とある飛空士の重巡航管制機《アイガイオン》 作:篠乃丸@綾香
エースコンバット7発売!やっと来ましたよ、皆さん!ストーリーはネタバレ避けるけど、流石は04の脚本書いた人だと思ったな〜やっぱり楽しい!最高!
と言うわけで投稿ペースも上げられたらな……それではみなさん、ご一緒に……
《あばよ、大馬鹿野郎》
マッハ2.1、この数字の意味がわかるだろうか?マッハというのは流体の流れの速さと音速との比で求まる無次元量である。詳しいことは省くが、この単位は航空機の速度を表すのによく用いられる。そして、この数字はフランカーが出せる最高時速でもあった。
マッハ1は音の速さ、つまり気温15度にて秒速340m、時速1224mを表す。フランカーの最高速度はマッハ2.1。つまりフランカーは音速の2.1倍も早く飛ぶことができると言うことだ。
「待ってろ……すぐに追いついてやるからな……」
ロレンズは自身の不安を拭うように自分をなだめた。現在、イスラの近くを飛行しているため最高速度で加速することができない。そうすれば衝撃波がイスラ表面を駆け抜けて被害を出すからだ。だが、こうしておる間にもすでに出撃したあのルナ・バルコとかいう戦艦に追いつけるかどうか正直不安だった。なぜなら戦艦の主砲の射程によっては追いつく前にアイガイオンが撃たれる可能性も否定ができないからだ。さらに、随伴戦闘機隊も従えてるとなると彼らの射程はもっと伸びてしまう。なんとか射程に入る前に追いつかなければならない。
<<随分と急いでいるようだね、ロレンズ君>>
と、背中に置いた通信機からルイスの声が聞こえてきた。
<<空挺騎士団の通信を傍受したよ、観測機が空中艦隊を捕捉したようだ。ルナと真っ直ぐに対峙する形で接近している。まもなく、攻撃が始まってしまうだろう>>
「わかりました、急ぎます」
時間に猶予はない、スロットルを最大にまで加速させアフターバーナーを全開にする。みるみるうちに機体が加速、ロレンズは座席に押し付けられるように加速Gがかかる。もはや音速飛行で発生するソニックブームを気にしている暇はなかった。機体が音速の壁を突破し白い靄がばっと機体にかぶったかと思うと速度計はマッハ1.2を超えていた。音の壁をぶち破ったのだ。
そして、フランカーは機体後部から吹き出すアフターバーナーの陽炎によって機体はさらに加速しだし、あっという間に最高時速のマッハ2を叩き出す。だが、マッハ2以上を出すことのできるフランカーの最高速度をもってしても、追いつけるかどうかは不安がよぎる。
「いた!艦と機影をレーダーで捕捉!」
レーダー画面の端、輝く無数の点が夜空に散りばめられた星空のように輝いていた。その数総勢200ほど。そしてその中央、一際目立つ縦長の光点がその存在感を表していた。全長は200メートル越えだろう、光点は無数の点が一箇所に集まるように存在しており、空を圧倒している。ルナ・バルコ、奴だ。
「機長、V-22の発艦準備が整いました」
こちらはアイガイオン機内、コックピット。マカロフ大佐はオスプレイの発艦準備を整えさせていた。はっきりと言おう、マカロフ大佐はこの作戦を決行した事に対して後悔をしている。
そもそも成功の望みが薄すぎるからだ、今回の作戦で使うV22オスプレイはステルス性能のないティルトローター機、かの浮島にレーダー施設があれば見つかるのは容易い事だろう。少しでも見つからないために夜間にて決行されたが、それでも見つからない保証はほぼない。はっきり言って無謀なのだ、この作戦は。
「……」
だが、マカロフ大佐は司令官だ。やると言ったら最後までやり通すしかない。
「よし……特殊部隊を発進させて……」
「⁉︎待ってください機長!」
マカロフ大佐が指示を出そうとした時、レーダー士官が突然声を荒げた。レーダー士官はレーダー画面を食い入るように見て顔に汗を垂らしている。明らかに焦りが出ている、マカロフ大佐はそう悟った。
「こちらへ向かう機影を捕捉しました!小型の航空機らしき機体が前衛80機、後衛に広がって120機、総勢200!」
「まさか……気づかれていた……!」
やはりか……マカロフ大佐はそう思った。この作戦が無謀な理由はまだあった。まずオスプレイの航路を迷わせない為に、アイガイオンは浮島に200キロ圏内に接近する必要があった。夜間のため翼端灯を消してデータリンクによる飛行でなんとか見つからないようにはしていたものの、やはり全幅1キロ近くあるアイガイオンは大きく目立つ。つまりは、接近している間に発見される可能性があるのだ。そして、不安は現実のものとなった。
これはまずい、マカロフ大佐は額に嫌な汗をかく。彼らは我々を総攻撃する構えで向かってきている……このままいけば武力衝突になるのは明白だった。
「後方から新たな飛行物体を確認、これはでかいぞ……全長は200メートル越えです!」
「まさか、あの浮島に配備されていた戦艦……このアイガイオンに戦艦が対峙してくるとは……」
「まだ戦うと決まったわけではない、なんとしてでも彼らとのコンタクトを取り、戦闘を避けるのだ……」
マカロフ大佐はあくまで交渉の余地を残すつもりだ。彼は最後まで決して諦めない、周りの部下に先制攻撃をしないように命ずると大佐はモニターを睨みつけるかのようにまじまじと見つめた。総勢200機、一国の空軍に相当する戦力である。自分たちがここに来る前のエメリア・エストバキア戦争でもここまでの戦力投入はなかった。それに加えて空飛ぶ戦艦までやってきた、非現実的な戦力がアイガイオンに対峙してくる。
「機長、念のためシュトリゴン隊を発艦させた方がよろしいかと。もし何かあった場合に素早く対処できます」
「致し方あるまいか……シュトリゴン隊にスクランブル発進だ」
「了解です!シュトリゴン隊、スクランブル発進!」
シュトリゴン隊は上空に待機させる。シュトリゴン隊の戦力やアイガイオンのニンバスを使えば航空機群を一瞬で壊滅されることができる。まだニンバスを見たことがないならなおさらだ。戦艦に至っては事例がないが、対空兵器として散弾を撒き散らすニンバスならば大破させる事も容易いだろう。だが、それはしなかった。
「⁉︎敵艦から閃光!主砲を撃って来ました!」
「こ、この距離でか⁉︎」
「全機、上昇しながら回避運動!」
標的からの攻撃、突然と出来事だったがマカロフ大佐の判断は早かった。操縦士が操縦桿を大きく引くと、アイガイオン達は一斉に機首を上げ急上昇しはじめる。コットス、キュゲスは機動性が高いため問題はないが、アイガイオンはその巨大さゆえ、機動性が低い。そのため回避運動は予測を立てて行う。アイガイオンは高度を上げて行く、高度計がぐんぐんと上がっていきものの30秒で1000メートル上昇する。果たしてそれで攻撃を防げるのかと、マカロフ大佐は傾く機内の中で手すりにつかまりながら冷や汗をかいた。
「弾着、来ます!」
「総員衝撃に備えよ!」
砲弾の三式弾が膨張、その大口径の炸薬を燃焼させ夜空を爆炎が照らす。
あたかも空に地獄の業華を咲かせるかのように粉塵が舞う。
マカロフ大佐は最悪の事態を予測した。
……はずだった。
爆炎は空中艦隊の相当手前にて無残に爆散した。
衝撃は来なかった。
「外したのか……」
「いや、外してくれたのかも知れん。各部、状況知らせ」
<<こちらエンジンブロック、問題ありません>>
<<こちら飛行甲板、問題はない!>>
「コットス、キュゲス各機も損傷なしだそうです」
どうやらなんとか凌ぎ切ったようだった、回避運動を終え水平に戻った機内の中でマカロフ大佐はホッと一息ついた。
「皆気をつけろ……次は当ててくるぞ」
だが、油断してはいけない。戦艦の砲撃というのは撃ちながら砲弾の散布界を調節するものだ。ならば、お互いに近づきながらのこの状況。攻撃ができないアイガイオンにとっては最悪に不利だった。もしかしたら、距離を間違えただけで次は当ててくるかもしれないのだ。
「⁉︎司令、目標艦後方より高速で接近する機影あり!」
「なんだと⁉︎」
まさか、新手かと思いつつレーダー士官が報告を続ける。
「IFFを放っています!照合……これは、ロレンズ大尉のフランカーです!」
「ロレンズ君の……」
まさか、彼が戻ってきた?その答えは突然繋がった通信にて表せれた。
<<聞こえますか?マカロフ大佐>>
「⁉︎その声はやはりロレンズ君⁉︎」
<<間に合いましたね、
あとは私におまかせください>>
フランカーが2度目となるルナの艦橋を通過してから、ロレンズは機首を右にロールさせフランカーをルナバルコの艦橋を中心に旋回させ始めた。イスラ空挺騎士団の戦闘機隊は突然現れたフランカーに驚いているのかまだ攻撃をしてこない。これはすなわちチャンスである。
「こちらエストバキア連邦東部軍管区所属、ロレンズ・リーデル大尉だ。ルナ・バルコ搭乗のレオポルド・メルセ団長に話しがある」
ロレンズはルイス達から受け取った通信機にてルナバルコと対話を試みる。もらった通信機は背中に背負う形の大型のもので、狭いコックピットには少々かさばる大きさだ。操作は旧式で横にある受話器をとり、ダイヤルを回して周波数を操作するタイプの通信機であらかじめセットしてあった周波数に基づき、空挺騎士団の通信網を傍受する。
「繰り返す……こちらエストバキア連邦東部軍管区所属、ロレンズ・リーデル大尉だ。ルナ・バルコ搭乗のレオポルド・メルセ団長に話しがある」
繰り返すようにロレンズは通信機に声を浴びせる。
<<イスラ空挺騎士団団長レオポルド・メルセだ。貴様は誰だ、何故我々の周りを飛んでいる?>>
「……!、繋がった」
やっとの事で団長を名乗るレオポルドと言う人物と通信が繋がった。ルイスが言っていた名前と一致する。
「こちらロレンズ・リーデル大尉、はじめましてですねレオポルド団長。私は貴方方に要求があってここまでやってきました」
<<要求……?>>
ロレンズはレオポルドが言葉を返しそうになるのもつかの間、空挺騎士団に我々の要求を突きつけることにした。
「イスラ空挺騎士団に告ぐ、即刻攻撃を中止されたし」
これが、ロレンズ達の要求だった。この衝突を回避するために必要な単純明白な要求、それがまさに停戦要求だった。
<<攻撃を中止しろだと……我々を舐めてるのか……⁉︎>>
通信機から艦橋要員と思わしき軍人の声が響いた。
<<……何故そのような偉そうな要求をする?我々の邪魔をしたいのか?>>
案の定まだ要求は呑んでもらえないようである。それもそのはずであろう、いきなり現れていきなり攻撃を中止しろなどと何様目線かとロレンズ自身でも思うほどだ。だが、アイガイオン達のためにもここで引き下がるわけにはいかない。
「私は貴方方と対峙している超大型飛空機編隊に所属している。彼らに交戦の意思はない。彼らは貴方方と接触しに来ただけです」
ロレンズはありのままの事実を教えて彼らをなだめることにした。もちろん、アイガイオン達空中艦隊に光線の意思はないことは先ほど確認済みだ。だからこそこの事実を突きつけ、穏便に済ます。
<<……信用できん、貴様は何様のつもりだ。そんな要求飲めるわけないだろう>>
だが、それでもロレンズの納得のいく返答は貰えなかった。それならばとロレンズは操縦桿を握る手を直し、姿勢を整えた。相手がこれで応じないなら、手段を変えるまでである。
「では、致し方ない」
ロレンズは操縦桿を右下に傾け始めた。すると機体は斜め45度にバンクする。そのまま操縦桿を倒して斜めに上方宙返りし、速度と高度を変え、ルナの艦橋より少し上空に対峙した。ロレンズのHUDにはルナの艦橋に覆いかぶさるように四角い模様がコンテナとして表示されている。熱探知により、システムが敵と判断したのだ。そしてHUDから菱形の模様がコンテナに重なり、新たな模様を作った。するとコックピットの計器からビビーと言う独特の音声が聞こえてくる。ルナの艦橋をロックオンした証拠だ。
「シュトリゴン0、FOX2」
そしてロレンズは冷ややかにそう呟いた。それと同時に操縦桿のミサイルリリースボタンを押した。機体の両翼端から二本のR73ミサイルがリリース、ふわりと空中に浮くと後尾からパッと火を灯し弾き出されたかのように加速した。
<<あれは……空雷⁉︎>>
<<いや、待て……>>
ミサイルはそのまま艦橋の上を通り過ぎる軌道を取っていた。だが、違った。彼らがミサイルの様子を伺ったのもつかの間、突然ミサイルは突然艦橋に向かって下降し始めたのだ。賢いユークトバニア製R73がミサイルに付いた小さな翼を駆使して軌道をぐにゃりと変えたのだ。
<<こっちに追尾してくるぞ!>>
そうだ、それでいい。ロレンズは口元がニヤリと口角が上がるのを無意識に感じた。果たしてそれはシステムどうりに動いたミサイルに対してか、もっと恐怖を与えろとミサイルに対して言ったのかそれは分からなかった。そしてそのままミサイルはルナの艦橋へと向かっていく。
空雷は艦橋の窓を突き破り。
構造物に突き刺さる。
直後、空雷が爆ぜ、艦橋全体に地獄の花を咲かせる。
はずだった。
空雷は艦橋にたどり着く前に爆散した。まるで自ら自爆したかのように。
「流石はアイガイオンには優秀な整備士がいるだけある、ピタリと爆発したな」
ロレンズはデジタルコックピットのミサイル画面を見ていた。そこには赤い文字で「ミサイル自爆」の文字が浮かんでいた。ロレンズは操縦桿のボタンから指を離す。機体はそのまま艦橋の上を通過し、再び操縦桿を倒せば旋回に戻っていた。
<<助かった……のか……?>>
通信からレオポルドの声が聞こえる。艦橋から確認した時は仁王立ちで、なんとかその威厳を保っているようだが声は追い詰められた蛙のように少しばかり震えていた。
「いかがでしたでしょうか?貴方方はこの兵器のことを空雷と呼ぶようですが、我々はミサイルと呼んでいます。貴方方のものと違い、敵に自ら誘導する能力を持っています。ここからなら百発百中でしょう」
ロレンズがミサイルの簡単な説明とともに、彼らに死刑宣告を定めた。通信からは艦橋要員からのどよめきが湧きたち、混乱し始めた。ロレンズはそんなこと微塵も気にせず話を続ける。
「今は直前で自爆させましたが、私の要求を飲めないのなら次は艦橋に当てます」
つまりは次はないぞと言う宣告であった。もはや、艦橋要員からのどよめきはしんと静まり返ってしまっていた。
「さらに今貴方方と対峙している飛空機編隊にはこれよりもさらに強力で、戦艦や戦空機すらロングレンジで簡単に葬れる威力の特殊ミサイル兵器を多数搭載しています。そして、すでに貴方方はその射程内です」
ロレンズはそっとアイガイオンの能力を空挺騎士団に伝えた。それは彼らにとってまさに喉元に刃を突きつけられた瞬間だった。
<<なん……だと……>>
<<戦艦の射程を超えるロングレンジ兵器だと……我々はもう射程圏内……?>>
<<……>>
艦橋でレオポルドのうなだれる声が聞こえた。おそらく葛藤しているのだろう。自分を中心に組織を動かし、態度を大きく振る舞うレオポルドはそれ故にプライドを折られるのを恐れていると見た。こう言う輩には力の差を見せつけ、喉元にナイフが突き刺さっていると警告するのが一番だ。逆に言えば、交渉人ではないロレンズにとってはそれしか方法がないのだが。
<<……では聞こう、なぜ射程圏内にもかかわらず攻撃をしてこない?>>
「我々は貴方方のことをよく知らない、だからこそ接触をし、交渉をしに来ただけです。貴方方との友好的な関係を築きたい、だからこそ戦闘を避けているのです」
これもまた事実であった。そう、ロレンズは一切嘘をついていない。つく必要がないからだ、彼らを驚かせるためだけなら事実で十分である。『現実は小説より奇なり』彼らの中ではまるで小説のような出来事、だがありえないと言う感情を現実で押しつぶす。これをもってしてロレンズは彼らを納得させるつもりであった。
<<団長……>>
<<諸君、我々にはもう勝ち目がない。だが、奴らが交渉の余地があるのなら彼らを受け入れる。それが空挺騎士団の答えだ>>
そしてついにレオポルドがその重い腰を下げた。
「では……」
<<……我々は負けたわけではないぞ、貴様らを味方として受け入れる。それだけだ>>
「ありがとうございます!」
レオポルドの通告にロレンズは喜びの声をあげた。ロレンズ自身も不安であったのだ、もしこれが失敗すればどちらか一方が全滅してしまう。しかも、止め方は強制的。それらの不安から取り除かれ、ロレンズは一時的に使者と言う役目を忘れて歓喜に沸く。
<<全空挺騎士団員に通達!戦闘態勢を解け!彼らを受け入れる、戦闘中止だ!通信士、発光信号を打て。奴らに交戦の意思がないことを伝える>>
「お待ちを」
そのまま発光信号を打とうと通信士官に命令しようとしたレオポルドをロレンズが止めた。
「ただの停戦文では駄目です。我々には予め決めておいた暗号文があります。それを使っていただきたい」
<<ほう、ではなんと打てば良い?>>
そう言われて、ロレンズはニヤリと笑った。それは後にアイガイオンをはじめ、このイスラにおける全ての飛空士達の合言葉となる言葉だ。ロレンズは口を開きこう言った。
「
「目標艦、目視できる距離まで接近!」
「⁉︎目標艦より発光信号!」
「なんと言っている?」
「あれは……『天使とダンスしてな』です!間違いありません、暗号文です!」
途端、どっと歓声が湧き上がった。ただ単純に、心の底からこみ上げる嬉しさと安心から我々は叫んだのだ。マカロフ大佐はそれを見てホッと一安心することが出来た。初め主砲を撃たれた時はどうなることかと思い冷や汗をかいていたが、今ではリラックスできる。コットス、キュゲスの各機長からも安堵の声が聞こえてきた。
<<マカロフ大佐、事は済ましました>>
通信から今回の立役者の声が聞こえてくる。
「流石はロレンズ君だ、あんな手段で衝突を止めるとは……」
<<無理やり止めただけです、これは後に交渉に響くでしょうね。にしても『天使とダンス』ですか、まさか彼らの言葉を使うとは……>>
「ロレンズ君、我々はもう彼らとは戦争をしていない。負けたのだ、だからこそ立場を改めようと思ってな」
<<なるほど、分かりました。それではもう燃料が心もとないので着艦許可を>>
「ああ、誘導する。後方の乱気流には気をつけてくれ」
と会話を終えると数秒後にロレンズの乗ったフランカーが空中艦隊の上を通り過ぎていった。モニターに映し出されたフランカーは綺麗なS字軌道をとり、月夜に照らされ明るく輝いていた。
それは天使たちが出会った瞬間であった。
用語解説コーナー
《天使とダンスだ!》
言わずと知れたエスコン6の合言葉、ゲーム冒頭のマチルダの台詞であり、開戦劈頭で戦死した父親の口癖でもある。劣勢に立たされたエメリヤの反攻の合言葉としてよくニコニコ動画で弾幕が張られる。
いや〜このセリフいつかは出したかったです。なのでイスラの合言葉にしました!
今期のアニメはガーリーエアフォースにコトブキ飛行隊、エスコンと合わせて空の欲張りセット!ガーリーはいつかクロス小説書きたいですね〜。コトブキ飛行隊も空賊が出てきているので名前繋がりでコトブキ要素だしたい。