九十八 再び京都
ディオドラの騒動が過ぎてしばらく。
俺は今、京都にいる。
今月、駒王学園の二年生は修学旅行で京都に来ているのだ。
で、俺、アーシア、松田、元浜、祐斗、ゼノヴィア、イリナ。
レイランたち四人を加えて、京都を満喫することになった。
まぁ、レイランたちは京都出身だから、久々の地元。張り切っていた。
リアスの姉ちゃんたちは寂しそうにしていたから、慰めるのに必死だった。
《忍》のメンバーは駒王町に待機させてある。
向こうで何かあった際に連絡が取りやすいようにしてある。
アザゼルのおっちゃんは新幹線の中で京都をどう過ごすか考えていた。
舞妓さんと遊ぶとかどうとか、教員としてどうなんだろうか?
で、新しくリアスの姉ちゃんの眷属になったロスヴァイセの姉ちゃんも教員となった。
入って早々、生徒たちにに人気が出てきた。
アザゼルのおっちゃんの振る舞いに少し参っているけどね。
京都は神聖な場所だから悪魔はあまりよくないと思われていたけど、
特殊なパスで聖なるダメージは防いでいる。
京都についた途端、アーシア、ゼノヴィア、イリナは京都の姿に感動していた。
よほど楽しみにしていたからなぁ。
で、ホテルで荷物を置いて、自由行動となり早速神社めぐりに出発した。
ちなみにホテルはすごく豪華だった。
でも俺の部屋だけ少し質素な部屋だった。
冥界関係者と連絡が取りやすいように準備していて、
たまたま俺一人だけペアがいなかったのでこうなった。
まぁ、こういう部屋は慣れているし、むしろ一人部屋はいろいろ楽だ。
さて、自由行動のメンバーは
俺、アーシア、ゼノヴィア、イリナ、松田、元浜、桐生の七人組だ。
レイランたちは別行動。
桐生は京都を回るために色々調べてくれた。
俺は一度来ているから、わかるけどその他五人は初めてだからサポートしてくれる。
松田はカメラを持って写真をとっていた。
主に女の子の。
伏見稲荷のお社に着いた。
みんなしてお願いごとをするために、お賽銭を入れてパンパンと手を鳴らして拝んだ。
俺のお願い事は、平和が続きますように、だ。
とみんなでお願い事を終えて、次に行こうとした。
その時俺は視線を感じた。
俺やゼノヴィア、イリナは気付いている。
だか、敵意ではない、むしろ友好的な視線だ。
そこに現れたのは小学低学年ぐらいの小さい子供だった。
俺はその子を知っている、いや覚えていて当然だな。
「久しぶりじゃな、イッセー!!」
「おう、久しぶりだ。九重」
キツネ耳の女の子、その子は京都を守る九尾の娘。
お久しぶりです。
大学も無事合格しまして、今落ち着いたところです。
月更新となりますが、またよろしくお願いします。
今回は久しぶりなのであまり会話がないですが、
徐々に増やしていきたいと思っています。
では、これにて。