1人目 更識楯無ルートスタート☆
「はぁ~(海人君大丈夫かしら…)」
「…」
「はぁ~(本音ちゃんに任せて来たけど、目は覚めたのかしら…)」
「……」
「はぁ~(会いたいなぁ~)」
「………ブチッ#」
「虚ちゃん?」
「溜め息付く暇があるならさっさと終わらして海人に会いに行けば良いでしょう!!〔ビリビリ〕」
「はいぃ、ごめんなさい!!」
「はぁ~その山が終わったら行って良いですから、早く終わらせて下さい。」
「ありがとう虚ちゃん!頑張るわね!!」
「こういう時だけは仕事早いんですから…」
急にやる気を出した楯無を見ながら、何時もこうならどれほど仕事が片づくかと思いを馳せる虚。
その願いが楯無に届く日は来るのでしょうか?
…
「終・わ・っ・たぁ!!」
「お疲れ様です、会長」
「じゃあ、虚ちゃん…チラッ」
「はぁ~行って良いですよ。けど海人に変な事はしないで下さいね」
「分かってるって、虚お義姉ちゃん☆」
「…やっぱり元々のこの山まで終わらして貰いましょうか…」
「じょ、冗談よ虚ちゃん。。汗」
…
【楯無サイド】
やっと生徒会の業務から解放されたわ!毎度毎度何であんなに来るのかしら?
でもこれでやっと海人君の待つ医務室に行けるわ。待っててね海人君☆
…
医務室に到着!だけど人の気配が無い…〔ガラガラ〕と扉を開けて入ってみたものの誰もいない…いや、居た!
「ん?更識か。どうした?」
あの~海人君は~?
「かいと?…あぁ布仏か。千冬に背負われて、妹と寮に帰ったぞ」
まさかの入れ違い!?(しかも千冬さんに背負られてって…先を越された!!)
「あぁ~因みに、『失礼しました!!』…まぁ良いか。私も帰ろう」
…
先を越されるとは痛い誤算ね。多分だけど千冬さんも海人君の事を…って〔ドスッ〕キャッ!
曲がり角を曲がったところで誰かにぶつかった…いけない!先に謝らないと。
「そんなに急いでどうした?急に飛び出したら危ないだろう更識姉。」
ち、千冬さん…
「学校では…いや寮ならまぁ良いか」
(噂をすればってやつかしら?)すみませんでした。少し焦っていたもので…千冬さんはまた学園に戻られるところですか?
「あぁ、海人を送って、また職員室に戻るところだ」
海人君の名前が出たところで少しムッとなってしまった。
「…海人ならまだ意識は戻っていないぞ。
脳に急激な負担を掛け過ぎた事による意識昏倒で、安静にしていれば大丈夫とのことだから今は静かにしておいてやれ」
…セシリアちゃんの言ってた通りみたいね。
でも何だろう…千冬さんに言われるとなんだが胸の辺りがモヤモヤとして変な気持ちになる。
「…まぁいい。迷惑にならん程度にするんだぞ」
はい。と私の返事とともに千冬さんは去っていった。
早く海人君に会いたい、海人君の顔が見たい…
…
控え目に扉をノックすると本音ちゃんが出てきてくれた。千冬さんの言った通りまだ目覚めてはいないそうだ…
部屋に入らせてもらい、眠る海人君を眺める。普段のおどけた顔もかわいいけど、寝顔はちょっとかっこいい…そんな彼の頭を撫でていると、さっきのモヤモヤも吹き飛び、どうでも良くなる…
ふと、本音ちゃんがジッと私を見ていた事に気づく…ちょっと恥ずかしい。。*
本音ちゃんにお礼を言って、今日は帰ることにした。
明日、元気になった海人君の笑顔を楽しみにして☆
仏「ここはとある『マスターアイスティーおかわり!!』…(この台詞、殆どちゃんと言わせてもらった覚えないな。。)」
楯無「ウフフ♪」
仏「楽しそうですね~はい、おかわりどうぞ!」
楯無「ありがとう☆そりゃそうでしょ!やっと私のルートが始まったんだから!!」
仏「とりあえずお待たせしました~」
楯無「ホントよ~これで他の人のルート行こうものなら…」
仏「行こうものなら?」
楯無「ウフフ♪それは言わないでおいてあげるわ☆」
仏「ははは^▽^;)」
そうして騒ぎに騒いで楯無さんは帰って行かれました~
仏「はぁ~2人目誰にしよ~。。」