それぞれの憂鬱~深海棲艦大戦の軌跡~《完結》   作:とらんらん

127 / 184
時系列は本編99話辺りです。今回は本編でちらっと名前だけ出てきた国のお話。


それぞれの憂鬱外伝6 満州国の悲哀

 瀋陽。かつては遼寧省の省都にして東北地方の経済、文化、交通、商業の中心地として栄えたこの都市は、2020年現在、その地位は紆余曲折の末に変更されていた。

 満州国の首都、瀋陽。それが瀋陽の新たな地位だった。

そんな都市の一角。省庁舎をそのまま政府庁舎に流用された建物の一角で、初老の男、満州国のトップである林総統は一人ごちていた。

 

「いつまでこんなことを続けなければならないのだ……」

 

 彼は忌々し気に呟きながら、老酒を煽っていた。彼の目の前には多数の報告書がある。どれも国家運営に纏わるものばかりであるが、内訳は異常だった。農作物の統計や経済状況を示す報告書もあるがそれは少数であり、報告書の大半は国境付近での発生した事象についてのものと、ロシアからの「指導」が克明に記載された書類なのだ。

 

「確かにこの満州国はロシアの盾だが、対外的には独立国なんだぞ。ここまで介入されるいわれはない。ないはずなんだぞ……」

 

 林は悔し気に呟くが、現実は非情だ。かつて一つだった中華の地はバラバラになり、何とか生き残った北部戦区も一部を放棄せざるを得ず、そして生きるためにはロシアの提案に乗るしかなかった。外面上は中国から独立した国とされているが、内実はロシアの走狗でしかない事は誰もが知る所であったし、林もよく理解していた。

 

「ああ、そうだとも。この満州国は恵まれている。国としての態をなしているだけでも、十分恵まれている事は分かっているとも。だがな……」

 

 今の中華の地は、かつての栄光など見る影もなかった。戦乱と深海棲艦による攻撃により土地は荒廃し、そこに住んでいた人々は難民となり安全な地を目指してさまよっている。彼の地は最早無法地帯でしかなかった。

 

「あんな事にならなければ、今も中国は世界を動かすプレイヤーとしていられたはずだった……」

 

 絞り出すような声は、響くことなく直ぐに消えていく。

 

 

 全ての始まりは、2017年11月の中華人民共和国での、同時多発的な暴動の発生から始まった。各地方に点在していた独立派、民主化運動家、当時の政権に不満を持つ民衆など、様々な勢力が、まるで示し合わせたようにほぼ同時に中国各地で武装蜂起を始めたのだ。

 この武装蜂起に対して、共産党は武装警察及び本土に残していた陸軍を投入するも鎮圧に失敗。慌てて台湾にいた部隊を引き抜こうとするも深海棲艦の介入により、引き抜きに失敗し、内乱が長期化した。そしてこの事態に一部の戦区が中央政府に頼れないとして軍閥化し、共産党の指揮下から離脱してしまった事により、中国は更なる混迷を深める事となった。

 

「党の指揮下に戻れ!」

 

 当時の主席である朱は声明を出すが、誰も聴く耳を持たなかった。以前より朱は対深海棲艦を名目に、党内で朱に組みしない者への締め付けを行っていたのだ。これにより朱は権力を掌握していたのだが、当然の如く不満は蓄積されていた。そして今回の武装蜂起の鎮圧の失敗により、抑圧されていた者たちが朱に牙を剥いたのだ。

 ――戦区の離脱は中国崩壊の最後のひと押しとなった。未だに各地で暴動や反乱が起きている中で、軍閥と化した各戦区が勝手な行動をするようになってしまったのだから、どうしようもなかった。求心力も軍事力も失った中国共産党は消滅。中国の地は複数勢力が跋扈する戦乱の地へと成り下がった。

 

「中華を統一する!」

 

 中国崩壊直後は軍閥は勿論の事、一地方の反乱勢力すら次の中華の主となるべく、深海棲艦そっちのけで、衝突を繰り返していた。軍事大国ゆえに各地には大量の兵器が残されており、各勢力はそれらの兵器を使って戦いに明け暮れていた。

 しかしそんな戦乱も、1年も経った頃にはその規模は大幅に縮小する事となった。別にどこかの勢力が中華を統一したわけではない。各勢力は戦い続けるための力が残っていなかったのだ。

 通常ならばこの様な内戦は長期化するようなモノだ。各勢力が内戦を勝ち抜くために外国から物資や資金を輸入するし、中華程の規模となれば外国勢力が影響力を得るために各種介入を行ってくるだろう。だが今は、世界中が深海棲艦との生存競争に明け暮れているのだ。どの国も生き残るのに必死であり、中国に物資を出せる国など存在しなかった。

 そうなると中国国内での生産に頼らなければならないのだが、この内乱状態で生産工場がまともに動くはずもない。あっという間に、弾薬、燃料は底を着き始め、戦うための兵器は段々と動かなくなり、人々の食べる食料も少なくなっていた。

 内乱の末に、中華は荒れ果てた。中原は小勢力が複数あったものの物資不足の末に瓦解し、海に面していた東部、南部の軍閥は深海棲艦による対地攻撃もあり壊滅した。生き残っているのは西部と北部の戦区が元となった軍閥たちだったが、短いながらも激しかった戦乱により消耗しており、とても中華統一など出来なかった。

――そんな中華だったがある国が介入した事により新たな展開が始まる事になる。介入したのはロシア連邦だった。

 彼らは国境に接していた北部戦区の軍閥に接触し言い放った。

 

「条件次第で君らを支援しよう」

 

 この言葉と共に、投げかけられた条件を前に、当時軍閥のトップだった林は鼻白んだ。色々と遠回しな言葉が書き連ねてあったが、彼らの主張は実に簡単だ。

 

「中国からの難民をロシアに入れないために、盾になる属国になれ」

 

 なんてことはない。ロシアは中国で発生する大量の難民の流入を懸念しており、対策を打っただけなのだ。余談だが似たような支援はカザフスタンやモンゴルにも行われている。

 この提案に軍閥上層部も、当初は拒否の方針で固まっていた。属国になりたくないと言うプライドの問題もあったが、得られる支援の量は何とか国として存続できる程度しかなかったため、支援を受けるにしても交渉に持ち込んで、もう少し色を着けさせるつもりだった。

 こうして林は拒否の意向をロシアからの使者に通達した。この時、林は目的が目的であるため相手側も粘ると考えていた。だが、

 

「よろしい、今回は引きましょう。しかし我が国は常に交渉のテーブルに着く用意はしてある」

 

 そう言って、ロシアの使者は交渉する事無く引き上げていった。あっさりと引いたロシアに軍閥上層部は首を傾げたのだが――直ぐになぜここまであっさりと帰ったのかを理解する事になる。

 使者が引き上げてから数日後、ロシアとの国境付近にシベリアに展開していたロシア陸、空軍が集結し始めたのだ。その規模はどう贔屓目に見ても、林の軍閥以上の軍事力があり、更には実弾を用いた演習すら始める始末だった。

 この状況に林は慌ててロシアに抗議するも、「これは以前より予定されていた演習である」として、取り付く島もない。

 この光景を前に、林を始めとした軍閥上層部たちは、ロシアの意図を理解した。

 

「ロシアの提案を受けなければ、我々は滅ぼされる」

 

 ロシアからすれば欲しているのは、林たち軍閥ではなくロシアの盾になる属国なのだ。彼の国には軍閥を排除し、ロシアに都合の良い属国を作ると言う選択肢を採っても全く問題は無い。そしてヨーロッパも日本も対深海棲艦戦で忙しい今、高々軍閥を一つ滅ぼした所で、何の問題にもしないだろう。

 既に林たちの軍閥は詰んでいたのだ。

――林たちがその事に気付いてからは早かった。軍閥はロシアからの提案を受け入れ、ロシアの力を持って新たなる国家を建国された。国土は中国東北部の遼寧省、吉林省、黒竜江省、内モンゴル自治区東部と崩壊していた朝鮮半島北部の一部(ロシアと北朝鮮の国境付近の土地)。

 その国土は皮肉な事に、かつて存在し中華人民共和国が否定した満州国とほぼ同じであり、そしてロシアもその事を知ってか知らずか、そのまま国名を「満州国」と名付けた。

 

 

 満州国のトップが自国の有様に嘆いている頃、満州国軍司令部でも軍上層部の軍人たちがため息を吐いていた。

 

「小銃弾は何とか生産できるようになった。これで最低限の仕事は出来るな」

「本当に最低限だがな。……装甲車すら運用するのがキツイ」

「動かせるだけマシだろ」

「戦車のレストアは出来そうか?」

「駄目だな。そもそも予備部品が足りない。当面はニコイチで何とかするしかない」

「それだけか……」

 

 満州国の軍事力だが、かつての中華の栄光と比べれると、目を覆いたくなる程落ちぶれていた。メインである陸軍は、部隊数はそれなりにあるものの、どれも歩兵部隊が主体であり、現代陸軍の基本である自動車化師団、機械化師団は少数だった。当然の事ながら、火力運用の要である自走砲、陸の王者である戦車も、かつての内乱の影響で使用可能な車両が大幅に減っており、現在運用出来ているのは共に、一個中隊が限界だった。

 とは言え陸軍はまだマシだった。

 

「陸は戦えるだけ良いだろ。こっちは碌に機体が無いんだぞ」

 

 空軍高官は顔を顰めて呟いた。これに陸軍の高官たちはバツの悪そうに目を逸らす。満州国軍の主な役割は、「周辺からの難民から国土を守る」であるため、空軍の仕事は国土の航空優勢の確保と、もしもの時の対地、対艦支援しかない。そのためか予算が大幅に削られており、今の空軍はJ-10を一個飛行隊の運用が限界だった。しかも予備部品が殆どないため、いつ消滅するか分かったものではないという、あんまりな状況にあるのが満州空軍の今だった。

 

「お前ら贅沢言ってるんじゃない……」

 

 会議室の隅から響いた小さな呟きに、陸、空軍の高官たちが声のした方向を睨んだ。が、ドス黒い波動すら見えそうなほどの空気を漂わせている海軍高官を目にして、直ぐに顔を背けた。

 

「ウチはフリゲート1隻に2個哨戒艇大隊しかないんだぞ……。……しかも主戦力はロシアから派遣された台湾系提督だ。笑えよお前ら」

(笑えねぇよ!?)

 

 声には出さないが陸空軍高官たちの想いは一つになった。

 満州国は海にも面している事から対深海棲艦を見据えて海軍戦力も用意はされているのだが、建国時点でフリゲート1隻に2個哨戒艇大隊しか残っていなかった。

 日本列島が蓋になっている為、海上での危険度は低いのだが、それでも時折深海棲艦が出現する程度には危険であり、この程度の戦力では深海棲艦からの攻撃を防げなかった。

 これには満州国を難民の盾としか見ていないロシアも不味いと判断し、戦力が送られる事になったのだが――送られてきたのは、中国が内乱になった時にロシアに亡命した台湾系提督3名とその艦娘だった。

 艦娘戦力は台湾系故に弱小であるし、基地航空隊もロシアで余っていた九六式艦戦や九七式艦攻、九九式艦爆とまさに二線級であるが、対深海棲艦戦では通常艦艇よりは強力である事は間違いなく、現時点で満州海軍の主力となっていた。

 なお、これらの提督だが、ロシアはいくら弱小であっても提督を手放すつもりは無く、指揮権はロシア側にあった。

 

「フリゲートはボロボロだから、その内使えなくなるぞ。代艦? そもそも予算が足りないから作れんわ。そもそも燃料不足で碌に訓練出来なかいから、艦隊の練度が低すぎる。しかもロシアから来た提督と艦娘は、全くいう事を聴かんし、好き勝手暴れるし、どうしたらいいんだ」

「分かった。分かったから落ち着け!」

 

 恨み辛みを吐き出す海軍高官に、周囲の者たちは必死になだめる。その光景にこの場で一番恵まれているであろう陸軍高官は、ため息を吐いた。

 

「どうしてこうなった……」

 

 様々な思いの元で吐き出された呟きは、会議室に響き渡る喧噪にかき消された。

 

 

 

 満州国のトップが酒に溺れ、軍高官たちが嘆いている頃、日本外務省、天野外務大臣は執務室で部下から上げられた報告書を読みつつ、皮肉気に笑っていた。

 

「あの中国がここまで落ちぶれるとはな。まあ日本に悪影響が無ければ問題は無いがね」

 

 深海棲艦大戦前まで付き合いに色々と苦慮していた中国が、荒廃しバラバラになった事に、ある種の感慨すら湧いていた。彼としてもこうもあっさりと中国が滅びるとは思っても見なかったのだ。まあ、それはそれとして、天野を筆頭とした外務省は、満州国成立と同時に動いた。

 

「中華の残滓は我々が有効活用しようではないか」

 

 いい笑顔でこう言い放った天野に、外務省の官僚たちは若干引いたと言われている。

 それはともかく、満州国成立後一週間もしない内に日本は満州国を承認し、同時に外務省職員、そして経済産業省職員が満州に乗り込んだ。

 

「日本は貴国との交易を望みます」

 

 日本の狙いは満州国の資源だ。中国最大の油田である大慶油田を筆頭とした石油に、大型炭鉱から産出される石炭。それに鉄鉱石、マグネサイトと、日本が欲する資源があるのだ。また東北三省は中国時代では「農業基地として発展させる」と位置づけられていた。今は内乱の影響で産出量は減っているが、近い内に農業輸入も期待出来た。

 両省の熱心な交渉に、満州国はあっと言う間に折れた。ロシアからの援助のみでは碌に国家運営が出来ない事も大きかった。交渉はとんとん拍子に進んで行き、一か月もしない内に、日満間貿易が始まった。なおこの交渉においては、あらかじめロシアに根回しをしていたため、ロシアからの介入は無かった。

 また日本は軍事面でも条約を結んでいた。その名も「日満共同防衛協定」である。

 もっとも、名前に「共同」と入っているが、内実は共同には程遠かった。何せ「自衛隊による満州国の排他的経済水域及び領海、領空での対深海棲艦戦闘の許可」である。

 

「日本は共同の意味を知らないらしい」

 

 満州国軍高官が協定内容を見て、こう漏らしたと言う。満州国からすれば噴飯物であるが、しかしながら軍事力が貧弱な満州国にはこれを受け入れるしかなかった。

 なおこの条約に仕事が増えてしまう防衛省が眉をひそめたが、外務省を筆頭に各閣僚が押し切った。満州国の戦力は当てにできず、深海棲艦により交易路を寸断されること恐れたためだった。更に余談だが、この協定には事前にロシアにも話を通しており、ロシア側も属国の防衛戦力の確保されるため賛成している。

 こうして日本はロシアへの根回しをしつつ、満州国と健全な付き合いを続けていた。この両国の関係に日本は現状満足しており、このまま維持していきたいのは政府上層部の総意だ。

 が、満州国は現状に満足していなかった。満州国は現状を脱却するために、日本の力を頼ろうとしていた。

 天野は苦笑しながら報告書をめくる。

 

「日本に朝鮮半島を併合して欲しい、か。気持ちは分からんでもないがね」

 

 満州国の役割は難民の盾とされているが、現時点で対難民防衛線は二つある。一つは中国難民を押しとどめる遼寧防衛線。もう一つが朝鮮半島からの難民流入を防ぐ朝鮮防衛線なのだ。二つの防衛線の維持は、満州国にとって負担が大きかった。その事もあり、日本の地政学的に重要な立地にある朝鮮半島を日本に併合してもらい、負担を減らしたかったのだ。日本の朝鮮半島併合は新規提督出現というメリットがあるし、満州も併合に必要になる資源の格安提供を提案しており、日本が乗る可能性はそれなりにあると、満州国外交官は考えていた。

 

「現時点では、まずあり得んな」

 

 だが、天野はにべもなく切り捨てた。朝鮮半島をどうするかなど、既に政府内で議論しつくされており、「資源も少なく難民が跋扈している朝鮮半島を、現時点では併合するべきではない」との結論が出ているのだ。満州国が多少の餌を見せて併合を呼びかけた所で、政府の方針が動くはずもなかった。

 ――だが、満州も諦めない。彼らは朝鮮半島だけでなく、更なる野心的な手を打とうとしていた。

 

「ふむ、秘密交渉?」

 

 報告書の中に現地で秘密裏に満州国外交官が接触して来た事が報告されていた。天野はそのまま読み進めていき、

 

「ふっ、ははははっ!」

 

 その内容に思わず吹き出してしまった。彼は報告書をテーブルに投げ捨てながら、感情の赴くままに笑い続ける。

放り出された書類にはこのような一文があったのだ。

 

「ロシアの支配から脱し、中華統一のための支援を欲する」

 

 なんてことはない。満州国は要するにロシアから日本に鞍替えし、日本との交易と援助で力を蓄え、そしてバラバラになっている中華を統一したいのだ。文書の中には中華統一の証には、日本との独占的な貿易を約束しており、最終的に日満両国は世界でも有数の豊かな国になると、満州国外交官が言い切ったとも書かれていた。

 天野はひとしきり笑い転げた後、一つ息を吐いた。

 

「随分と途方もない空手形を切るじゃないか」

 

 確かに件の外交官が放言したような事が起れば、日本は発展するだろう。中華と言う市場は途方もない程魅力がある。

 しかし天野はその様な幻想を、

 

「話にならんな」

 

 笑いながら切って捨てた。日本は中華が成長すればどうなるかなど、深海棲艦が出現する前に嫌と言う程見てきたのだ。今の日本政府には、自国の脅威となる様な国をわざわざ自分の手で育てる様な輩はいない。

 特に天野は中国が崩壊した際、「私は中国が大好きなので、中国が増えた事はとても嬉しい」と言い放つほどの人物だ。そんな政治家が満州国の誘いに乗るはずが無かった。

 

「さて。これをどうするか」

 

 天野は腕を組んで思考を巡らす。内容は荒唐無稽ではあるが、この提案は中々危険である事も天野は理解していた。経済界に漏れれば、満州国の案に乗ろうとする輩が出るかもしれない。

 暫し考え込む天野。そして、

 

「あれで行こうか」

 

 ニヤリと笑うと執務机に備え付けられている電話を取った。

 

「――大橋君、私だ。ロシア大使に今すぐ外務省に来るように通達してくれ。ああ、今すぐに、だ」

 

 翌日、満州国首都の瀋陽の空で、突如としてロシアから派遣された提督による航空演習が行われた。なお、空を飛び交う機体は戦闘機ばかりでなく、艦攻、艦爆も多数含まれており、その腹には多数の爆弾が載まれていたという。

 




余談ですが、満州国で流通している通貨はルーブルです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。