こんなにテストを恨んだことは無い
└(՞ةڼ◔)」イヒィィィィィィィ
私達は賢者様と戦っている。
いや、戦っていると言っていいのだろうか…
私と翔、依姫様が一斉攻撃しても、賢者様の結界にはまるで響かない。
「はぁ……はぁ……なんだよこいつ……」
「ほぅ、なかなかいい攻撃だったぞ。椎名翔くん……
褒美に一つ、真実を教えてやろう」
「はぁ?何のことだよ」
賢者はにやりと笑い、
「君は……エリナ様の本当の弟なんかじゃない!」
「なっ?!」
「しかし、君は確かに王家吸血鬼だ!
……昔の話をしよう。
ロミア・カーティス様は大変、女性好きでな………
結婚はしていたんだが……
当時、月の中でダントツで美人だった…椎名彩菜と、愛人の関係になった。
椎名彩菜とロミア・カーティス様の間に生まれたのが……椎名翔…お前だ……」
「じ、じゃあつまり……」
「お前とエリナ様は腹違いの姉弟だ……
エリナ様はお前を外の世界で怪しませないように……
今は亡き椎名彩菜の名前でお前と過ごした」
私はその事実を知っていた。
だって、依姫様が教えてくれたもの…
「…………なるほど…そういう事か……
やっと心のもやもやが消えたぜ……」
翔はにやりと笑みを見せ……
「
「ほぅ、それは………カーティス家の能力……と言うやつか……面白い!かかってこい!椎名翔!」
翔はムラサメを持ちこう唱えた。
「血符「反逆の返り血」!」
あれは………私と一緒に作った……殺傷結界の……
「ふん!無駄だ!この結界がある限り………な、なんだ……?!」
「結界と結界を中和させて、時空の狭間に持っていった
これでスキだらけだな……」
「や、やめろ………」
腰を抜かす賢者様に翔が歩を進め……
ムラサメで、賢者様の右肩から左脇腹を切り捨て、賢者様はキレイに真っ二つになった。
「……………終わった……か……」
賢者の死に悲しむ人は誰ひとりいなかった。
依姫様や、賢者様を慕っていた刀の賢者…剣神霊様さえも……
「お疲れ様……翔……」
「あぁ………ちょっと能力酷使しすぎたかな……
ちょっと体がだるいわ……」
「早く永遠亭に帰って治療しましょう……」
その刹那だった。
「鈴仙!」
「きゃ?!」
翔が私のことを強く押した。
私は尻餅をつき
「ちょ!?何すんの…………よ……」
私は翔に怒ろうとした……
だが……それは出来なかった……
なぜなら……
「がはっ………」
翔の口から大量の鮮血が零れていた。
「なん……だよ…これ…」
翔の腹を……1匹の大剣が貫いていた。
「ハハハハハハ!油断したな!椎名!私はエリナ様の能力を継承したんだ………カーティスの能力を引き継いでいる!」
賢者様の目は左目だけ真っ赤に染まっていた。
「さぁ!剣神霊!そこの兎を殺せ!」
「翔!」
依姫様が叫び、翔の方に走ろうとする。
翔はそれを手で制し、
「来るな……
お前の目の前に見えない須臾の結界が張られている。来たら体が持たないぞ………」
そうして、翔と賢者様の1対1の戦いが始まった。
「すまないな鈴仙。私が相手だ。
私は戦いたくないのだが……体の自由が効かない……賢者の野郎に操られてる……殺すつもりで来てくれ…」
「…………分かりました。全力で参ります!
私は今まで何度も剣神霊様に稽古をつけてもらっていた。
まるでお父さんのように慕っていたこの人を正直倒せるわけがなかった。
「鈴仙、私も手伝うわ…」
依姫様が加勢してくれた。
「ありがとうございます………
さぁ行きましょう!
散符「
私が弾幕を発射すると剣神霊様は、それを軽々と斬り捨てる。
「神霊斬!」
衝撃波と共に剣神霊様の斬撃が飛んできた。
私と依姫様は辛うじてそれを横っ飛びで避ける。
「鈴仙……あなたは翔のところに行きなさい!」
「え、でも、結界があるんですよ?!」
「私が斬り裂いた。後10秒で閉じてしまう。
早く!」
依姫様がそう叫んだ。
後10秒程で元に戻る結界に亀裂が入っていた。
「翔!」
「れ、鈴仙!どうやって入ってきた?!」
「依姫様が開けてくれた!」
「依姫のヤロー………」
翔は呆れていた。
「ほぅ、中々上玉な女性を連れてきたな………椎名よ………
よし、この戦いが終わったらそこの兎を存分に愛でてくれようぞ!」
うわっキモ………
賢者が私に向かって荒い息を吐く。顔を真っ赤にして唇を舌で舐めまわしている。
きもい………キモすぎする…
まずいな……この戦い勝てなかったら私の人生終わるわ…
「やっぱり賢者ただの変態やん……
まぁ、過ぎたことを言っても仕方ないか……
行くぞ鈴仙!」
「ええ!」
「スペルカード!」
「スペルカード!」
私と翔は同時にそう唱え、
「
「
私は深紅
翔は群青
私と翔は目を光らせ、賢者と、戦った。
翔と依姫様の戦闘以上の………
そして、月と幻想郷の未来がかかっているこの大きな戦いの口火が切られた。
風邪…………
頭痛い……
テスト返しいやぁ……
短めですいません。
では読んでくれてありがとうございました!