布仏家長男のIS物語   作:仏のマスター

69 / 78
読みやすくするため編集致しました!
今までに書いてた裏ルートをまとめてナギエンドの後に持ってきただけでございます(>_<)最新話ではございません★


一話の前書き
裏ルート…メインヒロイン登場回になります!
はたして何人の方が正解に辿り着いていたでしょうか?(一応勘のいい人には分かるように書いてはいました)





裏ルート プロローグ~二話 まとめ

 プロローグ部分

 

「ここはとある喫茶店…今日も迷える子羊たちがやって来る…」

 

 

 

 Infinite Stratos~布仏家長男のIS物語~裏物語【とある喫茶店マスターの恋物語】

 

 

 

「とある喫茶店マスター…ISで喫茶店というと、ラウラさんとシャルロットさんがメイド&執事になったあのメイド喫茶ですか?」

 

「ん?何言ってるの仏?私の作品で喫茶店といえばここでしょ☆こ~こ↓( ̄∀ ̄)↓」

 

「…マスター…申し訳有りませんが発言の意味が分かりません。。」

 

「またまた~どっかの天災兎は普通に突っぱねて、黒兎の方も断ってたじゃないか!」

 

「まさか…私ですか…?」

 

「他に誰が居るってんだい!」

 

「…」

 

「あんな美女2人のお誘い断っておいて、そんなにあの子が良いんだ?」

 

「…はい」

 

「なら私としてはもう書く未来しかなかったわけなんだよ」

 

「はぁ。。(全くこのお方は…)しかし、よろしいのですか?」

 

「なにが?」

 

「私はこの世界であなたをサポートする為に生み出された存在です。それがいきなり主人公などと…」

 

「私は仏に恋愛禁止なんて言った覚え無いけど?」

 

「いえ!そうではなくてですね!普通にこんな展開ありなんですか!?」

 

「前に言ったよね…普通では有り得ない事をする…それが私クオリティ★」

 

「…」

 

【開いた口がふさがらない】とは今のような時を言うのか…仏は「いや、ここでナレーションは良いですから」

 

「え~。。とはいえこれはまだプロローグ…物語はこれからだから」

 

「プロローグって…これもう入ってるんですか!?ナギルート最新話の後書きじゃないんですか!?」

 

「んなわけない( ̄∀ ̄)b僕は決め顔でそう言った」

 

「それ物語違いですから!」

 

「そんなこんなで…裏ルート始動致します!」

 

 

「あぁ…(またやらかしていくよこの人は…)」

 

 

「これまで一話からずっと私の作品を読んでくれてる皆様☆…ありがと~う!!!私、仏のマスターは今日も1日1日をこの作品とともに歩んでいきます!」

 

「はぁ。。って思ったんですが、これ後書きか活動報告で書く事じゃありません?」

 

「ん?…いやこれがこの物語のプロローグだから★1の1から始めるならそうかもしれないけど、今まで布石もずっと打ち続けて来てたし、こんなスタートもありだよ!既に話しは始まってるんだから…てか作者でありながら私もこの物語限定で登場人物の1人なんだよね☆」

 

「…(ホントこのお方は…)」

 

「さぁいくぜぃ☆お前の花嫁ゲットによう」

 

「作者が味方とかどんなチート…『この作者ヤバいわ』と思われた方…引き返すなら今の内ですよ!」

 

 

 

 ここから一話。

 

「ここはとある喫茶店…今日も迷える子羊たちがやってくる…」

 

 仏です。まさかの私が主人公という形で物語が始まっております。。果たして読者の皆様に楽しんで頂ける話しになるのかどうか…迷える子羊たちを迎える立場だったはずの私が迷える子羊になってしまうとは…

 そんな私が彼女に初めて会ったのは、IS学園入学式の日。仕える主とともに日本にやって来た彼女は主を見送った後、運転手の執事の方と2人で休憩ついでに当店に来店されました。

 

 カランカラン

 

「いらっしゃいま…せ…」

 

 入口から入ってきたのは…メイド服をピシッと着こなし、姿勢も美しく…その雰囲気はその辺のメイド喫茶のアルバイトさんなんかとは比べものにならない程に洗練されたプロフェッショナルだった。。

 彼女の後ろに付いて入ってきた老執事の方も素人には見えない動作で、初めは2人の来店にとても驚いたものです。

 言葉に詰まり、動かない私に…

 

「あれ?もしかして準備中でしたか?確か営業中になっていたと思ったのですが…」

「看板は営業中でしたよチェルシー殿」

「し、失礼しました!営業中です。空いているお席へどうぞ!」

 これが私と彼女の初めての出会い。。今思えば…扉を開けて入ってきた彼女を見た時から、私の一目惚れだったのかもしれない。

 

「先ほどは失礼致しました…改めていらっしゃいませ。」

 

 そう言ってお冷やを2人の前に置く。

 

「御注文はお決まりですか?」

「…私はランチセットを。ドリンクはアッサムのミルクティーで」

「私もランチセットで、ドリンクはダージリンをストレートで」

「畏まりました。少々お待ち下さい」

 

 料理をしながらチラリと彼女の方を見る。窓際に座った彼女は、椅子に座った姿も絵になっていて、私が最初に思ったのは「もし、彼女みたいな子がウチでウェイトレスをしてくれていたら…」だった。

 それまでは料理の修行も兼ねて海人君がたまに空いた時間にバイトに来ていたのだが、彼がIS学園に入学することになってからというもの、また1人で切り盛りをしていたからである。

 

「お待たせ致しました。ランチセットに、アッサムのミルクティーとダージリンのストレートでございます」

「ありがとうございます(…良い香りです)」

「…(…これは…)」

 

 カウンターに戻った後…2人の席を見ていると、2人は紅茶を一口含み、驚いたような、考えるような顔をした後に、2人で少し会話をして、静かに料理を食べ始めた。

 料理が食べ終わり、歓談に入ったところで、今私が一番の自信を持って出すオリジナルブレンドのコーヒーを2人の前にそっと置いた。

 

「えっと…これは注文した覚えは無いのですが。。」

「当店からのサービスで御座います。宜しければアフターコーヒーとしてどうぞ」

「よろしいのですかな?」

「はい」ニコッ

 

 カウンターへ戻る。私の戦いはここから始まった。

 

 

 

 IS学園までセシリアお嬢様をお送りした後、飛行機の搭乗時刻にまだ時間があった為、私たちは軽く昼食を取ろうということになりました。

 

「どこかゆったり出来そうなお店でもあれば……」

「あちらのお店なんてどうでしょう? 昔ながらの喫茶店っといった感じがしますね」

 

 市街地へ入る前に、ポツリと建った喫茶店が見えた。何か惹かれるモノを感じた私たちはそのお店へと入店する。

 入店して思ったのは、外見同様昔ながらの内装にクラシック音楽の流れる落ち着いたお店で、良い印象を覚えました。

 しかし、入店したものの反応が無かったので、中を見回していると……カウンターにこちらを見つめる男性がいらっしゃいました。

 

「――あれ? もしかして準備中でしたか? 確か営業中になっていたと思ったのですが……」

「看板は営業中でしたよチェルシー殿」

「し、失礼しました! 営業中です。空いているお席へどうぞ!」

 

 これが私と彼の初めての出会い。この時はまさかあんな事になろうとは、全くもって思ってはいませんでした…………

 

 慌ててこちらへとやってきた彼……マスターでしょうか? 見た感じ、まだお若い方でしたので別にマスターが居るのかと思いましたが、注文した後に彼が調理を始めたので、彼がマスターなのだと分かりました。

……しばらくして、料理が運ばれてきました。

 

「お待たせ致しました。ランチセットに、アッサムのミルクティーとダージリンのストレートでございます」

「ありがとうございます(……良い香りです)」

「…………(……これは)」

 

 最初、マスターの彼を見て料理の方は余り期待していませんでした……しかし、並べられた料理と紅茶の香りに私たちは驚く事になります。

 この時、不覚にも小さくお腹がカワイイ音を鳴らしてしまったのはマスターには秘密です★……聞こえてなかったですよね?「ふふふ、私には聞こえて――いえ、何でもありません」……不穏な事を言いそうになった執事長は置いといて、料理は香りだけでなく味も一級品でした! 私も料理と紅茶を入れる事には自信がありましたが、正直負けたと思いました。

 

「当店からのサービスで御座います。宜しければアフターコーヒーとしてどうぞ」

 

 そっと置かれたアフターコーヒー。これもまたとても良い香りがして、私の鼻腔をくすぐり、一口飲んだところで……私は今までに無いモノを感じました。

 紅茶に関しては私も一級品の腕前と自負していますが……セシリアお嬢様が紅茶ほどコーヒーを飲まれないのもあり、まだ執事長から学んでいる最中なのですが、これはレベルの違いを感じさせる一杯で……「これだ」……と私は私の理想とする味に出会った。

 

 執事長の方を見ると、考え込む顔をして出されたコーヒーを眺め……一口、また一口と飲みながら、ブツブツと呟いていらっしゃいます。

 

「かなり悩まれている様子ですが、どうされました?」

「いえ……どの豆をブレンドしたのかと探っているのですがどうも分からずじまいでして……」

「執事長ほどの方でも分からないのですか!?」

 

 

 これでも執事長は幾つかのライセンスを持たれていて、インストラクターの資格もあり、部屋には過去にバリスタグランプリで優勝したトロフィーも飾られているくらいのお方です。

 

「キリマンジャロがベースになっているのは分かるのですが……他がどうもあいまいで……」

「…………」

 

 執事長ですら悩ませるこの味……そして私の理想とも言えるコーヒーに……私はカウンターに立つマスターを見た。

 




一話の後書き
もう、分かりましたよね☆
ヒロイン…オルコット家メイドのチェルシー・ブランケット始動致します!

二話の後書き
※外伝の最新話(真剣で筋肉に恋しなさい!!)の後書きの続きになります
???「ずぅ~んっっっ」
仏「…………」
???「ずぅ~んっっっ」
仏「……あの、ご注文は?」
???「…………」

 黒いオーラを発しながら、カウンターに突っ伏す少女……更新を待つもう一人のヒロインの少女である。

???「更新再開された♪ って思ったらチェルシーさんの方なんですね……」
チェルシー「す、すみません……私も更新されないな~と思ってはいたのですが……」
仏「マスタ~~!! つ、次こそは! 次こそはナギルート最新話をぉぉぉ~~」
ナギ「早く書いて下さいね★ニコッ」


 とりあえず外伝完結を第一に後は平行してアップしていこうかと思っています★

+外伝の筋肉エンド中編に少しだけ続きがあるとか……( ̄ー ̄)




▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。