DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 神が投げた小石たち 作:大岡 ひじき
右手にヒャド、左手にメラの呪文を乗せたポップの両腕が重なり、それに伴いふたつの相反するエネルギーも重なって、光の矢のような形をとる。
その状態から更に魔力が高まって…これは……まさか!!
「…おお、燃えねえ燃えねえ!
さすが法術で編んだ服だ、ありがてえや…!」
「すごい!どんな魔法力なのかわからないけど…!!!」
「…ダイ、わたし達伏せていた方がいいわ!!
ヒュンケル、マァム、クロコダイン!
今、こっちに近づかないで!!」
ポップが紡ぎあげるその力の正体に気がついて、わたしはダイに注意を促すとともに、少し離れていて、今いる位置が把握できない他の3人にも呼びかける。
「…話が早くて助かるぜ、オネーサン。
こいつは、敵を一瞬で消滅させちまうエネルギーだ。
ハンパじゃねえ威力があるからなっ!!」
「…やっぱり『ゼロ』のエネルギーなのね!?」
そして、ポップの言葉によってより確信を深めたわたしが思わず問いかけた言葉に、ダイが反応する。
「グエン、知ってるの?」
見上げてくるダイの問いに、わたしは頷く。
「知っているというか…魔法学の世界では何度もテーマにされていたものの、同じ術者が正反対のエネルギーを全く均等に、しかも同時に操る技術が必要とされ、理論上は可能でも実現は不可能とされていたものよ。
それが、まさか実在したなんて……!!」
「へっ…へへっ。
聞きたきゃ、後でゆっくり話聞かせてやるよ…。
奴らを吹っ飛ばしたらな…!!!」
不敵に笑いながらそんな軽口を飛ばすポップだが、喋りながらだとちょっと集中が辛そうだ。
それに見た感じだと、ほんの僅かだがヒャドを出していた右手、つまりマイナスのエネルギーが弱まる瞬間がある。
確かにポップは炎系の攻撃呪文の方が得意だ。
潜在的に魔力が強い為、ヒャドひとつとっても並の魔法使いのヒャダルコより威力があるのだが、いいところで詰めの甘い部分があった筈だ。
ある程度強く意識しないと、バランスが保てないのかもしれない。
…そういえば、合流した時に着ていた服の、右手の肘から先の部分がやけに煤けていたんだった。そういうことか。
ならばこれ以上話しかけるのはやめて、事態を見守ろう。
と、ポップが構えてる炎の壁の向こうから、こちらへ進んでくる影が見えた。
形や大きさからすると、どうやら最初に会ったヒムという奴らしい。
リリィはうまくあしらっていたようだが、相当血の気の多そうな性格をしていたし、こちらが出てくるのを待つのに焦れたのかもしれない。
「…悪ィな!
まだてめえらの名前と
言ってポップが、光の矢を放とうとした、刹那。
「まだだ…まだボクは負けていない…っ!!!
マヒャド!!!!」
気を失っていると思っていたノヴァが立ち上がり、氷系最強呪文を、向かってくる影の方向へ放った。
ちょっと、邪魔すんな!!
起きたらまたややこしそうだったから、この子には敢えて回復呪文をかけずにいたのに!!
「い、いくら魔法が効かなくても一瞬は凍るはず!!
そのときなら、我が剣でも砕ける…!!!」
言ってる間に周囲の炎が、今のマヒャドにより鎮火された。
炎の壁を切り裂いた冷気が、敵の姿を顕にする。
「今だあ──っ!!!」
折れた剣に闘気を込めて、ノヴァが奴らに向かった瞬間…馬の顔をした
甲冑のような胸の装飾が開き、その下から、少し色味の違う白銀の、盾のようなものが現れる。
それが一瞬、周囲の冷気を…というよりは魔法力そのものを吸い取ったように、わたしの目には見えた。そして。
「うわあぁあっ!!!」
一拍あと、吸い取られたそれは、わたし達の元に跳ね返ってきた。
それを放ったノヴァが、主にその威力をまともに受け、吹き飛ばされた身体がポップに当たって、ポップの身体が傾ぐ。
瞬間集中が乱れたのと、周囲に吹き荒れる冷気、即ちマイナスの魔力が、ポップの手の中のそれと混じって、持っていかれた。
更にマイナスが高まることで、プラスの魔力も打ち消される。
まずい。
フバーハは属性攻撃はほぼ無効にするが、呪文に対しては完全な防御壁にはならない事を、先日パプニカでアポロくんと呪文についてディスカッションした時に教えてもらった。
ある程度までは防ぐものの、その強度を上回る威力には耐えきれないのだと、そのおかげで彼はフレイザードに不覚を取ったと、少し悔しそうに言っていたのだ。
呪文をまともに跳ね返されたノヴァは勿論のこと、クロコダインやマァムも無事ではいられまい。
更に、ダイやポップは装備的に大丈夫だろうと判断して、それすらも施していなかった。
ならせめてダイだけでも、わたしが抱き込んでいればなんとかなるかも…何せ、わたしの鎧は呪文効果完全無効。
そう思って彼の方へ手を伸ばしたあたりで、わたし達の周囲の空間が数秒、完全にホワイトアウトした。
ポップの作り出したゼロのエネルギーが消えた、その後の視界ゼロ。
誰がうまいことを言えと。
☆☆☆
そうだった。
確かここ、ポップがメドローアを初披露しようとした場面で、ノヴァのおかげで不発になるけど、結果的には助かったってやつ。
あのシグマという
あたしはその事は知ってたけど、あたしがハドラーのところにいた時には、コイツとは顔を合わせていない為、『知らないはずの知識』であるその事実、口に出して言うことはできなかった。
うん、決して忘れていたわけではない。決して。
…えっと名前、なんたっけ。
『【シャハルの鏡】です』
そう、それ!
『ふふん。ちなみに説明しますと、かつては祭祀に使用される神具であったものが力を得て魔具となった、ミスリル製の鏡でした。
今はテランと呼ばれている国がカラカーンという神聖王国としてこのギルドメイン大陸を支配していたはるか古の時代、そこを襲って滅ぼしたジャミラスという魔王が、奪って魔界へ持ち去り、盾の形に作り変えたものです。
ちなみにその後、ジャミラスは己の支配区域を拡大しようとして大魔王バーンに挑み、呆気なく撃退されています。
その後、本来ならば処刑されていたところを気まぐれで罪一等減じられ、その器と力に心酔したジャミラスが、この盾を大魔王バーンに献上したそうで、その後悠久の時を経て、彼の宝物庫にしまいこまれていたそれは、オリハルコンの駒とともにハドラーへと下賜され、ハドラーが自身には必要ないと
ところで、そのジャミラス本人は今は既におりませんが、大魔王バーンへの忠誠を永遠に繋ぐという誓いのもと、彼の名は子孫に代々受け継がれているようです』
そーなんだー(棒)
てゆーかテランがもと大国だったとか初めて知った。
もっとも、今くらい寂れた国になったのは、今の王様が武器や道具の開発禁止令を出して以降の話だから、その前は森の恵み豊かな、穏やかで暮らしやすい国だったと聞いてる。
うちの村の狩人のソーケッツさんとその甥のハック、あとジンジャーの御両親もテランの出身だ。
なんでもベンガーナで未曾有の大不況が起きた後、今の王様に代替わりして急激にそれが持ち直し、隣国であるテランにも物流が盛んになると共に、商人とテラン国民の間の諍いが目に余るようになった末に、この法令が出されたのだとか。
…まあ、今はそんな事はどうでもいいわな。
とりあえず上空に逃れたあたしとガルーダさんは影響を受けずに済んでるけど、地上は局地的に猛吹雪。
ほぼ爆心地のノヴァとダイやポップ、あとグエンさんの姿はほぼ見えなくなり、眼下でクロコダインがマァムを自身に引き寄せている。
この状況から身を呈して庇おうというのかと思っていたら、
「唸れ、真空の斧ッ!!!!」
という声と共に、二人の身体に襲いかかり凍りつかせんとする吹雪が、その半径1メートルくらい手前で止まって渦を巻いていた。さすが!
その側でヒュンケルさんが平然として立っているのは、言うまでもなく身につけた鎧の魔剣の効果。
姿は見えないが同じ理由でグエンさんも、この攻撃にはノーダメージだろう。
なんて思っていたあたりで、全員の姿が局地的吹雪に包まれて見えなくなった。
そして数秒のち、吹雪が晴れると、全員が元いた場所から動かずにそこにいた。
…否、ダイとポップに至っては、『動けない』が正しいようだ。
ゲームのドラクエではシステム上、呪文の効果にダメージ以外のものはなかったが、この世界の呪文には、使い方次第でダメージ以外にも付帯効果をつけることが可能なのだ。
例えば、今クロコダインが真空の斧で再現したバギには、空気流を利用したバリヤー効果。
ヒャドには物体を凍りつかせてその活動を停止させる効果といった感じの。
まあ、付帯効果というよりは応用の範囲なのだろうが。
そんなわけでダイもポップも、ダメージはさほど受けていないようだが、足はしっかり地面に固定されて、身動きが取れない状態らしい。
ポップに至っては地面に手をつけていたから、そこから既に動かせない。
グエンさんは…あ、足上げて氷を踏みつけた。
それからポップに駆け寄って、握った槍で突いて氷を砕こうとしてる。
氷…そういえば
メラゾーマ…は強力すぎるか、ベギラマにしておこう。
どっちにしろ、もう少し近づかないと、あたしの腕ではせっかくの呪文を無駄にしかねないな。
「なんてこった…呪文が効かないだけじゃなく、跳ね返せる奴もいるなんて…!!」
「いかにも!
このシグマの胸に隠された“シャハルの鏡”は、受けた呪文をそのまま敵に反射する、究極のアイテムだ!
そして同時に、究極の盾にもなる!!!」
胸からその『シャハルの鏡』を取り外したシグマは、そう言ってそれを腕に装着する。
表情はわからないまでも、多分アイツなりにすっごいドヤ顔なんだろうなと、ガルーダさんを徐々に降下させながらあたしは思った。
☆☆☆
「これで
ノヴァが先走りしなきゃ全滅してた!!」
「おっかない話だこと…とりあえず基地に戻ったら緊急対策会議よ、ポップ!」
「生きて戻れたらな…って痛てッ!
ちょ、グエン!!今掠った!
とんがったトコ掠ったって!!」
「ちょっとくらい我慢なさい!
わたしは僧侶よ!
死にさえしなきゃ後で全回復してあげるわ!!」
「大雑把にもほどがあんだろ!!!」
そう言うけど、今はポップを掘り出すのが先。
呪文を使う際、口が動かなければ唱えられないのは勿論だけど、手を使わずに使用できる人をわたしは見たことがない。
これもマトリフ様に言わせると『研究する者のないお題』だと思うのだが、多分発音が、砲で言うところの着火であるならば、手は砲門に当たるのだと思う。
今ポップはこの手を掘りださなければ何もできない。
逆に言えばこの場は、ポップの手さえ動かせれば、あとは彼がメラでも使って、氷を溶かせる筈。
ダイは片手は動かせるみたいでしきりに自分の身体についた氷を割ろうとしてる。
彼もメラは使える筈だけど、ポップと違ってダイは、この状態での魔力集中は難しいだろう。
「そうだ、ノヴァは……!!?」
と、ダイがその名を呼んで初めて、この事態の原因となっている彼のことを思い出す。
ポップの発掘に夢中で気付かなかったが、先ほど自分の呪文を真正面から跳ね返され、もろに浴びる事になった青年は、わたし達に向き合う位置に立つ、ヒムの腕に抱えられていた。
「ノヴァ──ッ!!」
ダイの呼びかける声にノヴァは少しだけ反応を示す。
しかしその身体は完全に凍りついているようで、指一本動かせぬまま、悔しげに流す涙すらまつ毛に凍りついてから、小さく音を立てて落ちて砕けた。
「いい勉強になったようだな!
世の中上には上がいる…冥土の土産にそれを、よ〜く覚えておけ!!」
…まずい。今一撃加えられたら、彼の身体は粉砕される。
そしてヒムは今まさに、それを行おうとしている。
だからといって彼を奪い返す為に攻撃して、手元が狂えば同じ結果だ。
「おまえの気持ちはよくわかるぜ…ぶざまに生き残るくらいなら、美しく死にたいよなぁ…?」
言ってヒムは、上空にノヴァの身体を放り投げた。
「………あばよ!!」
「ノヴァ──ッ!!!」
「……だめだっ!!」
これから起こるであろう惨劇に、少年たちが思わず目をそらす。瞬間。
「ぐあちゃちゃ〜ッ!!!」
突然凄まじい熱気が立ち込め、凍りついていた全てを瞬時に溶かした。
たまらずポップが悲鳴をあげる間に、氷が一気に水蒸気となり、白い霧が再び視界を白く閉ざす。
「なにっ!!?」
放り投げたノヴァを追いかけて飛ぼうとしていたヒムが、突然のことにその場に立ちすくむ。
その瞬間を、彼が逃す筈がなかった。
「ブラッディースクライド!!!」
ヒュンケルの鋭い剣の突きが、ヒムの額を貫く。
その勢いのまま、ヒムの身体が弾き飛ばされた。
「…おしゃべりな小僧だが…一つだけいい事を言った。
そうだ、上には上がいる…!!!」
「ヒュンケル…!!」
更にその後ろから、クロコダインとマァムがようやく駆け寄ってきて、ダイが身体にまとわりついた氷のかけらを振り落としながら声をかけた。
「ありがとう、クロコダインが氷を溶かしてくれたんだね!」
「いや、オレじゃない。
オレはあっちで倒れている負傷者たちが凍死しないよう、
……どうやら、あいつらのようだ」
そう言って、クロコダインが見上げた先に、大きな鳥の姿があった。
間違いなくクロコダインのガルちゃんだ。
その大きな爪が、ノヴァの身体を掴んでいる。
うん、相変わらず賢い。
「…すいませ〜ん。
あたし、ガルーダさんがベギラマ使えるって知らなくて〜。
あたしが
その上から聞こえるのは、間違いなくリリィの声だ。
ガルちゃんは確かに賢くておとなしいが、それにしたってリリィは順応力高すぎじゃないだろうか。
…ひょっとしたらあの肝の太さをハドラーに見込まれたと思ってしまうのは穿ち過ぎか。
本人は必死に否定していたが、リリィは魔王の花嫁になっても自分を貫いて生きていけそうな気がする…というか、今のハドラーはともかく以前のハドラーくらいなら普通に尻に敷いて、いっそ人類初の魔王として君臨するかもしれない。
「おお、割とマジでこんがり炙り焼かれるかと思ったわ!!
けど助かったぜ、サンキュー!」
「…ありがとう、リリィッ!!」
はっ。いかんいかん、わたしは何を考えている。
ここは戦場だ、気を引き締めていかないと。
☆☆☆
ガルーダさんを降下させ、ノヴァの身体を地上に下ろしてから、あたしもガルーダさんの背から降りる。
グエンさんが駆け寄ってきてノヴァの身体の状態をひと通り見てから、凍傷で色が変わってしまった頬に手を触れた。
「…とりあえず、魔法力はできる限り残しておきたいから、今は傷の治療だけ。
体力の回復は、戦いが済んでからね。
……ベホイミ!」
一瞬、ノヴァの身体をオレンジ色の光が包み込み、それが吸い込まれるように消える。
離れた手の下の顔と、他の部分にも、もはや凍傷の跡など一片も残されていない。
「おお〜」
覗き込んでぱちぱち手を叩くと、何故か頭を撫でられた。
「悪いけどリリィ、この子頼むわね。
…ガルちゃんは引き続きリリィの護衛よ!」
「クワァ──ッ!」
そう言い置いて、グエンさんが仲間たちの元へと戻る。
…『この子』というのはやはりノヴァのことだろうな。
改めて近くで見ると、綺麗だけど幼さの抜け切らないその顔は、やはりあの時の『お兄さん』に間違いない。
一方、そちらでは、改めて勇者パーティーとオリハルコンの親衛騎団が、一通り揃って向き合っていた。
ヒュンケルさんの攻撃を受けて、吹っ飛ばされて膝をついていたヒムも、ゆっくりと立ち上がって、勇者パーティーを睨みつける。
額の真ん中に刻まれた亀裂を押さえていた手を外し、現れたその表情には、さっきまでのどこか遊ぶような余裕の色はなく、怒りを押し殺したような感情が窺えた。
「…見ろ、ダイ!!
額をブチ抜かれても死なない…やはりあいつらはフレイザードと同じなのだ。
禁呪法で生み出された金属生命体…!!
“
…うん、ヒュンケルさんはグエンさんが絡まなければ、ちゃんとシリアスキャラでいられるようだ。
そのヒュンケルさんの言葉に、ダイがハッとしたように頷く。
「そうかっ!!
奴らの急所を探し出せば…」
「探す必要などない!!!
オレたちの
おまえら人間と同じ位置よっ!!!」
そんなダイの言葉を遮るように、ヒムが己の胸を示しながら高らかに宣言した。
「バッ、バカかあいつ!!?
自分で弱点バラしやがった…!!」
「…そうでもないわ。考えてもみてよ。
フレイザードの時と違って、
つまり、まずあのオリハルコンの外殻を砕いて、
それに奴らだって止まっているわけじゃない。
弱点を突くとか、言うほど簡単な話じゃないわ」
ポップが驚きに呆れを含んだような声で言うのに、グエンさんが冷静に答える。
「その通りだ。
当たらなければ効果がないのも、おまえたちの急所と同じ。
それに、隠したところで、そいつの目があればいずれは暴かれるからな。
…いや、既に知っている、か?」
ヒムに顎をしゃくるように示された方向を、皆が反射的に見やった。
その視線の先に……ああ、そうだよあたしだよ!
ちょ、いきなりあたしに話を振るな!!
めっちゃコメント求められてる空気に耐えきれず、あたしは渋々口を開く。
「……弱点、というほどの弱点ではないかなー、という程度には。
凡そグエンさんが言った通りで、むしろ『その方法以外で倒す事は不可能』くらいの認識の方が間違いないかと思われます」
「…て事だ、残念だったな」
あたしの言葉でヒムがドヤ顔してるけど、いや、この流れおかしいから絶対。
てゆーかそのヒムの後ろで『フフフ、さすが我が母上!』『いやおまえ黙れ』という
「さあ、ここからが本番だぜ!
オレの
我らハドラー親衛騎団の真価をなっ!!!」
そう言ったヒムの引き締まった表情が、一瞬彼らの
実は一番書きたいシーンに、まだたどり着けないのです。
一万字越えたくないので、一旦ここで切る。
そして相変わらずネタ入れてます…
冒頭のポップとグエン、ダイの会話を
そばでもしリリィが聞いていたら
「いやなんだその
イケメンが戦ってる後ろで解説する
ドジョウヒゲみたいなセリフ」と
あくまで心の中でつっこむことでしょうw