ちょっと?変わったコードギアス   作:はないちもんめ

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二月にこのペースでの投稿は…無理だろうなぁ


28 変なものを食べたらお腹が痛くなるかもしれないから気を付けた方が良い

毒ガスを探しに来たスザクは、想定外の事態に正直、驚いていた。

 

トラックの中の毒ガスを見つけたら、そこに、長年生死不明だった親友がいたからだ。

 

ルルーシュも同じ気持ちだったのか、信じられないという顔をしていたが、同時に僕が生きていたことに喜んでくれた。

 

僕も同じ気持ちだったが、何故こんな所にいるのだろうか?それも女の子と一緒に。

 

話を聞いてみたところ、女の子の名前はカレンさんと言うらしい。ルルーシュと二人で歩いていた所でテロに巻き込まれて、命からがら、ここまで逃げてきたということだ。

 

何というか、随分とついてない話だなぁとも思ったが、同時に、軍人として、何より友達として絶対にこの場から助けねばならないと強く思った。

 

少しだけ、カレンさんがルルーシュを見る目が尊敬半分、呆れ半分なのが気になったけど。恐らく僕が会う前に二人で何かあったのだろうと思い、深くは聞かなかった。『一応』二人は恋人同士らしいし。というか、一応って何さ。妙に強調してたけど。

 

しかし、あのルルーシュにまさか彼女ができるとは思わなかった。いや、ルルーシュの顔とか性格とかの問題じゃなく、基本的に人とは深く関わらないタイプなので、そういった存在を作るのは避ける方なのだ。

 

どういった心境の変化なのか聞いてみると自嘲気味な口振りで『アレのせいだ』と呟いた。いや、アレって何さ。

 

「お前も変わっただろう、スザク。まさか、お前がメガネをかけるようになるとは思わなかったな。肉体労働タイプのお前が」

 

「ああ、うん、何か…卵焼きを食べたら急に視力が落ちたんだ」

 

「「それ、本当に卵焼き(か)!!??」」

 

そんなことを言われても困る。何かカレンさんまで食い気味にツッコミ入れてきたけど。

 

「作った上司曰くそうだね。確かに色が真っ黒で臭気が漂ってたけど、卵焼きらしいよ」

 

「いや、それ卵焼きじゃないでしょ!タマゴヤキという名のナニカでしょ!あんた良くそんなの食べたわね!?」

 

「そう思ったけど…上司と妙な名前のブリタニア人の兵士のせいで食べるしかなかったんだよ」

 

「妙な名前?」

 

ルルーシュが訝しげな声を出すので、答えた。

 

「うん。確か…コナン・エドガワって名前だったような」

 

「はい、アウト!完全に偽名よ!そんなみたいな名前に騙されてるんじゃないわよ!そんな小学生探偵は、この世界にいないのよ!どんな馬鹿よ、そんな偽名使ったのは!」

 

そのカレンさんの言葉にルルーシュがハッとした顔になり、恐る恐るといった感じで僕に確認してきた。

 

「スザク…まさかとは思うが…そいつが来たのは1ヶ月ほど前か?」

 

「あ、うん、そうだけど」

 

何で分かったのかと聞く前にルルーシュがもの凄い笑顔になって僕の肩を握ってきた。

 

「流石だな、スザク。それでこそ、俺の親友だ。こっちの世界にようこそ。これからは味方だ。あいつの対処はお前に任せたよ」

 

「いや、何の話!?」

 

急な話の展開についていけない僕を他所に、ルルーシュは、カレンさんに耳打ちをして何故か納得した顔を浮かべると、すぐに真顔になり僕の正面に立った。

 

「事情は分かった…けど、あんたが味方かどうかは私の基準で判断するわ。もし、あんたがツッコミなら私も喜んで歓迎するわ…だけど」

 

そう言うとカレンさんは何処から持ってきたのか、マシンガンを構えた。

 

「ボケなら私がこの場で殺す」

 

「ボケに対する扱いが厳しすぎないかな!?」

 

何なの、カレンさんは!?ボケに対して何か嫌なことでもあったの!?

 

「そして、あんたがボケなのは今までの会話で分かったわ…あんた天然ボケね…ならば…死になさい」

 

「ちょ、ま、ま、待って!」

 

少しだけ冗談だと思っていたのだが、カレンさんは躊躇いなくマシンガンを乱射し出した。何とか避けたけど、流石に冷や汗をかいた。

 

すぐにルルーシュが慌ててカレンさんを抑えにかかった。何とか言葉で説得するつもりらしい。

 

「落ち着け、カレン!流石にそれは時期尚早だ!」

 

「退きなさいルルーシュ!私は…私は、これ以上耐えられないのよ!これ以上ボケが増えるのを私は看過できないのよ!」

 

「大丈夫だ!お前には俺がいる!だから、落ち着け!」

 

何か言ってるセリフは告白みたいなのに、全く告白に聞こえないのは何故だろうか。というか、大事なことを忘れているような…

 

そう思って周りを見てると、カレンさんが乱射した銃弾が毒ガスに穴を開けていることに気が付いた。

 

その瞬間僕が二人に警告を発するよりも早く毒ガスの蓋が弾け飛んだ。

 

流石に二人も一旦会話を止めて、僕と一緒に慌ててその場を離れる。

 

しかし、その場から出てきたのは毒ガスではなく…

 

「「「お、女!?」」」

 

何やら厳重に縛られている女の子が出てきた。予想外過ぎる展開に三人とも言葉を失う。そして、その場に

 

「そこの三人!その場を動くな!」

 

突然の照明と拳銃の音が鳴り響いた。気を取られていた隙に他のブリタニアの舞台がこの場に到着したらしい。

 

このままでは、ルルーシュとカレンさんが勘違いで殺されてしまうと考えた僕は慌てて部隊の前に出て釈明した。

 

「待ってください!彼らは、偶然此処にいた一般市民です!」

 

「何だ貴様は!構わん!全員撃て!この場にいる者全員生かしておく訳にはいかん!」

 

「いえ、撃てません」

 

「何!?何故だ!?」

 

部下の思わぬ言葉に上司と思われる男は声を荒げる。

 

「彼の代わりはいません。ブリタニアに彼の力は必要です!」

 

「何を言う!たかがイレブンだろう!奴の所属を言ってみろ!例え、エースパイロットでもイレブンならば殺しても問題ない!」

 

「いえ、彼は卵焼き係です」

 

「卵焼き係ってなんだぁ!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 




〜日本解放戦線〜

藤堂「ふむ、そうか」

千葉「藤堂さん!ガツンと言ってください!」

藤堂「千葉。悪いが適当に言っておいてくれるか?」

千葉「藤堂さん!?良いんですか!?」

藤堂「良くはないが…アイツのことだ。何か考えがあるのだろう。卜部もいることだしな」

千葉「いや、しかし!」

藤堂「千葉…頼む。お前だけが頼りなんだ」

千葉「(私だけが!?)はい!分かりました!(キュン)」

藤堂「?うむ。では、頼んだぞ」

千葉「はい!」



恋する乙女はちょろ、ごほん、甘いっていう話

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