こっからちょっと恋物語入るかも?
では行きましょう!
異変が解決し、二週間ほど経った。
地底はまだ復興中だが、地霊殿の方は何とかなったみたいで、お空さんとお燐さんは前と同じくらい……いやそれ以上に仲良くなり、互いのことを更に認め合う仲になったらしい。
守矢神社の方は何ら変わりなく、椎名くんの傷も完治し
普通の生活を送っていた。
私は午後の3時に椎名くんと2人きりで縁側でお茶をするのが日課だ。
「ところでさ椎名くん」
「なんだよ東風谷?」
私はこの地底死神異変の間忘れていたが彼のことが好きだったんだ……
私は思い切って椎名くんに近づこうとした。
「こ、東風谷って呼ぶのめんどくさいでしょ?
早苗って呼んでいいよ……」
恥ずかしい………
「あ、ああ、分かった。早苗」
下の名前……嬉しい…
「私も翔くんって呼ぶから」
「お、おう」
「んで、話変えるけど……」
「切り替えはえぇな……」
翔くんが呆れていた。
「いいの!
それでさ、お空さんを生き返らす方法ってどうやって思いついたの?」
翔くんが驚いた顔で言ってきた。
「…………お前身に覚えないのか?」
「え?私何もしていないじゃない…」
「まさか無自覚で……
んーとな、お前がくれた首飾り、変な妖力がこもっててな
俺が生き返らせる方法を悩んでた時にその首飾りが急に喋り出して教えてくれたんだろうけど……
お前の能力って確か「奇跡を起こす」だよな?」
「う、うん、そうだけど……」
「この首飾りを作る時に自然に奇跡の魔法が振りかけられた………のかな?
つまり、お前は幻想郷に来る前からその能力を持っていた訳だ」
「そ、そうなのね……まぁ、役に立てたのなら良かったわ…」
「あぁ、ほんとにあの時はこの首飾りのおかげだ、ありがとな……」
翔くんが優しい笑顔で見つめてくる。
「や、やめてよ……恥ずかしいじゃない……」
私は顔を赤くして、手で覆う。
その時に私はハッと思い出す。
「じ、じゃあ翔くんがくれたこの髪飾りも何か魔法がかけられてるの?!」
大いに期待した。
「いや、俺のはそんなことないと思うぞ」
私はがっくりと俯く。
「……まぁ、もらっただけで嬉しかったけどさー」
すると翔くんが口を開く。
「早苗ももう大人なんだからその髪飾り外したらどうだ?恥ずかしいだろ?」
と、翔くんがしょーもないことを聞いてきた。
「はぁ………何言ってるの?これのおかげで私はいじめから開放されたんだよ?私はいつもこの髪飾りと翔くんには感謝してるんだから……」
私がそう言うと、翔くんは少し顔を赤らめ目をそらした。
「そ、そうか……ならいいんだが…」
あれ、ちょっと可愛い……
不覚にも思ってしまった。
「あーれれー?最強の椎名翔くんが照れてらっしゃいますよー?」
と、ちょっとからかってみた。
「お前今日の晩ご飯枝豆だけにするぞ」
最強の仕打ちだ………
「ご、ごめんなさい……」
「………地底の復興の手伝いにでも行こうかな……」
翔くんがそんなことを言った。
「じゃあ暇だし私も行くー!」
そうして私は地底へ向かうのだった。
俺は東風谷早苗に恋をしているのだと思う。
まだ自分でもわからないが、早苗と話すと鼓動が早くなる、
幻想郷にに来てからだ。
俺は彼女の魅力にたくさん気づき、その中でも自由奔放で、面倒見もいいなど、いいところをあげればきりがないくらいある所に惹かれたのかもしれない。
1番嬉しかったのは俺があげた髪飾りをいつまでも大切に付けていてくれたこと、これは何より嬉しかった。
「な、なぁ早苗」
俺は地底に向かう途中、早苗と2人で歩いていた。
「ちょっと弾幕ごっこでもしないか?」
「いいけど……殺さないでよ?」
こいつは何を疑ってるんだ。
「分かってるよ……じゃあ……始めるぞ」
………………案の定、と言っていいのか分からんが俺が勝った。
「最初から分かってたよわよ……どーせ私は翔くんには勝てないのよね……」
「な、なんかごめんな………」
そうして俺達は地底へ向かい、復興作業に入った。
地底死神異変 解決 宴会まであと2日を切った。
次回かその次で完結する………かな?
読んでくれてありがとうございました!