だいぶ予定を変更しております
昼休み
「兄上!お話しがあります」
チャイムと同時にラウラちゃんが席までやって来た。聞くとクラリッサさん絡みで色々と話したいそうだ。特に予定も無かったので受けることにした。
食堂に場所を移し…
「早速ですが、今週末は空いてますか?ともにドイツへ行きませんか?」
唐突なお誘いに困惑顔で返す俺に…
「機体の調整と報告に行くのですが、ご一緒にどうかと思いまして…兄上も一度クラリッサとちゃんと会って話された方が良いかと思いまして」
確かに…確かに一度クラリッサさんと話す必要はあると思っている。。
「ラウラちゃんは兎も角、俺は申請しても下りるかどうか…」
「その点はご心配ありません!既に外出許可は取ってあります!!(一部条件付きですが…)」
「はっ!?」
ラウラちゃんの発言に驚きを隠せなかった。まさか申請が通るとは思っていなかったからである。
「どうやって通したの?」
「それは…誠心誠意お願いしたまでです。当日ですが引率として織斑教官が一緒に行っていただけるそうです!」
「千冬さんが!?…(おかしい?千冬さんがそんな理由でOKするはずが…)」
「そういうわけで準備しておけ海人」
ふいにポンッと肩に手を置かれ振り向くと千冬さんが居た…
「ち、千冬さ…ゴツッ…あだっ!!」
「学園では織斑先生だ」
「お、織斑先生いいんですか?外出許可??」
「私が許可した。私もクラリッサと話しが有ったし、久々に黒兎隊が私が居なくなってだらけてないか見に行きたくなってな…ふふふ…笑」
淡々と語る千冬さんは普通なんだが…何だろう?この湧き起こる不安感と汗は…
そして舞台はドイツへと
「到着!兄上、教官!ドイツに着きましたよ!」
「はしゃぎ過ぎだぞラウラ」
「ほら他の人の邪魔になるから落ち着きなって!」
「そうは言われても、こうしてお2人を再びドイツに招けたことが…こう嬉しいのです!!」
キラキラと瞳を輝かせながら2人の前に立つラウラ
「千冬さん」
「分かってるさ海人」
微笑ましくラウラを見つめる2人の手を取り、3人は歩き出す。
「さぁさぁ、出たところに送迎の車が来ているはずです。行きましょう!」
ラウラに引っ張られるまま外に出ると、見知った顔が車の前に立ちこちらを見ていた。
「クラリッサさん」
「おかえりなさいませラウラ隊長!そしていらっしゃいませ海人殿に織斑教官!」
クラリッサに案内され、4人は黒兎隊の基地へと向かう。
時は少し遡り…IS学園寮長室。
「却下だ」
「なぜですか!?2人は今が一番大切な時なのです!!」
「…ラウラのはまぁ分かる。先の一件もあるしな…しかし海人のもとなると話しは別だ。長期休暇でもない学期中に恋人に会いに行くというだけで海外への泊まりでの外出許可、また年頃の若い未成年男女2人での外泊行為、あと海人の立場もある」
「お待ちください!私の嫁は一夏であり、海人殿は兄上と敬う存在です!あと海人殿の立場とは?」
「はぁ。。前項は別途色々言いたいこともあるが…極一般的な見方をすればだ。皆が2人の関係を知ってるわけではない!普通に周りには邪推するものだっている。
後項は海人は一夏同様ISを動かしたことで世界的にも有名人になっていて、また狙われているのを理解しているか?安全性も考え簡単に許可が下りるわけ無いだろう?」
「…」
「せめて護衛等考えた上で、次の長期休暇まで待つんだな」
「…分かりました。。(クラリッサすまない。。計画は練り直しだ)」
「ところでラウラ…海人とクラリッサは本当につ、付き合っているのか!?そうなった経緯は?2人はお互いを認め合って、その…ラブラブなのか!?(そこんとこ詳しく!)」
「うぇ!?そ、それは…」
千冬からの質問攻めに冷や汗を垂らすラウラ…千冬に対して多少後ろめたい気持ちがあったラウラはそこで言葉に詰まってしまった。
「その…私も詳しくは…で、では私は失礼します!!」
ガシッ
「そんなに慌てて帰らなくても良いだろう?朝食まではまだ時間もある…朝のトレーニング代わりに久々に鍛えてやろう。楽しくおしゃべりしながらの個人レッスンだ★ニコッ」
「えっ!?(教官の個人レッスン!?それは嬉…いやダメだ!)」
「遠慮するな、さぁ逝くぞ★」
「…(すまん…クラリッサ。。我任務失敗…ダ」
…
「真耶、今週末私はドイツへ行く。少しの間、ここを空けるが任せるぞ」
「…は?織斑先生?今なんと…?」
「さて、ホームルームの時間だ。行くぞ真耶!」
「先生!?待って織斑センセーーー!!!」