お相手はミズヤ様!
いやー、僕も見させてもらってます!
楽しみですねっ!
そして今回でこいし編完全完結!
次のヒロインは決めてません!
活動報告の方でアンケートをとってみたいなと思います!
(来なかったら悲しいヤツ)
モチベーションのため、予めキャラは7人ほどに絞らせてもらいました。
投票するのはあくまで次のヒロインです。
いつかは別のヒロインも書きます!
「ああ………寒い………」
今俺はこいしと人里デート中なのだが………
大雪が降っている。
いつもの服に少しの防寒着を来ているだけの俺にはとてもきつい………
こいしに……「下着買ってくるからここで待ってて!」と言われた。
そう言われたら入ることは男として出来ない。
今は恋人だから良いものの、傍から見たら兄妹にしか見えない。冷たい目で見られるのは想像ができる。
そしてここ最近何よりも気がかりなのが………
現在は5月15日。
出会いと別れの季節、4月を超え、5月の半ばまでやってきた。
が、おかしい。
この大雪はなんだ?
異変ということは確定して分かっているのだが、ついさっきレティと弾幕ごっこをしていたばかりだった。
勝ったのだが、こいしが「異変解決は霊夢に任せて私達はデートしようよっ!」
と、腕を掴まれて引っ張られた。
なぁ、一つ思うんだけど………デートなのに下着屋の前で男を待たせるなんて幾ら何でもひどくねぇか?
さっきから下着屋を通る人たちに冷たい目で見られるんだが……
とゆーか、こいしって下着いるの?
断崖絶壁なんだからいらないと思うんだけどな………
「…………奏……」
「ん?」
俺は背後から声がした。それも聞きなれた声。
「あ、ああ、こいし…」
「今私のことペチャパイって思ったでしょ?!」
「な、何でわかるんだよ……」
「むきーー!ほんとに思ってたの?!」
「あははは!早く大人になりな!」
「もう大人だもん!」
「それを否定しているのが、「胸」だろ?」
「うぐぅぅぅ……いいの!貧乳はステータスなの!希少価値なの!」
「どこで覚えたそんな言葉……」
(らき☆すたいいよねっ!)←作者談………
もう恋人になって10ヶ月。
お互いの壁もなくなりこうやって気を遣わない話もかなり増えた。
「よし、じゃあ次はどこに行く?」
「うーん、あ!射的屋さんがあるよ!」
「ん?祭りでもあるのか?」
俺はこいしが指さした方向を見る。
すると大きな看板に「射的屋」と書かれた文字が……
前まであそこはただの一軒家だったはず………
少し怪しみながら俺達は射的屋に入る。
念のため、刀を鞘から抜く準備をする。
「よし……入るか……」
俺は少し緊張感を持ちながら戸をカラカラ……と開ける。
「しっつれいしまぁーす!」
「なっ?!おい!こいし!」
こいしが緊張感のきの字もない感じで元気よく店内に入る。
あのバカ………
俺は少し飽きれながらこいしを追いかける。
「こいし……少しは警戒しろよ……」
「大丈夫!ここの人とは奏も知り合いだよ!」
「え?」
こいしの言っている意味が分からず、その場で硬直する。
しかしその瞬間、聞き覚えのある声が耳に入る。
「へい!らっしゃい!……ん?あんたは……英雄様?!」
「ん………?……あっ!おっちゃん?!」
そこに居たのは俺が花火大会の日に俺がペンギンを撃ち抜いた射的屋のおっちゃんだった。
あの後、「彼女とペアルックにせい!」と、ピンク色のペンギンを無料でくれたかなりお人好しな人だ。
「おー!あの時のおじさん!」
「ん?あぁ、地霊殿の英雄様の妹ちゃんだよな?」
「あ、いや、おっちゃん……………」
俺は少し言いにくそうにおっちゃんに言う……
こいしも少し照れている。
「妹じゃなくて………恋人……」
するとおっちゃんは目を見開き
「うおい!!禁断の恋かぁ?」
「違う!義理の兄妹だったんだよ!」
「あははは!そうかそうか!……それはそうと、射的やってくかい?」
するとこいしがテンションをあげてぴょんぴょんと跳ねた。
「やろうよ奏!奏の銃の腕が上がってるといいな!」
「あのなぁ……俺の本業は刀使いなの……銃なんかあの日以来触ってねぇよ……」
そうぶつくさ言いつつ、俺はおっちゃんにお金を渡し、銃を受け取る。
「んー、こいし。どれが欲しい?」
「うん、そ〜だねー……」
こいしはマジマジと景品を見渡す。
すると取りたいものが見つかったのか、笑顔になってそれを指さす。
「あれ!あれが欲しい!」
「あれは………ペンギン……またか?」
またもやペンギン。どれだけ気に入ったんだ………
しかし、今回のは青でもなくピンク色でも無く、緑と黒の2匹が並んでいた。
「あぁ、それな、霖之助さんがまた取り寄せたって言うから売れ残り覚悟で置いたんだ。取ってくれねぇか?」
と、おっちゃんにもお願いされ、俺はペンギンに銃を向ける。
片目をつぶり、狙いを定める。
ポンッと軽い音とともにペンギンが後ろに倒れた。
「よし、一匹ゲット!」
俺はすぐに気持ちを切り替え、隣の黒のペンギンを狙う。
それもまた直撃。自分でも銃の腕に驚く。
「こりゃ驚いたよ…………英雄様……」
「俺も驚いてるよ……」
俺は2匹のペンギンをおっちゃんから受け取る。
「はい、こいし」
「ありがと!奏!」
「がははは!英雄様、こいしちゃん!また来いよな!」
野太い声でおっちゃんが笑い、俺の背中をバシバシ叩く。
「痛いよ……おっちゃん……」
「うん!またね!おじさん!」
俺とこいしはカラカラと戸を開け、射的屋を後にする。
そこで俺はあたりを見渡す。
「あれ?」
辺りは雪も消え、防寒着なんか必要ないくらい暖かい空気に包まれていた。
「霊夢のやつ………解決したのか……」
俺はマフラーを外した。こいしは人里に咲く桜を見て
「わぁぁ!久しぶりだな、桜!」
と、はしゃいでいた。
「じゃあ、そろそろ異変解決の宴会があるんかな?」
「やった!楽しみ!」
こいしがニコッと笑う。その笑顔に俺はいつまでも見蕩れていた。
この笑顔は……俺だから見せてくれるのかな…?
それから2日後の朝。
地霊殿に手紙が来た。
霊夢からだ。
「もうやるのか……宴会」
「どーしたの?奏?」
こいしが後ろからひょこっと顔を出す。
「ん、あぁ、いや、宴会が今日の夜あるらしいんだ。もちろんこいしも行くよな?」
「うん!」
この日は丁度快晴の日。
気持ちのいい風が肌を刺激するほど。
桜が舞い散る季節の宴会は楽しそうだ。
俺はこの時から少しワクワクが止まらなかった。
春雪異変。
これの発端は幽々子の西行妖が春を吸収してしまい、ずっと冬が続いていたのが原因らしい。
私はこの異変に気づいたのはだいぶ後、奏と射的屋に行ったあとくらいだった。まぁ奏は知ってたらしいけど……
そして今日。宴会の日だ。
午後6時から
「こいし……宴会の時くらいペンギン置いてけよ……」
「やだ!これはもう体の一部なの!」
「んな無茶な……」
私はずっと奏から貰ったペンギンを抱きしめていた。
これには特別な魔法がかけられているみたいに暖かい。
奏は呆れた顔をしてすぐに微笑む。
「仕方ないな………じゃあ行くか……」
お姉ちゃんやお空達は先に地霊殿を出て、宴会の準備へと向かった。
残っていたのは私と奏の2人だけ。ドアの鍵を閉め、私達は地面から浮いて、地上へと移動する。
それから数分。博麗神社が見えた。
「あ!こいし、奏!」
魔理沙がこちらに気づいて手を振る。
「ん?どしたの?魔理沙?」
「いやいや、今回の宴会は「春雪異変」と昔にあった「不知襲撃事件」の両方の解決を祝った宴会なんだ。ほら、その後が忙しかったから宴会してないだろ?だから今回は奏とこいしも主役なんだ!」
そう言って、私と奏はお互い見合わせる。
別に主役が悪いわけじゃないけど……不知襲撃事件って一年くらい前だよね?今更やってどうすんの?
と、心の中で呟いた。
そして夜。
幻想郷の妖怪や人間、神などがざっと200人くらい。
博麗神社に集まった。
そこで、霊夢が大きな声で注目を集めた。
「はーい!それでは!春雪異変と不知襲撃事件の解決を祝って___」
霊夢は一呼吸おいて酒の入ったコップを夜空に掲げる。
「かんぱーい!!」
そうして、宴会が始まった。
(宴会は特にいいこと無かったから省略)
宴会が終わったのは午後の10時。
だいぶ遅くなった。お姉ちゃん達はまたもや酔いつぶれて先に帰った。
桜並木が街灯に照らされ、昼間とは全く違った色の桜が満開だった。
「ここ綺麗だな……」
奏が感嘆の声を漏らす。
私もそれにつられて辺りの桜の木を見渡す。
「綺麗………」
この桜の木は西行妖とは違う美しさを放っていた。
すると、本当に唐突の事だった。
「なぁ、こいし………こいしはさ……俺のこと好き…?」
言っている意味が分からなかった。
「?…………好きじゃなかったら今頃ここにいないよ?」
「だよな………」
私はそのまま首をかしげたまま
「どうしたの?」
「あ、いや……何でも……桜の光に照らされるこいしが綺麗だなって………」
「ちょっ、恥ずかしいこと言わないでっ!////」
私は顔を覆い、下を向く。
「あははは、ごめんごめん……なぁ、こいし」
そして、ここで紡がれた………私と奏の新たな再スタートの口火が……
「結婚………しよう…」
「へっ?」
私は素っ頓狂な声を上げてしまう。
結婚…………私と……?
それを理解した瞬間、目元が熱くなり、涙が流れているのを感じた。
それが嘘のように感じ、奏といた時間も全てが私の夢だったらどうしよう…………
そんな不安もあったが………私の口は本能のままに動いた。
「はい………!」
瞬間、私の体は奏の温度に包まれた。
そして体だけでなく……………唇さえも……
私はこの時にファーストキスを奏に捧げた。
恋人から夫婦へ………
それから2日後。
私たちの近況はと言うと……
「ねぇ?奏?」
「ん?」
「ん………」
そう言って、私は奏に唇を差し出す。
「またか……」
「えぇー♪いいじゃない!」
「仕方ないか………ん……」
「んっ………ちゅ………」
とまぁこんな感じ、甘々のラブラブなのだ。
「ちゅ………じゅる………かな……で…………れろ……////」
「んっ……こいし………れろ……」
舌まで入れちゃうの………
「ぷはぁ………♪………私の言いたいこと……分かるよね?」
「………こいしって結構胸あるんだな……」
「むっ!元からあるもん!」
「あはは!PADなんじゃね?」
「あ!それは咲夜もバカにしてるよ!」
「お前が1番バカにしてるよ……」
気持ちを切り替え、私は服を脱ぎ始める。
もう…………ね……夫婦になってから全ての壁が消えた気がした。
そのくらい彼との生活が幸せなのだ。
それから数ヶ月後。
私は子供を産むことが出来た。
正直この小さい体で子供を産めるのか心配だったが、案外上手くいくものだった。
1人の女の子が生まれた。
愛原
それからまた5年後。
正直私も奏も身長とかはあまり成長していない。
夏恋の身長はもう私とは20センチほどしか違わない。
地霊殿の生活も変わっておらず、いつも通りの生活をしている。
「あ!パパ今エロ本隠した!」
「いっ?!言うな夏恋!」
「ママー!パパがエロ本隠したー!」
「かぁーなぁーでぇー!」
ズカズカと奏に歩み寄る。
「お、おい!俺も男なんだから勘弁してくれよ!」
「ならもっとバレないところに隠してよ!夏恋が読んだらどうすんの?!」
「う………善処します……」
私は完全にお母さんという役職に慣れた。
夏恋のお世話も身の回りのことも大体が自分で出来るようになった。
「パパぁー?この世にはエロを否定する者もいるんだぞっ?」
「どこで覚えたんだよ……夏恋……」
5歳の夏恋がどんどんと悪い方に成長していくのを見るのはあまり嬉しくない。
その夜。
私は夜中に目覚めてしまい、トイレから帰った後、奏の部屋の明かりがついていることに気づく。
ドアを開けると奏は咲名千里を手入れしている最中だった。
「何でこんな時間にしてるの?」
「ん?あぁ、前の異変で刃こぼれして千里が生活しにくそうだったんでな………手入れは先に済ませようと思って……」
その手入れももう終わったらしく鞘に収めた。
「ね、こいし。あそこに行かない?」
「あそこ?」
「そ、まぁ付いてきて……今日はいい天気だったし……」
「?」
私は黙って奏のあとをついて行った。
外に出るともう人は全くいなかった、見渡して20人ほど。
まぁ、真夜中だしね…………
そして私達は見覚えのある道に出てある建物の屋根の上に行く。
「あっ、ここは……」
「そ、思い出した?」
そこはかつて私と奏が結ばれた満天の星空が一望できる屋根の上。
ここ最近行ってなかったので忘れかけていた。
奏は先に屋根に寝っ転がった。
「ここで寝っ転がろーぜ?」
「うん……」
私はその隣に寝転び、奏の左手をぎゅっと握る。
「ねぇ……奏…?」
「ん?」
「あなたはさ、ここに来て後悔は無かったの?」
「もちろんあったさ…………兄貴と離れ、元の家に帰れなくなったんだから………」
「………」
「でも……こいしとの出会いはそんな悲しみでさえ吹き飛ぶほどだったよ………」
奏のその言葉に私は少し驚きを見せる。
「他愛もない話だったり喧嘩だったり弾幕ごっこだったり………絶対に外の世界じゃ経験することのない出来事をここで学べんだから………」
「………そっか……」
そうして奏はあの言葉を星空の下で紡ぐ。
それはまた、恋情と愛情………色々な感情の混ざった言葉だった。
「ありがとう………こいし………今も……これからもずっと………愛してるよ………」
奏は上を向いたまま、言葉を放った。
その時の奏の目は美しいほどに輝いていた。
私は暫くその目に目惚れていた。
そして私の心から熱い何かの気持ちがこみ上げてきた。
無意識の私には決して芽生えるはずのない感情…………
「私も………ずっとずっと………君を愛し続けるよ………奏……」
満天の星空の下で……私達はずっと……手を握っていた………
お互いの表情は……………
優しく、微笑んでいた。
はい!こいし編終了!
長い!長すぎる!
私はこの期間で鈴仙と同じくらいこいしにも惚れました!
こいしちゃん好きだァ!
鈴仙も好きだぁ!
と、言うわけでここまで読んでくれてありがとうございました!
次回はコラボ!
そしてその次は奏くん最後のヒロインでございます!
お楽しみに!