東方想幻華 (一時連載休止)   作:かくてる

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今回からレミリアの本格的な恋物語になると思います。




では行きましょう!


6話 妹への嫉妬

エリナとの決着から3日後、陸上自衛軍は撤退、紫の手で日本に帰った。

 

軍の建物は勇儀さんがワンパンでぶち壊した。

その資源を殺されてしまった人たちの墓石として使っている。

 

俺は永遠亭で目が覚めた。

隣には鈴仙とレミリアが座っていた。

 

「俺、どれくらい寝てた?」

ふと、自分の身体を見ると 線を描いたような傷が無数にあった。それは消えかけているから良いけど

 

エリナの龍が貫いた腹の傷は消えそうにないな…

 

「丸々3日ってところね。

まだ無理はしないこと、あと5日はここで休んでもらいます。」

 

鈴仙が落ち着いた声で言った。

 

するとレミリアが

 

「はぁ、あなたがこの騒動を解決したおかげで「翔は英雄だ!」って騒がれてるのよ?」

 

「英雄より英傑が良かったな…」

 

「どうでもいいわ。

とにかく今は安静にしててね」

 

そう言うとレミリアは部屋を出た。

 

「じゃあ私も席を外します。

くれぐれも暴れたりしないように」

 

鈴仙が釘を刺し、その場を退室した。

 

「はぁ、暇だな……」

 

そう言いながら 2回目の眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は帰る途中に翔が言った言葉を思い出した。

 

「俺はレミリア達の家族だ!」か……その言葉が頭の中をグルグル回っている。

 

この騒動の期間 忘れていたが 私は翔が好き。

 

家族愛ではなく、異性として。

 

騒動の後片付けが終わると 翔が帰ってきた。

 

 

「ただいまー」

 

「あっ、おかえ…」

 

「おかえりなさい!!翔!」

 

私の言葉にかぶせるようにフランが大声を出して翔に抱きついた。

 

「こーら、翔はまだ傷が癒えてないのよ?

そんな乱暴なことしちゃダメよフラン」

 

こめかみをひくひくさせながらフランを叱った。

 

「そんなこと言って〜、ホントはお姉様もこうやって翔にギューッってしたいんでしょ〜?」

 

「なっ?///私はそんな乱暴なことしないわよ!///」

 

やばい、完全に図星だ。

 

 

「まぁまぁ2人とも、飯食ったら2人ともギューッってしてあげるから」

 

「わーい☆」

 

「なんで私までやられるのよ!?///」

 

「だ、ダメか?」

 

「ダメに決まってるでしょ!///

さ、ご飯食べるわよ!」

 

「はーい」

 

翔は少しだけしょんぼりしていた。

ちょっと可愛いかも………

 

ご飯を食べ終わったあと

お風呂に入ろうとしたら

 

「ねぇ翔!お兄様って呼んでいい?☆」

 

「俺弟だけどな…いいよ」

 

「やったー☆ ねぇお兄様、一緒にお風呂入ろ?」

 

「だ、だめに決まってんだろ?!お前も年頃の女の子なんだから、少しは警戒しろ///」

 

「冗談だよ☆照れたお兄様かーわい♪」

……

羨ましい、羨ましすぎる。

どうしてフランは恥ずかしげもなくあんなこと言えるのだろうか

 

やっぱりもっと素直になるべきなのかな?

 

廊下にストンと座って考えていたが

 

どうやらすぐに廊下で眠ってしまったらしい

 

「んんっんー……」

 

朝だ。

今日は少しだけ冷えるな。

 

私はベットから降りて顔を洗いに行った。

顔を濡らしたあと私はある異変に気づいた。

 

「あれ?私昨日ベッドで寝てたっけ?」

 

それを即座に確認しに寝癖も直さずに咲夜の元へ走った。

 

咲夜はもう朝食の準備のため、厨房にいた。

 

「ねぇ咲夜?昨日私をベッドへ運んでくれたのって貴方?」

 

すると咲夜は

 

「いえ?私は気づきませんでしたが確か翔が「レミリアのヤツどんなところで寝てるんだよ…」って私に言ってきましたが……」

 

と、言うことは……翔が私を運んでくれたの?

突如、私の顔中が熱くなるのを感じた。多分、真っ赤になっているのだろう。

 

「あの、お嬢さ……」

 

咲夜が言い終える前に私は翔の元へ走り去ってしまっていた。

 

「寝癖が酷かったから直そうと思ったのに……」

 

「あと、お嬢様 下履いてなかったよね?………まぁ翔なら大丈夫かな?」

 

咲夜はそう言って朝食の準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「翔!!」

 

「うお?!」

 

翔の部屋のドアをノックもせずに開け、翔の名前を呼んだ。

 

「あなた、昨日、私をベッドへ運んでくれた?」

 

「あ、あぁ…」

 

私はその確認がしたかった。

だが重要なのはそこじゃない。

 

「どうやって私を運んだ?!」

「え、おぶった」

 

「え、お姫様抱っこじゃなくて?」

 

「おぶった方が運びやすかった」

 

「そ、そう。ありがとうね」

 

ちょっと期待してたけど……

まぁ、おんぶも嬉しい

すると翔が

 

「なぁレミリア」

 

「ん?なぁに?」

 

「お前それ寝間着だろ?それにすごい寝癖だし、

それに………せめて何か履け パンツ丸見えだぞ?」

 

「え?………………きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

私は顔を真っ赤にして

今日一番の全速力で部屋に戻った。

 

朝食。

 

「なぁレミリア悪かったって」

 

「何よ?変態」

 

100%私が悪いのに私がツンツンしてしまっている。

 

「変態って…

俺も悪かったけど

俺っていう男が紅魔館にいるんだから少しは注意しような?」

 

「まぁ今回は私も悪かったわね。80%あなたが悪いけど」

 

………どこまでも素直じゃないな私。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから2ヶ月

翔に色々アプローチするがフランなどに邪魔されてまったく効果なし

 

思い切って咲夜に相談した。

 

「ねぇ咲夜…どうすればいいと思う?」

 

「うーん…そうですね〜…」

 

一緒になって考えてくれる咲夜は本当に頼もしい。

 

「もう思い切って告白してはどうですか?

もうすぐクリスマスイブですしちょうどいいですよ」

 

今日は12月20日、イブまであと4日か…

 

「そう…だね!ありがとう咲夜!」

 

そう言って部屋をあとにした。

 

夕食を食べたあと私は部屋に篭って告白の練習をしていた。

 

「私はあなたの事が好きです///…………………ちょっと固すぎるかな?

 

私ぃ〜あなたの事が好きなんだよね☆…………………無理無理無理無理!恥ずかしくてできないっ///!」

 

そうこうしているうちにクリスマスイブまであと1日になった。

 

 




ふあ〜やっと終盤ですよwww
まだこれ書き始めて2日ですけど

次回かその次でレミリア編完結です




読んでくれてありがとうございました!
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