戦姫絶唱シンフォギア 罪人となった装者   作:ぬヰ

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同時進行していきますよろしくお願いします。


プロローグ

「師匠……今なんて………」

 

司令室に集められた8人の装者達は司令の言葉に言葉を失った。

 

「我々『S.O.N.G.』Squad of Nexus Guardiansは……解散となった……」

 

 

この通達が司令の口から発せられた時、魔法少女事変の事柄が落ち着いたと思った矢先だった。

錬金術師、キャロルにより日本や他の国の建造物、土地などが破壊された。

この件は国が何とかしてくれるという話だったが、全てここS.O.N.G.に責任を負わされた。

風鳴弦十郎はなんとかして説得しようと試みるが人が変わったように国の人物は見て見ぬ振りをした。

そして下された責任とは、、、、

 

 

 

 

 

…解散

 

 

だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「何でいきなりS.O.N.G.に責任が回ったデスかね…?」

 

学校帰りの切歌、調、クリス、響、未来の5人はゆっくりと歩いていたところで切歌が口を開いた。

 

「おっさん、かなり説得してくれてたんだけどな、国が受けてくれるんじゃなかったのかよ…」

 

「国が放棄したのかな」

 

「でも響、それだとなんでS.O.N.G.に全て投げつけられるんだろう」

 

「S.O.N.G.はかなり国にとっても有能な団体だったはずなのに……」

 

色々考えてみるが5人には到底真実にたどり着くことは出来なかった。

 

『速報です』

 

歩いていると街の建物に映るテレビからニュースが流れた。

 

『近年、このような事件が多数起こっておりますが……』

 

画面には魔法少女事変の時の動画が流れていた。

みんな立ち止まり画面を見つめ始める。

 

『そこには必ず不審な格好をした人達が現れているとの情報が多数来ております』

 

映っていたのは確かにシンフォギアを纏った響だった。

 

「私……?」

 

『国はこの者達が事を起こしていると判断し、全国から特殊部隊の派遣を準備しているとの事です。不審な姿を見かけた方はこの番号までお知らせください。以上速報でした』

 

「なん……デスか……これ……」

 

「まるで私達が罪人見たいな……」

 

切歌と調はニュースを見て唖然としていた。

 

「待てッ!国はあたし達の存在を知ってるだろ!!なんでこんな…!」

 

「響、大丈夫…?」

 

「戻ろう……なにか嫌な予感がする…」

 

響がそう呟くと5人は急いでS.O.N.G.の本部へ向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

本部へたどり着いた装者5人は急いで司令室へと走り、扉を開ける。

 

「師匠!これは一体!!」

「どーなってやがるッ!!」

「デスデス!!」

 

入ると同時に響、クリス、切歌は弦十郎、司令に理由を求めた。

 

「少し落ち着けお前達…」

 

その場に居た翼が低い声で3人を黙らせる。

 

「不味いことになったわ…」

 

マリアが口を開く。

その隣には翼、奏が立っていた。

 

「よく聞けお前ら……」

 

珍しく風鳴弦十郎は唇を噛み締めながら話を続ける。

 

「お前達8人は、逃げろ…」

 

「え…?どういうこと…」

 

調は理解出来ずに詳しく説明を要求した。

 

「すぐに国がッ!いや、世界が動き始めるッ!お前達8人を殺しに…」

 

その場にいた8人の装者と司令、エルフナインの場が凍り付いたように固まる。

 

「殺しって…私達何もやってないデスよ!?」

 

「確かにお前達や勿論俺も…何も起こしてなんかいない……だが、国がそう下しやがったッ!」

 

司令は横にあった柱に思いっきり拳を叩きつけた。

その柱は粉々に砕け、足元へと転がる。

 

「待てッ!日本にとってS.O.N.G.はかなり重要な戦力のある団体だったろ!?それは国だって分かってるはずだ!!なのに何で…!」

 

「国が決めた事だ……今更どうすることも出来ない……」

 

誰の返事も待たずに司令は話を続ける。

 

「お前達は緒川と一緒に逃げろ、誰にも見つからないところに…いずれ世界は戦争を起こす…」

 

「戦争……だと…?」

 

奏は冷静では居たが何処か落ち着かない様子だった。

その途端…

 

ドォォォンッ!!

 

と地面が揺れるほどの衝撃が走った。

 

「なに!?」

 

声を上げたのは未来だった。

響は「捕まって!」と未来の手を握り、揺れを耐える。

 

「もたもたするなッ!既に国が動きだしたッ!緒川と一緒にここを脱出しろッ!」

 

司令は未だかつて無い程に叫び、皆を誘導させた。

 

「し、師匠は…!?」

 

「俺も後から追いかける、俺はここの責任者だ。最期の時は俺が居なくてはならない」

 

「分かりました…絶対追いついて来てくださいね!!」

 

司令は微かに首を縦に振る。

 

8人の装者は裏口から外に出る。

そこには緒川さんが車の前に居た。

 

「早く!車に乗って!」

 

緒川さんの指示で8人の装者と一緒に逃げてきたエルフナインは車へ乗る。

8人とエルフナインが乗ったことを確認した緒川さんは全開にアクセルを踏み、車を発進させた。

しかし、後ろから何台か車が追いかけてきていた。

 

「クソッ!しつこい奴が!!」

 

クリスがシンフォギアを纏い攻撃しようとした。

 

「行けません!!クリスさん!」

 

緒川さんが叫ぶ。

 

「何でだよ!!」

 

「人を殺しては行けません!!それこそ本当の罪人になってしまいますッ!!」

 

「じゃあどーすりゃあいいんだよ!!」

 

シンフォギアを解除したクリスが叫ぶ。

 

「逃げましょう、なるべく遠くへ……」

 

 

そして、緒川さんと8人の装者、エルフナインは遠くへ遠くへ逃げた……

 

 

 




ご覧頂きありがとうございます!
この話は奏さんが生きている、未来さんがシンフォギアを纏えるという設定で話が進んでいきます。ご理解頂けると幸いです。
こちらも同様不定期更新です。m(_ _)m
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