「1人目はクラリッサさんですか」
「はい!よろしく頼むぞ!」
スッと構えを取り、開始の合図を待つ。
「…始め!」
開始の合図とともにクラリッサさんが駆け寄ってくる。
左ジャb…フェイントからの右裏拳…からのシャイニングウィザードだと!?
下からの膝蹴りを何とかかわし、後ろに重心のかかった体制を立て直そうとしたところで、右足の打ち下ろしが更に入るのを右腕で受け、バックステップと後転で距離をとる…
「なかなかにエグイ連携してきますねぇ~さすがにヒヤッとしましたよ…」
「…今ので決めるつもりだったのだが…対海人殿用に練習したコンボだったのに…」
「普通に殺りに来てなかったですか?」
「…気のせいだ★海人殿ならこれくらい平気だろうと織斑教…さぁ続きだ!」
「聞き漏らして無いからね!ちゃんと聞こえたからね!!」
バッ!と千冬さんの方を見る海人君。目を背け、素知らぬ顔で時計を見る千冬さん。
「どうしたクラリッサ?ギブアップか??なら次の相手にいくぞ!」
「…(あとで覚えてろぉ~)」
「いえ!まだいきます!」
その後も時間一杯に攻め続けたクラリッサであったが、海人君から一本取ることは出来なかった。
「さすがは副隊長なだけはありますね~こちらからも確実に一本入れるタイミングがなかったです」
「はぁはぁ。。そんな涼しい顔して言われても嬉しくないから…(やはり強いな…任務中の隊長でも勝てないだろうな…)」
「では次は…『あ…あたしはやっぱ止めときます!』…」
「あたしも…(No.3のクラリッサ副隊長であれなのに相手にならないよ~)」
「どうした?怖じ気づいたのかお前たち?」
「「「…」」」
正直クラリッサが勝つだろうと思っていた隊員たちは皆、海人への認識を改めたようで…その力量差から辞退する者も多かった。
…
「では次で最後だ!希望者は誰かいないか?」
「…では、私…『はーい☆じゃあこれからはアイサの質問タイムに~』マテェェェ!!私がやると言ってるだろう!!!『キャン★』」
「も~う、ラウラちゃんはまたの機会にしない?早く海人君のあんなことやこんなことを聞きたいであろう乙女たちが…〔〔ガシッ〕〕…ふえ?」
「「アイサはさがっていろ」」
「きゃぁぁぁぁぁ~~~」
【海人サイド】
「面白い人だね!」
「ただうるさいだけだ…」
「アハハ…じゃあ模擬戦ラストいこうか!」
「男で教官が認めたというその実力…偽りならば許さない…」
「ご期待に添えるよう頑張ります…よっ!」
突如顔面に迫った左拳をギリギリで避け…フェイント…これは…
ラウラちゃんが繰り出してきたのは、最初クラリッサさんがやったコンボ…に一手加えたものだった。
最後打ち下ろしの右足の前に手刀で首を狙ってきた!とっさに手刀を右手ではじく、その為右足への対応が遅れる…
【クラリッササイド】
「ちょ!お2人さん力強いから!普通に痛いからぁ!!」
「素直に待てないのかお前は!…って!?あいつら勝手に始めて!」
「あれは…マズイ!」
アイサを教官に任せ、2人の下へ駆け寄る…ラウラの打ち下ろしの右足が決ま…左腕で受け流したぁ!?
そのまま強引に姿勢を立て直した海人殿が着地前のラウラを抱き上げた!?
「…^・_・^)?」←ラウラ
「…お姫様だっこ?」←アイサ
「「なぁあぁぁぁぁぁ!!?」」←クラ&千冬
「お…お、降ろせ!!?」
「キャーン☆海人ちゃんダ・イ・タ・ン★」
「…海人…何をしている?」
「海人殿…(良いなぁ~私もして…何を考えている!?)」
「…千冬さーん!判定は~」
「…一本…取りあえずラウラは降りろ」
ラウラが降りた後、おどおどと問い掛ける。
「海人殿…その…左腕…」
「左腕?…左腕…(°□°;)!!?痛ってぇぇぇぇぇ!!!」
海人殿はそのまま病院へ逆戻りし、入院も数日延びる事となり、母上殿は先に帰国し、海人殿は1人帰国することになった…
因みに、教官にこっぴどく叱られたラウラはお見舞いに来た時に海人殿に謝り…アイサのまとめた質問表には、後日病室で回答を記入してもらったのを受け取り、その夜…黒兎部隊の寮で結果報告となった。
…
第※問
この中で一番好みのタイプの人は?
A.クラリッサさん。
海人君的には記入時は病室で顔と名前が一致するのが、クラリッサ・千冬・アイサ・ラウラしか居なかったってのがありますが、そんなの関係ない黒兎隊内では皆にからかわれる(特にアイサ)クラリッサが居たそうである。
「クラリッサか…はぁ。。」←千○さん
楯無「ふむふむ、ドイツ過去編ではこんな風になっていたのね」
簪「左腕の治療が微妙なまま帰ってきたのは、ラウラとの模擬戦が理由だったんだ…まぁおかげで私たちも海兄のお世話をみんなで出来たけど…」
ナギ「皆さんは付き合い長くて羨ましいです。。私はIS学園入ってからですから…」
楯無・簪「あぁ~」
楯無「でもその短期間で海人君のヒロインになったんだからある意味一番すごいわよ!私なんて積み重ねがタップリあったのにかなり強引だったし…」
簪「うん…私も…あ、ネタバレ禁止ですよね?」
仏「ニコリ( ̄ー ̄)」
ナギ「逆に新鮮な感じな分…異性として私は意識されたのでしょうか?」
簪「私たちはホントの兄妹みたいな関係がずっとだったから…」
楯無「まっそんなところもこれから描かれていくんでしょ?マスター??」
仏「ニッ( ̄∀ ̄)」
ナギ「何故に顔文字のみ(^・_・^)?」
楯無「(゜∇゜)?」
簪「(◎―◎)?」
仏「いや、別に皆さんも真似されなくて結構ですよ^_^;)」
楯無「ふ~ん、ん?…チラッ…はは~ん★マスターマスター…『はい?』ごにょごにょ」
仏「…!!?」
楯無「うふふ…今は黙っといてあげるわ」
ナギ・簪「「(^・_・^)?」」
仏「…では次回も~」
みんな「「「「お楽しみに~」」」」