GGOで好き勝手書いてみた短編集   作:rockless

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初対人戦闘を終えたレンに次なる試練が・・・


レンちゃん危機一髪?!

 不慮の遭遇により、プレイヤーと戦闘に発展。それに勝利したレン

 

「これ、使えるかも・・・っ!」

 

 自身の着衣のカラーが現在位置の砂漠の保護色となり、視認されにくいことに気付くと同時に、聞き慣れない音が耳に入ってくる

 

「エンジン音?誰かがこっちに向かってくる?」

 

 ―さっきのやつらの仲間?いや・・・

 

 音の聞こえてくる方向に、レンは頭の中に浮かんだ可能性を否定する。その音は先ほどのプレイヤーたちがやってきた方向とは逆から聞こえてきていた

 

 ―もっと遠くで狩りをしてた人が、帰り道にここを通るんだ・・・さっきのでプレイヤー殺しちゃったし、それが1人増えるだけ・・・

 

 先ほどの戦闘で自信がついたレンは、続けてPKをすることを決める

 奇襲するために地面に伏せて身を隠し、エンジン音が近付いてくるのを待つ

 

 ―よーし、やってやる!

 

 少しすると、砂埃を巻き上げながら走る3輪バギーがレンの視界に入ってきた。レンはバギーの進路を読み、タイミングを計り・・・

 

 ―今!

 

 バッと起き上がり、AGIに任せた高速ダッシュでバギーの左側から突っ込む。距離が目測で30メートルほどから射撃を開始するが、数発撃った弾が光弾防護フィールドに防がれる。しかし、例えそれが無かったとしても、自身の射撃が全て相手に当たらないコースであることにレンは気付き、顔を顰める

 

 ―なんで?!バレットサークルのほとんどが相手に被っても命中コースに弾が飛んでいかない?!

 

 自身がダッシュしながら、走行中のバギーの運転者を狙った射撃のため、バレットサークルが大きい状態で狙いが定まらないのは仕方が無いことだが、それでも今までにない現象に、レンは疑問を持った

 射撃を受けたことで、襲撃に気付いたバギーの運転者は、逃走を図ろうとアクセルを吹かしバギーを加速させた

 

 ―それでも、近付けば・・・

 

 対してレンは弾道の疑問は一旦置いておき、まずは光弾防護フィールドを抜ける距離まで近付くことを優先させようと射撃を止めてダッシュに専念する

 

「っ?!」

 

 っと次の瞬間、レンの頭に向かってバレットラインが伸びる。バギーの運転者が左手でデザートイーグルを構えていた。即座に横に跳び弾丸を回避したレンに、再度バレットラインが伸びる

 

 ―近づけない?!なら・・・

 

 先ほどの戦闘と違い、完全に自身が捕捉されていることを悟ったレン。すぐに作戦を閃き、バギーの後方に入って砂埃に紛れ、運転者から隠れる。そのままバギーの右側へ出て、AGIをフルに使った全力疾走でバギーに追いつく

 

 ―左手に持った銃で右側後方のこの位置は撃てないはず

 

 そう思ったレンは銃を構えた。左手に持った銃をこの方向に構えるのは、かなり無理な体勢を取らねばならない。なぜなら、右手はハンドルにあるアクセルを握っていなければ、バギーが止まってしまうからだ

 

 ―この距離なら防護フィールドも抜ける!取った!

 

 勝利を確信し引き金を引く・・・まさにそのとき、バギーが急減速した

 

「えっ?!ちょ、まっ、グヘェ」

 

 バギーの減速に対応できず、レンは猛スピードでバギーの右後輪のカウルに突っ込んだ。ぶつかった勢いのまま空中を舞い、バギーの前方に落下した。衝撃で目を回したレンに、バギーがゆっくりと近付いて止まり、運転者が右手に持ち替えたデザートイーグルをレンに向ける

 

「1人でよく頑張ったけど、ちょっと詰めが甘かったな」

 

「っ!」

 

 デザートイーグルの引き金に指がかかり、銃口からレンの額にバレットラインが伸びる

 

 ―あとちょっとだったのに、悔しいよっ!!

 

 負けの悔しさから、ギュッと瞑ったレンの目から涙が一筋流れた

 

 しかしここでよく考えてほしい。GGOでは珍しいレンのロリアバターで、そんな表情をするとどう見えるのか?

 

「・・・その見た目でそれはズルイだろ」

 

 どう見ても子どもをいじめているようにしか見えないこの状況に、襲われた側のバギーの運転者が居た堪れない気持ちになり、苦々しく言葉を漏らした

 やがて、引き金から指を離して、バツの悪そうにため息をついた。レンはそれに対し、止めは刺されないようだと、倒れている状態から上半身を起き上がらせる

 

「にしても、PKやるなら実弾銃だろ。チュートリアルやってないのか?」

 

「やったけど・・・初めてフィールドで他の人と出会ったから、とにかく戦わないとって」

 

 呆れ半分に話すバギーの運転者に、レンは負けたショックで凹みつつ返す

 

「はぁ、マジかよ・・・初めての遭遇戦を単独でここまで・・・末恐ろしいな」

 

「そうなの?負けちゃったから実感無いけど」

 

「自分で言うのもなんだが、俺はレアドロ目的のMOB狩りメインのソロプレイヤーだけど、フィールドに出たらほぼ毎回襲撃されるが、もうかれこれ半年以上はキルされてないからな。正直ここまで接近されたのも初だ。久々にヤベッて思ったな」

 

「そうなんだ・・・」

 

 励ましの言葉を受けてレンの表情に明るさが戻り、表情には出さないが内心でホッと一安心したバギーの運転者であった

 

 そうして、その場がやや和やかな空気になる

 

 が、そこに招かれざる客が・・・

 

「ったく、今日はツイてないな!」

 

 バギーのエンジン音よりも大きな重低音を響かせ、小型の軍用トラックが2輌、猛スピードでこの場に突撃してくる。荷台にはそれぞれ2人のプレイヤーが自動小銃を装備して射撃の態勢をとっていた

 

 急いでバギーのエンジンを掛け直し、バギーを発進させる運転者。運転者はちゃんと避けるつもりでハンドルを切っていたが、右後輪に轢かれると思ったレンは、咄嗟に後部座席に置いてある大きなケースに飛び乗った

 

「おいおい、付き合う必要はないぜ?」

 

「あ、あのまま置いてかれても助かる保障なかったし!!」

 

 ―しまったー。轢かれそうだったからつい飛び乗っちゃったけど、逃げる選択肢もあったんだ・・・

 

 どう考えても狙いが目の前のプレイヤーなのだから、逃げて砂漠に隠れたほうが生存確率は高かったことを、レンは後悔する

 

「ま、まぁ、やられたのに止めを刺さないでもらった借りも、あるわけだし?」

 

 銃を構えつつ顔を逸らし、判断を誤ったことを誤魔化すレンだった

 そうこうしているうちに、2輌の軍用トラックがバギーに追いついた。それぞれバギーの左右斜め後方に位置取り、荷台の4人が個々に装備している自動小銃を狙いをバギーに定める

 

「ここであったが百年目!!お前をふち殺してアイテムゲットだぜ!!」

 

「おうおうツレがいんぜ?!彼女と狩場デートか?!リア充爆発しろ!!」

 

 遠目からでも女の子だとわかるレンの姿に、襲撃者たちは一層いきり立って、バギーに向かって射撃を始める

 

「ひぃー、あ、あたっ、当たる?!やられるー?!」

 

「やられるかよ!!」

 

 4丁の自動小銃から発射される弾を避けるバギー。揺れるケースの上で器用に頭を守るように伏せるレンが半ばパニック気味に叫ぶ

 

「全部5.56×45か。スコードロンで弾統一して弾薬費節約か」

 

 避けながらも運転者は相手の装備を観察する

 

「昔のCMでもあったしな。『よーくかんがえよー、おかねはだいじだよー♪』ってな」

 

「反撃しないの?!」

 

 一方的に撃たれながらも暢気に歌ってる運転者にレンがツッコミを入れる

 

「まぁ慌てんなよ。相手の観察は戦闘の基本だ」

 

 襲撃者たちのトラックは、荷台のプレイヤーを守るために装甲板が設置されていて、簡易的なガントラック化されていた。キャビンの窓にも同様に、運転に必要な最低限の視界を確保した上で装甲板が付けられていて、装甲板を避けつつガラスを抜いて運転者を狙うのは角度的に不可能であった。エンジンや燃料タンクは、軍用トラックであるため堅牢に守られていて破壊は不可能。タイヤを狙っても、軍用トラックのタイヤはパンクしてもある程度の距離は走行ができるような構造になっている

 

 はっきり言って、44口径のデザートイーグルでは手も足も出ない相手であった

 

「ハァー、コレ高いから使いたくないんだけど・・・ま、仕方ないか」

 

 デザートイーグルの代わりに、ストラップで肩から腰辺りに提げているモノを左手で取る。そのまま親指で安全装置を解除した

 

「なにそのへんなの?」

 

 ピストルグリップにフォアグリップ、ショルダーストックと一見サブマシンガンに見えるが、しかしマガジンが無く、照準具が側面に付いている・・・

 

「M320グレネードランチャー」

 

 レンの問いに答えると同時に、左後方のトラックにそれを向ける

 

「吹っ飛べ」

 

 相手のトラックが左ハンドルの為、フロントウィンドウのやや左側を狙って榴弾を撃ち込む。運転席前の装甲板とガラス、屋根などが吹き飛んだ。運転していたプレイヤーも死亡し、誰もいない運転席が露になる

 

「やった!」

 

「ってか借りを返すって言ったよね?とりあえず弾込めなおすから、右の相手してくんね?」

 

 減速して離れていくトラックに小さくガッツポーズをするレンに、運転者が片手でランチャーの薬室を開けながら言う

 

「乗り物相手なら光学銃のほうが比較的ダメージ通るんだから、適当に応戦してて」

 

「う、うん、わかったよ」

 

 レンはケースに伏せたまま銃を構え、トラックに向かって撃ち始める。ペチペチとトラックに弾が命中するも、全く相手にされていなかった

 

「効果が感じれないんだけど・・・」

 

「そりゃー軍用トラックだし耐久値高ぇからなー。ある程度までは無視するよ」

 

「むぅー」

 

 不機嫌そうに頬を膨らませるレン。とはいえ、運転者が右手でハンドルとアクセルを操作してバギーを走らせて射撃を避けつつ、左手でグレネード弾の装填をしている様を見ていると、これ以上文句も言えなかった

 

 そこでレンはふと思い出す・・・

 

 ―そういえば私もグレネード持ってたな・・・

 

 っと・・・本来の目的だったMOB狩り用に使用するためにトラップ用とは別に投擲用のハンドグレネードを用意していたのだ

 レンは射撃を止めて、ウィンドウを操作してストレージからハンドグレネードを出す。そしてなんと揺れるバギーの中、ケースの上に立ち上がると・・・

 

「てやぁーっ!」

 

 なんて声を上げながらトラックに向かって、スイッチを入れたハンドグレネードを力いっぱい投げた

 投擲されたハンドグレネードは、やや高めにトラックまで飛んでいき、キャビンの屋根でワンバウンドして荷台へ・・・

 

「なかなかエグイことするなぁ・・・南無南無」

 

 運転者が呟くと同時に、トラックの荷台でハンドグレネードが爆発した。爆発により荷台のプレイヤー2名はもちろん死亡。トラックの燃料タンクも破壊されて燃料に引火し爆発。運転席のプレイヤーまでも死亡した

 恨みを買うと面倒なので、襲撃者でもやり過ぎず、適度にあしらうようにしている運転者は、レンの行為にドン引きする

 

「やったぁー!」

 

 運転者の心情などお構い無しに大喜びのレンだった

 

 ともあれ、襲撃者を返り討ちにした2人だった・・・

 

 

 グロッケンに戻ってきた2人

 

「おっと、ついそのまま連れてきてしまった。悪い」

 

「ううん、別にいいよ」

 

 運転者のいつもの癖で、レンを乗せたままで付き合いのある個人ショップ『ブラックアロー』の前にバギーが止まる

 ケースの上からレンがピョンと飛び降り、運転者がそのケースをバギーから降ろし、店に向かう

 

「じゃあな、戦友」

 

 なんてカッコつけて別れの言葉を言って店に入る運転者だったが、その後ろにレンもついて行く

 

「いらっしゃい・・・っておぉ、来たか」

 

「おぉ来たぜ。買い取り頼む」

 

 店内のカウンターでだらけていた店主が、ケースと一緒に入店してきたのを見て喜色を浮かべた

 

「あら、ラッシュじゃない?久しぶりね」

 

「シノンか。最近結構有名になってきてんな。冥界の女神サン?」

 

「もう、やめてよ」

 

 店内にいたお客、シノンもそれに気付きやってくる。以前の一件以来、消耗品はここで揃えるようにしていて、なんだかんだで常連となっているシノンである

 

「「・・・」」

 

 そして2人はレンの姿に気付き、ジト目を向けた。おい、どこで攫ってきたこの子?っと・・・そこで初めて運転者、ラッシュはレンがまだついて来ていたことに気付く

 

「うおっ?!なんでまだいるんだ?さっき別れたろ?」

 

「いやー、ケースの中身はなんだろうなぁーって」

 

「あぁ、そういうことか・・・ま、いっか」

 

「いやいや、まずお前らどういう関係よ?」

 

 店主が耐え切れず問い質す

 

「1人で果敢に襲撃してきたPK。ぶっちゃけ強いし・・・エグイ」

 

 ハンドグレネードの件を思い出し、嫌な表情になるラッシュ

 

「今日初めてだったらしいけど、バギーを止めるくらいには追い詰められた」

 

「へぇー、そりゃすごいな」

 

「このナリだから止め刺すのも気が引けてたら別のが来て・・・軍用トラック2台だぜ?マジついてねぇよ」

 

「襲撃遭遇率150%は伊達じゃねぇな」

 

 フィールドに出ると100%の確率で1度は襲撃され、さらに50%の確率で2回目の襲撃に遭うという。治安の悪い都市のコピペのような日常であった・・・

 

「ぶっちゃけ今回は不漁だな」

 

 っと言い訳をしつつラッシュがケースをカウンターに置いた。シノンも見ながら店主がケースを開けた

 

「確かにあんまりだな」

 

「前のところが使えたらいいんだけどなー」

 

「まぁ、仕方が無いだろ。億レジットの狩場なんだから」

 

「億れじっと?」

 

 唯一事情を知らないレンが聞いた

 

「第2回BoBの前。俺がとある高性能銃を2種類ここに卸した。それの販売価格が2丁合わせて1億クレジットに達したって話」

 

「1億クレジットって・・・100万円?!」

 

「ホント対人戦専門のプレイヤーの欲は底なしだよ。取引の情報は漏らしてないのに噂って怖いよな。以来、その狩場は億レジットの狩場と呼ばれて、ラッシュみたいなレアドロ漁りのプレイヤーが取り合う、超ホットスポット化したってわけ」

 

「取り合いになり過ぎて、MOB狩りと対人戦を同時にしてるようなもんだ。弾がいくらあっても足りゃあしない」

 

 なんて話ながらも、ケースから銃が取り出されてカウンターに並べられていく

 

「アサルトライフルはAK-47、AK-74の外国版ばっかだな」

 

「AK-47・・・アイドルみたいな名前」

 

「鉄板のボケをありがとう」

 

 レンのボケに場がホッコリとした。銃がメインのGGOでは某芸人の『ネットのヤホ●で検索』並みのテンプレのボケである

 

「ギネスにも載ってる有名な銃よ。元はソ連が開発した銃なんだけど、砂漠でもジャングルでも、どこでも使えるから色んな国がそれを基にした銃を設計してるのよ」

 

「あとはそんな加工精度が求められないから、テロリストが密造してたりな。だから映画とかでの『悪役の銃』だな」

 

「ふーん・・・」

 

 特に興味惹かれる内容ではなかったのか、シノンとラッシュの解説をレンは聞き流していた

 

「それで、サブマシンガンは・・・UZIか。こっちも悪役系か・・・売れっかなー?」

 

 そんな感じで全ての銃がケースから出された

 

「っで?ストレージは?」

 

「ん、今出す」

 

 ラッシュがウィンドウを操作してストレージから1丁の狙撃銃を出す

 

「ドラグノフ~」

 

「「知ってた」」

 

 店主とシノンが驚く素振りも見せず言った。AKシリーズの銃がケースから大量に出てきた時点で、この流れは容易に予想できたことだった

 反応が薄い2人に凹みつつ、もう1丁・・・

 

「VSS~」

 

「「知ってた」」

 

「お願いだから、もうちょっといい反応して・・・」

 

 ラッシュとしては、必死こいてドロップさせた取って置きの銃なのである

 

「あれ?でもちょっと待って。今、セミオートの狙撃銃ってあったかしら?」

 

「そういえば・・・PSG-1やWA2000がドロップしたって話は聞かないな。じゃあ、結構レアか?」

 

「でも・・・」

 

 っとここでスナイパービルドのシノンが少し考え込む

 

「スナイパーの最大の強みは、相手に最初の1射目のバレットラインが見えないことだから、すぐに2射目を撃ててもバレットラインが見えるから回避は可能よ?」

 

「対人戦のプレイヤーには需要が薄いか・・・でもMOB狩りには使えそうだな」

 

「VSSはサイレンサー付きなのはいいけど、それも結局2射目以降はバレットラインでわかるわけだし。あと専用の弾で補給が難しいのがねぇ・・・」

 

「あの、お願いだからそういうのは買い取ってから言って?こっちは結構苦労したのよ?」

 

 なまじ不漁であったことを自覚してる分、強く言えないラッシュであった

 

「全部合わせて10メガ(1000万)ってとこだな。狙撃銃はそれぞれ3メガ(300万)。残りはまとめて4メガ(400万)

 

「かぁー、厳しい」

 

 査定結果にラッシュが項垂れた。しかし、1000万クレジット=10万円なので実は結構な稼ぎである。ちなみに、トッププレイヤーの月当たり(・・・・)の稼ぎが20万~30万円と言われている。ラッシュはその半分を1回のレアドロ漁りで稼いだことになる

 その後、弾代等の消耗品の補充の支払い分を差し引き、900万クレジットで取引を完了させたラッシュであった

 

「またどっか別の狩場でも探しに行くかな・・・荒野、砂漠のダンジョンは行ったし、次は森林、山岳、雪原あたりか?」

 

「あー、そのことなんだが・・・取り戻すって考えはどうだ?」

 

 今後の方針を悩むラッシュに、店主がプランを提案する

 

「今回の件はどうやらお前さんの同業者だけじゃなく、俺のような商人ロールが、対人専門のプレイヤーを傭兵として雇って荒らしてるのもあるっぽいんだわ。あれで俺も結構儲けたからな」

 

「出る杭は打つってか。ネトゲプレイヤーの嫉妬は怖いよな」

 

「それに今後、お前さんがまたいい狩場を見つけたとしてだ。それが噂になってプレイヤーが集中したらまたお前さんは別の狩場を探すのか?」

 

「はいはいわかったって。で、どうすんだよ?同業者も傭兵も皆殺しにでもしろと?俺一人じゃ厳しいぜ?」

 

「いるじゃねーか。ここにもう2人」

 

 っと店主はシノンとレンを見る。急な話に2人、特にレンは驚く

 

「ぶっちゃけあと1人、腕の立つやつが来ねーかなと思ってたところだ。報酬は1人100万クレジットで弾代はこっち持ち。3人だから移動は俺がハンヴィーを出してやろう」

 

「マジか。じゃあミニガン付けようぜ」

 

「ゴメン、それはマジやめて。毎分3000発で破産しちゃう」

 

「そこはブローニングM2でしょ。ヘカートⅡと同じ弾なんだから」

 

「M240機関銃で勘弁してください・・・」

 

 ―あ、あれ?私だけ?違和感持ってるの私だけなの?!

 

 いつの間にか自身の参加が決まっていること、誰もそれに異議を申さないことにレンはさらに驚く

 

「あ、あの!本当に私も参加するの・・・?」

 

「嫌か?」

 

 うーん・・・っとレンは考え込む

 

「今日初めてPKをしてどうだった?俺に負けてどう思った?」

 

 もっと上へ・・・強くなりたくはないか、おチビさん?

 

 ラッシュの言葉に、レンのモヤモヤした感情は吹き飛ばされた

 

 ―私は何のためにこの世界に来た?可愛いレンのアバターでいるためだ。今日初めてプレイヤー相手に負けた。殺されなかったけど、悔しかった。もうあんな思いは嫌だ。じゃあフィールドに出ない?そんなリアルの私のような生き方をレンにさせたくない

 

 強さが、ほしい・・・

 

「やる。強くなりたいから」

 

「上出来だ。よっしゃ、勝つぞ!」

 

「「「おーっ!」」」




 っとまぁいい感じのところで終わりましたが、続きの予定はないです。ぶっちゃけ出会いを書きたかっただけなんで
 主人公の名前がなんとなくでラッシュになってしまった・・・由来は単純にゴールドラッシュから

 レン対ラッシュ、LUK型を相手にすると、バレットサークルの中心付近、またはLUK型のアバターへの命中コースに弾が飛ばなくなります。これはLUKによる回避の補正が働いているという設定です。対してラッシュはLUKによる命中の補正で、それと逆のことが起きてます。LUKの補正は、自身が不利な状態な程、強く働くようにできてる・・・という設定
 ラッシュはレンを追い詰めてますが、撃っても弾がもったいないので、バレットラインでの脅しだけで撃つつもりは元からありません。レンの強さと装備が光学銃だったのがチグハグで気になったから声をかけただけです

 ラッシュ&レン対襲撃者。今回の敵の乗り物は軍用トラック。なので使用武器はサブのM320グレネードランチャー。とはいってもデザートイーグルも移動時に使うサブって設定なんですが。メインはまだ考え中
 最後はレンのエグイ手榴弾攻撃でまとめて撃破。アニメでの、あの威力のグレネードを逃げ場のないトラックの荷台に投げ込むエグさ。しびあこ
 
 街パート

 未だに名前の出てこない店主・・・とりあえず解説役でシノンも出しておいた

 前話の高額取引は偶然で、普段は稼ぎはこんなものだったり。おまけに狩場を奪われ、不景気気味
 レンちゃんのボケはGGOでは鉄板なんです!ドラグノフをドラゲナイでセカ●ワ?と並ぶ鉄板ネタなんです!!中の人は2025年で大学1年生なら、2016年で10歳なんでおかしくないし!!

 本日の目玉商品、ドラグノフ狙撃銃とVSS
ドラグノフはホントはマークスマンライフルって種類らしい?けど、本来PDWであるP90がサブマシンガンのカテゴリーになってる(らしい?)ので、細けぇことはいいんだよってことで狙撃銃に分類
 シノンさんのセミオート狙撃銃評価。場所がバレてなくても、システム的に強制で相手の認識下に置かれてしまうのがキツイところ。2射目が当たらないのならボルトアクション式でよくね?強制的にバレるならサイレンサー意味なくね?

 楽しい楽しい戦争のお時間(チーム結成編)
 まぁ前話も今回もバギーに乗った状態での戦闘だったので通常の戦闘も、という布石(書くかは不明だけど)
 店主さんは戦闘はサッパリでも、乗り物を運転するプレイヤースキルはある(まぁ、現実でMTの免許持ってるだけだけど・・・)
 前衛でLUK型のラッシュとAGI型のレン、後衛にスナイパーのシノン、サポートに店主(名前不明)。もし戦争編を書くなら、原作キャラを敵側で出したいな・・・
 レンちゃん覚悟完了。いきなりきっつい実戦なので装備も、おそらくスコーピオンから別のなにかへ・・・AGI型だとマイクロUZI2丁はキツイかなー。毎分1400発×2の鬼仕様。最終的には原作と同じP90になっても、サブがエグイ仕様になるのは間違いない

 イカジャム、アニメ面白いけど、SAOⅡの再放送とクールが被ってて、マザーズロザリオ編見て、ピトの自殺宣言見るのが、なんだかなーって感じ。冬クールにやってたファントムバレット編が終わった春クールに放送したかったんだろうけど、夏クールでいいじゃんって思った
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