GGOで好き勝手書いてみた短編集   作:rockless

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ファントムバレット編、はっじまっるよー


2025年12月
1話


 1人の女性がいた

 

 ―うぅ、やっぱり見られてる・・・ハァ、早く帰りたい

 

 周囲が振り返るほどの高身長・・・スタイルのよさで、颯爽と歩く女性、小比類巻香蓮。GGOでレンのアバターを動かしている女子大生である

 

 ―東京に来れば、何か変わると思ったんだけどなぁ・・・

 

 高身長故に周囲から浮いた存在となり、嫌気が差して半ば無理やり北海道から大学進学と共に上京してきた彼女。しかし価値観が多様化した大都市東京であっても、彼女の高身長は好奇の的であった

 そんな周囲からの視線を不快に感じている香蓮は、帰宅のために駅へと向かう足を早めた

 

 ―今日もGGOに入ろう・・・そういえば今週末は確か大会が・・・BoB、だっけか?どうしようかな・・・シノンさんは出るって言ってたな。店主さんは出たほうがいいって言ってた・・・けど、ラッシュさんは出ないみたいだし・・・この間の戦争は楽しかったなぁ。また一緒に戦いたいなぁ・・・

 

 気付けばネトゲの思い出に浸っている自分がいることに、ちょっとイヤな気分になる

 

 ―ダメだダメだ。これじゃネトゲ廃人一歩手前だ・・・切り替えろ。今はまだ現実世界にいるんだ

 

 足を止め、軽く頭を振って悪い思考を振り払う

 

「ん?」

 

 っと、そんなふと足を止めた場所、そこから見えるビルの間の細い路地、奥でなにかをしてる集団がいた。少し目を凝らしてみると、その集団は制服姿の女子高生であった

 

「朝田さん、また貸してくれない?あたしら友達でしょ」

 

「まだ前の返してもらってないけど・・・」

 

「それは今度返すって」

 

 ―これは所謂、カツアゲというあれですか・・・?うわぁー東京恐ろしー

 

 自身が高身長故、特になにかのスポーツをしていたわけでもないのに体格がよく見えることから、実家が裕福でもそういう方向のトラブルには縁がなかった香蓮。ほんの少しだけその身長に感謝した瞬間であった

 

「いいから、とっとと出せって言ってんだよ!!」

 

 ―どうしよう・・・関わらないのが一番だけど、見ちゃったもんなぁ・・・

 

 空を見上げ、手で顔を覆った香蓮。GGOのレンならば間違いなくほっといて逃げただろう。あれはそういう世界観のゲームでもあるが・・・

 なんて香蓮が躊躇している間に、事態は悪化する。お金を集られている少女が、口を押さえて嘔吐しそうになる。明らかな体調の急変に、香蓮は咄嗟に体が動いた

 

「なに、やってるの、あなたたち・・・?」

 

 路地に足を踏み入れ、声を出す

 

「なにオバサン?関係ないんだから引っ込んでてよ」

 

「その子、嫌がってるじゃない」

 

 ―お、オバサン?!このクソガキが!私はまだ19歳だ!

 

 女子高生の物言いにイラッとするが、GGOでの経験からこの手の言葉に乗るのは悪手であることは身に染みており、サラッと流す

 

「友達同士でじゃれあってるだけじゃん。オバサン、そんなこともわからないの?」

 

「その友達、体調悪そうだけど?友達なら休ませてあげるのが普通じゃない?」

 

「いちいちうっせえんだよ!どっかいけよババア!」

 

 ―あ?今何つったこのガキ?

 

 地元の人付き合いで色々不快な経験をし、耐性のついている香蓮も許容できる範囲というものがある。未だ体調が悪そうな被害少女のことを考えると、早期に事態の解決を図りたかったこともあり、強攻策に出る

 

「言っていいこと悪いことってあるんだよ?」

 

 所謂目の笑ってない笑顔で、カバンを地面に置く。拳の関節をポキポキと鳴らしながら、不良女子高生たちに近付いていく

 

「うっ・・・」

 

「なんかヤバくね?」

 

 やや細身とはいえ体格がある香蓮のその行為に、調子づいていた不良女子高生の気勢が削がれる。もちろん香蓮にケンカの経験などなくハッタリであるが、その体格がそれを感じさせないのだ。本来ならコンプレックスである高身長。しかし、どんな外見も使い方で大きな武器になる。それはGGOで学んだ、現実で使える数少ないことの1つであった

 そして不良女子高生の目の前に立った。不良女子高生はほぼ真上から見下ろされ、圧倒される

 

「オバサンじゃなくてお姉さんでしょ?・・・クソガキ」

 

「っ?!」

 

 最後だけ声を低くして脅すように言う。圧倒されていた不良女子高生は言い返す心が折れ、顔を逸らした

 

「チッ、行こう」

 

「じゃあ朝田さん。また学校で」

 

 逃げるように去っていく不良女子高生。本当にケンカ沙汰にならなくてよかったと、香蓮が内心ホッとする。不良女子高生が路地からいなくなると、香蓮は被害少女に向き直る

 

「あなた、大丈夫?」

 

「はい・・・なんとか・・・」

 

 未だ口を押さえ、嘔吐感を堪えている少女の体を支える

 

「あなた、名前は?」

 

「朝田、詩乃、っです・・・」

 

 ―朝田詩音(しのん)さんかな?ん、シノン?まさかね・・・

 

 香蓮が少女に名前を聞く。少女が乱れた呼吸の中で答えた名前を、香蓮は僅かに聞き間違える

 

「私は小比類巻香蓮。苗字長いから香蓮って呼んで」

 

 こうして、2人は出会った

 

 

「本当に、ありがとうございました」

 

 詩乃を休ませるために、近くの喫茶店に入った香蓮。体調も少し回復した詩乃からお礼を言われる

 

「ううん、気にしないで」

 

 ―あの不良たちもあなたと同じ学校みたいだし、明日以降のあなたのことを考えると、助けたどころか事態は悪化したかもしれないんだけど・・・

 

 イジメ問題の解決の難しさは社会問題として、よくニュースに取り上げられている。それを知っている香蓮は、詩乃のお礼を素直に受け取れなかった

 

 ―教師でもない私がイジメ問題に向き合うとは・・・でも首突っ込んじゃった以上、もう投げるわけには・・・それに・・・

 

 香蓮は、もしかしたら目の前の彼女がGGOのシノンなのではないか?という可能性をまだ捨て切れていなかった

 

「あ、あのね、やっぱり、あぁいうのは親とかに相談したほうがいいと思うよ?」

 

「親は、いません・・・1人暮らしで、親は地方で」

 

「そっか・・・1人暮らしか。私と一緒だ。この春、北海道から大学進学でね」

 

 っと言う香蓮だが、姉夫婦の暮らす高級マンションの別の部屋で暮らしている自身と、単身上京してきた詩乃では全く違うのだが・・・まぁそれは置いておくとしよう

 

「じゃ、じゃあ、これからは私に言って?私も、この高い身長で、嫌な経験一杯してきたから、わかるんだ。こういうのは溜め込むと悪い方向にしかいかないし、私になにかできるかわからないけど、とにかく話を聞くことだけならできるから」

 

 普段の詩乃ならば、GGOで最強になることで自身の銃のトラウマを乗り越えようとしていて、誰の助けもいらないと心に刻んでいる彼女は、この申し出を断っていただろう。しかしなぜだろうか、同じ地方出身で上京してきた者同士だからか・・・

 

「ありがとうございます・・・」

 

 詩乃はその申し出を受けた

 

「それなら、早速連絡先交換しよっか」

 

 そう言って香蓮と詩乃は、スマホを取り出して連絡先を交換する。電話番号からメールアドレス、トークアプリのIDまで・・・

 

 ―これから少しの間、GGOへのログインを控えないとな・・・この子のことを気にかけたいし

 

 ついさっきまで楽しみにしていたGGOのプレイができなくなることに、憂鬱さは全く感じない。この子の助けになることで、自分も前向きになれるのではないか、とさえ思えていた

 

「レン・・・」

 

「いつでも連絡してきて大丈夫ですから。詩音(しのん)さん」

 

 スマホの画面に表示された、香蓮のトークアプリのハンドルネームを呟いた詩乃に、少し距離を詰めようと香蓮は詩乃の名前を呼んだつもりだった

 そして、忘れていた可能性が蘇った

 

「ピンクの暴風・・・」

 

「っ?!」

 

 詩乃の呟いた言葉に、香蓮がビクッと反応した

 

「え、ウソ、でしょ・・・?」

 

 スッと顔を逸らす香蓮。もはや肯定しているも同然であった

 

「そういう詩音さんは・・・やっぱりあのシノンさん?」

 

「ハァー・・・どこで気付いたのか知らないけど、そうよ。私がGGOのシノン」

 

 大きなため息とともにテーブルに向かってガックリと項垂れる詩乃

 

「え?どこって本名・・・」

 

「私の名前は詩乃よ」

 

「あー・・・」

 

 ―聞き間違ってただけかー。でもなんていうミラクル

 

 どうやらGGOへのログインは控えなくてよさそうであった

 

 

 レンとシノンは早速GGO内で落ち合った。ログイン前に連絡し合っていたこともあり、ログイン地点で2人は合流した

 

現実(リアル)を知ってると、こうも違和感が沸くものなんだ・・・ですね」

 

「あーうん、今までどおりでいいよ。敬語とかも使わなくてもいいから」

 

 レンの姿を見たシノンがなんとも言えない表情をして思ったことを言う。レンも似たような表情をし、気を使った

 

「こうなると、ラッシュさんや店主さんのリアルもちょっと気になるかも・・・」

 

「コラコラ、リアルの詮索はマナー違反でしょ」

 

 興味津々のレンを窘めるシノン。現実とは年齢の上下が逆になったようである

 

「それじゃ、どこか行く?それとも、ブラックアローで話す?」

 

「うーん、折角だしどこか入ってのんびりと話したいな。フードエリアのほうに行こうよ」

 

 2人は、いつも向かうブラックアローではなく、飲食が楽しめるフードエリアに行くことにした

 ログインエリアから10分ほどグロッケンの街を歩くと、レストランやバーが建ち並ぶフードエリアに着いた

 

「そういえば私、フードエリアって始めてかも。こっちで食べても何の栄養にもならないからって」

 

「ならお店は私が選んでいいかな?たまに来てるから」

 

「えぇお願い」

 

 今まで強くなることのみを重視していて、ゲーム内での食に無頓着だったシノン。対して、適度に熱中して楽しむことが目的だったレン。長距離狙撃のスナイパービルドと近距離戦闘のAGI型ビルドなど、正反対なことが多い2人であった

 レンの案内でフードコートの中の1つのレストランの前までやってきた

 

「ここの海鮮がおいしいんだー。たまに地元の海鮮料理を思い出してここに来るんだ」

 

「へぇー」

 

 そんなことを言いながら、レンがレストランの入り口のドアを開けようとしたときだった。レンがドアの取っ手を掴もうとする前に、中からドアが開けられた

 

「おっと」

 

「あっと、悪い。大丈夫か?」

 

 咄嗟に下がってぶつかるのを避けたレンに、ドアを開けたプレイヤーが謝った。もちろん街の中なのでセーフティエリアとなっていて、ぶつかったとしてもHPが減ることなど無い・・・っと、そんなことなど、どうでもいいとばかりにレンとシノンは固まった

 

「ラッシュ?!」

 

「ゲッ、なんでお前らが・・・?」

 

 ドアを開けた人物がラッシュであったからだ。しかも先の戦争のときに作ったという防弾スーツまで着ている。レンとシノンに気付いたラッシュは露骨に嫌な表情をする

 というのも・・・

 

「ラッシュ君、お友達かな?」

 

 柔らかい女性の声がラッシュの背後から聞こえてくる。本音としてはこのままドアを閉めて篭城したいラッシュだが、仕方なくレストランからその女性を伴って出てくる

 

「わぁ、可愛い子!あらあら、ラッシュ君にこんな可愛い女の子の友達がいるなんて、知らなかったわ!」

 

 東洋系の容姿格好をしたアバターのその女性は、レンとシノンを見るや、とても嬉しそうな笑顔を浮かべて2人に近付き、両手で2人の頭を撫でる

 

「え、あの・・・」

 

「ラッシュさん?」

 

 そんな女性の行動に戸惑いつつ、2人はラッシュに向いた。ラッシュは現実逃避するように天を仰いでいた

 

「っで、ラッシュはどっちが好きなの?」

 

「「ブフッ?!」」

 

 GGOどころかVRゲームの世界観をぶち壊す発言に、2人が噴き出した

 

「ハァー・・・いい加減にしてくれ、母さん」

 

「「お母さん?!」」

 

 大きなため息をつき、女性の正体を明かしたラッシュだった

 

 

「ラッシュのリアルの母親のジェーンです。よろしくね」

 

「ちなみにもうすぐ還れk・・・」

 

「VRにリアルを持ち込まない。OK?」

 

「オ、オーケー」

 

 家賃を払えばプレイヤーホームとして使えるマンションの一室、ジェーンとラッシュが共同で借りているらしいその部屋に移動した4人。リビングのテーブルに4人が向かい合っていた

 ジェーンの自己紹介に、ラッシュが余計な付け足しをしかけ、彼の前のテーブルにクナイのような刃物が刺さる

 

「いくつになってもストレス発散の場があるってことが、精神の健康を維持するにはとっても大事なことなのよ?」

 

「そっすね・・・」

 

 ラッシュは正論に言い返すことをやめた。決して、次のクナイがジェーンの手に握られていたからではない

 

「ア、アハハ・・・えと、レンです」

 

「シノンです・・・」

 

 2人のやり取りに若干引きつつも自己紹介をしたレンとシノン。ジェーンもクナイをスッと消すかのように収めて、手をポンと合わせて2人に向き直る

 

「レンちゃんにシノンちゃんね?まあまあ、ラッシュ君ったらいったいどこでこんな可愛い子たちを引っ掛けてきたのかしら?」

 

「引っ掛けたって、俺はナンパ師か。どっちも初めはそっちから絡んできたんだっての」

 

((絡んだって、否定できないけど・・・))

 

 ラッシュの言い方に思うところはあったが、シノンもレンも、ラッシュとの出会いを思い出し、何も言えなかった

 

「あ、あの、その、ジェーンさんは、どんなビルドなんですか?」

 

 話題の転換と純粋な疑問でレンが尋ねた

 

「うーん、そうねぇ、どう説明したらいいのかしら?」

 

「そのまんまここでやってることを言ったらいいよ」

 

「そうねぇ・・・なら直接見せたほうが早そうね」

 

 そう言うと、ジェーンは席を立ち、レンとシノンを連れてリビングから自分の部屋に向かった。一応説明役でラッシュもついていく

 

「ここが私の工房(アトリエ)よ」

 

 ドアを開けて部屋の中を見せた。標準品としてあるログアウト用のベッド、アイテムストレージの収納ボックス、そして多目的デスクがある。一見普通の部屋である

 

「そしてこれが私の作品の1つ」

 

 ボックスのストレージからジェーンは徽章のようなものを出し、アイテムの説明を表示させた

 

 【四葉のクローバーの襟章】

 四葉のクローバーを模した金でできた襟章 LUK+5

 

 「「うわぁ・・・」」

 

 レンとシノンの声がハモる。まるでブラックアローで初めてラッシュのレアドロ漁りの結果報告を目の当たりにしたときのようだった

 

「ま、まぁ、こんな感じで、色々作ってるんだ。ほぼDEXでストレージ確保用の少しのSTRの製作者ビルド。戦闘だと罠メインのトラップマスターって感じだ。銃でドンパチするためにやってるヤツがほとんどで、あとは商人ロールくらいしかいないこのゲームじゃ、かなり珍しい部類のプレイスタイルだろうよ」

 

 ラッシュが説明をしながらジェーンから襟章を受け取る。代わりにラッシュはジェーンにクレジットを払っていた

 

「色々ってまさかそのペンダントやスーツも・・・」

 

「ま、そういうことになる・・・あくまで性能とファッション性の両立のために腕のいい製作者に頼んでるだけで、母親が用意したモノだから使ってるわけじゃないからな。このスーツやペンダントだって、要求性能もデザインも俺がリクエストして、相応のクレジットを支払って製作してもらったものだ」

 

((あ、その●クザファッションはラッシュの趣味なんだ・・・))

 

 少し恥ずかしそうにラッシュは答えた。いい歳こいて親に服を選んでもらっていると思われるのは、ラッシュの中の人の年齢的に恥ずかしかったようだ。っとそんなラッシュのリアルの人柄が見えると、やはり気になるもので・・・

 

「ラッシュさんやジェーンさんのリアルってどんななんですか?」

 

「あ、ちょっと、さっき注意したばっかりのことを・・・」

 

 レンは流れでポンッと質問を投げかけた。それを呆れ顔で注意するシノン。ここまでくると、さすがにシノンも気になってはいたのだが、我慢しようと思っていたのだ

 当の2人は、キョトンとして目をパチクリとしていた

 

「うーん、俺らのリアルなぁ・・・」

 

「簡単には明かせないのだけど・・・そうねぇ」

 

 ジェーンは少し考える

 

「遥か彼方の宇宙から、VRゲームに惹かれてやってきた宇宙人、なんてあたりで、どう?」

 

 

「ジェーンさん>

 

「不思議な人だったね>

 

<宇宙人なんて、どう?」

 

<って言われてもねぇ・・・」

 

「あんまりリアルに触れられたくないってことなのかな?>

 

<そうなのかもしれないわね」

 

 GGOからログアウトした香蓮と詩乃。スマホのトークアプリでやり取りを交わす。内容はもちろんGGOでの4人での会話についてだった

 

<そもそもリアルの詮索はマナー違反なんだから」

 

<注意しないとね」

 

「うぅ・・・>

 

「そういえば>

 

「BoB>

 

「私も出ようかな?>

 

 マナー違反の注意から話題逸らしで香蓮はBoBの話題を振った

 

<ホント?」

 

「だから>

 

<?」

 

「その日ウチに泊まって一緒にログインしない?>

 

 香蓮は思い切って詩乃をお泊りに誘った。GGOではそれなりに付き合った仲ではあるが、現実では今日知り合ったばかりの2人だ 

 

 ―断られるかも・・・

 

 恐る恐る返信を待つ香蓮

 

<いいの?」

 

「もちろん>

 

 感触のいい返信に、飛び付くように返した

 

<なら、お言葉に甘えよっかな」

 

 やや畏まった文面の返信に、香蓮は小さく笑った




 ファントムバレット編開始
 今回は戦闘は無し、たぶんプロローグ的な何か。行き当たりばったりの思いつきで文章を打ち込んでるので、今後どうなるか自分でもわからない

 香蓮が~詩乃と~出会った~(ウルルン風)
 香蓮の設定が東京のお嬢様系の女子大に通ってるとのことだったけど、『東京』と『女子大』で、勝手に文京区大塚のあの女子大にしました。自宅マンションもその付近ということに。詩乃の自宅アパートも湯島で同じ文京区だし(ほぼ西と東の端だけど)会えるんじゃないのってことで、出会っちゃった感じに・・・

 ピトと出会う前にラッシュやシノンと出会って、ゲーム内で楽しい経験をしているからこそ、現実とのギャップが辛く、ちょっと挫けそうになってる香蓮。そこで詩乃との出会い。香蓮視点寄りで書かれていますが、詩乃も同じ感じです。ラッシュたちと戦争を乗り切って、ライン無し狙撃という技術を身に付けて、強くなった実感があるにもかかわらず、現実の自分はこんなに弱い・・・そのギャップに苦しんでいる。現実の2人は原作よりも苦しい状態です
 お互いそんな状態なので、現実で普通なら絶対しないようなこと、香蓮は他人の揉め事に割って入ったり、詩乃は差し伸べられた手を取ったり、をしてしまう・・・その結果の出会いってことで・・・
 香蓮がなんか精神的に強く、というか器が大きい?感じになっちゃってますが、原作SJ2で自殺仄めかしてるピトを助けようとしてるから、こんな感じなのかなって。ただ抱えきれなくなると、自棄になって投げ出すみたいだけど・・・

 GGOで合流。レンに感じる違和感はアバターのギャップだけじゃなく、ゲーム内での性格の変化もあると思う。裕福な家庭の箱入り娘の末っ子の香蓮と、母子家庭で母親の面倒も見ていた詩乃。精神年齢は近いか、詩乃のほうが上か?
 GGOにおけるフードエリアの存在意義は、息抜きだったり、プレイヤー同士の交流だったり、BoBなどの大会のパブリックビューイングの場だったり

 新キャラ、ジェーンさん。現実のラッシュの実母。もうすぐ還暦は本当
 下手に女性キャラを出してハーレム化するのもなぁーっと思った結果、母親ならそういう対象にならないし、いいじゃん?みたいな感じで。ビルドも生産職系でそれを生かした戦い方を・・・戦うとしたらSJ編に入ってから。そもそもが、このままSJ2まで行ったとすると、レンは別にフカに応援頼まなくていいから爆発物専門がいないのは寂しいなって思ったから
 ラッシュのとの付き合いで煽り耐性はできてきている2人だけど、警戒を緩めたところでのド直球の問いかけには流石に反応してしまう。そういうのが得意な性格の人

 GGOでのプレイヤーホームという設定のマンション。ALOのような大容量サーバーを何機も使用できるわけじゃなく、マップ内の土地が限られているGGOでは、1棟のマンションを起点にして、部屋は別マップ扱いで入居数に制限は無いって感じの設定。用途はスミスの工房だったり、コレクションルームという名の物置だったり

 アイテムの設定はかなり適当

 宇宙人についてはファントムバレット編の最後で明らかになる・・・はず?

 ログアウト後の香蓮と詩乃のやり取り。書き手の自分がガラケーなのでラインの文章の区切り方がイマイチわからない
 詩乃の香蓮宅へのお泊り決定。これによってファントムバレット編での詩乃の内面の変化が原作とは違う方向に・・・百合展開じゃないよ!それも嫌いじゃないけどね!

 数話に渡る予定ですが、毎話あとがきに言い訳を書きます。その都度書かないと精神的に落ち着かないので
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