布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

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今日中には、ま…間に合わなかった…

原因は、いや…やめときます。



クラ・千冬ルート 四話 出会い 後編

【海人サイド】

 

「先輩しっかりして下さい!直ぐに救護班に連絡を!」

 

「ゴフッ…俺に構うな…奴らを追え」

 

「でも、このまま『海人!!』…!?」

 

「お前は…今何の為に此処に居る?」

 

「!?」

 

「任務を全うしろ!連絡…くらい自分でやる!」

 

「…了解…任務を継続します!!」

 

 誘拐犯を追う海人を見届けた後、彼は楯無へと通信を取る。

 

【楯無サイド】

 

「楯無様申し訳ありません…織斑一夏…が誘拐されました。海人…が現在追跡中ですが、肩を…撃たれ…負傷し…て…」

 

「分かった、直ぐに応援を出す。大和…お前は今どこに居る?」

 

「…」

 

「大和!!応答しろ!!!」

 

「(あぁ~アイツの成長をもう少し見ていてやりたかったがしゃあねえな。。)」

 

 

「更織全隊員に通知…大和がやられた…全員気を引き締めろ。待機中のB班は2チームに分かれ、Bー1は俺とともに海人の応援に、Bー2は会場警備隊と連携を取り、大和を探せ!」

 

「「了解!!」」

 

 各々のチームが動き出す。

 

【海人サイド】

 

「IS乗りは離れたか…行くなら今だけど、今の俺でやれるか…」

 

 負傷した左肩の調子を見ながら、中の声に耳を傾ける…

 

「織斑千冬棄権…任務達成だ…」

 

「このガキどーすんだよ?」

 

「結果が出るまでは生かしておけって話しだったからな…」

 

「じゃあ…」

 

 男の1人が一夏に向かって銃口を向けるのを見て、考えてる暇はないと飛び出す。

 

 暗器の苦無を銃を持った男の手に飛ばし、織斑一夏を狙う銃を落とさせる。敵が驚いたその隙に手前にいた1人に回し蹴りを顎に食らわせ意識を刈り取る。

 

 ナイフを持った男と交戦する前に、手首を抑え、悶える男に向かい苦無を飛ばす…それと同時に殺気を感じ、後方に回避行動を取る。

 

 首から垂れる赤い雫に、首を薄く切られたのを確認する…強い…落ちた銃はお互いに遠い位置にあり、どちらも取りに行こうとはしない。

 

 下手に動けば負ける…そんな中後ろの部屋から更に5人の男が出てきた…悩んでいる暇は無くなった。

 

 正面のナイフを持った男に特攻する…胸から特殊警棒を抜き出し、男のナイフを止め、足技で男を蹴り飛ばす!【飛燕脚】俺が師匠に最初に習った技だ。

 

 特殊警棒を胸に戻し、落ちてきたナイフを掴むと、腰に痛みが走る…飛燕脚が決まる際、隠し持っていたナイフで切りつけられたようだ…しかし、痛いなんて言ってられない。

 

 直ぐに先ほどの銃を取りに走る。もし残りの5人の中に銃を持っているやつが居れば負けは確実だからだ…

 

 幸運なことに銃はこれだけだったようで、5人の内3人をこれで戦闘不能に出来た…あとは応援が来るまで保たせれば。。

 

 ここから先の記憶は曖昧になった…ただ最後に俺に駆け寄る千冬さんと1人の女性が居たような気がした。

 

【クラリッササイド】

 

 全身に傷を負いながらも、織斑一夏の前に立ち、敵は全て倒れているにも関わらず構え続ける彼を見て…私は美しさを覚えてしまった。。

 

 こんな時に何を考えてるんだ!と思うかもしれないが、私には彼の構え立つ勇姿が美しく感じ、私も軍人として、戦いに身を置くものとして…彼に憧れを抱いてしまった。

 




もう少し過去編が続き、途中から本編に復帰します! !

仏「マスター。。」

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