布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

15 / 79
本日二話目だぁぁぁ~~~!

十二話を読んでない方は先にそちらをどうぞ☆

今回はちょっとシリアス回です★
第4ヒロイン確定です。


十三話 私の王子様(+おまけ4「簪BAD:私のヒーロー~初恋は思い出とともに~」)

 楯無さん回想で始まります。

 

【楯無サイド】

 

 生まれた時からずっと近くにいた存在…ほぼ同時期に生まれ、成長してきたお兄ちゃん的存在。少しだけ彼の方が年上なのよね~

 

 ちっちゃい頃はいつも簪ちゃん、虚ちゃん、本音ちゃんと一緒になって遊んだなぁ~あの頃は毎日が楽しかったなぁ~

 

 私たちが小学校高学年になったくらいだったかしら?一緒に遊ぶ回数が減っていったのは…布仏家長男としての研修と訓練が増えてきて、家にいる時間が少なくなって、学校でも、恥ずかしいのか微妙に距離を取るようになったのよね!私はもっと話したかったのに!!

 

 私と簪ちゃんの付き人となった2人とはいつも会ってたんだけど…彼の才能と努力は凄くて、中学生にもなると布仏さんやお父さんに付いて、現場にも出るようになった。

 

 この頃には多分もう意識していたんだと思うけど、彼を明確に異性として意識するようになったのは、彼がドイツへの護衛の任務で瀕死の大怪我を負ったと聞かされた時。

 

 胸が凄く苦しくなった。鼓動が抑えられない。日本にいる私には彼の現状が分からないから…心配で不安で。。彼がこのまま帰ってこなかったら……自然と私は泣いていた。隣にいた虚ちゃんと抱き合って本気で泣いたなぁ。。

 

 少しして彼は帰ってきた。所々に包帯とか巻いて痛々しい姿だったけど、笑顔でいつもの調子で平然として…私の涙を返せ!!!

 

 それからしばらくは何事もなく過ごしてたんだけど、ある日お父さんが病に倒れた。幹部が集まっての緊急集会が連日開かれる…私が新たな更識楯無に決まった時だ。

 

 いくつか反対意見は出てたみたいだけど、割と程なくして話しは纏まった。それと同じくしてお父さんも…

 

 葬式の日、ずっと泣きやまない簪ちゃんをみんなが慰め見守っている。私は泣かないと決めていた。新たな【楯無】として泣くことは許されない。けど彼の前ではダメだった。

 

 葬式の後、独り部屋に籠もった私を訪れた彼は優しく抱き締めてくれた。我慢できなかった。。

 

 なんか彼には泣かされてばかりじゃない?これはもう責任とって貰わないと!!

 

 今日も私は歩き出す。彼の側へと☆

 

 

※~この後を読む上で~

 初め簪ちゃんは一夏ハーレムにする予定で…おまけエンドで書く予定でした。

 しかし楯無さんの展開などを考え、話数が進む内に簪ちゃんもヒロインにしたシナリオが脳内フォルダーにできてしまい変わってしまいました。。

 

 本来ならこの話しの後、原作沿いの通り一夏君が簪ちゃんのヒーローになる予定です。

 

 このシナリオは本ルートにも繋がる部分ですが、ある意味これは簪ちゃんのバッドエンドです。

「簪ちゃんのバッドなんて読めるかぁ(`皿´#)」という方は飛ばして読まれて下さい!

 いずれ書かれるであろう簪エンドをお待ち下さい!

「だが、私は一向に構わん!」という方はお進み下さい。

 

 【追記】でしたが後々の改革で簪ルートは無くなりますm(_ _)m

 

【簪サイド】

 

 海人お兄ちゃん。海兄…いつも私が困っていた時に手を差し伸べてくれた存在。

 ちっちゃい頃はいつもお姉ちゃんか海兄の後ろをついて回っていたような気がする。

 

 ずっと一緒に育って来たせいか本当の兄弟の様に思っていた存在。海兄が本当のお兄ちゃんだったら良かったのにと当時は思っていたっけ?

 

 海兄を好きになったのは、小学4年生の時。引っ込み思案な性格だった私は、クラスの悪ガキグループに目を付けられて、いじめられるようになったんだけど、その時その話を聞いた海兄が独りでクラスに乗り込んできて、悪ガキグループと取っ組み合いを始めたの。

 

「俺の妹分に手を出す奴は許さない!!!」って。。*

 

 しばらく拮抗してしたんだけど、お姉ちゃんが海兄の友達から聞いたらしく、更に乗り込んできて…

 

 その後、悪ガキグループは私に謝ってきたんだけど、その時そのグループのリーダーの子が私が好きなんだと言ってきた。勿論返事はNO…だってこの時私はもう。。*

 

 それからはいつも海兄が居ればあとをついて回るようになって、お姉ちゃんに嫉妬されてたっけ?笑

 

 

 海兄が布仏家の研修や訓練であまり会えなくなって、ある日あちこちに包帯まみれで帰って来た時、凄く心配した。

 私直ぐに泣きついちゃって…今思えば恥ずかしかったな。。左腕があまり使えなくて、みんなで海兄のお世話をしたのはいい思い出(笑)

 

 それからしばらくして、お父さんが亡くなったの、泣きじゃくる私を3人が慰めてくれた。

 お姉ちゃんは泣くことなく、参列者の対応をしていた。

 

 夜、また寂しくなった私は海兄のところに行こうとしたの…けどそれは叶わなかった。私は見てしまった。

 

 お姉ちゃんの部屋で泣きじゃくるお姉ちゃんを慰める海兄を。つらい顔で、けど優しくお姉ちゃんを包み込んで…頭を、背中を撫でてあげていた。。

 

 海兄のあんな顔私は見たことない。いつも私が困っていた時、手を差し伸べてくれた存在。

 けど本当に大事な時はいつもお姉ちゃんの側にいた。まわりもお姉ちゃんばかり見ていて、私を見てくれない…

 

 私はその場を後にする。

 色んな何かが頭を埋め尽くす。

 そしてはじけた。

 その時私は思ってしまった。

 

 海人お兄ちゃんは私のヒーローじゃなかったと

 

 それからだ、私がみんなと少しずつ距離を取るようになったのは…我ながら馬鹿だとは思ったよ。

 けど私はもう戻れなかった。私自身が認められる為に、私が次へ進む為に………

 




仏「ここはとある喫茶店…今日も迷える子羊たちがやってくる」

〔カランカラン〕

仏「いらっしゃ…おわっあぶねぇ!?」

???「俺の妹分泣かす奴は許さねぇ!!!」

???「…」

仏「ま、まて落ち着け!目的は分かった!二人とも話し合おう!」

簪「バッドだなんて聞いてない…」

海人「あれは俺としても納得いかない!」

仏「だからあれは…(十三話の説明中)…ちゃんとしたエンドもあるし、ある意味レアだよ!簪ちゃんだけ唯一バッドエンドがあるんだから!!」

簪「む~(そう考えるとよかったのかな?)」

海人「ちゃんとハッピーエンドにはなるんだな?」

仏「その予定ですよ旦那ぁ~」

簪「ちゃんと書いてね★ニコッ」

仏「そ、そりゃ勿論でさぁ~。。;」

簪「分かった。じゃあ注文~」

…どんどん追い詰められていく仏のマスターなのでした~



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。