恋のルートは一本道。ただ、それは決して交わる事なく。他の道を渡られたら、自分の道に戻るように、橋を渡す。橋を渡って自分から離れてしまったら、戻らせるのは一苦労。そんな少年少女の恋のお話。
その内の、道一本だけ。

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クリスマスのボックスガチャを開け尽くしたので息抜き投稿。でもこれすら連載したらもう訳わかんなくなるぞ?


あみだくじラブストーリー。一本だけ

 親愛なるお父様。お母様。

 この度、私にいつの間にか幼馴染が出来た事をご報告致します。助けて。

 

 

 

 

 

 

 

 ―もー、あーちゃんってば…あんな手紙出したらダメ!私が回収したから良かったけど、私達が離れ離れになっちゃうかもしれないもん!

 何時も、見てるから。

 

 怖えよ。いや怖えよ…あーちゃんって何だよ呼ばれた事ねぇし、そもそも俺の名前のあ…って苗字の三番目の文字じゃねぇか。そんな所を渾名にする奴居ねぇよ。なーにが

 

 ―だって、その…私だけの、特別な呼び方が欲しかったから…

 

 だ。気持ち悪いし怖えよ。何で話しかけただけでここまで付き纏われなきゃいけないんだよ…俺とお前の関係性とか滅茶苦茶薄かっただろ。一目惚れなの?違う?じゃあ何なんだよ…怖えよ…

 

 ―あーちゃんは、私の事、嫌い…?

 

 …いや、別に、そういう訳じゃないけど…おい待て。好きって訳じゃない。喜ぶなっての。聞いてる?ねぇ?倉敷さん?倉敷さーん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 親愛なるお父様。お母様。

 この度、私の好きな人の事をご報告致します。

 

 

 

 

 

 

 私は小学校の頃、大阪の方に住んでいたのですが…中学生になってから東京の方に引越して来ました。

 幸いな事に、幼馴染が先に引越していたから友達が出来ないなんて事は無かったけど…久々に会った彼が思春期特有の素っ気なさを持っていたのは悲しかったです。

 だから、構って欲しくて事あるごとに付き纏っていたのだけど更に怒られてしまいました。今となっては馬鹿な事をしたなぁ、と思っています。でも、東京でもお家が隣だったのに冷たいのが悪いんだよ…。

 

 兎に角、あーちゃんは酷い男の子です。小さい頃は泣き虫だった私を護ってくれてたのに中学生になったら、私を無視して虐めるんです。私は必死に話しかけてるのに男友達とばっかり。そのあーちゃんの友達はウザったい程話しかけてくるのに…

 でも、そのお陰で女の子の友達は沢山増えました!頑張ってね、とか応援してるよ、とか…とってもいい子達です。でもね、皆一つ勘違いしてるかな。

 

 あーちゃんは、もうとっくに手に入ってるんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もアイツが朝食を作っている(今日も私が朝ご飯を作ってあげる)

 ケーキにエクレア、シュークリームも(ご飯に味噌汁、あと焼き魚も)

 |健康に悪いったらありゃしない。コイツはどんな味覚をしているんだ?《でもあーちゃんは甘過ぎるって。お砂糖は入れてないのにね?》

 |だからコイツは嫌なんだ。何を考えてるのかさっぱり分からない。《でもちゃんと食べてくれる。やっぱりあーちゃんはあーちゃんだ。》

でもまあ、良いか。(やっぱり、良いな。)

 

これもまぁまぁ、悪くは無いし。




続くかもは未確定%

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