キョンに憑依した彼。

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息抜き。



異世界人であるジョン・スミス

サンタクロースをいつまで信じていたか、なんてたわいもないどうでもいい世間話を仮にするとするならば、それじゃ俺はいつのいつまで信じていたか、というとこれまた驚きであるが今の今でも信じている、と心の底から言おうと思う。

幼稚園の頃のクリスマスサンタは園長だったし、家で見るサンタは父親で、はて、これは子供であってもサンタは存在しない、なんて事実に気づくのは明白なわけであるが、しかして、俺は普通とは違う一点があり、それを否定することなんて出来なかった。

 

それがなんなのか、というとまあこれは世間話ではいえないし、言っても間違いなく引かれる類のものであり、言えない、ということはまあなんというかだ。結局意味の無い要素かもしれない。けれども我思う、故に我あり、などという昔の偉い人が考えた台詞は俺の今の現状を表していて、それはどうしようもないくらい億劫な日々を表しているのであって。

そう、俺はあだ名でキョン、と呼ばれている。聞いたことはないだろうか?ないだろうな。だってその物語はこの世界には存在しないんだから。

異世界人であり、憑依者。そう、あのハルヒシリーズの主人公キョンに憑依してしまったのが俺だ。

 

ここ、笑うとこ?

 

 

 

 

薄ら寒い、まるで俺の一日をバカにしてるかのような、そんなくそったれな中途半端な季節、4月。全く何で偉い人はこんな中途半端な季節を入学式にしたんだか、と思わず心の中で愚痴ること数回。まあそんなことをしても俺にはなんの能力もないから、何の意味も無いわけだが。それでも心の中で愚痴ることくらいは神様でも許してくれるだろう。最も、この世界の神様はロクな奴じゃないが。

 

そんなこんなでクラス発表。何故か分からんがなんらかの意思か、それともまるで運命か。俺はかの珍名人である涼宮ハルヒと同じ学校に入学していた。

 

はいはっけーん、嫌な予感的中!俺の持つクラス名簿には確かにハルヒ、と書かれた文字が。なんというか、ここまで来ると運命がハルヒを呼んでいる、という感じがするね。あながち間違いでもない。

 

まあ、結局俺は異世界人であっても何の能力もないわけで。無難な挨拶でクラスメイトに自身の紹介を終わらした。原作と違っていてくれよな!おっす、オラキョン!なんて思うくらいには、俺はハッキリいってあせっている。あの台詞は聞きたくない。もしそうだとしたら、この世界はハルヒシリーズの世界であると認めているようなもんだからだ。んなもんイヤにきまってら。

 

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私の元に来なさい。以上。」

スゥーっと引かれる空気。思った以上に痛々しいが、まるでハルヒは知らぬ顔、コイツのメンタルはどうなってるんだ?というかこれは流石にきつい。この空気を年がら年中頭お花畑と一緒に味わうことになるとか、原作キョンはどれだけとんでもメンタルなのやら。俺のような凡才には耐えれそうにないし、関わらないでおこう。もう俺の目の前には現れないでくれよ。俺は異世界人でこそあるが、特に重要な伏線とかもないんだ。そういうのは某まっがーれに任せるべきだし、俺が関わることではない。

というわけでSOS団、フォーエバ~。

 

 

まあ、結局俺はSOS団に入り、色々な不思議体験をすることになるのだが…。




ハルヒっぽく書いたら文字数がえげつないことになる。
序盤も序盤だがここで打ち止め。

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