【はいふり】繋げシーレーン!〜モグラのふねの輸送道中奮闘記〜 作:すとらっぷ
前回のあらすじ
まるゆ沈没
男「んな馬鹿な!浮上!緊急浮上!メインタンクブロォォォォォ!!」
『うぇぇ!?り、了解、タンクブロー』
ズブズブズブズブズブズブ
まるゆは浮上を始める
男「あれ?普通に浮上出来てる…よな?」
ネクラ『…操舵、角度ともに問題無し……』
男「…だよなぁ」
ザパーン!
問題なく浮上する小さな潜水挺
男「浮上完了!発動機停止、機関起動用意!」
『な、……どういう…ことだ…』
あちらさんも理解出来てないようである
男「こちらでは現状問題はありません!」
艦橋にいるメンバーは総じて首を傾げる
チビ「…あっ、そういうことですか!」
一人合点するチビ
男「知っているのかチビ!」
チビ「えーと、通常の潜水艦って航行しながら少しづつ潜って行くんです。でもこのまるゆ他とは違って垂直に潜る。その姿が沈没に見えたのかと…」
クロウ「ええ…普通間違えるか?」
チビ「あり得ない話じゃないです。」
男「だ、そうです。救助は不要、作戦続行します」
『あ、ああ…了解した…安全な航海を祈る……いや待て、何故貴艦は今、無駄な潜水した?』
男「………アトランティスを見つけたのでいてもたってもいられず」
『嘘だッ!!お前馬鹿にしてるのか!?』
男「申し訳ありませんでしたー!」
男「…はぁ…肝が冷えた…せっかくの船出に水指されたぜ」
クロウ「その原因作ったのは貴様だろ」
男「潜水にはお前も反対しなかったくせに…」
チョウ「伊201から打電!『ソンナ装備デ大丈夫カ』…」
男「『大丈夫ダ、問題無イ』返せ。というかお喋りだなあっちの艦長!」
男「あーもうどいつもこいつも!今度こそ出港するぞ!各員再度持ち場に付き、安全確認!」
男「両舷前進微速!ヨーソロー!」
潜水艦なのに館内で誰かがラッパを吹き鳴らす音がする…
ネクラ『…両舷前進微速』
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
スクリューが起動…
男「三式潜航輸送艇40号『まるゆ』、出港ッ!!」
4月16日早朝、東舞鶴男子海洋高校校より伊201を初めとする東舞鶴男子海洋高校及び御舞等高校海洋『まるゆ』が出港した
男「両舷前進原速!赤黒無し、進路150度!」
ネクラ『…いただきました…両舷前進原速…赤黒無し、進路ひゃ……』
ゴゴゴゴ…ゴゴ…キュラルル…ルル…
ネクラ『機関機能停止…』
男「え…!?」
チョウ「機関長、熊野より連絡、先程の急速浮上で動作不良起こしてエンジン止まりマシタ」
男「あ…あぁ〜うん…」
クロウ「ど…どうする?」
男「本部!大至急救援を!!大至急!」
『あー貴艦は引き続きアトランティス捜索をお続け下さい。以上』
男「悪かった!悪かったですから!修理手伝って!うちだけで修理となると時間が!足りない!プロの方助けて!」
男「遅刻しちゃうぅぅぅぅぅぅ!!!」
冴え先悪い僕らのまるゆ、果たしてどうなることやら…
女の子登場はちょっと待って!…晴風登場はかなり待って…