ここはミッシェルが院長を務めるぬいぐるみ病院
"ぬいぐるみ病院"とはみなさんが大切にしているぬいぐるみを患者さんとして迎え入れ"健康"な状態にして退院してもらおうというコンセプトのもと建設されました
「はーい院長のミッシェルだよー。今日はこの病院の1日を紹介するよー。」
ピンクの毛に白衣を羽織って頭に額帯鏡をつけ首に聴診器を巻いた着ぐるみが手を振りながら話します
「まずはこの病院のお医者さんを紹介するねー。」
「はい。どうもーっぬいぐるみ病院のドクターやってまーす奥沢美咲です。よろしくお願いしまーすっそれじゃ、お疲れ様でしたーっ......ほんとにこの台詞いるかなぁ...私、失敗しないので」
「えっと...ぬいぐるみ病院のナースをさせてもらってます...松原花音と....言いますあと...えっと...よろしくお願いします」
「この病院は二人...三人でしてるんだよー。おっと早速患者さんが来たみたいだよー。」
このぬいぐるみ病院では患者さんがバスで搬入されます
「三人しかいないのに誰が運転してるかって?
ダンボールのバスで運転手さんは運送の人がしてくれてるんだよー。」
「じゃあ美咲ちゃんカルテ読むね」
「うん。花音さんよろしく」
すると花音さんは運送されたぬいぐるみと一緒に入っていたお手紙を読みはじめます
「えっと...牛込りみさんからしまじ◯うくん...初めての出会いは1歳の誕生日ずっと大事にされてきた子なんだって...」
花音さんはカルテだけで目が潤んでいる
「うん。ちゃんと直して...治してあげようっか」
この病院に搬入されるぬいぐるみはどれも...誰も皆大事にされ家族のように扱われてきた子ばかりです
花音さんはまるで自分のことのように嬉しそうに笑顔になります
「それじゃあオペしますかっ」
ドクター美咲はりみのしまじろ◯くんを手術室へと運びました
美咲は手際よくりみのしまじろ◯くんの手術を進めます
そしてしばらくすると体中にわたが詰まり、ぐったりしていた体はふっくらふわふわとなりました
ここからはナース花音の出番です
「えっとまずは櫛で毛繕いをします」
花音さんは我が子のように大事に丁寧に櫛でとかします
「それじゃあ次はお洗...お風呂にいれます」
洗剤...じゃなかった入浴剤を入れたお風呂にしまじろ◯くんを入れます
しばらくお風呂に浸かったしまじろ◯くんを水風呂で入浴剤を落とし、日陰でゆっくり乾かします
そして体が乾くと入院時とは見違えるように綺麗に、元気になったしまじろ◯くんがいました
健康になった子たちはダンボールでできたお箱さんバスで家族のもとへ帰ります
「元気になったしまじろ◯くんは退院してりみちゃんのところへ帰らないといけないんだー。
りみちゃんのしまじろ◯くん元気でねー。」
ミッシェル院長が見送ります
「えっと...青葉モカさんからひーちゃん人形...あかりちゃんからハッピードラゴン...湊友希那さんからにゃんこ教授...ふぇぇぇ」
一度にたくさんの患者さんがきて収集がつかなくなってきました
「か、花音さん落ち着いて...」
フォローに入るもたくさんの患者さんに対応しきれず忙しい様子です
「おっと忙しくなってきたねー。今日1日紹介するはずだったけどそろそろ呼ばれそうだからこのあたりでお別れかなー。
ミッシェルもみんなの大切なお友達を良くするために頑張ってくるねー。」
ミッシェルぬいぐるみ病院では患者様やご家族様へのサービスの改善・安全管理体制の強化にも全スタッフ一丸となって努力してまいります。今後ともなお一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
ミッシェルぬいぐるみ病院・院長ミッシェル