それぞれの憂鬱~深海棲艦大戦の軌跡~《完結》 作:とらんらん
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《敵艦隊を発見しました。戦艦1、重巡1、軽巡2、駆逐2の小艦隊です》
伊豆諸島鎮守府の地下に併設されている作戦指揮所に、迎撃艦隊の旗艦として出撃した赤城の無線が響いた。
「見つけたか」
指揮所の中央、テーブルに敷かれた巨大な海図の前で、秋山は不敵な笑みを浮かべた。彼の側に控えている叢雲も手にした書類を眺めつつ、小さく鼻を鳴らす。
「硫黄島が取り逃がした奴と情報と一致しているわ」
「よし。――伊豆諸島鎮守府より迎撃艦隊へ。敵艦隊への攻撃を許可する」
《了解。第一次攻撃隊、発艦して下さい!》
海の彼方にて、秋山の許可と共に、迎撃艦隊が深海棲艦の艦隊に襲い掛かる。これは日本本土に迫ろうとしている深海棲艦を迎撃という、もしも失敗すれば民間に被害が及びかねない重要な戦いだ。
だが指揮所の空気は、一定の緊張感こそあるが過度に張り詰めてはいない。指揮所に詰めている妖精たちは何処かリラックスしているし、この鎮守府の最高責任者である秋山に至っては、のんびりと叢雲が淹れたお茶を啜っている。
そんな提督の様子に叢雲は呆れたように小さくため息を吐いた。
「随分と余裕ね」
「メンバー的にも負けは無いだろ」
「まあね」
肩を竦める秋山。今回迎撃に出した艦娘たちは、赤城を始め高い練度を誇る者ばかりで構成されており、敵の編成を勘案すれば、敗北はまずあり得なかった。これには叢雲も苦笑しつつも同意するしかない。
「そう言えば大和型の二人が、出撃させろって文句言ってたわよ?」
「マジか。……来月の迎撃艦隊のローテーションに入れるか?」
《敵駆逐艦2隻撃破!》
「了解したわ。――迎撃艦隊って、速度重視でしょ? 大和型だとキツイんじゃないの?」
「いや、大和型は最大速度が27ノット出るし、行ける行ける」
「そうなると、問題はランニングコストね。大和型は重いわよ?」
《提督! 軽巡1撃沈だ!》
「了解。天龍、油断するなよ。――だよな。あまり長距離航海させると燃料がヤバい」
「そうなると近海限定かしら?」
「それがベストだな。……いや待てよ? 最近近海の迎撃作戦をやった覚えがない」
《どーだ! 重巡リ級撃沈だ!》
「了解よ。――そう言えば、最後にやったのは2か月前だったわね」
「そうなると、通常の迎撃作戦に参加させるしかないか?」
《軽巡撃破しました》
「分かったわ。残った戦艦の撃破をお願い。……資源足りるの?」
「各種資源の貯蓄はしてあるけど、無駄遣い出来る程ではないな」
「微妙ね」
《Hey、提督ぅー! 戦艦タ級撃破したヨ! 作戦完了ネー!》
「了解、鎮守府に帰投してくれ。指揮所のメンバーも通常業務に戻して構わない。――編成次第で何とかなる、か?」
「どうかしらね」
秋山と叢雲が、会話を続けながら席を立つ。深海棲艦へのこの鎮守府では最低でも一日一回は見られており、もはや日常になっていた。そして最悪な事に、伊豆諸島鎮守府は本土に近いためか平和な方であり、前線では激しい戦いが繰り広げられていた。
世界最強の軍事力を誇っていたアメリカ合衆国の崩壊から数年。今なお、人類と深海棲艦との戦いは続いている。
防衛省大臣執務室。坂田防衛大臣はいつもの様に、仕事をこなしていた。防衛大臣という職ゆえに、彼のこなす仕事はどれもこれも今後の国防を左右するような重要な案件ばかりである。坂田は慎重に、だが素早く書類をさばいていた。
「提督」
彼を呼ぶ声と共に、執務机からコトリっと音が響く。顔を向ければそこには大淀が湯飲みを差し出していた。
「もう5時間もお仕事をなされていますし、少し休憩されては?」
「……そうですね」
坂田は湯飲みを受け取り茶を啜ると、一つ息を吐いた。そんな彼の大淀は微笑みつつ、執務机に山積みなっている処理された書類を纏めていく。
「それにしても、中々仕事が減りませんね」
「これでも以前よりはマシになりましたよ」
「それでも私が建造された時よりも多いですよ?」
「……まあ、あの時より、色々と情勢が変わりましたからね」
艦娘出現当初は、良くも悪くも本土防衛だけを考えれば良かった。だが艦娘出現以降の様々な事件により防衛大臣の仕事は一気に拡大したのだ。
現在、日本の支配領域は日本本土と沖縄、そしてフィリピン及び台湾。2020年から変化は無かった。
「やっぱり台湾とフィリピンを編入してから、急に仕事量は増えましたね」
「ええ、流石にあの二カ国を編入するとなると、防衛範囲が格段に広くなりますからね。特にフィリピンは資源的にも日本の生命線でもありますし、手は抜けません」
「そう言えば、フィリピンに再建した農地で作物が作られたというニュースがありましたね」
「それに、国が残っていた頃の地下資源採掘施設もそろそろ再開出来るそうです。ますますフィリピンを奪還される訳には行かなくなりました」
「それに台湾も、ですね」
「ええ、そうです」
現状、資源地帯故にフィリピンの地位は向上しているのだが、同時に無資源地帯である台湾の地位も向上していた。仮に台湾が深海棲艦の手に墜ちた場合、フィリピンは深海棲艦の勢力圏に半包囲させる事になるのだ。資源地帯の安全のためにも、単体では赤字である台湾を維持しなければならなかった。
そんな日本にとって重要地帯となっている台湾、フィリピンだが、深海棲艦もその事を理解していた。
「ただ深海棲艦の勢力圏に隣接しているせいもあってか、南方からの攻勢が激しさを増しています。少なくない数の艦娘戦力を投入していますが、それでも苦しいのは変わらない」
「現場から増員の要請が引っ切り無しに届いていますね。……出来そうなのですか?」
「フィリピン陥落を心配している経産省側からも問い合わせがありましたが、正直、難しいですね。何せ太平洋方面の圧力も大きいですし」
「ああ……」
大淀は坂田の答えに、納得しつつも何処か諦めたように頷いた。
最前線である為、台湾にしろフィリピンにしろ、あの土地にいるのは自衛隊の人間以外には、政府が戦闘に巻き込まれて死亡しかねない事を通達した上で、居住を許可した資源採掘関係者や農業従事者程度であり、ほぼ無人の野に近い。それ故に多少、件の地が深海棲艦に攻撃されても影響は小さい。
だが太平洋に面している日本本土は別だ。若干の本土攻撃でもダメージを受けるし、更に太平洋上には本土の盾になるような土地が碌にないのだ。それ故に、太平洋沿岸を守る地方隊には膨大な艦娘戦力が配備されている。
「横須賀、呉、大湊からも、小艦隊で浸透して来た深海棲艦が本土の近くまで接近された事例が幾つも上がっています。いつ本土に砲撃されても可笑しくないでしょう」
「太平洋方面の深海棲艦の数は南方の比ではないですからね……。そう言えば太平洋方面への攻勢の声が上がっているようですが?」
「ああ、ありましたね」
これまでの観測により、アメリカ大陸で建造された深海棲艦は、ハワイを太平洋の中継地点として、ミッドウェー島やウェーク島、アリューシャン列島などの島々を経由して日本に向かってくる事が確認されていた。これに目を付けた一部の議員が、これら中継地点となっている島々を占領し、深海棲艦の攻勢に対する縦深防御とする事を主張していたのだ。もっともこの主張に対して、防衛省を含めた政府関係者の反応は芳しくはない。
「確かに獲れば縦深にはなるでしょうが、今の日本では維持が出来ません。直ぐに取り返されるのがオチです」
「ですよね」
一番近いウェーク島ですら、日本から3000km以上離れているのだ。この距離の暴虐には、今の自衛隊のでは出来ない。更に産業的にも彼の地よりも東南アジアを攻略した方が利益になる事もあり、財界でも太平洋方面への遠征の声は殆どなかった。
またアリューシャン列島については、「ロシアと共同で攻略した後、ロシアに統治してもらおう」という声もあったが、この意見についても政府関係者は実現は難しいだろうと考えていた。
「いくらロシアでも、漁業以外に産業が無い土地は欲しがりません」
「ロシアは今の国土の維持で精一杯ですしね」
アメリカ崩壊以来、ロシアは満州方面の取得やいくつかの旧ソ連構成国の併合など、国土の面積で言えば、ソ連時代に迫る程の国土を有する事に成功しており、更に経済についても作物や資源の輸出は相変わらず好調が続いている。国家の運営の観点で見れば、最も成功している国だった。
だがそんなロシアにも弱点がある。軍事、正確に言えば艦娘戦力がその国土と比べて貧弱である事だ。
「やはりロシア系提督の潜在能力が低すぎるのはネックですからね。旧ソ連構成国を併合しても、国土防衛が精一杯です」
ロシア系提督の建造できる艦娘は、最大でも弩級戦艦である上に空母艦娘は無く、更に艦娘の数自体も少ないのだ。ロシア海軍も通常艦艇の建造は進めているが――、戦力不足を埋める事は出来ない。
「あれ? でもロシアもアメリカ系提督を取得したはず……」
「確かに一定数は獲得しましたが、数が少ないため太平洋方面の防衛で手が一杯の様です。外征などとても無理でしょう」
「つまり太平洋は日本単独で受け持つしかない、という事ですか?」
「そうなります」
思わずため息を吐く二人。太平洋、東南アジア、オセアニア。たった一国で受け持つには、余りにも広大過ぎる。
「アジアで日本以外にも艦娘保有国があれば良かったといつも思います」
「全くです。……いや、あり過ぎてもヨーロッパの様になるかもしれませんので、一概に良いとは言い切れませんが」
「あー……」
坂田の仮定に、大淀は思わず頷いてしまう。今のヨーロッパのグダグダ具合を彼女は良く知っているのだ。
「アフリカ分割競争の結末と、スエズの奪還までは良かったんですけどね」
「そうですね。あの時は私もヨーロッパは持ち直したと思っていました」
イギリスの甘い見立てとオーストラリアの大型拠点建造により、暴発する形で始まったアフリカ分割競争は、終盤まで各国が早い者勝ちで領土を取得していったのだが、分割競争の終着点である、南アフリカについてはイギリスによる外交戦が展開された。英国は第二次ロンドン国際会議を開催し、各国間と必死に調節し始めたのだ。当初はこの流れに、各国とも前回の会議のグダグダ具合を思い出し警戒していたのだが、流石にイギリスも懲りたのか、各国間との交渉に専念。最終的には何とか穏便に主要国によって平等に分割される事が決定された。
この会議の結果もあり、最終的に軍事衝突が発生する事無く、喜望峰に居座る深海棲艦拠点とその周辺地域を除いて、複数の艦娘保有国によるアフリカ分割という形で一先ずの終了となったのだ。
更に戦力に余裕が出来た欧州各国は、アフリカ分割から半年後に、二度目の欧州連合によるスエズ奪還作戦を決行。これまでの敗戦の経験をフィードバックし、アフリカを平らげた事で増強された艦娘戦力により、これまでの苦戦が嘘の様に快勝。ついにスエズの奪還に成功したのだ。
人類同士による衝突の回避に、アフリカ併合による将来的な国力と艦娘戦力の増加、喉元に突き付けられたナイフだったスエズの奪還。これによりヨーロッパは、多くの人々から対深海棲艦戦の希望の星と見られる事となり、これに伴いイギリスを始めとした艦娘保有国への投資が急激に活発化し、つられる形で経済も向上した。だがこれも長くは続かなかった。
「今考えると、あの時が絶頂期でしたね」
思わずため息を吐く大淀。
彼女の言う通り、調子が良かったのはこの時までだった。悲願のスエズ奪還に歓喜したヨーロッパ各国は、流れをそのままに次の攻略に取り掛かった。
目標はアゾレス諸島拠点。大西洋方面からの圧力の一端であり、膨大な戦力を有する一級拠点だ。位置的にも大軍を送り込みやすく、排除出来れば欧州の守りは盤石になるという事もあり、全会一致で可決された。
こうして各国から集結した艦娘部隊に、彼女らを支援する通常艦艇、エアカバーとして多数の航空機が参加し、史上初の1級拠点攻略に挑んだ欧州連合軍。
だが敵は強大だった。膨大な数の深海棲艦に多数の姫級、巧みに隠匿されていた陸上防衛設備を前に連合軍は苦戦する。それでも何とか上陸寸前まで行けたモノの、直後にアメリカ大陸から1万以上もの大規模援軍が到達し上陸作戦は失敗。最終的に連合軍の敗北という形で、戦いは終わった。
「アゾレスの敗戦は、確かに切っ掛けではありますが、決定打ではありません。史上初という事もありますので、仕方がなかったという一面もあります。……問題は敗戦後です」
この敗戦は、浮かれていた各国の熱を冷ますには十分だった。多くの指導者や国民が敗戦に悔しい思いをしつつも、何処か冷静に受け止めていた。が、例外も存在した。
「まさかフランスがまた暴走するとは思いませんでした」
このアゾレス諸島での敗戦を重く見たのがフランス政府だった。革命騒ぎ以来低調だった経済が、アフリカ植民地獲得とスエズ勝利により急激に回復している最中に、今回の敗戦である。これによりこれまでの反動か、経済の回復速度に陰りが見えたのだが、フランス政府はこれを良しとしなかった。彼らは一刻も早く、かつての地位に納まりたかったのだ。
そんな焦りがあったからこそ、彼らは各国にとある提案をした。南アフリカ、喜望峰に存在する2級拠点の攻略である。
「フランスの提案にドイツが真っ先に賛成しましたね」
「ドイツもかつての地位を取り戻したかったみたいですからね。最初は反対国が多かったですが、仏独の交渉攻勢でいつの間か賛成多数になっていたのは、タチの悪い冗談か何かかと思いましたよ」
「イギリスは最後まで反対していましたけど、押し切られてしまいましたね」
このような背景の下、敗戦の傷を完全癒し切る前に再び連合軍が編成された。連合軍は陸路にてアフリカを横断した後、喜望峰拠点への攻撃が行われたのだが――直ぐに撤退する事となる。
「結果は敗北。空襲は何とかなりましたが、陸戦では防衛設備や敵の砲撃に阻まれて損害が拡大。結局、拠点に取り付く前に、撤退する事になりましたね」
「私たち艦娘は陸上でも砲火力も防御力も維持できますが、どうしても機動力は低下しましね。それに補助艦も魚雷が使えなくなりますし」
「あの会戦で、陸戦での艦娘部隊は予想以上に脆い事が良く分かりましたよ」
「そう言えば、連合軍は何故海路を使わなかったのでしょうか? 艦娘部隊も海からの攻撃なら攻略出来たかもしれないのに」
「ジブラルタルから喜望峰まで何千㎞もある上に、途中で停泊できる港が悉く破壊されていますからね。いささか現実的ではありません」
「なるほど」
ともかく、連合軍は敗北した。これにより主導した仏独を始め、今回の遠征に賛成に回っていた国の政権に打撃を受ける事になり、各国は対応に追われていた。
唯一の例外で、最後まで遠征に反対し、派遣した軍の規模も控えめだったイギリスは、この状況に呆れ果てつつも静観していたのだが――事はこれで終わらなかった。
「それにしてもあの責任のなすりつけ合いは酷い物でしたね」
「ですね」
敗戦後のヨーロッパの動きには、大淀も坂田も乾いた笑いを漏らすしかなかった。
「敗戦の責任は、艦娘大国であるにも関わらず碌に戦力を派遣しなかったイギリスにある」
無理な遠征の末の敗戦によって、国民からの突き上げが激しかったフランスが、イギリスに批判を表明したのだ。この表明にドイツを始め政権に打撃を受けている国々も同調、英国に対するバッシングが始まった。
「ふざけるな貴様ら!」
当然の事だがこれには、イギリスも激しく反発。バッシングの応酬が始まり、そして敗戦から1年が経った今でも、継続されていた。
「……提督、この話題は止めておきましょう。こう……何か希望のある話とかありませんか?」
「そうですね……」
坂田は苦笑すると、執務机の引き出しから、一束の書類を取り出した。
「これなんていかかですか?」
「……これ機密なんじゃ?」
「ちゃんと最重要機密は省いていますよ」
「……拝見します」
大淀は書類を受け取ると手早く読み込み、そして目を細めた。
「海南島の攻略ですか」
「ええ。新規提督の戦力化もある程度完了しましたし、新造した護衛艦も次々と就役しています。そろそろ攻勢に出ても大丈夫でしょう」
フィリピン、台湾獲得以来、日本が攻勢に出なかった理由は単純であり、当時は純粋に遠征能力が不足していたからだった。ヨーロッパのそれと違い、海を隔てた東南アジアの島々の攻略を目指す日本の場合、護衛艦や艦娘母艦、補給艦などの、通常艦艇の能力と数が遠征能力に繋がるのだ。そのためこの数年間、日本は敵の攻勢に耐えつつ外征するための力を蓄えていた。
「しかしなぜ海南島なのですか? 確かにあそこは地下資源が豊富ですので、奪取は日本に利益になりますが」
「海自からすると久々の本格攻勢ですからね。比較的戦力が薄い海南島なら、良い慣らしになります。勿論、油断すれば負けますがね」
数年前と違い、海自の戦力はいささか増強されたが若干の問題もある。「いずも」は改装により軽空母となったが空母としての運用は未経験であるし、海南島攻略が初陣になる護衛艦も幾らかいる。新規提督も戦力化したとは言え本格的な攻勢は経験がない。海南島の攻略は、経験不足の解消の側面もあった。
「では海南島の後は――」
「当然、ボルネオ島を始めとした本格攻勢となります。また忙しくなりますよ」
「……勝てるでしょうか」
「勝てるようにお膳立てしますよ。それが私の仕事です」
大淀の不安に、坂田は不敵に笑って返した。世界各地で深海棲艦との戦いが激化する中、世界を動かすプレイヤーの一人である日本が、再び動き出そうとしていた。
これにて一先ずは本編終了です。ただテンポの都合で書けなかった事や、設定があるけど本編に絡ませられなかった事とかが、幾らかあるので、外伝という形で書いて行こうと思います。
ついでに、
○対スエズ戦
欧州軍:73+91+68=232
深海棲艦:01+78+55=134
結果、欧州軍勝利。
○対アゾレス戦
欧州軍:65+47+09=121
深海棲艦:59+46+73=178
結果、深海棲艦勝利。
○対喜望峰戦
欧州軍:07+79+20=106
深海棲艦:96+72+05=173
結果、深海棲艦勝利。