布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

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海人サイドです!
取りあえず1ヶ月以上は空けたくなかったので何とか更新^_^;)


クラ・千冬ルート 十二話 表

時は少し遡り…

 

…ど、どうしよう…これもう冗談じゃすまないよ…「クラリッサさん」…俺は…

 

 

「あ、おにいちゃんおかえり~今晩は…おにいちゃん?」

 

 バタンとベッドに倒れ込む海人…

 

「ど、どうしたの!?なんで?何があったの!?」

 

「…ごめん本音、今日は食堂で食べて来てくれ…」

 

「…(おにいちゃん…)」

 

 ギュッと背中から海人に抱きつく本音。

 

「『本音?』…ダレ?おにいちゃんをこんな風にしたの…おにいちゃんを苦しめる、わたしが絶対に許さない…おねえちゃんもキットそう…『いや、違うんだ』何が違うんだよ!!!」

 

「本当に違うんだよ!」

 

「ならなんでそんな顔するの…?」

 

「…いや、だからその。。*」

 

「ん?」

 

「こ…『こ?』…恋人が出来た。。」

 

「……ハッ!?…」

 

「…。。*」

 

 その後本音による質問の嵐が続いたのは言うまでもなく、途中から本音が呼んだ虚も加わり、追求は激化する事となる。

 姉妹からの追求に萎縮しながらも回答する海人…終わりが見えない2人の質問に心身ともに疲れ果てた頃、それはやって来た。

 

「何時まで騒いでいるつもりだ!もう就寝時間は過ぎてるぞ布仏兄妹…む?布仏姉も居たのか。珍しいな、お前が規則違反など…」

 

「織斑先生…申し訳ありません。。時間には気づいていたのですが、姉として、いや布仏家としてどうしても話さなくてはならない事態でしたので、止めるに止めれず…」

 

「…何があった?お前がそこまで言う程だ、よほどの事なのだろう?」

 

「…はい(どうしましょう…確か織斑先生は海人の事を…)…」

 

 言いよどむ虚と俯く布仏兄妹に、何かを察したのか千冬は答える。

 

「布仏家の家庭の事情で言いづらいなら無理に言わなくても良いが、規則は規則だ。緊急事態でもないなら、今日はここまでにしてまた明日の朝に出来ないか?」

 

 

「それは…いえ、はい。。そうしま『緊急なんだよ!』本音!?」

 

「おにいちゃんに…おにいちゃんに恋人が出来たんだから!!」

 

「ちょっと!本音!?」

 

「えっ…?」

 

 本音の発言で、場に静寂が訪れる…その中で、千冬は信じられない、いや信じたくない話しを聞いたが如く茫然としてしまっている。少しして覚醒した千冬が海人に問いただす。

 

「海人…今の話は本当なのか?」

 

「…はい。急な事で自分の中でもまだ整理しきれていないのですが…事実です。。」

 

「そうか。。取りあえず布仏姉は自室に戻れ。2人ももう寝ろ…」

 

 そういって千冬は3人の前をあとにして、寮長室へと戻っていった。

 

「取りあえず私も今日は戻るけど、明日また話は聞かせてもらうからね?…おやすみなさい」

 

「うん…お休み姉さん」

 

「おやすみおねえちゃん」

 

 

 本音は場が一旦落ち着いた事で睡魔が襲って来たのか、その後は何も追求せず一度だけこちらを見て布団へと入った。俺も布団へと入ったが携帯が点滅している事に気づき、確認をした。

 

「アイサが暴走して、急にこんな事になっていまいごめんなさい。だけど私が言った言葉に嘘はありません…あなたのことが好きです…明日お暇な時にお電話下さい!待ってます。  クラリッサより」

 

 

 

 

「…眠れねぇ。。*」

 

翌日

 

「…結局眠れなかった。。取りあえず起きるか」

 

 布団から抜け出し、いつも通り準備をする。おっと、本音もそろそろ起こさないとな…

 

「本音起きろ!これ以上寝てると朝飯抜きだぞ~」

 

「むにゃむにゃ…おにいちゃんが欲しくばわたしを~…ってご飯たべるよぉ~!!?」

 

「おはよう、さっさと準備しなさい」

 

「う~ん。。分かったぁ~っておにいちゃん寝てないの?目の下隈が…」

 

 本音の発言を笑って返し、朝食を取って学園へ向かう。

 

 

 学園に着くなり机に突っ伏す…心配したナギさんや癒子さんたちクラスメートが声を掛けてきてくれたが、今はそっとしておいてほしい。

 しかし、そんな安息は一瞬にして消え去った…

 

「海人殿、いや…兄上!話しは聞きましたぞ!おめでとうございます!!」

 

 何がなんだか分からない周りをよそにラウラは語る。

 

「情報早いな…てか兄上ってなんなのさ!?」

 

「クラリッサは私の部隊の副官でありますが、私にとっては頼れる姉のような存在…そんな姉とお付き合いを…恋人同士となれば海人殿は私にとって兄上のような存在になるのです!!」

 

「おにいちゃんの妹はわたしだけなんだよ~~~!!!」

 

 兄上発言に本音までも乱入し、場は騒然となる。

 

「海人さんとお付き合い?…恋人同士?…パタリ。。」

 

「ナギー!!!しっかりしてぇぇぇ!!」

 

 こちらでも恋に敗れた乙女を中心に騒然となる。

 

「えっ!?これはどういう状況なんですか??取りあえず皆さん落ち着いてくださーい!!(なんでこういう時に限って織斑先生が休みなんですか。。私だけじゃ抑えきれませんよぉ~涙)」

 

 結局騒ぎを聞きつけた隣のクラスの担任が来るまでクラスが静まることはなかった…

 




次回、クラリッサルート最終回の予定です!
な、なるべく早く更新できるよう頑張ります(>_<)

仏「アイサさん。。」
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