ーやっと見つけた……
シーナの言っていた理解してくれる人が……
シーナの言葉を信じてよかった……
ルーカスはひびみくの手を握ると立ち上がり、涙を袖で拭いた。
辛うじて歩いてきたクリスと切歌はルーカスを見てニッコリとしていた。
「みんなありがとう……」
「それを言うのは、まだ早いんじゃない?ルーカスはまだやる事あるでしょ?」
未来がそういい指を指すと、その指の先にはルーカス自身が洗脳させた調の姿が……
「アレ……おかしいな………ルーカスが居ない………なら、全部壊しちゃおうかなー」
調はルーカスの約束を破り問答無用に攻撃を仕掛けてくる。
「未来!私達もやろう!」
「うん!」
ひびみくはルーカスを助けるべく走ろうとしたが、それをルーカスは止めた。
「これは私が原因だ。私が何とかする」
そういい、ルーカスは飛んでくる鋸を避け、調の身体に触れ洗脳解除した。
ドォン!と音が鳴り、調の体から紫のオーラのような物が抜けていく感じがした。
時期に調はガクッと力が抜け、眠ってしまった。
ルーカスは調を未来に預けると本当にありがとうと伝えるとその場から去ろうとした。
「まって!ルーカスちゃん!ミアみたいにこっちに来ない!?」
「ごめん、響。私は特殊部隊のエースだと言われているんだ。そのエースと呼ばれている人が響達と行動したら尚更響達が怪しまれてしまう。だから私は戻るよ…」
「でも!折角巡り会えたんだし!!」
「大丈夫、ひびみくなら特殊部隊の拠点に入れるはずだよ。私のマインドコントロールが解除されてるにも関わらず入ってたんだから。何かあったら私の部屋に来て、緊急出動がない限りそこにいるから」
「響、それなら大丈夫じゃない?」
「うん、そうだね…」
「寂しくなったらいつでもこっち来ていいんだぞ?」
奏さんが肩を抑えながら立ち上がるとそう言った。
「お前との決着が付いてないから逃げたら承知しねぇぞ」
キャロルは腕を組みながら木にもたれかかっていた。
なんだかんだキャロルはルーカスの事を気に入っているみたいで、キャロルなりに支える発言をした。
「いつかまた会おう!装者達!」
ルーカスはそう言うとその場から去っていった。
しかし、まだ気付いていなかった…
まだ調の洗脳が解かれていないことに……
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「これで一件落着だねー!」
響がクリス達を見て喜んでいると、いきなり小屋の扉が開いた。
皆は警戒するようにバッと扉を見ると、そこからは翼とマリアの姿があった。
「翼さん!マリアさん!」
未来が手を合わせて喜びながら声を上げる。
「遅くなった、すまない…」
「翼さんとマリアさんが帰ってきたし、本当に落着したね!」
「後は調が目覚めるのを待つだけデース」
「後はあたしと切歌の怪我が治るのも残ってるぞー、案外あたしら重症なんだからな?」
「分かってるデスよー」
と言いながらも切歌は壁に手を付いていないと軸が安定しなく立っていられない状態だった。
奏はその姿を見たが、目をそらした。
「そう言えば緒川さんって何処に居るんだろう?」
「アタシらが小屋についてすぐ辺りを見てくると言ってから帰ってきて無いな…」
「少し心配な所はあるんだろうが、そろそろこの場から離れねぇと次何連れてくるか分からねぇぞ」
キャロルが壁に寄りかかってコーヒーを飲みながら言う。
「緒川さんは強いからきっと無事ですよ!」
響がそう前向きな発言をすると皆ニッコリと笑って、そうだなと意見を揃えた。
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特殊部隊本部に戻ってきたルーカスはある男に報告していた。
「装者達との交戦中イーサンとエヴリンが乱入、しかし装者にやられその後は行方不明。戦闘不能だった装者が復活し圧倒的不利な状況に陥ったため撤収……てな感じ」
「そうか、生き残ったのはルーカスだけということか、まあいいゆっくり休め」
「どうもー」
ルーカスは自分の部屋へ戻ると調を洗脳させていた部屋が開いていた事に気付いた。
ルーカスはその扉を閉めようと寄ると、視界に入った部屋の中を見るとルーカスは大きく目を見開いた。
「洗脳が解かれてない……?これは、まずいな……」
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「なんだろう……とてもなにかしたくてうずうずしてる……」
眠りについていた調は夢かどうか分からない空間にいた。
「何か刺激があるものが欲しい……壊す?何を壊したい?物?それとも別の何か?」
そうだ………
やっぱり人間を壊した方が楽しそう………!
ご覧頂きありがとうございました!
これにて、第1章は完結致します!
次回からは新章第2章1話を予定しています、お楽しみに!
そして、同時に新作の方もよろしくお願いします!
それでは( ´ ▽ ` )ノシ
(最近更新頻度が下がっているのは本当にごめんなさい、、、)