└(՞ةڼ◔)」イヒィィィィィィィ
では行きましょう!
6月18日 午後10時。
「彩菜………か………」
俺はお姉ちゃんの偽名の謎がずっと頭の中でさまよっている。
「まぁ、今考えても仕方ないか……」
俺は考えるのをやめ、眠りについた。
6月19日 午前7時
俺は台所で朝食の準備をしていた。
「おはよー翔……」
と、半開きの目を擦りながら鈴仙が出てきた。
「すっげえ寝癖だな……」
「仕方ないじゃない…髪長いんだから」
ほんとに何も警戒しないのな……
でも、ちょっと可愛かった。
俺は呆れつつも、ホットケーキをひっくり返した。
6月19日 午前10時
俺は庭で鈴仙に弾幕ごっこの仕方を教えてもらっていた。
「まず弾幕ごっこにはルールがあるの。
幻想郷じゃスペルカードルールって言ってね。
ただ全力で弾幕を打ってそれで勝ちって言うものじゃなくて
弾幕の美しさに意味を持つの。
まぁ、ある程度の強さは必要よ?
言わば実力主義の否定ね……あなたのお姉さんはスペルカードルールを無視して、完全な実力でこの世界を支配したの。
だから災厄の主なんて呼ばれたのよ」
「なるほどな……」
鈴仙が細かく説明してくれたので何となくわかった気がした。
「じゃ、私のスペルカードを見せるわね
波符「
「すっげぇ………」
鈴仙の周りに言葉に出来ないほど美しい弾幕が張られた。
「さ、避けてみなさい!」
不敵な笑みで言う。
「避けてみなさいって………難易度高過ぎだろ……」
「とか、言いつつ、余裕で避けてるじゃない!悔しいわね…」
いや、結構ぎりぎりだぞ?!
心の中でそう思いつつ、目の前の弾幕に集中した。
俺は全力で前のたまを避け、鈴仙に近づいた。
すると、周りの弾幕が消え、鈴仙が口を開いた。
「なかなかやるわね……翔自身のスペルカードも作ってみましょうか」
こうして俺は鈴仙と一緒にスペルカードを作った。
「なぁ鈴仙」
「なぁに?」
「命懸けの戦いでもスペルカードルールは絶対なのか?」
「いえ…私はそんな戦いをしたことないから分からないけど……多分そんな戦いになるとスペルカードルールは破棄されるわ」
「そっか……良し、出来たぞ!」
俺の一つのスペルカードが完成した。
「なかなか凄そうね…名前はどうするの?」
「そうだな…俺は吸血鬼だし、血符「反逆の返り血」なんてどうだ?」
「こ、怖いスペルカード名ね……」
こんな感じで俺は鈴仙と、共に弾幕ごっこについて学んだ。
6月19日 午後3時。
昼食も終え、午後の稽古を済ませたあとのこと。
「んん〜、久しぶりにこんなに動いたわね……
お風呂入ったらどう?」
「あぁ 鈴仙からでいいよ…」
「そ、じゃあお先に失礼するわね…」
鈴仙が風呂場に行った後、俺は自室に戻り、彩菜の事について考えていた。
「彩菜………永琳さんの部下……殺害…追放……蓬莱の薬……」
関係ありそうな単語が幻想郷に来て次々と出てくる。
一度幻想郷を回って、その後月にでも行って事情を聞いてみたいな……
そんなこんな考えていると……
「ちょっと外の空気吸うか……」
と、言って俺が廊下に出ると……
「……………え?」
俺の目の前にバスタオル1枚だけの鈴仙が立っていた。
風呂上がりだろう、髪も濡れていて水滴が滴っている。
鈴仙はおそらく自分の部屋に着替えを取りに来たんだろうな…仕方ない…鈴仙の部屋は隣なんだから…
もう少しで見える……意外と胸あるな……
じゃなくて!もう谷間見えてる!
「……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
永遠亭に顔を真っ赤にした鈴仙の叫び声がこだました。
俺はその後鈴仙に1発殴られたあと、風呂に入った。
「いてて……鈴仙強く殴りすぎだろ……」
自分でも思ったが俺はまだここに来て一日しか経っていない、なのにこんなに仲良くなるとは思わなかった。
「しかし、月……ね」
俺はこの謎を解明するまで落ち着く気はなかった。
「でも……どうやって調査するもんか……」
俺は風呂を上がり、服を着て鈴仙に謝りに行った。
「はぁ……別にいいわよ…あれは私にも落ち度があったし…」
「はは、でも、鈴仙けっこー胸あったぞ?」
「な、何を言って………!」
刹那 大質量の何かが幻想郷に落下してきたかのような音。
ズドォォォォォォォォン
俺と鈴仙は慌てて外を見る。
「あれは……月の住民…」
俺は目を見張った。
月の住民が永遠亭に攻めてきたのだ。
しかも凄い……500人程度。
「ま、まずい……あの人数は…」
「翔!スペルカードルールのことを忘れて!
相手を殺すつもりで行きなさい!私は師匠に報告してくる!それまで頼んだわよ!」
「あ、あぁ!任せろ!」
とは言ったものの、俺の頭の中は疑問で埋め尽くされていた。
何で急に攻めてきたんだ?
こうして、後に起こる大きな戦争のトリガーとなる、
月光襲撃異変が始まった。
なんかスッゲーかっこいいwww
鈴仙編は凄くかっこいい感じになります。
読んでくれてありがとうございました!