人修羅とガラクタ集めマネカタが行く 幻想郷紀行   作:tamino

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あらすじ

『伏ろわぬ神々』の一柱であるアラハバキに、単身挑む天子。
とんでもない戦力差を機転と勇気で覆し、見事に勝利した。

しかし、アラハバキの最後の一撃により、天子の体は石化。
そのまま結界と共に大爆発に巻き込まれてしまう。

裏・博麗大結界は衝撃により完全消滅。
満を持して、先行して幻想郷に潜んでいた者たちが動き始めた……


第15話 幻想郷の一番長い日 4

アラハバキの『特攻』により、大爆発が巻き起こった。

 

当然ながら、その轟音と、吹き飛ぶ山肌という光景は、

それに気づいた幻想郷の住人全員に衝撃を与えた。

 

 

紫「あぁ……なんということ……藍……」

 

レミ「……始まってしまったのね」

 

諏訪子「マズい……!こんな時に……!」

 

聖「な、なんだったのですか!?今の衝撃は!?」

 

天魔「これで準備は上々ですね…………様……」

 

覚「アナタ達!備えなさい!増援が来ます!」

 

神子「さて……鬼が出るか蛇が出るか……」

 

永琳「さぁ、気を張りなさい。来るわよ」

 

幽々子「……この気配……結界が……」

 

霊夢「……やっぱりこうなったわね……生き延びるわよ。魔理沙」

 

 

各勢力で反応は様々。

 

しかし共通していることは、この脅威に無関係でいられる者はいないという事。

今回に限っては、今までの異変と違って静観という選択肢は、ない。

 

 

 

そして当然、人里でも……

 

 

 

阿求「な、何事ですか!?今の音は!?」

 

女中「た、確かめてきます!阿求さまはここで待機していてください!」

 

阿求「ええ、よろしくお願いします」

 

 

今の音は一体何だったのだろう?

あんな大きな音は長い人生でもほとんど聞いたことがない。

大地震による地鳴りや、火山噴火の爆音に匹敵する音量だ。

 

しかし今回はそのどちらでもない。

地面が揺れているわけではないし、幻想郷には火山はないからだ。

 

では何か?

見当もつかないが、歓迎できる出来事でないことは間違いなさそうだ。

 

今は不安と恐怖の中、女中の報告を待つしかできない……

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

ピクシーとガラクタ集めマネカタの二名は、

拠点としている宿でシンの帰りを待っていた。

 

そこにいきなりの爆音。

 

二人が急いで障子を開けると、山肌の地盤が破裂している、という

衝撃的な光景が目に入ってきた。

 

 

 

ガラ「ちょっとちょっと!すごい爆発だよ!山が吹き飛んだ!」

 

ピク「あの辺には、シンが向かった洞窟があったわよね……」

 

ガラ「ええ!?どうしよう!シン君が大変だ!」

 

ピク「慌てないの。シンがあの程度でどうこうなるわけないわ。……それよりも」

 

ガラ「それよりも?」

 

 

ピク「……空気中に一気にマガツヒの量が増えたわ

これは多分、フトミミが言ってた封印ってのが解けちゃったみたいね」

 

ガラ「ええ!?それは大変!……なの?」

 

ピク「おそらく、ね。

フトミミが言ってたでしょ?この人里に大変なことが起きるかも、って。」

 

ガラ「うん。だからシン君はボクたちをここに残したんだよね」

 

ピク「そ。……準備しときなさい、ガラクタ君。もうすぐ出番が来そうよ」

 

ガラ「うう……いざとなると緊張するなぁ……」

 

 

 

封印が解け、驚異が人里に迫っている。

ピクシーのその予想は、残念ながら的中していた。

 

 

・・・・・・

 

 

千年以上の長きに渡り封印されていた幾多の悪魔。

彼らは封印が解けるのを、チカラを蓄えながら待ち続けていた。

 

特にチカラの強い何体かが先行して結界を抜け出て、結界破壊の工作をしていたのだが、

まさかこんな形で結界が壊れるとは、だれも予想していなかった。

 

 

しかし、これ幸い、である。

もう何にも阻まれることはない。

 

 

封印されし者たちが、その怒りをもって、幻想郷へ侵攻を始める……!

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

女中「あ、あ、あ、阿求さまっ!!大変ですっ!!!」

 

 

先ほど外の様子を見に行った女中が、

取り乱しながら部屋に戻ってきた。

 

 

阿求「どうしたのですか!?外では何が起こっているのです!?」

 

女中「とにかく大変なんです!早く、早く逃げる準備をっ!」

 

阿求「落ち着きなさいっ!一体何が起こっているのです!?」

 

女中「人里が……人里が攻撃されていますっ!!」

 

阿求「!?」

 

 

ダダッ!

 

 

女中「あ、阿求さまっ!危険です!お戻りくださいっ!」

 

 

人里が攻撃されている!?一体何が起こっているの!?

 

阿求は一刻も早く様子を見ようと、屋敷から外に飛び出した!

 

 

阿求「こ、これは……!!」

 

 

目の前の光景に阿求は呆然とする。

 

人里の至る所から火の手が上がり、黒煙が立ち上っている。

人々の恐怖の叫びが聞こえる。

 

 

阿求「一体何が……!?」

 

 

??「阿求さん!」

 

 

突然の惨事に呆然とする阿求の前に、

白髪の女性が現れた。

 

 

阿求「上白沢先生!」

 

 

この女性の名は上白沢慧音(かみしらさわけいね)。

人里で寺子屋の先生をしている半妖である。

 

戦闘もある程度こなせるため、

妖怪が暴れた時などには、鎮圧を頼んだりしている。

 

 

慧音「阿求さん!大量の妖怪が人里に攻め込んできました!逃げてください!」

 

阿求「稗田家の当主が、いの一番に逃げるわけにはいきません!」

 

慧音「そんなことを言っている場合じゃないんです!敵の数が多すぎる!

私達じゃ凌ぎ切れません!」

 

阿求「そんなこと……!一体どれだけの数がいるんですか!?」

 

慧音「生徒の妖怪に飛んで確認してもらいました。

東西南北すべての門に、少なくとも30体以上の妖怪が迫っているようです!」

 

阿求「……!!!」

 

 

通常の妖怪退治では、相手取る数は多くても5体ほどだ。

それが少なくとも30体……しかもすべての入り口にその数……!

 

敵襲があっても避難ができるようにと、人里はすべての方角に出入り口を用意してある。

しかしその全てから攻められるのは、いくらなんでも想定外だ……

 

 

阿求「そんな……いや、それならば尚の事逃げるわけにはいきません!

まずは住民の避難経路を確保しないと……!その指示を出します!」

 

慧音「……わかりました。

幸い今は妹紅(もこう)が家に遊びに来ています!

私と二人でどこまでやれるかわかりませんが、時間くらいは稼いでみせます!」

 

阿求「ありがとうございます……!ただ、無理はしないで下さい!」

 

慧音「はい!里のみんなは頼みました!

……ここから一番近い西門の敵を、何とかします。そこから避難しましょう!」

 

阿求「助かります!それでは私も里中に伝令を回します!!」

 

 

 

とんでもないことになってしまった。

このままでは人里の人間はみんなやられてしまう。

 

なんとか、先生と妹紅さん、それと腕利きの妖怪退治師達に血路を開いてもらい、

脱出の機会を作るしかなさそうだ。

 

……ひとまずは腕に覚えがある使用人たちに、伝令を頼むことにしよう。

 

必要最低限の荷物をまとめ、西門に向かうように、と……

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

ここは人里から少し離れた命蓮寺。

 

例の洞窟からも近い命蓮寺には、届く轟音と衝撃も特に大きい。

 

聖だけではなく、他のメンバーも驚いて門前に集まってきた。

 

 

 

聖「……大変なことになってしまいましたね」

 

寅丸「聖っ!あの爆発は何なんですか!?何か知っているんですか!?」

 

響子「とっても……とっても嫌な予感がします!!」

 

聖「私にも詳しいことはわかりませんが、この嫌な気配……

結界が破壊されたのかも……」

 

寅丸「結界!?……博麗大結界が壊されたというのですか!?」

 

聖「はい……と言っても正確には、あなたの言う博麗大結界ではないのですが」

 

寅丸「???」

 

聖「とにかく、今はそれについて話している場合ではありません!

恐らく、これより強力な妖怪達が幻想郷に出現します!」

 

響子「ええ!?そんな!どんな妖怪なんですか!?」

 

聖「それはわかりませんが、とにかく恐ろしく強いはずです!

もし遭遇したとしたら、必ず一人では戦わないように!可能ならすぐに逃げること!」

 

寅丸「聖がそこまで言うほどですか……」

 

 

 

聖の言葉に命蓮寺メンバーに緊張が走る。

 

聖は幻想郷の中でもかなりの実力者のはずだが、

その聖をしてここまで言わせるとは、半端ではない相手ということだろう。

 

そして緊張が走る中、更なる出来事が。

 

 

 

響子「……!!聖様!アレを見てくださいっ!」

 

 

 

響子が何かに驚いて声を上げる。

その視線の先には、黒煙が何本も上っている!!

 

あちらは、人里がある方角だ!

 

 

 

聖「マズいですね……!噂をすれば影、というところでしょうか……!」

 

寅丸「このままでは人里が!すぐに助けに行かなければ!」

 

聖「そうですね……

しかし、ここ命蓮寺にいつ何が攻めてくるかもわかりません。

門下生たちを危険にさらすことはできませんし、どうすれば……」

 

 

 

命蓮寺には修行している門下生が何十人といる。

 

人里を救いに行かねばならないのは当然だが、

下手に戦力を割きすぎて、命蓮寺の守りが手薄になるのは危険だ。

 

聖が決断に悩んでいると、聞き覚えのある声がする。

 

 

 

??「フフ……お悩みですか?」

 

聖「貴女は……豊聡耳神子(とよさとみみのみこ)ですね。

こんな大変な時に何の用です?」

 

 

 

彼女は豊聡耳神子。

ここ命蓮寺の地下にある、神霊廟に封印されていた神霊だ。

 

その正体は、かの有名な聖徳太子の化身であり、

幻想郷の中でも指折りの実力を持っている。

 

為政者として生きてきたため、大のために小を切り捨てることになんの躊躇もない。

実に理性的な判断を下せる存在だ。

 

しかしその姿勢は、すべての者の心を救いたいと考える聖からすると、

あまり好ましく思えないものである。

 

 

 

神子「いやね、あなたの悩みを解消してあげようと思いまして」

 

聖「……どういう意味ですか?」

 

神子「そう警戒しないで下さいよ。

貴女達の門下生を守ってあげるので、人里に心置きなく行ってきてください」

 

寅丸「……何を企んでいるのです?」

 

神子「なに、簡単な事です。拠点は2か所より1か所の方が守り易い。

神霊廟に取り残された弟子たちも、こちらで一緒に匿えればよい、ということです」

 

聖「しかしそれでは貴女方のメリットは薄いのでは?」

 

神子「私達としても、人里の人間が減ってしまうのは好ましくないのですよ。

理由としてはそんなところですね。……という訳で、救出に行ってきてください」

 

聖「……わかりました。それではこちらはお任せしましょう」

 

寅丸「聖、いいのですか?信用しても」

 

聖「背に腹は代えられません。人里には星と私で救援に向かいましょう。

響子ちゃん、他のみんなと一緒に命蓮寺を守ってくださいね」

 

響子「ハイ!頑張ります!!」

 

聖「そして、豊聡耳神子、……頼みますよ」

 

神子「こちらは任せて、お行きなさい」

 

 

命蓮寺の守りを、残った弟子たちと神霊廟組に任せ、

白蓮と星は人里の救援へと向かう。

 

ここから近いのは北門。

どんな敵がいるのか予想もつかないが、生半可ではないはず。

 

なんとか被害を最小限にしないと……!

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

ピク「さてと、早速来たわね」

 

ガラ「えー……早すぎない?」

 

ピク「あちらさんも封印が解けるのを待ってたんでしょ。話が早くていいわ」

 

ガラ「う~ん、なかなか用意がいいみたいだね。

なんか色んな所に攻めてきてるみたいだけど、どこにいけばいいかな?」

 

ピク「アタシがいくら戦えるって言っても、ガラクタ君と離れて単独行動するのは危険ね。

まずは二人で一番近い南門の敵を片付けましょ」

 

ガラ「オッケー!」

 

ピク「さっさと片付けて、他のところにもいかないとね」

 

 

 

・・・・・・

 

 

―――西門―――

 

 

 

慧音「……!大丈夫か!?妹紅!?」

 

妹紅「クソッ!何なのよこいつら!タフすぎる!」

 

 

 

阿求に連絡を済ませた後、慧音と妹紅の二人は西門の解放に向かっていた。

 

しかし敵の妖怪たちは数、質ともに、普段の妖怪とは比べ物にならない。

二人は苦戦を強いられていた。

 

 

 

??「―――『突撃』!」

 

妹紅「!!慧音ッ!危ないッ!!」

 

 

ドンッ!

 

 

槍を構えて突撃してきた妖怪に、慧音が刺されそうになる!

それを妹紅が庇い、代わりに攻撃を受けた!

 

 

グサッ!

 

 

妹紅「……ッ!」

 

慧音「も、妹紅!大丈夫か!?」

 

妹紅「平気よ……!この程度……!」

 

 

強がってはいるが、かなりのダメージなのだろう。

歯を噛みしめて、痛みに耐えている表情だ。

 

 

彼女の名は藤原妹紅(ふじわらのもこう)。

藤原一族の一員であり、なんと不老不死の人間だ。

奈良時代から今までずっとその姿で生きてきた。

 

その間妖怪退治などを生業にしてきたこともあり、

術の研究、研鑽をただひたすらに行ってきた。

 

その結果、彼女の扱う炎の術は強力無比なものとなり、

そこらの妖怪であれば一瞬で灰にできるレベルまで昇華されている。

 

 

しかし今回は相手が悪い。

 

相手は古の武人の化身、桃生(モムノフ)の群れ。

 

その体力は歴戦の勇士並みで、防御力もとんでもなく高い。

直接的な物理攻撃や、衝撃でダメージを与えるタイプの弾幕による攻撃は、

著しく効果が低い。

 

慧音と妹紅の二人の攻撃では、

妹紅の火炎の術が唯一まともにダメージを与えられる技となる。

 

 

妹紅「アンタ達残さず灰にしてやるわ!!

―――『フジヤマヴォルケイノ』ッ!!」

 

 

ゴオオゥッ!!

 

 

特大の炎がモムノフの群れを散らす。

その炎の威力はかなりのもので、高位の悪魔のそれと比べても遜色ないほどだ。

 

しかし、強化されたモムノフ達は、その一撃だけでは倒れない!

 

 

 

モム「……!―――『絶妙剣』!」

 

 

ズガァッ!

 

 

モムノフは槍を大きく振り下ろし、斬りかかる!

妹紅はそれをうまくかわした。

 

 

 

妹紅「……!!チッ!厄介ね……!」

 

 

 

こちらの攻撃で倒せないことはないが、いかんせんこの人数差である。

どうしても回避に重点を置かないと、一気に押し切られてしまう。

なかなか攻撃のチャンスがつかめない。

 

いくら自分が不老不死とはいえ、痛みはあるし、疲労もある。

強力な攻撃をもろに喰らって戦闘不能になれば、

こいつらは人里で暴れまわる。それは避けないといけない。

 

……それに、友人の慧音は自分とは違って不老不死ではない。

戦闘が長引くほど危険は増えてしまう。

 

 

……

 

 

妹紅「慧音!ここは私が引き受けるわ!!貴女は避難誘導の方に行ってちょうだい!」

 

慧音「そんな!一人では危険だ!」

 

妹紅「こいつらには私の炎でないと被害を与えられない!

慧音はここで戦ってるより、そっちにいる方が活躍できるでしょ!」

 

慧音「それは……そうだが……!」

 

妹紅「教え子もいるんだ!早くそっちに向かって!」

 

慧音「……わかった。だけど、絶対に死ぬんじゃないぞ!」

 

妹紅「当たり前でしょ!」

 

 

 

走り去っていく慧音を見ながら、妹紅は苦笑いする。

 

死ぬんじゃないぞ、か。

 

そういう事を言ってくれるから、慧音には心が許せる。

 

 

……さて、私の体が動く限り、こいつらを始末し続けてやるか。

 

 

・・・・・・

 

 

長きに渡る封印が解かれ、己を縛るものがなくなった『伏ろわぬ神々』。

 

抑えつけられ続けた怒りと、現世の支配という野望を持って、

幻想郷の侵略を始めた。

 

幻想郷の面々は、この猛攻から人里を守り切ることができるのか?

 

 

侵攻はまだ、始まったばかりである。

 

 

 

つづく




略称一覧

ピク…ピクシー
ガラ…ガラクタ集めマネカタ

阿求…稗田阿求(ひえだのあきゅう)。人里の顔役である稗田家、その当主。実年齢は10歳ほどだが、自身の能力により、先代の記憶をすべて受け継いでいる。シン一行のことは警戒し、監視をつけていたのだが、以前の談話で警戒の必要なしと判断。

聖…聖白蓮(ひじりびゃくれん)。命蓮寺の女住職。生まれは千年以上前だが、長いこと封印されていて、目覚めたのは最近。妖怪と人間の懸け橋として日々精進するやさしい女性。色々あって魔導をたしなんでいるため、見た目に反してかなりの戦闘力。

寅丸…寅丸星(とらまるしょう)。トラの妖怪だが、見た目はお姉さん。命蓮寺の毘沙門天代理。生きるご本尊。槍術と宝塔のレーザーで戦闘力は高い。しっかりしているようでうっかりしているところもあり、その人柄は多くの人に愛されている。

響子…幽谷響子(かそだに きょうこ)。命蓮寺門下生のひとり。山彦の妖怪であり、一度聞いた声ならほぼ完全再現できる。見た目は子供、頭脳も子供。いい子ではあるがおっちょこちょいなところも。参道の掃除が日課。

神子…豊聡耳神子(とよさとみみのみこ)。神霊廟に封印されていた、聖徳太子の化身。性格はドライかつ冷静。高慢なところはあるが、実力が十分に見合っているため、正当な自己評価ともいえる。相手の心の声を聴くことができ、カリスマ性がある。

慧音…上白沢慧音(かみしらさわけいね)。妖怪と人間の半獣。寿命が長く、見た目からは想像できない年数生きている。人里で寺子屋の先生をやっている。美人なのでファンが多い。ものの歴史を食べる、という変わった能力がある。並の妖怪なら撃退できる程度には戦える。

妹紅…藤原妹紅(ふじわらのもこう)。藤原氏の一員で、不老不死。奈良時代から今まで少女の姿で生き続けている。何百年も妖怪退治をしてきた実績があり、その火炎の術はとんでもない威力が出るまで研鑽されている。死ぬことができないことを深く悲しんでいて、生きることに希望を見いだせなくなっている。慧音は親友。

女中…稗田家に仕えるお手伝いさん。家事スキルが非常に高い。阿求が赤子のころから世話をしており、今も母のように接している。
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