ミアが仲間になった次の日、ミアから次襲ってくる日をみんなに伝えた。
「ルーカスは慎重に下準備をする人だから、しばらくは襲ってこないと思いますよ」
「あって何日後ぐらいだ?」
翼はミアの右斜め前の椅子に座り問いかけた。
「恐らく2日、3日後だと思われますねー」
「じゃあそれまでは生活環境を整える作業に取り掛かるデース!」
「珍しく切ちゃんがやる気だ……」
そうして、各自やる事を行った。
未来はミアと戦略を立て、響、翼、マリアは特訓、クリスと奏は周りの見張り、切歌と調は食料調達と担当分けされ動き始める。
「それで、ミア。ルーカスに付いて色々教えてくれるかな?」
「いいですよー、ルーカスは計り知れないほどの能力を持っていますから、説明し切れないかも知れませんが…」
「大丈夫、多分…」
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「ほぇー……」
「切ちゃーん、何か釣れた?」
「いぃや、全くぅぅ」
食料調達に来た切歌と調は切歌は川で釣り、調は山菜を採取していた。
全く釣れない切歌はぼぅっとしながら竿を見つめる。
「あぁー太陽が温かいデェースー……」
調はのんびりとした切歌を見て微笑みながら食料を集めていた。
「お、なんかかかったデース」
切歌が竿を持ち上げると先には魚がピチピチと尻尾を動かしながら引っかかっていた。
「これは………アジデース!!」
「違うわっ」
切歌がドヤ顔で調に言うと調は切歌の頭を軽くコツンと叩き否定した。
「調痛いデスよー」
「全く、アジが川で釣れるわけないでしょ?アジは海魚…」
「ちぇーアジじゃないデスかー…」
「切ちゃん…何を狙ってたの…?」
「マグロデェース!!」
「ええええ!?」
調は顔が赤くなりながら切歌に説得する。川魚と海魚の違いや、狙う物とか色々……
「……わかった?」
「全くもって謎デス」
「はぁー、ダメだこりゃ……」
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一方未来はその時、ルーカスについてミアから話を聞いていた。
「つまり、彼女はミアよりも能力では上なの…?」
「まあ、技術面では僕が飛び抜けていたのでリーダーに任命されたんですけどね、本当にマインドコントロールはされてる人を見ましたが本当になんの抗いもなく操り人形のようにされてしまうんですよ」
未来は予想以上にルーカスが恐ろしい人間だと思い知らされ、冷や汗をかく。
「で、でも弱点とかはあるよね…?ミアみたいに乱射攻撃に弱いとか……」
未来は帰ってくる答えが分かっていてもミアに聞く。
「僕が知っている限りではあの人に弱点は無い……しかし、ずっと一緒にいるゾイと言う男を何とかすれば変わる可能性はあります」
「ゾイ……?」
「ルーカスはゾイと言う男と共に行動しています。ルーカスの支配下として動いています」
「そのゾイって人の能力は……?」
「それが見たことないんです、あの男は能力を使わずに今まで戦ってきているんです」
「能力を使っていない…?未知数って事ね…」
ミアから色々話を聞いているとどんどん謎が深まり、余計に分からなくなってしまう。
未来はこのくらいを頭の中で整理するのに精一杯だった。
「うーんと、つまりルーカスとゾイはミアにも分からない何かがあるってことなのかな?」
「まあ、そうなりますね」
そして、未来とミアは戦略を考え始めた。
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「ここも誰もいないな」
見張りに来ていた奏とクリス。
ミアと2回目に戦った場所へ足を運んでみるが、誰もいない状況だった。
「でも、黒服野郎はウジャウジャ居てやがるな…」
「クリスは手を出すなよ?罪人はアタシだけで充分だ」
「そいつはゴメンだ、正直もうあたしだって人殺しちまった」
クリスは崖の下を指差すと下には1人の男が血を流して倒れていた。
「まさか、あいつは」
「あぁ、さっき後ろから追っかけてきてた。そんで投げ飛ばしたってわけだ」
クリスには手を汚させないと決めていた奏だったが時すでに遅し、クリスはもう十分汚れていた。
「つまり、あたしら2人は罪人ってことだ。これ以上の罪人を出すわけにはいかない、そのためには2人ぐらい必要だろ?」
「それで、お前はいいのかよ…」
「元々あたしゃネフシュタンの鎧を纏って暴れてたんだ、これくらいどうってことないさ…」
クリスは崖の下を見つめながら言う。
クリスはあっと思いつき奏を見て話す。
「何となく奏とあたしって性格似てるからさ、多少は息が合うだろ…?」
「まぁ、そりゃ否定出来ないけどな…」
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そして、日が落ちると皆は小屋に戻り、調とマリアがいつもの如く料理を作ってくれた。
切歌が釣った魚の正体はよく分からなかったが食べてみると美味しかった。
食べ終わると翼が食器を洗おうとすると未来が慌てて翼と交代する。
そんな生活が2日続く。
未来はミアから初日以上に特殊部隊の詳細を聞き、翼、響、マリアは特訓に専念した、奏とクリスは近付いてくる黒服を退治しつつも安全を確保し、切歌、調は多少の慣れで初日より多くの食材を採る事が出来た。
そして、遂にミアが言った日になった。
装者達は警戒心を持ちながらこの日を迎えた。
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「さてと、準備が出来たから行くけど、そっちはどうだ?」
「前から準備完了だっての」
「ふっ、分かった。じゃあ行くとするか」
その日、ミアが言う通りルーカス、ゾイが動き出した。
「作戦は把握してるだろうね…?」
「無論、インプット済みだ」
「ミアが飛んできたら対処よろしくー」
「あぁ、分かってる」
ルーカスとゾイは車へ乗り、小屋へと走り始めた。
ご覧頂きありがとうございます!
今回は戦い無しの生活メインで書きました!
まあ好きなのできりしらの場面がほぼほぼメインです(笑)
少しばかり遅れました、すみません。