【はいふり】繋げシーレーン!〜モグラのふねの輸送道中奮闘記〜 作:すとらっぷ
ファンブックだと伊201はRATt感染してたらしいけど感染したままプルマー来ちゃったら大惨事だよね。そんな感じ
〜『間宮』甲板にて〜
男「……よく会いますね」
杉本「そうだねー」
藤田「会うたびにトラブルにまきこまれてるわね…」
男「……」
杉本珊瑚、『明石』艦長
藤田優衣、『間宮』艦長
杉本「それで、『コレ』は君達がやったということで間違いはないね」
男「…はい…そうです」
おまわりさんこいつです
『コレ』というのはもちろん、ブルーマーメイドの船に乗りこんでいる伊201の面々である。全員怪我人、ミイラのコスプレかな?
杉本「肩関節がすぐ戻せるように綺麗に外されてたり、拳の風圧で三半規管震わせて酔わせたり…君達一体何者なんだ?」
男「僕が聞きたいです…」
間違いなく超人が乗ってる船、まるゆ
男「それで……我々何か処分を受けるのでしょうか?」
杉本「そうだね…君達への処分は……」
男「………ゴクリ」
心臓が跳ね上がる
杉本「処分は……………」
男「…………………」
玉のような冷や汗が流れ落ちる
暴力行為で退学という文字が頭に浮かんだ
杉本「処分は………………」
男「……………………」
藤田「特に無いでしょ」
横から藤田艦長が答えてくれた
男「………………………………ふぇ?」
杉本「何さ、折角遊んでたのに」
藤田「可哀想だから打ち切りよ」
男「ええと……処分、無し、で、いいんですか?」
藤田「ええ、安心しなさい、無しよ」
杉本「伊201の艦長や乗員が証言してる。我々が先に攻撃を仕掛け、彼らは正当な自己防衛を行った、と。艦長は不機嫌だったけどね」
男「………よかったぁぁぁぁぁぁ!」
藤田「伊201の後始末はブルーマーメイドが請け負うそうです。検査の結果にもよりますが……彼らの行動はストレスによる集団ヒステリーか何かだと」
男「集団ヒステリー…か…俺もストレスには気をつけよう」
藤田「貴方は伊201より遥かに過酷な生活してると思うんですが…」
トイレが無かったり、自分の部屋がなかったり、殺されかけたりしたけど男は元気です
プルルルルルルル
クロウ「艦長ぉ!御舞等高校から通信だ!出てくれ!」
男「あ、すいませんちょっと失礼します」
クロウ「早くしろー」
男「こちらまるゆ艦長、レディとの会話を邪魔したのは貴方でよろしいか?」
校長「…それは済まないことをしたな。………………ほんとに…悪かった…一生に一度のチャンスを…本当に…済まなかった…」
男「おい、そこまで謝罪されると馬鹿にされてる気分にしかならない…用事がないなら切るぞ」
校長「用事ありありだ。御舞等高校からまるゆに任務を与える」
男「!?」
校長「これよりまるゆは、現在行方不明になっている艦を捜索、捕捉し、可能ならば補給を行う」
男「…場所の大体の目星はついてるのか?」
校長「一部はな。後は海を駆け回って貰おう。まずは作戦の第一段階として間宮、明石、他護衛2艦と共に晴風の補給に向かってくれ」
チョウ「は、晴風ってあの!」
クロウ「猿島と伊201を退けた猛者だな」
男「解せないな。何故間宮っていう立派な補給艦がいるのに俺達が晴風の補給に行くんだ?」
チビ「…そういえばそうですね」
校長「大人の事情だ、聞きたいか?」
男「そりゃもちろん」
校長「この作戦の関係者に宗谷家が関わりすぎてるからだ」
男「詳しく話してくれ」
校長「まずこの作戦の発案及び責任者は横須賀女子海洋学校の校長、宗谷真雪とその右腕真霜。そして今回の護衛艦が宗谷真冬の直属の部下が艦長。対象の晴風の副長は宗谷ましろ。そして間宮と明石はご存知の通り横須賀の生徒だ。こうなると性格の悪い大人は『宗谷家の独断だー!責任がー!内輪だー!公私混同だー!』とかいい始めるんだ」
男「それをこねくり回して攻撃材料にすると」
校長「その通り。と言うわけで面倒ごとを避けるために宗谷と関わりが薄い呉、東舞鶴、御舞等がこの作戦に参加、もしくは賛同する」
男「赤信号みんなで渡れば怖くないな。ところで呉と東舞はどこに?」
校長「そこの2校は直接参加出来ない代わりに作戦遂行中はまるゆの各校への入港を認め、補給をしてくれることになった」
男「なにそれありがたい」
校長「そして今回の晴風の補給に関してはお前たちまるゆが呉と東舞の名代だ」
男「やったな大和の名代だぞ…責任重っ!!」
キモオタ「正確には大和はブルーマーメイド旗艦ですから微妙に違いますけど…でも呉所属ですな」
男「菊の御紋つけないと」
校長「それでは、他4艦と共に晴風の元に向かってくれ」
男「了解、これより本艦は、現在行方不明になっている艦を捜索、捕捉し、可能ならば補給を行う!その第一段階として航洋艦晴風への補給作戦に同行する!」
やっと晴風登場…………?