前話というかおまけですが見てない方はそちらもどうぞ( ̄∀ ̄)
「送別会ですか?」
「はい!織斑教官と私が所属する黒兎隊のメンバーで開こうという話しになりまして、海人殿が良ければなのですが…」
「開いてもらえるのは嬉しいのですが、千冬さんとクラリッサさん以外は正直知らない方々になりますよね?」
「その点はご安心下さい!海人殿の武勇伝は既に隊内で知らぬ者は居りませんし、海人殿との模擬戦を希望している者も多数います!!私を含め★」
「私もついでに補足しておいてやったぞ」
「…(°□°)」
ニヤリと笑う2人に開いた口が塞がらない海人君…既に仕込みは万全状態だ!
「…あの、一体どこまで話してるのか物凄く気になるところ何ですが…」
「織斑一夏の前に構え立つ海人殿の勇姿を熱く語ると隊員たちのテンションは上がり、織斑教官が海人殿との過去の戦歴や海人殿の強者としての面を語ると更に!模擬戦希望者も増え続けています!!」
※実際には1人の男について頬を赤く染め、熱く語るクラリッサと千冬さんの海人君褒め殺し大会に、普段見れない副隊長と教官の乙女な姿にキャーキャー周りが色めき立って言ってるだけです(笑;)1名(ラウラ)を除き…
模擬戦希望者が増えてるのは、ブリュンヒルデが認める格闘家と戦ってみたい半分、2人を乙女にさせる男を見たいから連れてこい!半分だったりします(笑;)
そうだと知らない海人君は多少の不安を感じながらも、OKを出すのであった。
…
そして当日…
迎えに来たクラリッサの運転する軍用車に乗り込み、会場となる黒兎部隊の基地へと向かう。
※ちなみに海人母はお土産屋巡りで不参加である。
移動中に基地内での諸注意などを聞きながら、雑談を交わし到着する。
「敬礼!!」
車から降りると同時に織斑教官指示の下、一斉に敬礼を受け視線が海人君に集中する。
となりのクラリッサさんに合わせ、ぎこちない敬礼を返す海人君…
「…(こいつが教官が認める男だと?強そうには見えないが…)」
「…(ふ~ん★この子がクラが夢中になってる男の子かぁ~確かにかわいい感じだけど、話しに聞いた勇姿とは何か引っ付かないなぁ~)」
「…(かわいい☆)」
「…(まだまだ子どもだな…)」
隊員たちの心中は様々である。
「では海人殿、一言お願いします」
「あ、はい!えと布仏海人です。今日は送別会をして頂けるとの事でありがとうございます!2人から色々噂は聞いているとの事ですが…その噂負けしないよう頑張ります?…若輩者ですが、よろしくお願いします!」
隊員たちから拍手を送られる中、早速とばかりに2人の隊員が海人へと近づく。
「では早速私と模擬戦を!」
「では早速海人君にしっつもーん!」
2人の視線がぶつかり合う。
「ラウラちゃーん、ここはお姉さんに先を譲ってくれないかなぁ★」
「却下です!私の方が少し早かった。素直に次にお待ちをアイサ殿」
「あぁ~2人だけ先にずるいよー」
ドタバタと他の隊員たちも前へと出てくるのを苦笑いしながら見つめる海人君…それを切り裂いたのはやはりこの人!
「お前ら静かにしろ!面倒だ…質問は隊員No順に一枚に纏めろ!アイサそっちは任せた!『は~い♪』…模擬戦希望者はこっちにNo順に並べ!どちらもは無しだ!」
千冬さんの怒号が飛び、隊員たちは速やかに左右に分かれる。
見たいからで模擬戦希望していた者たちは皆質問の方へ行ったようである。
「模擬戦希望者は10人といったところか~」
「病み上がりのところに、すまんな。。」
「いえ、正直柔軟と院内の軽いランニングだけじゃ飽き飽きしていたところですし、実戦のカンを取り戻すには良い相手ですから☆」
「ちゃんとルールは伝えてある。完治してない左肩ないし左腕への攻撃に、急所への攻撃は不可、1人持ち時間は最大3分、間の休憩は海人に任せる」
「了解です。あと俺は基本受け流しに徹して、此処ってところで寸止めの一撃を入れますので、千冬さんに審判をお願いしたい」
「元より私が審判をするつもりだ…何かあれば直ぐに止めれるようにな」
「では、お願いします!」
そして、模擬戦が始まる…
次回 海人vs黒兎部隊メンバー
海人「終わらないね~過去編」
仏「終わりませんね~」
クラリッサ「私としては嬉しいのですが。。早くエンドも見てみたくなってきたのですが…*」
仏「『善処します』とのことです^_^;)」