戦姫絶唱シンフォギア 罪人となった装者   作:ぬヰ

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この話11話となっております。


【11話】月とキャロル

「響、そろそろ目を覚ましなよ…」

 

フードの少女は叫び狂う響に体制を低くして走り込む。

そして前につんのめるようにすると、上に上がった足を響の頭へ踵落としのように振り下ろす。

フードの少女は縦に一回転し、響をノックアウトにさせた。

 

「奏、響をよろしく」

 

「おいお前!一体何者なんだ!!」

 

そう言われるとフードの少女は調にやった時みたいにフードを少しだけあげ、奏だけに顔が見えるようにして、人差し指で微笑んでいる口元を当てる。

 

「お前は……なんでここに…」

 

「内緒…」

 

そう言うとフードの少女は木々の中へと溶けていった。

 

「………いてて…」

 

「おい、大丈夫か?」

 

「ッ!!触るなッ!!」

 

「響……?」

 

気が付いた響は奏の手を薙ぎ払うように手を退け、距離を取った。

 

「殺す相手に助けられてたまるか……!」

 

「まだ目覚めてないのかよ……」

 

「奏さんは、私が殺してやるッ!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「このクソがッ!!」

 

ルーカスは胸部に槍を刺されるがその槍を抜き、キャロルに反撃を仕掛ける。

 

「お前も化け物だな……」

 

「あんただけは絶対あたしの手で殺すッ!!」

 

「あーはいはい」

 

ルーカスの有りと有らゆる攻撃をキャロルは錬金術で全て跳ね返してしまい、ルーカスはマインドコントロールを試みる。

 

「あー、あのな。この体はエルフナインのなんだから元は俺の体らしいけど、今はエルフナインのモノってことだから俺にやっても効かないんだけど?」

 

「クソ、チートめ……」

 

「それが俺のステータスだ」

 

キャロルはドンッと胸を張って主張した。

 

「う……致し方ない…響ッ!!未来ッ!!撤退だッ!!」

 

「えぇぇ??は、はーいちょっとまってぇぇ」

 

響が奏との戦いを放り投げると響はルーカスが乗った車に乗る。

その後も小屋の方から駆けつけた未来も車に乗る。

そして3人は猛スピードでその場から離れた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「すまん、これは予想外すぎた……もっかい体制を立て直してから行く準備をしよう」

 

ルーカスはそう言うと調の居るルーカスの部屋にある拷問室へ向かった。

 

「さーて、どうなってるかなー?」

 

調はダラっと力が入っていない様子で、ルーカスは調が生きているか確認した。

調は生きていているが、マインドコントロールに頭がおかしくなってしまっていた。

 

「おーい、調ー?」

 

「あ、ルーカスちゃん」

 

ルーカスは途端に調に蹴りを食らわせた。

すると調は笑い出していた。

 

「フフフ……ハハハッハッハハッハハハッ!!もっと!もっと!もっとやって!もっとぉぉ!!」

 

「あ、完全にぶっ壊れてんな。まあこのくらいがいいか」

 

ルーカスは光線のライトを消すと調に問いかけた。

 

「理性あるかお前」

 

「はぁ……はぁ……早く……何かを壊させてぇ……」

 

「あーあー完全に終わってんなぁ」

 

ルーカスは調の前に立ち、調に言い聞かせる。

 

「いいかー、あたしや響、未来には手を出すなよ、あとここのものもな。他に切歌、クリス、奏、エルフナインはいっくらでも壊せ」

 

「いいの……?」

 

「あぁ、ただしここにいる人達以外な、切歌、クリス、奏、エルフナインだけに限る。それ以外を壊したら今後一切の破壊を認めんからな」

 

「分かった…」

 

調が落ち着いたのを確認すると手錠を外した。

 

「ホントにいいか、これで襲いでもしたら最悪お前を殺すぞ」

 

「わかってる、理性は保ってるから」

 

「ホントだろうな……」

 

「襲わないから、切ちゃんとクリス先輩と奏さんとエルフナインちゃんだけでしょ?」

 

「ゾイが一番の出来だったから使ってたけど、調はどうかな?」

 

昔ルーカスはゾイを調のように洗脳し、ゾイを操っていた。

その前はルーカスに反抗的だったが、今になっては亡き者となってしまった。

ルーカスはキャロルを必ず殺すと胸に刻みながら調を響と未来の元へ連れていった。

 

 

 




更新遅れました!!
すみません…!
後書きも適当になります!今回だけ…
感想も返信出来ていませんが読ませていただいているので、時間が空きしだい返信致します!!
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