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この世界は、ちょっとおかしい。いつのまにか、僕は男女が逆転した世界に来てしまったのだ。
でも今では、だいぶ慣れてきた。スカートだってスースーするのが、気になって仕方なかったのに、今ではズボンより落ち着く。服や下着も、カワイイものに目がいくようになった。
今では、女子の学ランや男子のセーラー服がむしろ自然に感じるようになった。
女子が学ランを着ているとカッコイイし、男子のセーラー服もカワイイ。
可愛いミニスカの男子なんか、同性でも見取れてしまう。
タイトスカートにハイヒール。
この世界での社会人男性の一般的な姿だが、これも最近では違和感を感じなくなってきた。
ミニスカや、ワンピース水着の男性アイドルも、カワイイ。
ドラマ やCMも、カッコイイ女子とカワイイ男子の組み合わせがほとんどだ。
僕は身も心も、この逆転世界になじんでいく・・・
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「汝はこの者を妻として迎え、病める時も健やかなる時も、妻を愛し、貞節を守り、よく従うことを誓いますか?」
「はい、誓います」
神父さまは、彼女の片足を洗って宣誓台に乗せました。
ボクはひざまずいて、愛と貞節と服従を心から誓って彼女の足にキスします。
ヒヤリ。
首筋に冷たい金属の感触を感じます。
彼女が、ボクに結婚首輪を着けてくれたのです。
「カチリ」
首輪の鍵をかける小さな音。
銀色に輝く愛のしるし。
ボクっ、本当に彼女のものになったんだぁ。
ボクは一生この音を忘れないでしょう。
立ち上がって正式なキス。
万雷の拍手。
二人は睦まじく腕を組んで建物の外へ出ます。
そして、ボクは彼女にお婿さん抱っこされてブーケトス。
ボクは指先にそっとキスして、その指を首輪に押し付けました。
愛しています、ご主女(しゅじん)さま。
【結婚首輪】
結婚した男性がつける首輪です。
結婚式で愛と貞節と服従を誓った後、新郎は新婦に結婚首輪を着けてもらいます。
現実世界では、未婚女性にとって結婚指輪が憧れであるように、この世界では、未婚男性にとって結婚首輪は結婚の象徴であり憧れのものです。
【ご主女さま】
夫が妻を呼ぶときの尊称です。
「ごしゅじんさま」と読みます。