ここまで長かった......書きたくなってもすぐにかけず疲れて寝てしまったり、やる気が起きなくて寝たきりになって投稿できない日々もあったが、ようやくここまでこれた......やばい、泣きそう......
転校初日の朝、楽しみにしていた割には寝坊する事もなく朝早くに起きれた。今ではすっかり日課になったスマホを起動して、今日の天気を確認する。この日は俺を祝ってくれているのか100%晴れの予報だったので少しだけ得した気分だ。
「おっと、浮かれるのは良いがせっかく寝坊しなかったのにこのままじゃ遅刻してしまうな」
俺はまだ少しだけ眠いのを一階の洗面台で顔を洗う。ようやっと完全に目が冷めたのでダイニングへいきいつもの席に着く。先に起きていた母親がすでに用意してくれていた朝食を頂く。
「う〜ん、今日もパンはうまウィッシュ!!」
ロックなポーズを撮りながら朝食を取っていたが、母親に行儀が悪いと叱られたので静かに食べる。朝食も済ませた後は歯を磨き、自室に戻り昨日から用意していた制服に着替える。一通りの準備はしてあるので再確認せずにピッカピカの重さを感じさせない、まるで羽のようなランドセルを背負い上履きも持つ。時間も登校時間を考えると出た方が良い時間になったので玄関でこれもまたおニューの靴を履いて両親に行ってきますと行って家を出る。
「今日から俺も小学6年生!!大人への階段をまた一歩上ってしまったか……ふっ」
1人コントをしているのを登校中の小学生達に笑われながるも気にせず、新校舎に向かった。
そして、この日の事を俺は絶対に忘れる事はないだろう......この日はとても濃い1日になったのだから......
家を出て1人コントをしてからは特にトラブルもなく校門前に到着した。今日から通い初める小学校、神樹館......
「ここが学校......なんだよな......敢えて一言だけ言おう。凄く......大きいです......」
そう、今まで通っていた学校も小さいというわけではないが、大きさだけではなく外観も立派なのも相まってまるで学校と言うよりもお屋敷のようだ。
「さて、いつまでもここに居たら遅刻になっちまう。確か最初は職員室だったよな……それじゃ行くとしますか!」
一度、自分に喝を入れてから校門を通り越して昇降口に足を運ぶ。そこで予め聞いていた自分のロッカーに靴をしまい、持参した上履きに履き替え職員室に向かった。
職員室と書かれたプレートがある部屋のドアの前で深呼吸してからノックをして入室する。
「失礼します。今日から転校する事になった桜井信悟です。」
自分の名前を告げて一礼する。頭を上げて周りを見回すと、1人の女性教師が手招きしていたのでそこへ向かう。
「おはようございます。今日から転校してきた桜井信悟くんですね。私は貴方のクラスの担任ですのでこれからよろしく」
「はい!これからよろしくです先生!!」
「あの、そんなに力まなくてもいいのよ?」
「いえ!これが俺の通常運転なので問題ありません!サー!」
「サーって、軍人じゃないんだから……まあ、それは置いといて、早速だけど教室へ案内するから着いてきてください」
「サー!了解であります!サー!」
「......もう何も言わないわ」
先生はそれだけ言うと何もなかったかのように席を離れ教室へ向かう。俺も先生の後について行き職員室を出た。歩いている途中他の教師陣から変な子を見るような目を向けられたが、きっと俺が自意識過剰なだけだろ......
目的の場所である教室へ近づくと中からはこれから同じクラスメイトになる生徒達の声が聞こえてくる。ここが俺の教室になると考えるとワクワクしてくる。そんな事を考えているうちに教室前に着いた。先生には呼ぶまで廊下で待っているように言われたので、俺はその場で待機し、先生だけが教室に入る。
「そういや、転校なんて初めてだから自己紹介とか考えてもなかったが......。今になって緊張してきたぞ!どうしよう!ええと、確か第一印象が肝心だったよな......となるとあれをやるしかない......よな......」
自己紹介も一通り決めて、そろそろ呼ばれる頃かと思っているとタイミング良く先生に呼ばれた。ここが正念場である。
「はい!失礼します!」
そして、入ると皆の視線が集まり、俺の姿を見た瞬間......全員が驚愕の表情になった。まさに、計画通り!
その状態からいち早く正気に戻った先生が恐る恐る聞いてきた。
「あの......信悟くん......一体何しているんですか?」
「何って、見ての通り......逆立ちしてるんですよ!!」
「いえ、そう言うことではなくて、何故逆立ちしているんですか」
「え?第一印象が肝心だってサイトの『自己紹介の達人』に書いてあったので記憶に残るようにと思って、逆立ちで自己紹介しようとしていたんですよ!」
今の俺はとてもムカつく程のドヤ顔をしながら言っていただろう。先生の表情が少し引きつっていたが、ため息をつくと今度は呆れた表情になっていた。
「事情は分かりましたが、すぐに逆立ちをやめて下さい。」
「どうしてですか!先生!どこかおかしいとこでもありましたか!?」
「その考えがおかしいです」
「おうふ、今の先生最高にクールだぜ......はいはい分かりましたよ......っと」
これ以上は先生が怖いので俺はすぐに逆立ちをやめた。
教壇まで歩いて先生の隣に立つとやっと皆も正気に戻る。俺は緊張した心を落ち着かせる為、悟られないように深呼吸してから自己紹介をする。
「初めまして、転校してきた桜井信悟です。今日からこのクラスで共に学ぶ事になりました。ここでぶっちゃけますが見た目通りこの神樹館に似合わない人となりをしているけど、仲良くしてくれ!頼む!」
頼み込むときのポーズのまま精一杯の俺の願望も混じった自己紹介に、何人かは笑っていたが快く拍手してくれた。
何とか上手くいった自己紹介のあとは先生に自分の席を教えてもらい、その席へ向かう。これから自分のマイ机にランドセルを乗せマイ椅子に座る。やはり名家のご子息が通うだけあって素材が最高だ、思わず机に頬ずりしてしまう。
「これからよろしくなマイ机達!それにしてもお前は良い肌触りだな、思わず頬ずりしてしまったぜ......まったく罪作りな奴め」
俺の行動に周りのクラスメイトが若干ひいていたかもしれないが仕方ない。君達はずっとこれを使っていたからわからないかもしれないがこれはとても良いものなんだぜ!
その後もクラスメイトから距離を取られながらも朝のホームルームが再開して、一通り今日の連絡が終わると先生が日直に挨拶するように言い、日直である黒髪美少女が挨拶をする。黒髪美少女が......だ。大事なことなので2回言った。
この挨拶はどの学校でも同じらしく戸惑うことなく俺も皆と同じ姿勢をとり、神棚に向かって一礼する。
その時、突然音が消えた......
何が起きたのか確認するため視線だけを変えて周りを見ると俺以外の人は同じ姿勢のまま動かない、まるで時が止まったような光景だ......
そんな常識外れの異常事態に驚いていると、近くから声が聞こえた。俺の他にも動ける人がいたみたいだ。......だがしかし!これが俺を驚かせるためのサプライズならばサプライズ返しをお見舞いしてやる!
そう考えた俺は、まだ俺が動ける事に気がついてないと信じて瞬きしないで頭を上げて前を見たままの姿勢を保つ......動かざること山の如し......
サプライズなこの状況から少し時が経つと、いきなり眩い光とともに教室ごと光に飲まれる。その光の中で瞬きしないでいた俺は、突然の出来事に目を閉じる事に対処できなく直視してしまった。
「目がぁ、目がぁーーーーーーーー!!!!」
そんな俺の転生してから初めての悲痛の叫びに意味もなく、世界は光で埋め尽くされた。光が収まった後も、すぐに視力は回復せず、痛みを少しでも和らげるために地面をのたうち回る。
今現在、とても滑稽な姿の俺に誰かが話しかけてきた。
「おい、大丈夫か!?」
それは少しだけ男っぽい口調の女性の声だった......
そして......残念だがこれが、初めての彼女達との出会いになってしまった......
やっとちょいとだけ登場だ!これからバンバン出るから今回は少しだけの登場にしてみました......
すんません、嘘です.....一昨日から始めたゆゆゆいに熱を入れすぎて内容が薄くなってしまいました......ごめんよ三人とも......
でも仕方ないじゃないか!銀のハッピーバースデーイベントがあったら一から始めた俺は徹夜するしかないじゃない!これは俺にとっての御役目なのだから......
まあ、そんな事もあったりTVアニメの第6話の展開に驚愕してたのでこんな時間になっちゃった、テヘペロ!!
だがここからが本編だからな!みんな!期待してくれ!少しだけ!
次回 宅急便は狙って悪いタイミングに来る!
あれは最早神業レベルだ......もしや天のお告げか......