東方想幻華 (一時連載休止)   作:かくてる

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レミリア編より長いのに内容が薄い……






では行きましょう!


10話 決意

私は翔くんと一緒に地底の復興作業の方へ向かった。

 

翔くんは地底死神異変を解決した張本人なので、そこら辺の妖怪によく絡まれる。

 

特に女性。

 

「椎名く〜ん!」

 

「ん?おお、パルスィか……」

 

パルスィさんは翔くんのことがよほど気に入ったらしく、性格もガラッと変わっている。

多分翔くんに好意を抱いている。

 

「今日ね、地上のみたらし団子買ったんだ!

一緒に食べよ?♪」

 

私は何故かムッとしてしまった。

パルスィさんがそれに気づいたのか、ちらっと私の方を見て、にやっと笑った。

 

………ぶっ飛ばしたい……

 

私もやっぱり翔くんのことがそれほど好きってことなのかな?

……………って、何考えてるんだ私!!

 

「あ、あの…パルスィさん……今日は地底の復興に来たので……」

 

私がイライラしながらパルスィさんに言う。

 

「えぇ〜いいじゃない、もうほとんど終わったんだし…ね♪」

 

そう言うと、パルスィさんは翔くんの方に向き直った

 

「ごめんなパルスィ……今日は復興作業に来たんだ………

みたらし団子はまた今度食べような?……」

 

と、パルスィさんの頭を撫でた。

 

「えへへぇー、椎名くんがそう言うなら仕方ないなぁ〜♪」

 

撫でてる途中にも私の方を見てニヤニヤしていた。

 

ほんとにこの人性格変わったな…………悪い方に……

 

 

 

 

 

 

 

地底の復興作業がほとんど終了し、元の賑わいを取り戻しつつあった。

 

ちなみにティアちゃんはお燐さんの親族ということになったので、地霊殿の一員に加わった。

 

そうして、守矢神社も一段落付いたころ………

 

 

 

「私って今の関係でいいのかな………」

 

私は翔くんとの今の関係に疑問を持ちつつあった。

 

好きな人と笑いあったり、喧嘩したりするだけ…

確かに楽しいけど所詮肩書きは友人ということ。

 

それ以上の関係にはなれない。

 

「告白………してみようかな……」

 

もちろん私にはそんな勇気はない。

 

 

 

 

「どうしましょうか諏訪子様?」

 

1人じゃ成功はしない、仲間のアドバイスってやっぱり大事だ。

翔くんが風呂に入っている合間を見て、諏訪子様に相談した。

 

「ど、どうしろって言われても……別に私も神奈子も恋愛してた訳じゃないしな……」

 

「あぁ、そうですか……」

 

そうだった……完全に盲点だった。

 

この神様2人はまともな恋愛どころか、人に恋をしたことがないんだった。

 

「もう、一人で頑張るしかないか……」

 

神社の中には恋愛に関して頼れる人がいないので、自力で翔くんに想いを伝えるしかない…。

 

「やっぱりさりげなく好きって言ったほうがいいのかな…

それとも雰囲気を作って、緊張した中で告白した方がいいのかな………」

 

考えれば考える程頭が痛くなる。

 

「お〜い早苗。風呂空いたぞ〜」

 

後ろからその当の本人が私に声をかける。

 

「!!!……あぁ、うん、ありが……」

 

私はビクッと全身を強ばらしたあと、ドキドキして後ろを振り返るがその気持ちは5秒で吹き飛ぶ。

 

「ちょ、ちょっと翔くん!?

あなたなんて格好してるの!?/////」

 

そう、今の翔くんの格好は上半身に何も着ていなかった。

 

「え、いや、風呂上がりだし……」

 

この人風呂上がりは普段からこんな格好なのかっ……

折角更衣室というものがあるのにっ……

 

「良いから!服着てきて!///」

 

「あ、おい…押すな早苗…」

 

私は翔くんの背中を押して、更衣室に無理矢理入れさせる。

 

翔くんが更衣室に入っていったあと

 

「それにしても……いい体してたな……」

 

翔くんの体は程よいくらいに筋肉があり、女性なら見惚れるほど綺麗な筋肉だった。

腹筋なんて綺麗なシックスパックで、背中を押した時の体の柔らかさに私は心臓が高なっていた。

 

「あの体で抱きしめられたら安心しちゃうな………………………

って、なに考えてるの私ぃ〜!///」

 

と、自分で勝手に妄想して、勝手に照れてる私。

 

そうして、ようやく翔くんが服を着て出てきた

 

「早苗。今度こそ風呂空いたぞ……?」

 

「う、うん、ありがと……」

 

私が次に更衣室に入った。

服を脱ぎ、風呂場に入って、湯船に浸かる。

私の手にはまだ翔くんの体の感触が残っていた。

 

その感触が後押しになったのか、私の中に一つの勇気が目覚めた。

 

「決めた……私明日告白する………!」

 

 

 

 

 

 

その決意を言葉にし、まだ感触の残っている手を握りしめ、天井に掲げた。

 

 

 

 

 

 




次回最終回かな?



テスト近いんで少々お休みかも


読んでくれてありがとうございました!
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