布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

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ドタバタでしたがクラリッサルート完!
あと気づかれた方も多いでしょうが…途中から千冬ルートもかねてする事にしましたm(_ _)m大幅改変の一部でございます。

なので次回は千冬エンドの予定です!(一話で収まりきればですが…)

追記
アフタールート紹介
仏のイチャエロ作品集(R18)のクラリッサ編に続いています。



クラリッサルート エンド~先生~

【ラウラルーム】

 

「ウェーイ☆隊長、教官!アイサが遊びに来たよ~★」

 

「アイサ!ノックくらいしろ!!」

 

「ゴメンゴメンて…アレレ?教官は!?」

 

「…織斑教官は海人殿の部屋に向かった…」

 

「っえ!?なんで?それって止めないと!!ヤバいでしょ!?」

 

「アイサ!!!」

 

 きびすを返すアイサを呼び止めるラウラ。

 

「この問題はもう私たちが入り込むところじゃない、2人の思いは本物だ…あとは海人殿の決断に任せるべきだ…」

 

「そんなの…クラが不利に決まってるじゃない!?だからこそ作戦まで考えたのに!!隊長は教官の味方なの!?」

 

「私は2人の話しを…思いを聞いた…それでどちらも応援したい!…だけどどちらも応援できない…私は結果を静かに見守る事にした。織斑教官も選ばれなかった際は諦めて、2人を祝福すると言っていた」

 

「…分かったよ」

 

「そうそう、外野は素直に結末を静かに見守っていれば良いんだよ★」

 

「!!…誰だ!?」

 

「え?束さん?なんでここにいるの!?」

 

「ヤッホーあーちゃん☆なんでって、勿論ちーちゃんの恋路を見届けに来たに決まってるじゃないか!!」

 

「篠ノ之束博士!?てかアイサ!2人は知り合いだったのか!?」

 

「ついこないだとある喫茶店でバッタリ仲良くなってね~☆」

 

「うんうん☆健気なあーちゃんを束さんは応援する事にしたのさ!」

 

「は、はぁ」

 

「とりあえず何か摘めるもの無いのかな?束さんはお腹空いたんだよ~」

 

「…はいはい(だめだ、私ではこの2人は制御できない)」

 

「あ、私は珈琲用意するんだよ~☆」

 

 和やか?に話しの進むラウラルームなのでした~

 

【海人サイド】

 

スゥ。。スゥ。。

 

「(よし、海人殿は眠っているようだ。)今の内にベットの中へ…『行かせると思ったか?』!?」

 

 人の気配がする…殺気はないものの慌ただしい気配だ…

 

「どうして教官が!?ラウラとアイサはどうしたんですか!?」

 

「話しはラウラから聞かせて貰った…あぁ誤解の無いように言っておくが私が無理やり聞き出した様なもので、ラウラは最後まで悩んでいたさ」

 

「ラウラ隊長…」

 

 

 目覚めると目の前に修羅場がありました。…そうかこれは夢…『『ではないぞ海人(殿)』』…ですよね~

 

「それはともかくクラリッサ…お前の海人への気持ちはこんな姑息な手に走る程度のものだったのか?」

 

「!?違う!私は本気で海人殿を愛している!!それ故に不安なのだ!海人殿のことは信じている。だが私は遠く離れた場所にいて殆ど会うことが出来ない。その上、海人殿の周りには魅力的な女性が溢れている…それを思うと不安で心が苦しくなって…何か一つ安心できる海人殿との繋がりが欲しかったのです。。」

 

「そうか…気持ちは分からんでもない。。海人!!」

 

 そう言って千冬さんがこちらを見た。

 

「この際だからもはや隠すまい。。学園に入ってお前が他の女共と仲良く話してるのを見る度、私がどんな思いだったと思う?私は教師で、お前は生徒…そう言い聞かしてきたが…私だってそこまで我慢強い訳じゃないんだ!私だってひとりの女なんだ!好きな男と話したい!!側にいたいっ!!あいしたいっ!!私だって。。誰よりもお前の事が好きなんだ。。」

 

「教官…」

 

 遠くにいることでの不安と苦しみ、近くにいることでの不安と苦しみ…

 

「…」

 

「「海人(殿)」」

 

「こうなってはもう海人殿の選択に委ねます」

 

「海人がどちらを選ぼうが、それに従う。負けたら素直に祝福するさ。。」

 

「私もそうする。。」

 

「…俺は…」

 

 

 

「は~い、皆さん席に着いてくださーい!」

 

「あ、まややだ!まややが担任なんですか~?」

 

「まややって…はぁ…いえ私は今年もこの二年一組の副担任ですよ~」

 

「じゃあ担任は織斑先生?」

 

「それを今から皆さんに紹介する予定です!では入ってきてください!」

 

 ガラッと扉が開くとともに1人の軍服を着た女性が入ってくる…一瞬だけこちらを見て教壇へと立った女性は語り始める。

 

「本日よりこのIS学園で教鞭を奮わせていただく事になったクラリッサ・ハルフォーフだ!この一年…君たちを一人前のIS乗りに仕上げるのが私の仕事だ!織斑教官同様ビシバシ鍛えていくつもりなのでよろしく頼む!!」

 

 そういってクラス全体を眺める…ラウラの席を見た時に一瞬だけ頬が緩んだのは俺は見逃して無い。

 

「あ、あと先に皆に言っておこう!」

 

 ん?何を言うつもりだ?…何か嫌な予感が…

 

「布仏海人は私の嫁だ!これは決定事項だ!!『ちょーっ!!!』これを侵す者あらば、全力で排除する!!!」

 

「きゃあぁぁぁぁーーー!!!」

 

「よく言った!クラリッサ!」

 

 クラスが黄色い声に埋め尽くされ騒がしくなる。学年主任となった千冬が鬼の形相で沈めに来るまでではあったが…

 

 

「初っ端から何やらかしてるんですか!クラリッサ先生…織斑先生も呆れてましたよ…」

 

「あはは。。面目ない…たっぷり教か…織斑主任に絞られてきたよ。あと海人…今は2人きりだ」

 

 そう言って海人の腕に抱きつくクラリッサ。

 

「むぅ…クラリッサ…、しかしあんなこと言ったら当然の流れでしょう!」

 

「でも!最初にガツンと言っとかないと!覚えているか?あの日の言葉」

 

「あの日?」

 

「海人殿が『言った言葉に責任は取る!』と私を選んでくれた日に私が言った言葉だ!」

 

「…あぁ!周りに魅力的な女性が溢れてて不安とかいうやつか…てかあの日のことは恥ずかしいから余り蒸し返さないでぇ~」

 

「ダメだ★せっかく海人をいじれる数少ない思い出のネタなんだ!大切にするさ☆」

 

「はぁ…選ぶ選択肢間違えたかなぁ~」

 

「なら再抽選といくか?」

 

「って、織斑先生!?」

 

「教か!?…ガツン!…『学園では織斑主任だ』…はい。。しかし、再抽選なんて認めませんよ!早く海人のことは忘れて新しい恋を見つけられては如何ですか?」

 

「海人以上の男などそう易々と見つかる訳ないだろう!!」

 

「それは否定しませんが☆」

 

「しないんかい」

 

 

「それは冗談として、学内で不純異性交遊は問題行為として厳しくいきますのでご注意下さいねハルフォーフ先生?」

 

「くっ…こっちはこっちで障害が…」

 

「あはは…」

 

「あぁ、あとアイサから私たち3人に手紙が来ていたぞ」

 

「アイサさん、今隊長代行として黒兎隊率いてるんですよね?大丈夫なんですか?」

 

「あー見えてやる事はしっかりやるやつなので大丈夫でしょう」

 

「ふふっ、そうだと良いがな…では、私はこれで…くれぐれも不純異性交遊はないように!」

 

「ははっ…俺たちも帰りましょうか」

 

「はい、海人」

 

 

 

 2人の物語はこれで終わりですが、2人の恋路はまだまだ始まったばかり、周りにいじられながらも愛を深める2人の未来はまだもう少し先のようです。

 

 

 




束「ちーちゃん負けちゃったね~」

千冬「海人が選んだんだ…後悔はない。。」

束「正攻法では勝てないって分かったから…次はちょ~っと強引にいこうか★」

千冬「強引って…何を考えている?」

束「こっちも作戦会議だよ☆【布仏海人奪還計画】発動だよ!!」

千冬「素直に私のルートを待てば…」

束「あれ?ちーちゃん気づいてない?」

千冬「???」

束「これクラ・千冬ルートになってて、次回ちーちゃんのエンド予定なんだよ??」

千冬「……!?どーゆーことだぁ#マスタァァァァ!!!」

仏「お、落ち着いてください!少し前に大幅予定変更しましたと書いてたアレですよ^_^;)」

束「そゆこと~」

千冬「では私は次回で終わりと…」

仏「千冬さんはあちこちで活躍してましたし…唯一エンドが2つあるのがスゴいとこですね」

千冬「唯一エンド2つか…む?簪はどうなったんだ?」

簪「今回はBADのみで…」

千冬「うぉ…いつの間に。だがそれで良いのか簪は?」

簪「次作ヒロイン確定☆次作はマルチエンドにしないらしいから完全に私勝ち組☆」

千冬「ま~す~た~#」

仏「私もつい最近聞かされたんです!!」
千冬「ということは鏡がラストを飾るわけか…」

仏「表向きそうなりますね」

千冬「表向き?」

仏「もはやバレバレですが、裏ヒロインたちの話しもジワジワ進めてますからね」

千冬「裏ヒロイン…『たち』!?」

仏「千冬さん…後書きあまり読まれて無いですね?」

千冬「…」

仏「まぁそれは置いといて…」

束「次回ちーちゃんと私大活躍だよ☆」

仏「2人が徒党を組んだら正直誰も止められませんて…」

 まぁそんなこんなで次回もお楽しみに~★☆

束「ひそひそ(マスタ~例の件もよろしくね☆」

仏「ひそひそ(あちらのOKも既に貰っとりますぜ★)」

束「ムフフ…次は期待してるからね★」

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