布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

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お待たせしました!ナギルート最新話になります!!

ナギ大健闘なり☆


ナギルート 四話 海人&ナギvs簪&本音

「本音が前衛、簪が後衛か…」

 

「そっちはやっぱ、おにいちゃんが前衛にくるよね~」

 

 試合開始の合図を前に兄妹が相対する…向こうは打鉄をどちらも纏い、こちらは俺が蒼龍を、ナギさんはラファールを身に纏っている。

 正直五分の戦いだと思っている。本音と簪は付き合いが長いのもあり、意志疎通ができていて、連携が上手く、ちょっとでも気を抜けば阿吽の呼吸でシールドエネルギーを削ってくるだろう…

 

 試合開始のブザーがなる。

 

 試合開始とともに簪はその位置からアサルトライフル【焔備】を海人に向け連射、本音はブレード【葵】から【焔備】へと切り替え、後退しながら海人への射撃を行う。

 

 襲いかかる銃弾の嵐に、海人は【蒼華】のシールドビットを2機増やし、【流星刃】も使い、弾を弾きながら本音を追う。

 

「はっ、海人さん!」

 

 一歩出遅れたナギも展開していたアサルトライフル【ヴェント】で手前に居る本音に対して射撃を開始する。

 

「くっ、かがみんも良い弾撃ってくるなぁ~」

 

「本音!散!」

 

「オッケー☆かんちゃん!」

 

 本音と簪が合流するかというところで左右に散開し、海人に的を絞らせない。

 簪&本音チームの作戦としてはこうだ。これで海人が追ってきた方は防御に集中し、海人を足止め+時間稼ぎをする。その間にもう一人が先にナギを倒すというものである。

 

【海人vs本音サイド】

 

「こっち来ちゃったんだね~おにいちゃん」

 

「悪いがのんびり話してる時間はない最初ので結構削られたし、一瞬で決める」

 

 言うやいなや、ボムビット2機を本音の後ろに配置し、流星刃を振りかぶる。

 

「やめて!おにいちゃん!」

 

「なっ…!?」

 

 振り下ろそうとしたところで掛けられた本音からの言葉に海人は流星刃を止めてしまい…

 

「スキあり★なんだよ~」

 

 本音の葵での一撃を受けてしまう。

 

「本音…今のはさすがにないわぁ~」

 

「秘技、妹ガードなのだぁ~!!」

 

「ふふふ…(そっちがそうくるなら…)本音、そんな悪い子にはお仕置きだ。。1週…いや、1ヶ月、食後のデザート抜きな」

 

「え?(゜∇゜)…えぇ( ̄■ ̄;)!!?」

 

キンッ

「スキあり…ついでにおまけだ!」

ボボーン!!

 

「フギァッ!!」

 

 居合い一刀、おまけにボムビット2機の爆撃により、本音のシールドエネルギーが0となる。

 

「よし!ナギさんの応援に行かないと!」

 

【ナギvs簪サイド】

 

 本音の方に海人が向かうと同時に、簪はターゲットをナギに切り替え、焔備でヴェントの武器破壊を狙う。

 相対するナギも撃ち返してはいるものの、相手は日本の代表候補生…ともに量産機とはいえ実力差は覆せず、シールドエネルギーを削られていき、ついにはヴェントを破壊されてしまう。

 

「ツゥ。。これはもう駄目ね…」

 

「…一気に削り落と『フギァッ!!』…本音!?」

 

 簪がこのままナギを撃ち落とそうしたところで本音が海人にやられたのに気づいた簪は「2対1はマズい!」と武器を葵に切り替え、イグニッション・ブーストでナギへと迫り、その勢いのまま無防備なナギを切り落とそうと葵をなぎ払うが…

 

「えっ?いない!?…ウガッ!!?」

 

 突如受けた背面からの衝撃に飛ばされ、そのままアリーナの壁にぶつかる簪…何が起きたのか分からず、正面を見るとブレードを振り抜いたナギが立っていた。

 

~管制室にて~

 

「えっ?今何が起きたんですか!?」

 

「今のは…【縮地】か?まだ未完成の様ではあるが形には成っていたな」

 

【海人サイド】

 

 やった!早速練習の結果が出た…今大会に向けて、ナギさんには射撃精度と回避能力の向上、あとイグニッション・ブーストと今見せた技の1つ※【縮地】の習得に集中してもらった。

 

 ナギさんが陸上部だというのを聞いて考えたものだ。足下、膝にかなりの負荷がかかり、素人が簡単に出来るものではないが…ナギさんの足下の筋肉は素晴らしく、ISの補助も入れればイケる!と覚えてもらった。残念ながらイグニッション・ブーストの方は間に合わなかったけど、縮地は何とか形に成った。

 

※古武術にある高速移動歩法の一つで、直線的なイグニッション・ブーストと違い慣れれば前後左右全方位にも行えるのが利点である。

 

「くっ…まだ…!!」

 

「いや、これまでだ」

 

 簪が上を向くと、ビームビット4機に【無龍】を構えた海人が簪を見下ろしていた。

 

「…降参します」

 

「それまで!勝者、布仏海人&鏡ナギペア!」

 




虚「本音?いらっしゃい。。」

本音「お、おねえちゃん!?待って!あれは…」

虚「本音?二度も言わせるの?」

本音「…はい。。」

虚「すみません…今日は2人はあがってもらって結構です」

パタン

 生徒会室の扉が閉まり、楯無と海人は廊下に残される。

楯無「海人君…本音ちゃんは何しでかしたの?」

海人「…たまには心を鬼にして…これも本音の為だ…」

楯無「海人君…」

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