LuckyEは落とされない   作:杜甫kuresu

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【改めなさすぎた冗長な前書き】
どうも、現名sincerity、旧「杜甫kuresu」と名乗る神作家です。どっちでも好きな方で呼んで下さい。
ツッコミは画面の前の貴方に任せますので、存分にこの怪文書にツッコミましょう。

日付で察せられる通り此処は「何故か後書きよりも更に後に書かれた前日譚」という奇抜極まる物となっています。なので、他の後書きとかの僕のキャラの違いとか、発言のズレは時間軸のズレと流しましょう。
また推敲をしていません、誤字はこっそり報告お願いしますね。さすがに有ったら恥ずかしいけど。

ちなみに此処はどれ一つ読まなくても本編は読めます。「俺はテメエの御託より文が読みてえんだよぉ!」って活字中毒の方、どうぞ下にスクロールですよ。責任は取りません。絶対安全無保証ですのでご乱心下さい。
但し「有った方が後半の流れのダメージを上げられます」。「私をズタズタにして! お願い!」ってドMな皆さんはきっと読んだほうが良い。

話題転換。何で今更こんな所が作られたのかといいますと、端的に言って「この物語は予想と期待を裏切ります」。
作者がこんなことを言う時点で大概なイロモノですので。
僕は好きに読んで、面白くないなら低評価、とかでオッケーですけど――――――ほら、「地雷のssに時間かけられん」って人居るでしょう?
そういう人に此処で引き返してもらいたくて。時間にシビアな価値観の人が好きなんです、僕は違いますけど。


じゃあ簡潔に。
1.前書き後書きが煩いので面倒くさい
2.捏造と独自設定が多いからアズレン二次なのかやや怪しい
3.前半と後半でかなり路線が違う為リタイア続出
4.ガッツリ踏み込む恋愛描写によるCP違いの発作誘発事案
5.通報案件のアンチが出るくらいに作者がアレ

これだけです、少ないねhahaha。(勿論コレは僕の私見であり、貴方がそんな事はないと思うなら多分そうなんだと思います。)
面白いかどうかについては心配していない、というか知りませんよそこまでは
其処について僕が悩むのは阿呆らしいことであり、評価するのは貴方なんです。悩むだけ時間の無駄でしょうし、そんな事は。
――――――失礼。素はこんな感じなので、普段の言動は存分に疑って下さい。所詮僕自身はくだらない人間ですので。


以上。前書きが長すぎてもう貴方も飽きてきたでしょう?
もうこんな態度で喋ることは殆ど無いので、今の内に言っておきます。


『貴方はどう在りたいですか?』
この答えを当てもなく探すのが、この小説の幹だと思います。

それでは「アニメ直前特番の最後、申し訳程度のVTR」みたいな本文をもう少し後に、どうぞ。
ちなみにこの投稿を良い機会として自分で「☆9」を入れたいぐらいです。私は多くの人に読んで貰う為に、手は惜しまないタイプですので。ははははは。
愛されたいとかではなく、「読んで良かった」と思える人を増やしたいから――――――というと「作者」としても気取りすぎでしょうか?


ま、嘘ですけど。今の作者の鑑みたいな言葉、嘘だった方が人間らしくないですか?
そして人間らしいのは「僕らしい」のですよ、コレが。
だって本音言うと高評価は好きですし。もらえたら嬉しいし、感想なんて幾らもらっても嬉しい。
そして僕はナルシストです。
――――――後、僕ぐらい書いた物語を好きだって言わないと、最後に「僕しか覚えていない物語」へと変わった時に可哀想ですしね。


さて、良い事っぽいことを言ったのですがそれは忘れましょう。
この物語の第一章、それは今の僕のように、「貴方らしさ」を探る物語となります。


冗長過ぎる前口上

『なあ』

 

 男は尋ねた。その瞳は「黒、黒故に澄んでいる」としか形容しようのない、鈍い輝きに溢れている。

 ショッピングモールの人混みに、その短い一言はかき消される。

 

『どうした?』

 

 たまらず女は柔らかく尋ね返す。言葉を拾ってやる。

――――その笑顔は向日葵のような明るく光り輝くものではなかったが、見る度に四つ葉のクローバーでも見つけたような、ささやかな幸福を感じさせる暖かい笑顔だった。

 

 男が彼女の手を引いたのは、きっと其れが理由だった。たまらなく、惹かれたのだ。

 自分に足りないものを沢山持っていると、その姿が予感させてくれたのだろう。

 

『例えば子供が出来るとして――――――ああ、男の子だ』

 

 何故か男は付け加えた。まるでそうであるのが確定である、と言った風に。

 不器用におかしな順序で笑いを作った。目を細めてから口を緩めるのだ、作り笑いがすぐバレる原因だった。

 

 女はそんな彼が好きだった。光に輝かされている、長い黒髪を指で弄りながら僅かに逡巡する。

 

 笑うのが苦手なくせに、人と言葉を交わすのが嫌いなくせにちゃんと喋ってくれる人柄が好ましかった。

 男は本当は「言葉なしの相互理解」を望んでいるのに女は気づいていた。でも女が言葉を望むと知っているから、言葉で投げかけようと努力してくれるのを知っていたのだ。

 

『名前とか、考えてみたことは有るか?』

 

『何それ? プロポーズのつもり?』

 

 阿呆め、と男は苦い顔をした。

 

『例えばだ。相手は誰でも構わない、名前に興味が有る』

 

 はぐれそうになって女の手を取る。

 

――――いつも仏頂面で人から避けられるような男の手が温かいのは、彼女にとっては笑い話であった。

 

『何が面白い』

 

『別に?』

 

 からかうような笑いを浮かべる女に、男は茶を濁すように

 

『で、質問の答は』

 

 とぶっきらぼうに尋ね直す。

 

――――――女は笑みの名残を残したままに

 

也人(やひと)かな。人也(ひとなり)、を名前にしてみたらそれぐらいしか思いつかないもの』

 

 答えた。

 

『さながら漢文だな。国語は苦手だ』

 

 男は顔を合わせないままに女の手を引いていった。

 

――――――しかし中学時代から彼の知己であった彼女は勿論、彼が国語を得意とする理系生徒であることは知っていた。

 だからそれは洒落の下手な彼なりの洒落であると受け取る。

 

『多くは望まないから人らしく生きてほしいし、でもありがちな名前に埋もれさせたくもなくて』

 

『何だ。【キラキラネーム】とも言えない風体だが、それに近いんじゃないのか?』

 

 男は空いた右手で頭を掻きながら尋ねる。

 

『言えてる』

 

 と女は笑った。

 

『まあ――――――俺は、悪くはないと思うぞ』

 

 彼は振り向いて、また不器用に笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――さて、舞台を移ろう。

 このやり取りから何十年、と経ってからの話だ。

 

 世界がどうなったかを、これから(語り手)が簡潔かつ流暢に語る前に軽く説明しよう。

 

 まず人口は三分の一となった。貧富の差は、貧困層の多死により縮まった。

 人類は最大規模の戦争に身を投じた。それは【人同士の殺し合い】を過ぎ去り、【未知との殺し合い】となった。

 しかし、海から現れた謎の生命体群【セイレーン】に陸地まで活動範囲を一時は追いやられ、そして奴らに怯えながら生きていくものだと思われていた。

 

 

 そこで、かつての大戦に於ける艦の記憶を持った『彼女達』が生み出される。

 人類達は彼女達の登場に歓喜し、期待し、それに彼女達は答え。結果として、何とか人類は滅亡寸前までの窮地からは脱出することに成功する。

 

 彼女達は「指揮官」と呼ばれる、艦を従える才覚の有る者達に率いられ、今も戦い続けている。

 

 

――――――まあ。それがとても苛烈を極めていた、という状態は過去の話だ。

 戦争こそ終わらないものの、何とか人類には一定の安寧が齎された状態が少しばかり続いている。

 

 

 

――――――さてさて、此処でとある鎮守府の話に入る。

 其処の異名は「百鬼夜行の住まう鎮守府」だとか、「ワイルドハントの住処」だとか、まあ色々有る。

 

 日本の何処かに有る其処では、今日も今日とて『彼女達』の喧騒が響いている。

 それは怨嗟だとかではなくて、楽しそうで、必死そうで、満足げで、つまりとても幸せそうな喧騒だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――今回の話は、そうだな。こう綴ろうか。

 これは今に「英雄」と呼ばれる灰色の彼女と

 「形容し難き阿呆」と呼ばれる真っ白な彼と

 その他個性的な艦達の可笑しな日常とか思惑の顛末とか、その他色々とかを描く、極めて混沌とした物語である。

 

 

――――――タイトル? (語り手)が決めるのは、やや傲慢に過ぎるが…………他ならぬ創造主の願いならば決めてみせよう。

 

『LuckyEは落とされない』

 

 どうだろう、我ながらセンスの有る命名ではなかろうか。

 

 

 

 

 それでは諸君! 本題へ移ろうではないか!

 

 この世界は平和ではない! 常に陽気などではなく、常に重々しいわけでもない!

 至って普通の世界である! 故にここでは笑い、泣き、喜び、憤り、恨み、怒り、そして悩みが存在する!

 

 始めよう! 手始めにこの鎮守府の、輝く側面から語り出そう!

 何故なら彼と彼女を語るには、そうするのが一番であるのだから!




さあ、始めましょう。

改めまして。作者(神様)です。
世界はコメディ、シリアス、しんみり、恋愛――――――――何だって許されるべきだと僕は思います!

貴方が今いる世界には「絶対に起き得ない展開」は在りますか、客観的に見て無いでしょう?
それが当たり前だからですね。()()()()()()()()()()()()()()()()()

だからこの世界も、何でも起きます。
只少し、今回の物語は――――――――コメディが、「手始めとして」多いと云うだけの話に御座います。



今少し、この奇妙な鎮守府の日々(ヒビ)をご清聴戴ければと思います。
それでは、気になる貴方は次の話を聞きましょう(クリックしましょう)
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