レイオニクスウィーズ   作:暗愚魯鈍

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初めまして、私の処女作品を読んでくださってありがとうございます
!諸先輩がたに認められる様に努力していきたいと思います!ではプロローグの始まりです


プロローグ
転生


???視点

 

僕は孤独だった…誰からも認められず、罵倒され続けストレス発散の道具として扱われた…早い話が殴る蹴るの暴力沙汰だ……誰かに助けて貰えばいい?……無駄だよ…助けを求めても誰も僕を救ってくれない…友達は…いたけど…もういない……いた事はある…でも裏切られたり、金目的だったり友達と言う名のサンドバックだったりした事が大半だ…大人に助けを求めても…誰も助けてくれない……そして気づいた…この世界は【歪んでいる】事に…

 

アニメやドラマの様に勧善懲悪ではなく正しいものが滅び、正義が廃れ…悪しきものが栄え悪が許させる時代…テレビで犯罪をなくそうとか言っているけど…人間は負の塊だ…そんな事は未来永劫あり得ない…人を見下すことでしか人は生きていけないんだ…

 

そんな中で僕は出会った…僕の人生の中で最高に好きになったもの…それが【ウルトラマン】だ…勧善懲悪、ウルトラマンに出てくる人達は殆どが心が綺麗で悪は完全に倒される…そんな物語に僕は惹かれていった…その中で一番好きだったのは…怪獣だ…

 

怪獣は可哀想な存在から邪悪な者達までピンからキリまでだったが…それでも僕は圧倒的な力とその孤独に負けない力に憧れた…自分でも可笑しいと思う…ヒーローに憧れながら…悪人に惹かれる……そんな中で僕は色んなウルトラシリーズやウルトラマンに関係ないけど色んな漫画やアニメを見た…オタクみたいに聞こえるけど…そんなに詳しくないけど…そんな中で僕は友人の代わりを見つけた…それは三体の人形だ…彼等が僕にとっての友人…人形が友達て可哀想な奴だと思う?…でもね…願えるなら…彼等…友人(怪獣)達に会いたいと切に願う…それに怪獣達を間近で見たいと考えてしまう…こんな下らない世界にいるよりは…怪獣に殺される方が余程マシなのだから…だから

…怪獣達がいる世界に行って見たいな…例え死んでも…彼等に会ってみたい!

 

 

 

 

…ここはどこだろう?真っ白な空間に僕は空中に浮いていた…確か僕…死んだんだっけ?…なんで死んだんだっけ?…うーん…思い出せないや……そんな事よりも

 

「…最悪だ…まだウルトラマンジード二十二話「奪還」見てないのに!!!」

 

『私は見たぞ。キングギャラクトロンの活躍はなかなか素晴らしいものだった』

 

「まじですか…キングギャラクトロンが見たかったのに……て、え?」

 

今僕誰かと喋らなかった?でも誰もいない…

 

『君の後ろだ』

 

その声を聞き僕は後ろを振り向くと…そこには…

 

「え⁉︎」

 

そこにいたのは、僕が知る知識の中では特撮上登場人物…架空の存在で宇宙で伝説といってもいいウルトラ戦士…

 

「ウルトラマンレジェンド…様…!」

 

あの「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティスTHE FINAL BATTLE」に登場した三大チートラマンの一人…レジェンド様がどうしてここに⁉︎

 

「おかしいな…夢でも見てるのかな?……よし聞いてみよう…あの〜質問いいですか?僕の世界では貴方は架空の存在なのですがなぜ僕の目の前に現れているのでしょうか?」

 

『君は多次元宇宙論…マルチバースという言葉を知っているか?』

 

「パラレルワールドみたいなものですよね?例えば僕は今ここにいるけど…違う世界の僕は今家でテレビを見ている、みたいな?」

 

『そうだ…私は君に会うために次元を超えて君に会いにきたんだ』

 

「え!僕なんかの為にわざわざ⁉︎」

 

『そうだ…確か君は…私達の活躍…特撮番組が好きだったね』

 

「はい!あんなかっこいいヒーローや怪獣、必殺技を見たら絶対に好きになりますよ!」

 

『けれども君はウルトラマンも好きだが怪獣の方が好きなんだろう?』

 

「ええ、はい!僕は怪獣達が大好きです!」

 

『…それを見込んで君に頼みがあるんだ』

 

「…僕に頼み?」

 

『…私達の宇宙にレイブラット星人の魔の手が迫っている…』

 

「え⁉︎レイブラット星人が⁉︎」

 

レイブラット星人…かつて何万年にも渡って宇宙を支配した全知全能の宇宙人の名前だ…

 

『だが私やノアは私達の宇宙にあまり干渉してはいけないのだ…そこで君に私達の世界を救って欲しいんだ』

 

「僕がですか⁉︎」

 

『安心してくれ…君にこれを渡そう…』

 

そう言ってレジェンド様が取り出した物はあのベリアル様が武器として扱っていた究極のバトルナイザー、ギガバトルナイザー…でも前後が五角形ではなく六角形でスロットの数もギガバトルナイザーより多かった…これは一体?

 

『それはギガバトルナイザーを強化した…ギガダークナイザーとでも名付けようか…これには百二十体の怪獣を操れるはずだ…』

 

「…すいません…操るなんて言わないでもらいますか?」

 

『…何故だ?』

 

「これは僕が怪獣と友達になる為の絆の様なものです!…それに僕は怪獣を操るより仲間…家族として一緒に戦いたい!守りたいんです!そう僕は怪獣達を守るヒーローになりたいんです!」

 

僕はレジェンド様にそういうと

 

『…フフ…その言葉を待っていた』

 

「え?」

 

『君の様に怪獣を仲間として大事にしてくれる心正しい者を私は探していたのだ…君なら…彼等やあの力を託せるな』

 

そうレジェンド様が言うとギガダークナイザーの六角形の前部分のスロットが四つ光り覗き込んでみるととんでもない怪獣がいた

 

「この怪獣達て!邪神ガタノゾーアと鎧モスラ、マザーレギオンがいますよ⁉︎全員強い怪獣じゃないですか⁉︎それになんでゴジラ怪獣やガメラ怪獣もいるんのですが⁉︎」

 

『それは君が心から仲間にしたいの考えていた怪獣達だ…それと君は怪獣達と共に戦いたいといったね?それならこの力を授けよう……』

 

すると僕の目の前に巨大な怪獣が現れた、だがこの怪獣の目には生気が宿っていなかった…それにこのシルエットはもしかして…

 

「大魔王獣マガオロチ…?」

 

『その通り…これは大魔王獣マガオロチに今まで倒された怨念を私とノアが一箇所に集めて、マガオロチに封印したのだ、その為このマガオロチには自我というものがない』

 

「怨念?」

 

『…バルタン星人、ジャッカル大魔王、ダークザギ、エンペラ星人、アーマードダークネス、ダークルギエル、エタルガー、ジュダ・スペクター、レイバトス、ウルトラダークキラー、そしてシン・ゴジラの怨念をマガオロチに封印した』

 

「ちょっと待ってください⁉︎シン・ゴジラ⁉︎違う世界観ですよ⁉︎それにシンゴジは死んでないですし、ウルトラ戦士とも戦っていませんよ⁉︎」

 

『シン・ゴジラは私達の世界では、ウルトラの国からゼロ、ベリアル、ジードの三人が派遣され激闘の末に倒されたんだ』

 

「流石ゼロ様にベリアル様!ジードさんも流石ですね!…て、ベリアル様とジードさん⁉︎て、あれ?確かベリアル様とジードさんは今ウルトラマンジードで戦っているはずでは⁉︎」

 

『私達の世界ではベリアルはジードの時には

…いや君達にわかりやすく言うならウルトラゼロファイト第二部「輝きのゼロ」で改心して光の戦士として活躍している』

 

「え⁉︎何故ですか⁉︎」

 

『あのゼロの「お前だってウルトラマンだろうが!!」のセリフでダークネスファイブと共に光の国に戻っりゼロと共に戦うことを決めたんだ、そしてウルトラマンジードでは伏井出ケイと言うストロム星人では無く唯の地球人と一緒にジードやゼロと共に戦っていた

。』

 

「え!なんですかそれ⁉︎すごく見てみたかったです⁉︎」

 

『それよりも君にこのマガオロチの肉体を託したいのだ、マガオロチの肉体は何物にも支配できぬが…今の君は魂だけの存在、マガオロチに転生させれば制御できるはずだ…転生すれば君はマガオロチの力や怨念達の力が操れるはずだ』

 

「…本当に僕でいいんですか?…僕は何にも取り柄がないし…」

 

『大丈夫だ…君ならできる…これが証拠だ…』

 

するとレジェンド様が手をかざすと僕の手にあるものが握られていた…

 

『よく見てくれ…そこに入っているもの達を…君の一番大事な友人達を…』

 

「…⁉︎この子達は…⁉︎僕が持っていたソフビの⁉︎」

 

『彼等は二つの記憶がある。一つは生前の記憶…ウルトラ戦士に倒される前の記憶や死ぬまでの記憶、そして君のソフビとして過ごした記憶だ…そこで彼等は君のソフビとして過ごしていくうちに君を守りたいと願う様になった…その気持ちに私は導かれたんだ』

 

「…君達が…?」

 

僕は嬉しくなった、僕がここにいるのは彼等がレジェンド様をここに導いてくれたからと知って僕は自然に涙が出てきた…ここまで誰かに大切に思われたのは生まれて初めてだ

 

『…まずはある世界に行ってそこのウルトラ戦士を助けてくれ…話はそれからだ』

 

「わかりました…怪獣達と…仲間と共にウルトラマンでも宇宙でも救ってみせますよ!」

 

『ありがとう…その前にこれを…』

 

するとレジェンド様は僕に光を浴びせた

 

『…レイオニクスの暴走はしない様に私の力を授けた、若きレイオニクスよ…宇宙を救ってくれ』

 

「はい!僕とこの怪獣達でウルトラマンを…宇宙を救ってみせます!」

 

そう行って僕はマガオロチの体と共に光に包まれて行った…そして僕の第二の人生が始まった

 

 




どうでしたか?やっぱり駄文ですね。ちなみに主人公のCVは下野紘さんの声だと思って想像していただきたいです。次回はオーブの世界で怪獣と戦います、楽しみにしていて下さい。

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