戦姫絶唱シンフォギア 罪人となった装者   作:ぬヰ

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この話は5話となっています


【5話】最悪な作戦の実行の始まり

「ありゃ、こっちの行動読まれてたみたいだな」

 

ルーカスとゾイが乗っている車が小屋が見えるところまで来ると2人の装者がこちらを見ている様子が伺えた。

その2人はクリスと奏だった。

しかし、ルーカスの考えた作戦は行動がバレていただけで防がれるものではない。言ってしまえば強引にやろうと思えば出来てしまう事だったからだ。

 

「来た…小屋に戻るぞ!」

 

クリスがいつもの崖からルーカスたちが乗った車を確認し、急いで戻る。

 

「ミアの言う通り、あいつら来やがった!」

 

奏がみんなに知らせると未来とミアが考えた作戦を実行する。

作戦と言うのはとても簡単で、いくら弱点がわからないルーカスでも5人相手では手も足も出ないとミアが考えた。

未来はとてもミアらしい答えだと思った同時に、それ以外方法がないという事も分かった。

それぞれ配置に付き、指定の場所に来たら一斉に押しかける。

2人はそう考えたのだ。

 

そして、ルーカスとゾイはその指定の場所へ足を踏み入れた。

その時、作戦通りに5人程の装者がルーカス目掛けて攻撃を仕掛けた。

 

「やっぱり、なんか企ててたな」

 

ルーカスがそう言うとゾイがここは任せろと言い放ち、ミアも初めて見るゾイの能力が展開された。

 

ゾイは両手を広げるとゾイ中心にドーム型の壁のようなものが広がっていく。

装者達の攻撃はそれを全て呑み込み、見事に作戦が失敗した。

ミアでもゾイがこんな能力だとは思っていなかったらしく、慌てていた。

 

「やぁ、ミア。そっち側にあんたは付いたんだね、まあ今日は殺しに来たんじゃないんだ」

 

ルーカスは足を動かさずにその場から話し始める。

 

「クソがぁぁッ!」

「オラァァ!!」

 

その瞬間にクリスと奏が見事な連携プレイでゾイの壁を破る。

しかし、その衝撃で2人のギアが強制解除されてしまう。

小屋の入口目の前に転がり落ちた2人は中から様子を伺っていたエルフナインに助けられる。

 

「ギアが解除されちまったか……」

「ただあの男の展開した壁は破れたぞ」

 

クリスと奏はエルフナインに手伝ってもらいながら立ち上がるとそう言った。

 

「無茶はしないで下さい、あなた達2人はかなり精神的にも不安定なはず……」

 

クリスと奏は人を殺す担当に自らなっていたが流石に精神にダメージを負っていた。

 

「ルーカスッ!!お前達は間違っている!!僕の話を聞いてくれ!!」

 

ミアはルーカスに向かって叫ぶがルーカスは聞く耳を持たず、ルーカスの作戦を実行し始めた。

 

「悪いけど、今日は戦わないんだ……その代わり……ッ!」

 

ルーカスの両手に波紋が広がり始め、ルーカスは装者に向かってそれを放った。

 

「わたしの考えた作戦はな、《シンフォギアの装者同士殺し合いをさせる》って事だ」

 

「なんだと…ッ!?」

 

ミアはルーカスのとんでもない作戦に驚愕した。

しかし、もうどうする事も出来ない状況に陥っていた。

なぜならその波紋を受けた装者はルーカスの能力、マインドコントロールに掛かってしまったからだ。

装者達はスタスタとルーカスの元へ歩いていく。

 

「お前らッ!正気に戻れ!!」

 

幸い、ギアを纏っていた装者が対象だったようで強制解除されたクリスと奏はマインドコントロールに掛かっていなかった。

 

「せめて1人だけでも………ッ!!」

 

その時誰も思いもよらない出来事が起きた。

エルフナインが動いたのだ。

 

「この体はキャロルから貰った体……!僕がキャロルを呼び出せば、錬金術は使えるはずッ!!」

 

すると、手を伸ばしているエルフナインの右手からキャロルが使っていた錬金術のような模様が浮かび上がった。

そして、エルフナインは1番近い切歌を捕まえる事が出来た。

 

「切歌さん!!正気に戻ってください!!」

 

エルフナインは錬金術を多様に使い、切歌を小屋の入口付近まで引き戻した。

 

「クソ、3人取り損ねたか……まあいいや、これはこれで楽しいショーが始まる!よーし、帰るぞーゾイー」

 

「はいよ、ルーカス」

 

ルーカスはマインドコントロールで手に入れた響、未来、翼、調、マリアを連れてその場から一瞬にして姿を消してしまった。

 

「これが……マインドコントロールなのか……」

 

奏が連れていかれた翼の事を考えながらルーカスが居た場所を見つめる。

 

「しっかし、エルフナインが錬金術をなぁ……」

 

クリスがエルフナインと切歌の正気を戻そうと必死に肩を揺さぶっていた。

 

「どわッ!!私、何してたデスか!!?」

 

ようやく切歌が目覚める。

 

「ルーカスに連れていかれそうになったんだよ」

 

奏が説明すると切歌は調を探すが調も連れていかれたとクリスが言うと切歌は絶望したような顔をして、その場に立ち尽くした。

 

「アレで分かったでしょう……マインドコントロールはとても恐ろしい………」

 

ミアが歯を食いしばりながら3人の装者に伝える。

 

「みんな連れて行かれなくてよかったです、3人も居れば、まだ、助けられる余地はありますから、、」

 

エルフナインがそう言うと目と口から血が垂れてきていた。

 

「お前ッ!!目から血がッ!」

 

奏がエルフナインの様態に気付くとすぐに寝室という名のメディカルルームへ連れて行った。

 

「クリス先輩…」

 

クリスも奏の元に向かおうとした時切歌に呼び止められた。

 

「どうした…?」

 

「どうやら私はまだ、マインドコントロールが解けてないみたいデス…」

 

「なんだと!?」

 

「頭が混乱してるデス、さっきからクリス先輩を殺せと言う声がずっと聞こえてくるデス……」

 

「切歌……お前……」

 

そう言うとクリスは切歌を抱き締めてあげた。

 

「心配すんな、あたしがお前を守ってやるから、そんな言葉に負けるな…」

 

「ありがとデス……先輩……」

 

 

そう言うと切歌はクリスの胸部に包丁を突き刺した……

 

 

 




ご覧頂きありがとうございます!
少し、詰め詰めで書いてしまったので、この話ばかりは内容が伝わらない可能性大です!ごめんなさい!!
簡単に説明すると

未来とミアは一斉攻撃を提案し、ルーカスに仕掛けるがゾイの能力で食い止められ、その後クリスと奏がゾイの能力を壊すがギアが解除、そしてルーカスがマインドコントロールをする。
響、未来、翼、調、マリアはそのマインドコントロールにかかってしまい、ルーカスと共に動くようになってしまった。
エルフナインの力により切歌は助けられるが、マインドコントロールが解けていなく、クリスを殺そうとした。

というのがこの話までです。
意外と8人となると書くのが大変なので一気に5人を減らす行為をしました(重罪)
他にもよく分からない事がありましたら感想でお願いします!!
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