設定的に鈴仙は指から弾丸が出ますが
ちゃんと銃を使いますよ…今回、銃を使いますので先に言っておきます(ほら、深秘録で使ってたヤツ)
では行きましょう!
私は師匠とお茶をしていた。
最近師匠は、月光襲撃異変の謎を紐解いている。
「この彩菜が殺されたあと、エリナがその名前を使ったのは……なぜ?」
一番の謎だった。
「こればっかりは月に行ってみないとわかりませんね…」
他のことは師匠のおかげで分かりつつあった。
まず、綿月姉妹が王家吸血鬼時代を望んでいるということは、裏で月の賢者が動いている。と、師匠は言う。
確かに私たちが月にいた頃から賢者様は、エリナを信仰していた。
と、その前にエリナの政治を簡潔に話そう。
まず、エリナは5歳の時に父が他界し、兄とふたりきりの生活になったのだが、兄はもともと王家吸血鬼が嫌いで王の座を妹のエリナに譲った。エリナは兄にも勝つほどの膨大な力を持っていた。
まだ子供だったのでどうすればいいか分からず、とりあえず支配というのが目的だったらしい。
もちろん住民は反発し、小さな争いをするのだがエリナ1人の力にも敵わず、結局エリナの政治のさせるしか無かった。
こうして、膨大な権力と力を持ち、理不尽な事を繰り返す度に世間では ”災厄の主” と、呼ばれるようになった。
そして、月日が経つにつれ住民達が力を持ち始め、幻想郷と月の連合軍を作り上げ、兄、エリナの2人と、戦った。
連合軍の3分の2は帰らぬ人となり、エリナと兄も連合軍の数が多すぎて結局力負けした。
こうして兄とエリナは処刑になるのだが兄は最後の力を振り絞り、エリナと自分の息子を外の世界へ放ち、兄は処刑された。
これが幻想郷に伝わる17年前の第一次月面戦争だ。
「それじゃあ、賢者様がこの異変の発端ということですか?………敵いっこありませんよ……」
月の賢者様はエリナと同盟を結び、エリナの加護を受けて今ではエリナと肩を並べるくらいの強さだろう。
「そうね……でも、何とかなるかもしれない…
私たちが死なないために……」
そう言って師匠は外に出た。
「うどんげ。これから毎日、翔と修行しなさい。
彼はもっと強くなる。いいえ、今でも強いけどきっとそれ以上……賢者様をも超える力を持つわ…
だから…あなた達でパートナーを組んで、死なないために頑張りなさい」
久しぶりに気合の入った師匠の言葉だった。
私はそれに受け答えるように
「は、はい!」
と、大きな声で返事をした。
「と、ゆーことで私と翔は今から相棒よ!」
「いや話が見えてこないんだけど」
唐突に私から翔に告げた。
まぁ、そりゃそ〜なるか……
「この異変の黒幕は月の賢者様だわ…
いくら幻想郷に人数がいても、賢者様の前では無意味。
でも、今回からは翔という心強い味方もいる
私たちだけで賢者様に対抗するのよ」
「…………マジか……」
「…………マジよ……」
「まぁ、そういう事で今から修行するわよ」
と、私が銃を取り出し、翔に向ける。
「まずは軽く戦闘しましょ
殺傷能力のある弾幕はNG、でも、それ以外なら何使ってもOK、じゃあ始めましょう」
「勝手に話進めんなよ……」
とか、言いつつも翔は剣を持たず、戦闘態勢に入った。
「?剣は寸止めで使うなら問題ないわよ?」
と、私が聞くと
「あぁ、俺はもう
「そ、そう……じゃあ行くわよ
私は目を赤く光らせ、狂気を醸し出した。
「おぉー、綺麗な赤色だな……」
と、感嘆の声を漏らす翔。
「うるさい!早くやるわよ!」
「おおう、すまんすまん…
そう、私たち2人は同じ……と言うか、同じ効果のある技を覚えた。
それが
これは師匠から進められたもので狂気の力を底上げする能力らしい。
翔はもともと王家の能力があり、それを強化させたのが
「散符「
私は銃を持ち、密度の高い弾幕を打つが翔はそれをサイドステップで避ける。
「業符「煉獄贖罪」!」
翔が詠唱をすると、周りに弾幕が張られた。
避けることは出来るが私の技術じゃそんなこと出来るはずが無い…!
いや、これは修行だ。頑張って避けるしかない!
一瞬でピチュった。
「おーい、大丈夫か鈴仙?
俺はてっきりスペルカードかボムで弾幕消すのかと思ってた。まさか避けようとするとは…………w」
翔が笑いをこらえてるのがわかる。
「うるさいわね!よけれると思ったのよ!」
「ハハハ、ごめんごめんあまりにも面白くて……」
「後で覚えときなさいよ!」
「忘れました〜」
「フギァァァァァァァァ!!」
と、こんな感じの会話を毎日繰り返しているうちに
私は翔ともっと話したいと思うようになった。
次第にもっと笑いあいたい、喧嘩したいなどと思うようにもなり、翔の隣にいるだけで心臓がバクバク高鳴っている。
私にはわかる……これは恋だ……
だって、翔と話すといつも顔が熱くなって、目を合わせられないくらいなんだもん……
私は翔に恋をした。
ちょっと早苗と性格が似ててミスっちゃいましたな……
あ、ちなみに翔くんの技はすべてオリジナルです
では読んでくれてありがとうございました!