムカついてるの。
ダイの為にも、決して殺したくはないけれど、せめてラーハルトの槍で一矢報いてやらなきゃ、ホント気が済まないわ」
…ラーハルトの件もそうだけど、聞けばわたしの故郷のアルキードは、あの男に消滅させられたのだという。
愛する人を失った事による感情の爆発だったようだが、あの国に住んでいたわたしの親代わりだったシスターたちは、完全にとばっちりで死んだ事になる。
それにしても、もしこんな事が起こっていなければ、わたしはバランを今頃は、自国の王として認識していた可能性があったということか。
或いは女王の王婿としてかもしれないが。
そしてダイはその王子。
その場合、アルキードはカール以上の強兵国として、対魔王軍の先鋒となって戦っていただろう。
考えると、実に勿体ない事をしたものだ。
守ってくれた筈の存在をわざわざ敵にまわすなんて。
…復讐なんて事は考えてない。
わたしがバランと同じところに堕ちるのを、シスターたちは決して喜びはしない。
そして、ラーハルトも。
でも、さっきヒュンケルやポップにしたみたいに、一発ぶん殴るくらいのことは許されてもいいでしょう。
…ラーハルト。
あなたの願いと魂のこもったこの鎧…確かに受け取ったわ。
「
この人質シーンを改変するにあたり、思い入れのあった方にはすごく申し訳ないとは思うが、アタシはここで本来入るヒュンケルの、自分を卑下して幸せを放棄する台詞がとても嫌いだ。
だからあの台詞を、せめてアタシの世界の中では吐かせたくなかった。
というかここであの台詞を口に出してしまったからこそ、自分は幸せになっちゃいけない人間だとヒュンケルがその後再認識しちゃってる気がして仕方なかった。異論は認める。
そしてアバン再登場からミスト撃破後のアレを見た時、アバンがいてようやくヒュンケルは、自身を卑下する事なく己の罪と向き合って、その上で幸せになれる道を探せるんじゃないかと思ってた。
いや決してBL的な意味じゃなく。
マァムに対しての言葉にできない想いを、あなたは自分に対して認めていいんですよって方向に導いてくれるかと。
…全部アタシの妄想だったけどな!
そして散々槍の伏線張ってたから予想できてた方もいらっしゃるかと思いますが…グエンさん鎧の魔槍ゲットw
前にもどこかの前書きかあとがきに書いたと思うがアタシ、鎧の魔剣の凶悪なデザインが大好きで、ヒュンケルにはこっちを装備し続けて欲しかったので。
それと同時に魔の無自覚